第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第3四半期連結累計期間における、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」について、重要な変更はありません。

なお、重要事象等は存在しておりません。

 

2【経営上の重要な契約等】

 当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1)業績の状況

当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、中国経済に係る動向の影響がみられましたが、緩やかな回復基調が続きました。年末に向けてプレミアム付商品券や大企業のボーナス支給等による期待感がみられ家計動向は若干上向きつつあるものの、中国経済の情勢や物価上昇への懸念等により企業動向および雇用環境には引続き予断を許さない状況が続いています。

当社グループにおきましては、外国人観光客の需要が好調に推移したことに加え、夏休みや9月の大型連休の影響等もありホテル稼働率及び宿泊客数は好調に推移し、当第3四半期連結累計期間の連結業績は、売上高で6,035百万円(前年同四半期比12.1%増)と増収となり、利益面では、宿泊事業における施設間の共通業務一元化等による営業費用の抑制により、営業利益は380百万円(前年同四半期は営業損失22百万円)となりました。

営業外収益として、豪州における持分法適用関連会社の当第3四半期連結累計期間における持分法による投資利益37百万円を計上し、更に、平成 22 年度から平成 26 年度までに納付した法人事業税の課税標準額算定方法の変更により更正がなされ、事業税還付金として 100 百万円を計上いたしましたが、一方、営業外損失として、当社の保有する豪ドル建て資産に係る為替差損として187百万円を計上したこと等により経常利益は222百万円(前年同四半期比14.9%増)となりました。また、特別損失として、過年度決算の訂正に係る課徴金を含む費用等208百万円を計上した結果、匿名組合損益分配前税金等調整前四半期純利益28百万円(前年同四半期比85.8%減)となりました。さらに、宿泊事業の業績が好調に推移したことを受け、ホテル資産保有を目的とした匿名組合における共同出資者に対する分配として匿名組合損益分配額179百万円を計上したことにより、四半期純損失は202百万円(前年同四半期は四半期純利益124百万円)となりました。

 

 

セグメント別の業績は以下のとおりです

 

なお、当社は、平成27年7月1日付にて組織変更を行い、「住宅等不動産開発事業部門」、「証券投資事業部門」及び「霊園事業部門」を管轄する「その他投資事業部門」を新設いたしました。これに伴い、従来の「住宅等不動産開発事業部門」、「証券投資事業部門」及び「霊園事業部門」は「その他投資事業部門」に含めて開示しております。前第3四半期連結累計期間のセグメント情報は、組織変更後の報告セグメントの区分に基づき作成したものを開示しております。

 

 

① 宿泊事業

 宿泊事業におきましては、依然として外国人観光客の需要が好調に推移したことに加え、夏休みや9月の大型連休の影響等により宿泊の利用者が大幅に増加したことが寄与し、売上高は5,264百万円(前年同四半期比12.2%増)と増収となり、利益面では、繁忙期の臨時雇用者の採用を控え、施設間での人的リソースの共有化を図る等の施策を実施したことにより、営業利益は375百万円(前年同四半期は営業損失42百万円)の増益となりました。

② その他投資事業

 その他投資事業部門におきましては、霊園事業において、販売代理店網の拡充等、積極的な営業活動を展開したこと等により売上高は771百万円(前年同四半期比11.6%増)と増加したものの、中国経済に係る影響等による現地通貨安および香港株式市場の株安の影響等を受け、当社が保有・運用する外貨建ての外国証券に係る為替差損および評価損が発生し、営業利益は134百万円(前年同四半期比18.8%減)となりました。

 

(2)財政状態の分析

(資産)

 当第3四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べて2.1%減少し、17,071百万円となりました。

 流動資産は、前連結会計年度末に比べて0.3%減少し、3,575百万円となりました。これは、現金及び預金が129百万円、その他が60百万円増加し、開発事業等支出金が139百万円減少したことなどによります。

 固定資産は、前連結会計年度末に比べて2.2%減少し、13,468百万円となりました。これは、有形固定資産が192百万円、のれんが70百万円、長期貸付金が51百万円減少したことなどによります。

(負債)

 当第3四半期連結会計期間末の負債合計は、前連結会計年度末に比べて1.7%減少し、9,396百万円となりました。

 流動負債は、前連結会計年度末に比べて41.8%減少し、2,077百万円となりました。これは、1年内返済予定の長期借入金が1,446百万円減少したことなどによります。

 固定負債は、前連結会計年度末に比べて22.3%増加し、7,318百万円となりました。これは、長期借入金が1,366百万円増加したことなどによります。

(純資産)

 当第3四半期連結会計期間末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べて2.5%減少し、7,675百万円となりました。これは、利益剰余金が202百万円減少したことなどによります。