第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第2四半期累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

 

2 【経営上の重要な契約等】

当第2四半期会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1) 業績の状況

当第2四半期累計期間におけるわが国経済は、個人消費の低迷に加え、世界経済の減速と円高に伴う輸出の伸び悩み等から、引き続き回復力に欠ける低成長状態が続きました。
 当社は平成27年2月より丸の内本舘の建替えを進めており、現在は浜松町東京會舘以下14営業所で営業を行っております。本舘休業に伴う売上減少を補うべく、本舘顧客の法人・個人の方々に営業所をご利用いただけるよう精力的にセールスすると共に、ケータリングサービスの拡充に努め、各営業所の集客・売上増大に全力を注いでまいりました。また、直木賞作家の辻村深月氏の著作「東京會舘とわたし」の刊行を機に、各レストランで記念料理フェアを開催し、食堂部門の活性化も図ってきております。

宴会部門につきましては、一般宴会は、本舘顧客担当営業マンを各営業所に配属し、本舘顧客宴会の営業所利用の定着に努めると共に、新規顧客開拓を重点に企業や各団体に対する営業活動を強化いたしました。また、10月末で閉鎖となる銀行倶楽部の宴会顧客にも早々にセールスし、各営業所に強力誘致致しました結果、前年同四半期比5.7%増となりました。一方、婚礼については、ブライダルフェア・試食会を頻繁に開催するとともに、婚礼情報誌への広告掲載、ホームページでの宣伝活動の充実を図り、婚礼組数の獲得に積極的に取り組みました。しかしながら披露宴の人数の小型化により前年同四半期に比べて売上減となりました。以上の結果、宴会部門の売上高は、1,256百万円(前年同四半期比3.3%増)となりました。

食堂部門につきましては、「東京會舘とわたし」の著者、辻村深月氏の刊行記念フェアコースをレストラン5店舗にて開催する等特色あるフェアを企画するとともに、WEBセールスにも注力し、売上拡大に努めました。その結果、食堂部門の売上高は1,295百万円(前年同四半期比0.1%増)となりました。
  売店・その他の営業につきましては、食品部門で、季節限定商品を開発し、百貨店および一般催事へ積極的に参加いたしました。またオンラインショップの強化、宴会関連のギフト商品等の売上獲得に努めました。その結果、売店・その他の営業の売上高は、296百万円(前年同四半期比4.9%増)となりました。

このような営業活動の結果、当第2四半期累計期間の売上高は2,848百万円、前年同四半期比54百万円、2.0%増となりました。
  一方、経費につきましては、料理材料原価管理の徹底、社員の同業他社への出向とアルバイト・契約社員の減員による人件費削減、一般経費の節減により、経常経費は前年同四半期を下回りましたが、退職給付費用と本舘建替え関連経費が嵩み、経費全体としては 3,542百万円、前年同四半期比119百万円、3.5%増となりました。
  以上、営業・管理両面において改善努力を重ねてまいりましたが、本舘休業に伴う負担が重く、営業損失693百万円(前年同四半期 同629百万円)、経常損失677百万円(前年同四半期 同611百万円)、四半期純損失690百万円(前年同四半期 同662百万円)を余儀なくされる結果となりました。

 

(2) 財政状態の分析

総資産は、前事業年度末比758百万円(7.3%)減少して、9,653百万円となりました。
 流動資産は同1,045百万円(31.6%)減少の2,267百万円、固定資産は同287百万円(4.1%)増加の7,386百万円となりました。流動資産減少の主な要因は、現金及び預金が114百万円減少し、有価証券が900百万円減少したことなどであります。固定資産のうち有形固定資産は、278百万円増加の4,511百万円となり、これは建設仮勘定が325百万円増加し、減価償却の実施により84百万円減少したことなどによります。投資その他の資産は、8百万円増加の2,871百万円となり、その主な要因は、投資有価証券が39百万円増加し、繰延税金資産が23百万円減少したことなどであります。

負債合計は、前事業年度末比60百万円(1.7%)減少して3,401百万円となりました。
 流動負債は同38百万円(3.6%)減少の1,042百万円、固定負債は同21百万円(0.9%)減少の2,358百万円となりました。流動負債減少の主な要因は、買掛金が9百万円減少し、未払金が8百万円減少したことなどであります。
 純資産合計は、前事業年度末比698百万円(10.0%)減少して6,252百万円となりました。その要因は、配当の支払いを行い、四半期純損失を計上したことなどであります。

 

(3) キャッシュ・フローの状況

当第2四半期累計期間末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前事業年度末に比べ114百万円減少し、1,283百万円となりました。

 当第2四半期累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

当第2四半期累計期間における営業活動の結果、減少した資金は643百万円となりました。

 これは主に税引前四半期純損失675百万円に減価償却費84百万円等の非資金取引による増加、売上債権の減少額46百万円やその他の流動負債の減少額37百万円等によるものであります。 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

当第2四半期累計期間における投資活動の結果、増加した資金は562百万円(前年同四半期比31.6%減)となりました。

 これは主に有価証券の取得による支出2,299百万円および有価証券の償還による収入3,200百万円や、有形固定資産の取得による支出346百万円等によるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

当第2四半期累計期間における財務活動の結果、使用した資金は33百万円(前年同四半期比60.1%減)となりました。

 これは主に配当金の支払額32百万円等によるものであります。