第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」について変更があった項目は、以下のとおりである。

なお、文中における将来に関する事項は、当四半期報告書提出日(2023年2月10日)現在において当社グループが判断したものである。

また、以下の見出しに付された項目番号は、前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」の項目番号に対応するものである。

 

(2) 原料価格の変動による影響

都市ガスの原料であるLNG(液化天然ガス)の価格は、原油価格・為替相場等の変動の影響を受ける。原料価格の変動は、原料費調整制度によって一定の範囲内でガス販売価格に反映されることから業績への影響は緩和されるが、反映までのタイムラグ等により期間収支に影響を受ける可能性がある。

また、LNG調達先との契約更改、価格交渉の動向により原料価格が変動した場合、当社グループの業績に影響を受ける可能性がある。

原油価格や為替相場等の変動リスクを一定程度抑制するため、商品スワップ取引を利用している。当社は、2023年3月1日に一部の選択約款を変更し、2023年4月検針分のガス料金から、原料費調整額の算定に用いる平均原料価格の上限を撤廃する。なお、2023年4~8月検針分は、経過措置として、平均原料価格が上限を超えた場合、超えた額の50%を控除して原料費調整額の算定に反映する。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1) 財政状態及び経営成績の状況

 当第3四半期連結会計期間末のお客さま数は、ガス・LPG・電気の合計で前年同四半期末と比べて4万3千件増加し290万8千件となった。ガスのお客さま数は、同2万2千件減少し174万7千件となった。LPGのお客さま数は、同2千件減少し60万件となった。電気のお客さま数は、同6万7千件増加し56万1千件となった。

 当第3四半期連結累計期間のガス販売量は、家庭用における高気温や巣ごもり需要の反動減に加え、業務用等における部品供給不足による生産稼働減等により、前年同四半期と比べて2.9%減少し24億9千万㎥となった。LPGの販売量は同0.9%減少し33万2千トン、電気の販売量は同14.5%増加し16億6千1百万kWhとなった。

  当第3四半期連結累計期間の売上高は、前年同四半期と比べて1,498億9千2百万円増加し4,860億1千6百万円となった。売上原価は、同1,320億9千4百万円増加し3,714億2千4百万円となった。供給販売費及び一般管理費は、前年同四半期並みの933億8千4百万円となった。これらの結果、経常利益は前年同四半期と比べて184億7千5百万円増加し240億1千2百万円となった。親会社株主に帰属する四半期純利益は同133億3千6百万円増加し172億4千万円となった。

  当第3四半期連結累計期間はガス販売量の減少や電気事業の調達費上昇による収支悪化があったものの、前年の期ずれ差損の反動等により、前年同四半期と比べて大幅な増益となった。

 

 セグメントの業績を示すと、次のとおりである。

 

①ガス

お客さま数は、前年同四半期末と比べて2万2千件減少し174万7千件となった。販売量は、前年同四半期と比べて2.9%減少し24億9千万m3となった。売上高は、前年同四半期比981億5千3百万円増の3,108億1千7百万円となった。セグメント利益は、同275億2千1百万円増の254億6千4百万円となった。

 

②LPG・その他エネルギー

お客さま数は、前年同四半期末と比べて2千件減少し60万件、販売量は、前年同四半期と比べて0.9%減少し33万2千トンとなった。売上高は、前年同四半期比140億6千7百万円増の786億9百万円となった。セグメント損益は、同1億9百万円減の3億2百万円の損失となった。

 

③電気

お客さま数は、前年同四半期末と比べて6万7千件増加し56万1千件、販売量は、前年同四半期と比べて14.5%増加し16億6千1百万kWhとなった。売上高は、前年同四半期比358億3千7百万円増の785億1千2百万円となった。セグメント損益は、同101億8千8百万円減の83億8千5百万円の損失となった。

 

④その他

売上高は、前年同四半期比37億8千3百万円増の363億7千6百万円となった。セグメント利益は、同9億6千8百万円増の32億9千4百万円となった。

 

 

  総資産は、前期末比625億9千万円の増加となった。これは、棚卸資産が増加したことなどによる。

 負債は、前期末比549億5千8百万円の増加となった。これは、支払手形及び買掛金が増加したことなどによる。

 純資産は、前期末比76億3千1百万円の増加となった。これは、親会社株主に帰属する四半期純利益を172億4千万円計上したことなどによる。

 これらの結果、自己資本比率は前期末の58.4%から54.4%となった。

 

(2) 研究開発活動

当第3四半期連結累計期間における当社グループの研究開発費は、10億1千2百万円である。

 

(3) 従業員数

 ①連結会社の状況

    当第3四半期連結累計期間において、当社グループの従業員数の著しい増減はない。

 

 ②提出会社の状況

当第3四半期累計期間において、当社の従業員数は前期末から1,027人減少し、1,675人となった。これは、2022年4月1日付で、当社の一般ガス導管事業等を会社分割の方法により東邦ガスネットワーク㈱へ承継したことなどにより減少したためである。

 

 

3 【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はない。