第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第3四半期連結累計期間における、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」について、重要な変更はありません。

なお、重要事象等は存在しておりません。

 

2【経営上の重要な契約等】

 当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1)業績の状況

当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、英国のEU離脱決定に端を発した金融資本市場の先行き不安から落ち着きを取り戻しつつあるものの、引き続き予断を許さない状況が続いています。一方では、旅行・観光分野の回復、受注や求人増加の継続等への期待感がみられました。

当社グループにおきましては、訪日外国人旅行者のホテル需要を背景に都心部のシティホテル需要は堅調に推移したものの、一部のリゾート施設においては夏休み期間中や9月の荒天や大型台風の影響等もあり宿泊客数が伸び悩んだこと、その他投資事業部門におけるマレーシアの霊園事業において消費税の導入による駆込み需要が一巡したこと等により、当第3四半期連結累計期間の連結業績は、売上高では前年同四半期とほぼ同じ5,925百万円(前年同四半期比1.8%減)となりました。利益面におきましては、引続き、ホテル事業における施設間の共通業務のプラットフォーム化を推し進めましたが、金融資本市場の先行き不安による現地通貨安および円高の影響を受け、当社が保有・運用する外貨建ての外国証券に係る為替差損および評価損が発生した結果、営業利益は109百万円(前年同四半期比71.3%減)となりました。営業外収益として、豪州における持分法適用関連会社の持分法による投資利益36百万円を計上いたしましたが、一方、営業外損失として、当社の保有する豪ドル建て資産に係る為替差損として173百万円を計上したこと等により経常損失は59百万円(前年同四半期は経常利益222百万円)となりました。

また、当社は当社グループの中核事業である宿泊事業における中長期的な安定した収益基盤を構築する取組の一環として、当社グループが長期にわたり保有すべき各ホテル資産における実質的な支配力を獲得することが必要と判断し、国内において不動産賃貸事業を行っている当社子会社の南麻布二十一合同会社が保有する資産の一部を譲渡したことにより特別利益として567百万円を計上し、さらに、当社が運営するホテルを所有するホテル資産保有特別目的会社の共同出資者のホニー・キャピタル・ファンド2008・エルピーが出資するプライム・ハイト・インベストメント・リミテッドの株式の50.00%を取得し子会社化すると共に、プライム・ハイト・インベストメント・リミテッドが匿名組合出資するホテル資産(不動産信託受益権)の取得を行い、匿名組合損益分配前税金等調整前四半期純利益は599百万円(前年同四半期は匿名組合損益分配前税金等調整前四半期純利益は28百万円)となりました。その結果、ホテル資産保有を目的とした匿名組合における共同出資者に対する分配として匿名組合損益分配額110百万円を計上したこと等により、親会社株主に帰属する四半期純利益は348百万円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純損失202百万円)となりました。

 

セグメント別の業績は以下のとおりです

 

① 宿泊事業

 宿泊事業部門につきましては訪日外国人旅行者のホテル需要は堅調に推移し、売上高は前年同期をわずかに上回り5,364百万円(前年同四半期比1.9%増)となりました。利益面では営業費用の圧縮に努めましたが、旺盛な宿泊需要に対して外注人件費が増加したことに加え、積極的な人材の確保を行った結果、営業利益は232百万円(前年同四半期比38.1%減)となりました。

② その他投資事業

 英国のEU離脱決定による金融資本市場の先行き不安から落ち着きを取り戻すものの、中国経済の動向の懸念等により、当社の保有する豪ドル建て資産およびマレーシアにおける霊園資産に係る為替差損および評価損が発生したこと、国内における不動産賃貸事業の資産の一部を売却したこと等により、売上高は561百万円(前年同四半期比27.2%減)となり、営業利益は42百万円(前年同四半期比68.6%減)となりました。

 

(2)財政状態の分析

(資産)

 当第3四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べて4.9%減少し、16,261百万円となりました。

 流動資産は、前連結会計年度末に比べて9.4%増加し、4,056百万円となりました。これは、現金及び預金が25百万円、その他が545百万円増加し、有価証券が108百万円減少したことなどによります。

 固定資産は、前連結会計年度末に比べて8.8%減少し、12,192百万円となりました。これは、のれんが800百万円、投資有価証券が20百万円増加し、有形固定資産が1,950百万円減少したことなどによります。

(負債)

 当第3四半期連結会計期間末の負債合計は、前連結会計年度末に比べて24.9%減少し、7,040百万円となりました。

 流動負債は、前連結会計年度末に比べて18.0%増加し、2,528百万円となりました。これは、未払金が511百万円、賞与引当金が25百万円増加し、その他が135百万円減少したことなどによります。

 固定負債は、前連結会計年度末に比べて37.7%減少し、4,511百万円となりました。これは、匿名組合出資預り金が2,511百万円、長期借入金が144百万円減少したことなどによります。

(純資産)

 当第3四半期連結会計期間末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べて19.5%増加し、9,221百万円となりました。これは、利益剰余金が336百万円、非支配株主持分が1,138百万円増加したことなどによります。

 

(3)主要な設備

 新設、売却等について、当第3四半期連結累計期間について著しい変動があったものは、次のとおりであります。

売却

会社名

事業所名

所在地

セグメント

の名称

設備の内容

前期末

帳簿価額

(百万円)

売却年月

南麻布二十一

合同会社

 

パレロワイヤル

原宿

東京都

渋谷区

その他

投資事業

賃貸用不動産

1,815

平成28年7月