【注記事項】
(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)

1 連結の範囲に関する事項

  (1) 連結子会社の数 3

京葉ガス不動産㈱

京葉ガスカスタマーサービス㈱

京和ガス㈱

  (2) 主要な非連結子会社の名称等

京和住設㈱

(連結の範囲から除いた理由)

非連結子会社は小規模であり、総資産、売上高、当期純損益(持分に見合う額)及び利益剰余金(持分に見合う額)等は、いずれも連結財務諸表に重要な影響を及ぼしていないためである。

 

2 持分法の適用に関する事項

  (1) 持分法適用の関連会社数 2

京葉住設㈱

ケージー情報システム㈱

(2) 持分法を適用しない非連結子会社の名称等

京和住設㈱

(持分法を適用しない理由)

持分法を適用していない非連結子会社は、当期純損益(持分に見合う額)及び利益剰余金(持分に見合う額)等からみて、持分法の対象から除いても連結財務諸表に及ぼす影響が軽微であるため、持分法の適用範囲から除外している。

(3) 持分法適用会社のうち、決算日が連結決算日と異なる会社については、当該会社の直近の事業年度に係る財務諸表を使用している。

 

3 連結子会社の事業年度等に関する事項

連結子会社の決算日は、連結決算日と一致している。

 

4 会計方針に関する事項

  (1) 重要な資産の評価基準及び評価方法

    ① 有価証券

その他有価証券

 時価のあるもの

決算日の市場価格等に基づく時価法(評価差額は全部純資産直入法により処理し、売却原価は移動平均法により算定)

 時価のないもの

移動平均法による原価法

    ② たな卸資産(製品、原料、貯蔵品)

移動平均法による原価法(貸借対照表価額については収益性の低下に基づく簿価切下げの方法により算定)

  (2) 重要な減価償却資産の減価償却の方法

    ① 有形固定資産

定率法によっている。ただし、平成10年4月1日以降取得の建物(建物附属設備を除く)並びに平成28年4月1日以降取得の建物附属設備及び構築物については定額法によっている。

なお、耐用年数については、法人税法に規定する方法と同一の基準によっている。

 

    ② 無形固定資産

定額法によっている。

なお、耐用年数については、法人税法に規定する方法と同一の基準によっている。ただし、自社利用のソフトウェアについては、社内における利用可能期間(5年)に基づく定額法によっている。

  (3) 重要な引当金の計上基準

    ① 貸倒引当金

債権の貸倒損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権については個別に回収可能性を検討し、回収不能見込額を計上している。

    ② 役員退職慰労引当金

役員の退職により支給する退職慰労金に備えるため、内規に基づく期末要支給額を計上している。

    ③ ガスホルダー修繕引当金

球形ガスホルダーの周期的な修繕に要する費用の支出に備えるため、次回修繕見積額を次回修繕までの期間に配分して計上している。

    ④ 固定資産除却損失引当金

当社市川工場の廃止に伴う除却損及び撤去費用の発生に備えるため、見積額を計上している。

    ⑤ 器具保証引当金

販売器具の保証期間内のメンテナンス費用の支出に備えるため、見積額を計上している。

    ⑥ 賞与引当金

従業員に支給する賞与の支出に充てるため、支給見込額に基づき計上している。

 (4) 退職給付に係る会計処理の方法

  ① 退職給付見込額の期間帰属方法

退職給付債務の算定にあたり、退職給付見込額を当連結会計年度末までの期間に帰属させる方法については、給付算定式基準によっている。

  ② 数理計算上の差異及び過去勤務費用の費用処理方法

過去勤務費用については、その発生時の従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(5年)による定額法により費用処理している。
 数理計算上の差異については、その発生時の従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(5年)による定率法により、翌連結会計年度から費用処理することとしている。

  (5) 重要なヘッジ会計の方法

    ① ヘッジ会計の方法

金利スワップについては、特例処理の要件を満たしているため、特例処理を採用している。

    ② ヘッジ手段とヘッジ対象

ヘッジ手段
金利スワップ

ヘッジ対象
借入金

    ③ ヘッジ方針

内部規定に基き、金利変動リスクをヘッジしている。

    ④ ヘッジ有効性評価の方法

特例処理の要件を満たしているため、有効性の評価を省略している。

  (6) のれんの償却方法及び償却期間

のれんは、計上後20年以内でその効果の発現する期間にわたって均等償却することとしている。ただし、金額が僅少な場合には、全額発生年度の損益として処理することとしている。

  (7) 連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲

連結キャッシュ・フロー計算書における資金(現金及び現金同等物)は、手許現金、随時引き出し可能な預金及び容易に換金可能であり、かつ、価値の変動について僅少なリスクしか負わない取得日から3ヶ月以内に償還期限の到来する短期投資からなる。

 

  (8) その他連結財務諸表作成のための重要な事項

     消費税等の会計処理

消費税等の会計処理は、税抜方式によっている。

 

(表示方法の変更)
(連結貸借対照表関係)

前連結会計年度において、各資産科目に対する控除項目として独立記載していた「減価償却累計額」は、連結貸借対照表の明瞭性を高めるため、当連結会計年度より各資産科目の金額から直接控除し、当該減価償却累計額を注記事項に記載する方法に変更している。なお、この表示方法の変更を反映させるため、前連結会計年度の連結財務諸表の組替えを行っている。

この結果、前連結会計年度の連結貸借対照表において、「有形固定資産」の「製造設備」3,354百万円、「減価償却累計額」△2,207百万円、「製造設備(純額)」1,147百万円、「供給設備」228,996百万円、「減価償却累計額」△185,921百万円、「供給設備(純額)」43,075百万円、「業務設備」19,101百万円、「減価償却累計額」

△8,232百万円、「業務設備(純額)」10,869百万円、「その他の設備」16,372百万円、「減価償却累計額」

△7,473百万円、「その他の設備(純額)」8,899百万円は、それぞれ「製造設備」、「供給設備」、「業務設備」、「その他の設備」として組替えている。

 

(連結キャッシュ・フロー計算書関係)

前連結会計年度において、「営業活動によるキャッシュ・フロー」の「その他」に含めて表示していた「固定資産除却損失引当金の増減額(△は減少)」は、重要性が増したため、当連結会計年度より独立掲記している。この表示方法の変更を反映させるため、前連結会計年度の連結財務諸表の組替えを行っている。 

この結果、前連結会計年度の連結キャッシュ・フロー計算書において、「営業活動によるキャッシュ・フロー」の「その他」に含めていた5百万円は、「固定資産除却損失引当金の増減額(△は減少)」として組替えている。

 

前連結会計年度において、「営業活動によるキャッシュ・フロー」の「その他」に含めて表示していた「前払費用の増減額(△は増加)」は、重要性が増したため、当連結会計年度より独立掲記している。この表示方法の変更を反映させるため、前連結会計年度の連結財務諸表の組替えを行っている。

この結果、前連結会計年度の連結キャッシュ・フロー計算書において、「営業活動によるキャッシュ・フロー」の「その他」に含めていた△65百万円は、「前払費用の増減額(△は増加)」として組替えている。

 

前連結会計年度において、独立掲記していた「投資活動によるキャッシュ・フロー」の「投資有価証券の取得による支出」は、重要性が乏しくなったため、当連結会計年度より「その他」に含めて表示している。この表示方法の変更を反映させるため、前連結会計年度の連結財務諸表の組替えを行っている。 

この結果、前連結会計年度の連結キャッシュ・フロー計算書において、「投資活動によるキャッシュ・フロー」の「投資有価証券の取得による支出」に表示していた△50百万円は、「その他」として組換えている。 

 

 

(追加情報)

(1)ガス事業会計規則の改正

「ガス事業会計規則の一部を改正する省令」(経済産業省令第18号 平成29年3月28日)が平成29年4月1日に施行され、ガス事業会計規則が改正されたため、連結財務諸表については改正後のガス事業会計規則により作成している。

なお、事業者間精算契約に係る料金として他の事業者に対して支払った額である「事業者間精算費」については、従来、その相当額が「売上原価」に含まれていたが、施行日より、「供給販売費」に含めて計上している。

この結果、従来と比較して、売上原価が1,160百万円減少し、売上総利益が同額増加しているが、供給販売費が同額増加したため、営業利益に与える影響はない。

(2) 繰延税金資産の回収可能性に関する適用指針の適用

「繰延税金資産の回収可能性に関する適用指針」(企業会計基準適用指針第26号 平成28年3月28日)を当連結会計年度から適用している。

 

(連結貸借対照表関係)

※1 担保資産及び担保付債務

 担保に供している資産は、次のとおりである。

 

前連結会計年度
(平成28年12月31日)

当連結会計年度
(平成29年12月31日)

その他の設備

2,958百万円

2,779百万円

 

 

 担保付債務は、次のとおりである。

 

前連結会計年度
(平成28年12月31日)

当連結会計年度
(平成29年12月31日)

長期借入金

1,091百万円

839百万円

1年以内に期限到来の固定負債

252

252

1,343

1,091

 

 

※2 有形固定資産の減価償却累計額は、次のとおりである。

 

前連結会計年度
(平成28年12月31日)

当連結会計年度
(平成29年12月31日)

有形固定資産の減価償却累計額

203,834

百万円

211,115

百万円

 

 

※3 非連結子会社及び関連会社に対するものは、次のとおりである。

 

前連結会計年度
(平成28年12月31日)

当連結会計年度
(平成29年12月31日)

投資有価証券(株式)

1,904百万円

1,973百万円

 

 

 4 保証債務

   下記の会社の工事請負契約に対して、次のとおり工事履行保証を行っている。

 

前連結会計年度
(平成28年12月31日)

当連結会計年度
(平成29年12月31日)

㈱ケイハイ

―百万円

94百万円

 

 

(連結損益計算書関係)

※1 供給販売費のうち主な費目は、次のとおりである。

 

前連結会計年度

(自  平成28年1月1日

至  平成28年12月31日)

当連結会計年度

(自  平成29年1月1日

至  平成29年12月31日)

給料

4,749

百万円

4,654

百万円

賞与引当金繰入額

193

 

189

 

退職給付費用

532

 

859

 

ガスホルダー修繕引当金繰入額

96

 

54

 

委託作業費

4,412

 

4,319

 

器具保証引当金繰入額

162

 

243

 

減価償却費

7,254

 

7,390

 

 

 

※2 一般管理費のうち主な費目は、次のとおりである。

 

前連結会計年度

(自  平成28年1月1日

至  平成28年12月31日)

当連結会計年度

(自  平成29年1月1日

至  平成29年12月31日)

給料

910

百万円

899

百万円

賞与引当金繰入額

42

 

41

 

退職給付費用

101

 

171

 

役員退職慰労引当金繰入額

61

 

64

 

委託作業費

629

 

662

 

事業税

485

 

480

 

固定資産除却損失引当金繰入額

231

 

655

 

減価償却費

186

 

188

 

 

 

※3 研究開発費の総額は、次のとおりである。

 

前連結会計年度

(自  平成28年1月1日

至  平成28年12月31日)

当連結会計年度

(自  平成29年1月1日

至  平成29年12月31日)

供給販売費

23

百万円

16

百万円

 

 

※4 固定資産売却益の内容は、次のとおりである。

 

前連結会計年度

(自  平成28年1月1日

至  平成28年12月31日)

当連結会計年度

(自  平成29年1月1日

至  平成29年12月31日)

土地

40百万円

―百万円

その他

1

 

 

※5 固定資産売却損の内容は、次のとおりである。

 

前連結会計年度

(自  平成28年1月1日

至  平成28年12月31日)

当連結会計年度

(自  平成29年1月1日

至  平成29年12月31日)

土地

―百万円

31百万円

建物等

17

 

 

 

※6 減損損失

前連結会計年度(自 平成28年1月1日 至 平成28年12月31日)

 当社グループは以下の資産グループについて減損損失を計上している。

用途

種類

場所

金額(百万円)

天然ガススタンド事業

その他の設備

千葉県市川市

109

 

 

当社グループは減損損失の算定にあたって、ガス事業に使用している固定資産は、ガスの製造から供給販売まで全ての資産が一体となってキャッシュ・フローを生成していることから、全体を1つの資産グループとしている。それ以外の事業用固定資産については、個々の事業ごとに1つの資産グループとしている。また、それ以外の固定資産については、原則として個別の資産ごととしている。

当連結会計年度において、地価の下落や経営環境の変化等により収益性が低下し投資の回収が困難と判断された上記の資産グループについて、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として特別損失に計上した。

なお、回収可能価額は正味売却価額により測定しており、正味売却価額は固定資産税評価額を基礎とした公示価格相当額で評価している。

 

(連結包括利益計算書関係)

※1 その他の包括利益に係る組替調整額及び税効果額

 

前連結会計年度

(自  平成28年1月1日

至  平成28年12月31日)

当連結会計年度

(自  平成29年1月1日

至  平成29年12月31日)

その他有価証券評価差額金

 

 

 当期発生額

328百万円

551百万円

 組替調整額

△0

  税効果調整前

328

551

  税効果額

△79

△161

  その他有価証券評価差額金

248

389

退職給付に係る調整額

 

 

 当期発生額

△1,188

855

 組替調整額

△8

433

  税効果調整前

△1,196

1,288

  税効果額

335

△361

  退職給付に係る調整額

△860

927

持分法適用会社に対する持分相当額

 

 

 当期発生額

△19

13

 組替調整額

△0

0

  持分法適用会社に対する
  持分相当額

△19

13

  その他の包括利益合計

△631

1,330

 

 

 

(連結株主資本等変動計算書関係)

前連結会計年度(自  平成28年1月1日  至  平成28年12月31日)

1 発行済株式の種類及び総数並びに自己株式の種類及び株式数に関する事項

 

当連結会計年度
 期首株式数(株)

当連結会計年度
 増加株式数(株)

当連結会計年度
 減少株式数(株)

当連結会計年度末
株式数(株)

発行済株式

 

 

 

 

 普通株式

54,675,000

54,675,000

合計

54,675,000

54,675,000

自己株式

 

 

 

 

 普通株式(注)

1,038,559

3,829

1,042,388

合計

1,038,559

3,829

1,042,388

 

 

(注) 普通株式の自己株式の株式数の増加3,829株は、単元未満株式の買取りによる増加である。

 

2 配当に関する事項

 (1) 配当金支払額

決議

株式の種類

配当金の総額
(百万円)

1株当たり配当額
(円)

基準日

効力発生日

平成28年3月29日
定時株主総会

普通株式

245

4.50

平成27年12月31日

平成28年3月30日

平成28年7月29日
取締役会

普通株式

245

4.50

平成28年6月30日

平成28年8月26日

 

 

 (2) 基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの

決議

株式の種類

配当の原資

配当金の総額
(百万円)

1株当たり
配当額(円)

基準日

効力発生日

平成29年3月29日
定時株主総会

普通株式

利益剰余金

299

5.50

平成28年12月31日

平成29年3月30日

 

 

当連結会計年度(自  平成29年1月1日  至  平成29年12月31日)

1 発行済株式の種類及び総数並びに自己株式の種類及び株式数に関する事項

 

当連結会計年度
 期首株式数(株)

当連結会計年度
 増加株式数(株)

当連結会計年度
 減少株式数(株)

当連結会計年度末
株式数(株)

発行済株式

 

 

 

 

 普通株式

54,675,000

54,675,000

合計

54,675,000

54,675,000

自己株式

 

 

 

 

 普通株式(注)

1,042,388

4,534

1,046,922

合計

1,042,388

4,534

1,046,922

 

 

(注) 普通株式の自己株式の株式数の増加4,534株は、単元未満株式の買取りによる増加である。

 

2 配当に関する事項

 (1) 配当金支払額

決議

株式の種類

配当金の総額
(百万円)

1株当たり配当額
(円)

基準日

効力発生日

平成29年3月29日
定時株主総会

普通株式

299

5.50

平成28年12月31日

平成29年3月30日

平成29年7月28日
取締役会

普通株式

245

4.50

平成29年6月30日

平成29年8月25日

 

 

 (2) 基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの

決議

株式の種類

配当の原資

配当金の総額
(百万円)

1株当たり
配当額(円)

基準日

効力発生日

平成30年3月28日
定時株主総会

普通株式

利益剰余金

299

5.50

平成29年12月31日

平成30年3月29日

 

 

(連結キャッシュ・フロー計算書関係)

※1 現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係

 

前連結会計年度

(自  平成28年1月1日

至  平成28年12月31日)

当連結会計年度

(自  平成29年1月1日

至  平成29年12月31日)

現金及び預金

12,621百万円

14,087百万円

投資その他の資産の「その他投資」に計上されている長期性預金

50

150

預入期間が3ヶ月を超える定期預金

△2,187

△2,187

現金及び現金同等物

10,484

12,050

 

 

(リース取引関係)

(借主側)

1 ファイナンス・リース取引

①  リース資産の内容

有形固定資産
主として、その他の事業におけるエネルギーサービス設備である。

②  リース資産の減価償却の方法

リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法を採用している。

 

2 オペレーティング・リース取引

 オペレーティング・リース取引のうち、解約不能のものに係る未経過リース料

 

前連結会計年度
(平成28年12月31日)

当連結会計年度
(平成29年12月31日)

1年内

17百万円

15百万円

1年超

15

合計

32

15

 

 

 

(金融商品関係)

1  金融商品の状況に関する事項

(1) 金融商品に対する取組方針

当社グループは、主にガス事業を行うための設備投資計画に照らして、必要な資金を金融機関からの借入により調達している。資金運用については預金等の安全性の高い金融資産で運用している。デリバティブ取引は、後述するリスクを回避するために利用しており、投機的な取引は行っていない。

 

(2) 金融商品の内容及びそのリスク並びにリスク管理体制

営業債権である受取手形及び売掛金は、顧客の信用リスクに晒されているが、内部管理規程に沿って債権残高等の管理を行い、回収懸念の低減を図っている。

有価証券及び投資有価証券は、主に事業運営上の関係を有する企業の株式であり、市場価格の変動リスクに晒されているが、四半期ごとに時価等の把握を行っている。

営業債務である支払手形及び買掛金は、1年以内の支払期日である。借入金は、主に設備投資に必要な資金の調達を目的としたものであり、返済期日は決算日後、最長で13年後である。変動金利の借入金については金利の変動リスクに晒されているが、このうち一部についてはデリバティブ取引(金利スワップ取引)を利用してヘッジしている。

デリバティブ取引については、借入金の金利変動リスクを軽減することを目的とした金利スワップ取引を利用している。なお、金利スワップ取引を利用するにあたってはヘッジ会計を適用しており、その方法等については「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」4(5)「重要なヘッジ会計の方法」に記載した通りである。デリバティブ取引の信用リスクについては、主要金融機関等の信用度の高い相手先と取引を行っており、そのリスクは僅少である。また、デリバティブ取引の実行及び管理は、取締役会の承認を経た内部管理規程に基づき、一取引ごとに取締役会の承認を受けた上で実行し、内部管理規程に基づいてリスク種類ごとに作成される取引管理要領に従って管理を行っている。

また、営業債務や借入金は流動性リスクに晒されているが、適時に資金繰計画を作成するなどの方法により管理している。

 

(3) 金融商品の時価等に関する事項についての補足説明

金融商品の時価には、市場価格に基づく価額のほか、市場価格がない場合には合理的に算定された価額が含まれている。当該価額の算定においては変動要因を織り込んでいるため、異なる前提条件を採用することにより、当該価額が変動することもある。また「デリバティブ取引関係」注記におけるデリバティブ取引に関する契約額等については、その金額自体がデリバティブ取引に係る市場リスクを示すものではない。

 

 

2  金融商品の時価等に関する事項

連結貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりである。なお、時価を把握することが極めて困難と認められるものは、次表には含めていない((注)2を参照)。

 

前連結会計年度(平成28年12月31日)

(単位:百万円)

 

連結貸借対照表
計上額

時価

差額

(1) 現金及び預金

12,621

12,621

(2) 受取手形及び売掛金

6,861

6,861

(3) 有価証券及び投資有価証券

10,389

10,389

資産計

29,872

29,872

(1) 長期借入金(※1)

9,699

9,876

177

(2) 支払手形及び買掛金

3,693

3,693

負債計

13,393

13,570

177

デリバティブ取引

 

(※1)  長期借入金には1年以内に返済予定のものを含めている。

 

当連結会計年度(平成29年12月31日)

(単位:百万円)

 

連結貸借対照表
計上額

時価

差額

(1) 現金及び預金

14,087

14,087

(2) 受取手形及び売掛金

8,432

8,432

(3) 有価証券及び投資有価証券

10,941

10,941

資産計

33,461

33,461

(1) 長期借入金(※1)

8,727

8,848

121

(2) 支払手形及び買掛金

4,257

4,257

負債計

12,984

13,105

121

デリバティブ取引

 

(※1)  長期借入金には1年以内に返済予定のものを含めている。

 

 

(注)1 金融商品の時価の算定方法並びに有価証券及びデリバティブ取引に関する事項

資  産

(1) 現金及び預金、並びに(2)受取手形及び売掛金

これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっている。

 

(3) 有価証券及び投資有価証券

これらの時価について、株式は取引所の価格によっている。また、保有目的ごとの有価証券に関する注記事項については、「有価証券関係」注記を参照。

 

負  債

(1) 長期借入金

長期借入金の時価については、元利金の合計額を同様の新規借入を行った場合に想定される利率で割り引いて算定する方法によっている。変動金利による長期借入金のうち金利スワップの特例処理の対象とされているものについては、当該金利スワップと一体として処理された元利金の合計額を、同様の借入を行った場合に適用される合理的に見積もられる利率で割り引いて算定している。

 

(2) 支払手形及び買掛金

これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっている。

 

デリバティブ取引

「デリバティブ取引関係」注記を参照。

 

(注)2 時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品の連結貸借対照表計上額

(単位:百万円)

区分

前連結会計年度

(平成28年12月31日)

当連結会計年度

(平成29年12月31日)

子会社及び関連会社株式

1,904

1,973

非上場株式

1,201

1,201

 

上記については、市場価格がなく、かつ将来キャッシュ・フローを見積もることなどができず、時価を把握することが極めて困難と認められるため、「(3)有価証券及び投資有価証券」には含めていない。

 

 

(注)3 金銭債権及び満期のある有価証券の連結決算日後の償還予定額

前連結会計年度(平成28年12月31日)

  (単位:百万円)

 

1年以内

1年超
5年以内

5年超
10年以内

10年超

現金及び預金

12,621

受取手形及び売掛金

6,861

有価証券及び投資有価証券

 

 

 

 

 その他有価証券のうち満期があるもの(社債)

50

合計

19,483

50

 

 

当連結会計年度(平成29年12月31日)

  (単位:百万円)

 

1年以内

1年超
5年以内

5年超
10年以内

10年超

現金及び預金

14,087

受取手形及び売掛金

8,432

有価証券及び投資有価証券

 

 

 

 

 その他有価証券のうち満期があるもの(社債)

50

合計

22,520

50

 

 

(注)4 長期借入金の連結決算日後の返済予定額

前連結会計年度(平成28年12月31日)

  (単位:百万円)

 

1年以内

1年超2年以内

2年超3年以内

3年超4年以内

4年超5年以内

5年超

長期借入金

1,971

1,794

1,595

1,220

1,034

2,081

 

 

当連結会計年度(平成29年12月31日)

  (単位:百万円)

 

1年以内

1年超2年以内

2年超3年以内

3年超4年以内

4年超5年以内

5年超

長期借入金

1,794

1,697

1,330

1,143

864

1,897

 

 

 

(有価証券関係)

1 その他有価証券

前連結会計年度(平成28年12月31日)

(単位:百万円)

区分

連結貸借対照表計上額

取得原価

差額

連結貸借対照表計上額が
取得原価を超えるもの

 

 

 

  株式

9,928

5,081

4,846

小計

9,928

5,081

4,846

連結貸借対照表計上額が
取得原価を超えないもの

 

 

 

  株式

413

444

△31

  債券

 

 

 

   社債

48

50

△1

小計

461

494

△33

合計

10,389

5,576

4,812

 

 

当連結会計年度(平成29年12月31日)

(単位:百万円)

区分

連結貸借対照表計上額

取得原価

差額

連結貸借対照表計上額が
取得原価を超えるもの

 

 

 

  株式

10,500

5,082

5,417

小計

10,500

5,082

5,417

連結貸借対照表計上額が
取得原価を超えないもの

 

 

 

  株式

391

444

△53

  債券

 

 

 

   社債

49

50

△0

小計

441

494

△53

合計

10,941

5,577

5,364

 

 

 

(デリバティブ取引関係)

1  ヘッジ会計が適用されていないデリバティブ取引

 該当事項はない。

 

2  ヘッジ会計が適用されているデリバティブ取引

(1) 金利関連

前連結会計年度(平成28年12月31日)

(単位:百万円)

ヘッジ会計
の方法

デリバティブ
取引の種類等

主なヘッジ対象

契約額等

契約額等のうち
1年超

時価

金利スワップの特例処理

金利スワップ取引

 

支払固定・受取変動

長期借入金

495

424

     (注)

 

(注)  金利スワップの特例処理によるものは、ヘッジ対象とされている長期借入金と一体として処理されているため、その時価は、当該長期借入金の時価に含めて記載している。

 

当連結会計年度(平成29年12月31日)

(単位:百万円)

ヘッジ会計
の方法

デリバティブ
取引の種類等

主なヘッジ対象

契約額等

契約額等のうち
1年超

時価

金利スワップの特例処理

金利スワップ取引

 

支払固定・受取変動

長期借入金

424

354

     (注)

 

(注)  金利スワップの特例処理によるものは、ヘッジ対象とされている長期借入金と一体として処理されているため、その時価は、当該長期借入金の時価に含めて記載している。

 

(退職給付関係)

1 採用している退職給付制度の概要

当社及び一部の連結子会社は、確定給付型の制度として、退職一時金制度を設けている。

また、当社は確定給付企業年金制度(キャッシュバランス類似制度)を、一部の連結子会社は厚生年金基金制度及び中小企業退職金共済制度を採用している。

一部の連結子会社が加入している複数事業主制度の厚生年金基金制度では、自社の拠出に対応する年金資産の額を合理的に計算することができないため、確定拠出制度と同様に会計処理している。

なお、一部の連結子会社が加入している日本簡易ガス事業厚生年金基金(複数事業主制度)は、平成28年4月1日付で厚生労働大臣の認可を受け解散した。当基金の解散による追加負担額の発生は見込まれていない。

また、一部の連結子会社は、退職給付債務の算定にあたり、簡便法を採用している。

 

2 確定給付制度

 (1) 退職給付債務の期首残高と期末残高の調整表

 

前連結会計年度

(自 平成28年1月1日

 至 平成28年12月31日)

当連結会計年度

(自 平成29年1月1日

 至 平成29年12月31日)

退職給付債務の期首残高

15,896百万円

17,376百万円

勤務費用

710

752

利息費用

157

102

数理計算上の差異の発生額

1,113

△21

退職給付の支払額

△501

△532

退職給付債務の期末残高

17,376

17,677

 

 (注)簡便法を適用した制度を含む。

 

 

 (2) 年金資産の期首残高と期末残高の調整表

 

前連結会計年度

(自 平成28年1月1日

 至 平成28年12月31日)

当連結会計年度

(自 平成29年1月1日

 至 平成29年12月31日)

年金資産の期首残高

9,868百万円

10,338百万円

期待運用収益

197

206

数理計算上の差異の発生額

△74

833

事業主からの拠出額

596

592

退職給付の支払額

△249

△251

年金資産の期末残高

10,338

11,719

 

 

(3) 退職給付債務及び年金資産の期末残高と連結貸借対照表に計上された退職給付に係る負債及び退職給付に係る資産の調整表

 

前連結会計年度

(平成28年12月31日)

当連結会計年度

(平成29年12月31日)

積立型制度の退職給付債務

12,906百万円

13,122百万円

年金資産

△10,338

△11,719

 

2,567

1,402

非積立型制度の退職給付債務

4,469

4,555

連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額

7,037

5,958

 

 

 

退職給付に係る負債

7,037

5,958

退職給付に係る資産

連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額

7,037

5,958

 

 (注)簡便法を適用した制度を含む。

 

 (4) 退職給付費用及びその内訳項目の金額

 

前連結会計年度

(自 平成28年1月1日

 至 平成28年12月31日)

当連結会計年度

(自 平成29年1月1日

 至 平成29年12月31日)

勤務費用

710百万円

752百万円

利息費用

157

102

期待運用収益

△197

△206

数理計算上の差異の費用処理額

△8

433

確定給付制度に係る退職給付費用

661

1,082

 

 (注)簡便法を採用している連結子会社の退職給付費用は、勤務費用に計上している。
 

 (5) 退職給付に係る調整額
    退職給付に係る調整額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりである。

 

前連結会計年度

(自 平成28年1月1日
  至 平成28年12月31日)

当連結会計年度

(自 平成29年1月1日
  至 平成29年12月31日)

数理計算上の差異

△1,196百万円

1,288百万円

 

 

 (6) 退職給付に係る調整累計額
    退職給付に係る調整累計額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりである。

 

前連結会計年度

(平成28年12月31日)

当連結会計年度

(平成29年12月31日)

未認識数理計算上の差異

1,174百万円

△114百万円

 

 

 

 (7) 年金資産に関する事項
  ① 年金資産の主な内訳
    年金資産合計に対する主な分類ごとの比率は、次のとおりである。

 

前連結会計年度

(平成28年12月31日)

当連結会計年度

(平成29年12月31日)

債券

30%

29%

株式

39%

41%

生命保険(一般勘定)

17%

16%

その他

14%

14%

合計

100%

100%

 

 

  ② 長期期待運用収益率の設定方法

 年金資産の長期期待運用収益率を決定するため、現在及び予想される年金資産の配分と、年金資産を構成する多様な資産からの現在及び将来期待される長期の収益率を考慮している。
 

 (8) 数理計算上の計算基礎に関する事項
    主要な数理計算上の計算基礎

 

前連結会計年度

(自 平成28年1月1日

 至 平成28年12月31日)

当連結会計年度

(自 平成29年1月1日

 至 平成29年12月31日)

割引率

0.6%

0.6%

長期期待運用収益率

2.0%

2.0%

 

(注)退職給付債務の計算は、給付算定式基準により将来のポイント累計を織込まない方法を採用しているため、
予想昇給率は記載していない。

 

3 確定拠出制度

連結子会社の確定拠出制度(確定拠出制度と同様に会計処理する複数事業主制度の厚生年金基金制度を含む。)への要拠出額は、前連結会計年度6百万円、当連結会計年度5百万円である。

 

(税効果会計関係)

1 繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳

 

前連結会計年度
(平成28年12月31日)

 

当連結会計年度
(平成29年12月31日)

繰延税金資産

 

 

 

 退職給付に係る負債

1,975百万円

 

1,673百万円

 減価償却費

570

 

568

  器具保証引当金

190

 

238

 固定資産除却損失引当金

96

 

215

 投資有価証券評価損

231

 

231

 ガスホルダー修繕引当金

132

 

119

 役員退職慰労引当金

122

 

63

 その他

429

 

426

繰延税金資産小計

3,749

 

3,536

評価性引当額

△363

 

△376

繰延税金資産合計

3,385

 

3,160

繰延税金負債

 

 

 

 その他有価証券評価差額金

1,187

 

1,349

 関係会社留保利益

253

 

257

 特別償却準備金

96

 

62

 その他

183

 

169

繰延税金負債合計

1,720

 

1,839

繰延税金資産の純額

1,664

 

1,321

 

 

2 法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間の差異の原因となった主要な項目別の内訳

 

前連結会計年度
(平成28年12月31日)

 

当連結会計年度
(平成29年12月31日)

法定実効税率

28.8%

 

 法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間の差異が法定実効税率の100分の5以下であるため注記を省略している。

 

(調整)

 

 

税率変更による期末繰延税金資産の
減額修正

1.2

 

関係会社留保利益

4.0

 

 

その他

0.9

 

 

税効果会計適用後の法人税等の負担率

34.9

 

 

 

 

 

(賃貸等不動産関係)

当社及び一部の子会社では、千葉県その他の地域において、賃貸用の物流倉庫等(土地を含む。)を有している。平成28年12月期における当該賃貸等不動産に関する賃貸損益は606百万円(賃貸収益は売上高及び営業外収益に、主な賃貸費用は売上原価に計上)であり、平成29年12月期における当該賃貸等不動産に関する賃貸損益は676百万円(賃貸収益は売上高及び営業外収益に、主な賃貸費用は売上原価に計上)である。

また、当該賃貸等不動産の連結貸借対照表計上額、期中増減額及び時価は次のとおりである。

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(自  平成28年1月1日

至  平成28年12月31日)

当連結会計年度

(自  平成29年1月1日

至  平成29年12月31日)

連結貸借対照表計上額

期首残高

7,371

7,484

期中増減額

112

△253

期末残高

7,484

7,231

期末時価

17,699

17,931

 

(注) 1  連結貸借対照表計上額は、取得原価から減価償却累計額を控除した金額である。

2  期末時価は、主として不動産鑑定士による不動産鑑定評価書に基づく金額である。