当第3四半期累計期間において、前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」からの重要な変更があった事項は以下のとおりであります。
当社は、主たる営業所である東京會舘本舘の建替えが計画どおり進捗したことにより、前事業年度の有価証券報告書に記載した「(5) 東京會舘本舘建替計画に関するリスク」は消滅しております。
当第3四半期累計期間におけるわが国経済は、企業の収益環境が改善するなかで設備投資など内需が堅調に推移する一方、米中貿易摩擦の長期化や中国経済の減速による外需の景気牽引力低下などの不安材料もあるなかで推移しました。
このような経済環境のなか、平成27年1月末以降東京會舘本舘を休止して本舘建替工事を進めてまいりました当社は、平成30年10月15日に東京會舘ビル竣工を経て、平成31年1月8日の東京會舘新本舘グランドオープンをむかえました。“世界に誇る施設ながらも、誰でも気軽に利用できる人々の集う社交場”としての東京會舘誕生から約100年の時を経て、これまで愛されてきた伝統の味やおもてなしの心はそのままに、新生東京會舘は、NEWCLASSICS.「新しくて伝統的」をテーマにお客様をお迎えしてまいります。
当第3四半期累計期間は本舘休館中であり、その間の収益源となる営業所の営業力・集客力の強化に引き続き取り組んでまいりました。その結果、前事業年度後半に日比谷営業所を閉店したものの、新本館プレオープンイベントの収入やオフィス賃貸収入を計上したこともあり、売上高は前年同四半期比1.6%増の4,180百万円となりました。
経費面では、継続的な原価管理の徹底や業務効率向上による人件費の抑制など、きめ細かなコスト管理に努める一方、新本舘開業に向けた新卒採用、食器・調理器具の調達やウエディングサロンでの新本舘婚礼先行受注活動、また、各メディアへの開業広告をはじめとした新生東京會舘開業に向けたPR活動など、積極的な開業施策の実行に要する費用を計上いたしました。その結果、営業損失は2,558百万円(前年同四半期比1,447百万円の損失増)、経常損失は2,552百万円(前年同四半期比1,453百万円の損失増)となりました。
しかしながら、本舘建て替え資金に充当するため、本舘敷地を一部売却したことにより特別利益6,196百万円を計上した結果、四半期純利益は、2,828百万円(前年同四半期は1,140百万円の四半期純損失)となりました。
総資産は、前事業年度末に比べて15,301百万円増加し29,013百万円となりました。これは本舘建替工事等により有形固定資産が10,280百万円増加したことが主因であります。負債は、本舘建替工事資金を借入金で調達したことなどにより有利子負債が11,015百万円増加し、前事業年度比12,527百万円増加の18,864百万円となりました。純資産は、四半期純利益2,828百万円および期末配当の実施などにより前事業年度末に比べ2,774百万円増加し10,149百万円となりました。これらの結果、負債比率は前事業年度末に比べて99.9ポイント増加して185.9%となりました。また、現下の低金利環境のメリットを享受するために本舘建替え工事資金の一部を借入金で調達しているため固定比率は216.8%となりました。
当第3四半期累計期間末の従業員数は、前事業年度末に比べ105名増加し、551名となりました。これは、新本舘開業に向けた人員の確保を目的とした従業員の採用を行ったこと等によるものです。