当中間連結会計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。また、前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」について重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当中間連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
当中間連結会計期間(2025年1~6月)の売上高は、原料費調整制度の下方調整およびガス販売量の減少等により、前年同期に比べ1.7%減の103,607百万円となり、営業利益は前年同期に比べ0.3%増の9,854百万円、経常利益は25.1%減の9,320百万円、親会社株主に帰属する中間純利益は21.0%減の6,734百万円となりました。
セグメントの経営成績は、次のとおりであります。
なお、下記のセグメント別経営成績数値には、セグメント間の内部取引を含んでおります。
① ガス
ガス販売量は、大口需要家の稼働が増加した一方で、卸売の減少により、前年同期に比べ1.1%減の798百万㎥となりました。
売上高は、原料費調整制度によるガス販売単価の下方調整およびガス販売量の減少等により、前年同期に比べ2.1%減の83,173百万円となり、セグメント利益(営業利益)は12.4%増の10,334百万円となりました。
② LPG・その他エネルギー
売上高は、前年同期に比べ0.8%増の16,051百万円となり、セグメント利益(営業利益)は42.8%減の1,269百万円となりました。
③ その他
売上高は、前年同期に比べ8.3%増の9,117百万円となり、セグメント利益(営業利益)は2.9%増の306百万円となりました。
(2) 財政状態に関する説明
当中間連結会計期間末における総資産は、現金及び預金、原材料及び貯蔵品等が減少した一方で、米国シェールガス開発事業の権益取得に伴い鉱業権を計上したことにより、前連結会計年度末に比べ975百万円増の171,178百万円となりました。
負債は、長期借入の返済や原料代金決済のタイミングによる買掛金の減少等により、前連結会計年度末に比べ4,699百万円減の39,983百万円となりました。
純資産は、中間純利益の計上により利益剰余金が増加したことなどから、前連結会計年度末に比べ5,675百万円増の131,195百万円となり、自己資本比率は72.3%となりました。
(3) キャッシュ・フローの状況
営業活動によるキャッシュ・フローは、18,614百万円の収入(前期は11,571百万円)となりました。これは、減価償却前利益13,532百万円と、棚卸資産や売上債権及び契約資産の減少などによるものであります。
投資活動によるキャッシュ・フローは、25,066百万円の支出(前期は3,919百万円の支出)となりました。これは、米国シェールガス開発事業の権益取得や再生可能エネルギーなどへの設備投資等によるものであります。
財務活動によるキャッシュ・フローは、3,092百万円の支出(前期は1,060百万円の支出)となりました。これは配当金の支払等によるものであります。
以上の結果、当中間連結会計期間末における現金及び現金同等物の残高は、前期末と比べ9,678百万円減少し、26,144百万円となりました。
(4) 経営方針・経営戦略等
当中間連結会計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当中間連結会計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(6) 研究開発活動
当中間連結会計期間の研究開発費の総額は1百万円であります。
なお、当中間連結会計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
当中間連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。