第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

(1) 財政状態及び経営成績の状況

当社グループは、ガスの販売拡大を中心とした営業活動や保安の強化に取り組むとともに、電力事業をはじめとする総合エネルギーサービス事業の展開に向けた諸施策を積極的に取り組んでいるところであります。

当第3四半期連結累計期間(2020年4月~12月)の連結売上高は、都市ガス販売量の減少に加え、原料費調整制度による販売単価の低下等により、前第3四半期連結累計期間に比べ、7.6%減78,790百万円となりました。

営業利益は、売上高の減少等があったものの、ガスの原材料費の低減に努めたことに加え、経費全般の効率化による縮減効果等により、同2.5%増188百万円となりました。経常利益は、前第3四半期連結累計期間で計上していた連結子会社における修繕引当金の戻入益316百万円の剥落等により、同39.1%減439百万円となりました。これらに加え、都市計画に伴う道路用地の売却等による特別利益及び法人税等を計上した結果、親会社株主に帰属する四半期純利益は、同5.1%増644百万円となりました。

なお、当社グループの連結業績は、冬季から春先にかけてガス及びLPG販売等エネルギー関連の需要が大きく、多くの売上が計上されるという季節的変動要因があります。

セグメント別の業績は次のとおりです。

 

① ガス

ガス販売量は、新型コロナウイルス感染症流行の影響を受け、家庭用につきましては在宅勤務や内食需要の高まり等により、前第3四半期連結累計期間に比べ6.5%増加となったものの、業務用につきましては、営業自粛や観光客の減少等から飲食店、ホテル等における販売量が減少したこと等により、同9.8%減少いたしました。その結果、他のガス事業者向け卸供給を含めました総販売量は同4.5%減345百万㎥となりました。

売上高は、ガス販売量が減少したことに加え、原料費調整制度による販売単価の低下等により、同9.8%減39,933百万円となりました。

セグメント利益は、売上高が減少したものの、ガスの原材料費の低減に努めたこと等により、同247.5%増624百万円となりました。

 

② 電力

売上高は、お客さま件数が増加したものの、新型コロナウイルス感染症流行の影響を受け、主に業務用である高圧販売量が減少したことに加え、燃料費調整制度による販売単価の低下等により、前第3四半期連結累計期間に比べ6.7%減18,944百万円となりました。

セグメント利益は、売上高の減少に加え、「北ガス札幌発電所」の稼働に伴う減価償却費の増加等により、同26.6%減398百万円となりました。

 

③ エネルギー関連

売上高は、熱供給事業や工事・器具販売の減収等に伴い、前第3四半期連結累計期間に比べ8.2%減20,806百万円となりました。

セグメント利益は、同25.2%減722百万円となりました。

 

④ その他

売上高は、自動車販売の増収等により、前第3四半期連結累計期間に比べ6.4%増1,579百万円となりました。

セグメント利益は、ITサービス事業の減益等により、同34.5%減114百万円となりました。

 

 

財政状態につきましては、当第3四半期末における総資産は、減価償却費が新規投資額を上回ったことや、原材料及び売掛金の減少等により、前連結会計年度末に比べ1,182百万円減少149,162百万円となりました。

負債は、借入金の減少等により、前連結会計年度末に比べ1,120百万円減少98,813百万円となりました。

純資産は、利益剰余金の減少等により、前連結会計年度末に比べ62百万円減少50,349百万円となりました。

これらの結果、自己資本比率は、前連結会計年度末の32.2%から32.4%となりました。

 

(注) 1 本書面は、ガス量はすべて1m3当たり45メガジュール(10,750キロカロリー)で表示しております。

2 消費税等については税抜方式を採用しております。

 

(2) キャッシュ・フローの状況

当第3四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物は、前第3四半期連結累計期間末に比べて1,394百万円減少1,961百万円となりました。

当第3四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次の通りです。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動によるキャッシュ・フローは、たな卸資産の減少等により、前第3四半期連結累計期間に比べ9,072百万円増加し、14,987百万円の収入となりました。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産の取得による支出の減少等により、前第3四半期連結累計期間に比べ支出額が4,342百万円減少し、8,138百万円の支出となりました。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動によるキャッシュ・フローは、借入による収入の減少等により、前第3四半期連結累計期間に比べ14,648百万円減少し、6,424百万円の支出となりました。

 

(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(4) 研究開発活動

当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は168百万円であります。

なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

3 【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定または締結等はありません。