当第2四半期累計期間におけるわが国経済は、底堅い内外需を背景に緩やかな景気回復基調が継続する一方、米中貿易摩擦の激化が懸念されるなど景況感の改善に歯止めをかける不安材料もあるなかで推移しました。
このような経済環境のもと、建替えのため本舘休館中の当社は、既存営業所に本舘顧客を誘致するとともにケータリングの拡充を図るなど、本舘休館中の収益源となる営業所の営業力・集客力の強化に引き続き取り組んでまいりました。しかしながら、前事業年度後半に日比谷営業所を閉店したことや、既存営業所の営業要員を新本舘の先行受注活動にシフトしたこともあり、売上高は前年同四半期比1.5%減の2,564百万円となりました。
経費面では、攻守両面の舵取りを行ってまいりました。継続的な原価管理の徹底や業務効率向上による人件費の抑制など、きめ細かなコスト管理に努める一方、新本舘開業に向けた新卒採用増やウエディングサロンでの新本舘婚礼先行受注活動、また、各メディアへの開業広告をはじめとした新生東京會舘開業に向けたPR活動など、積極的な開業施策の実行に要する費用を計上いたしました。その結果、営業損失は1,305百万円(前年同四半期比504百万円の損失増)、経常損失は1,296百万円(前年同四半期比505百万円の損失増)となりました。
しかしながら、本舘建て替え資金に充当するため、本舘敷地を一部売却したことにより特別利益6,196百万円を計上した結果、四半期純利益は、3,748百万円(前年同四半期は822百万円の四半期純損失)となりました。
総資産は、前事業年度末に比べて9,614百万円増加し23,326百万円となりました。これは本舘建替工事等により有形固定資産が5,682百万円増加したことが主因であります。
負債は、本舘建替工事資金を借入金で調達したことなどにより有利子負債が4,502百万円増加し、前事業年度比5,820百万円増加の12,157百万円となりました。
純資産は、四半期純利益3,748百万円および期末配当の実施などにより前事業年度末に比べ3,793百万円増加し11,168百万円となりました。
これらの結果、負債比率は前事業年度末に比べて22.9ポイント増加して108.9%となりました。また、現下の低金利環境のメリットを享受するために本舘建替え工事資金の一部を借入金で調達しているため固定比率は156.7%となりました。
当第2四半期累計期間における現金及び現金同等物の残高は、前第2四半期累計期間に比べ3,141百万円増加し、3,915百万円となりました。
当第2四半期累計期間における営業活動によるキャッシュフローは、前第2四半期累計期間に比べ純支出953百万円増加し、1,789百万円の純支出となりました。これは主に本舘休業中の運転資金と新本舘準備費用の支出によるものです。
当第2四半期累計期間における投資活動によるキャッシュフローは、360百万円の純支出(前第2四半期累計期間は1,307百万円の純支出)となりました。これは主に、本舘建替え工事代金の支払いと当該工事資金に充当するために土地の一部売却を行ったことによるものです。
当第2四半期累計期間における財務活動によるキャッシュフローは、4,364百万円の純収入(前第2四半期累計期間は1,466百万円の純収入)となりました。この純収入は主に、本舘建替え工事資金の調達を借入金により行ったことによるものです。
当第2四半期累計期間末の従業員数は、前事業年度末に比べ100名増加し、546名となりました。これは、新本舘開業に向けた人員の確保を目的とした従業員の採用を行ったこと等によるものです。