第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第2四半期連結累計期間において新たに発生した事業等のリスクは、次のとおりであります。

 なお、文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。

 

継続企業の前提に関する重要事象等

 当社グループは、当第2四半期連結累計期間において、世界的な新型コロナウイルスの影響により、訪日観光客数が減少したことを主要因として、営業損失824百万円、経常損失687百万円、親会社株主に帰属する四半期純損失794百万円を計上しました。また、世界的な新型コロナウイルスの終息及び宿泊需要の回復には一定の期間を要するものと考えられることから、当社グループの資金繰りに懸念が生じており、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような状況が存在しております。

 しかしながら、2020年7月に当社グループが保有する賃貸不動産を売却したほか、徹底した固定費の削減並びに金融機関より運転資金を調達する等により当面の運転資金を確保しております。

 以上より、継続企業の前提に関する重要な不確実性は認められないと判断し、四半期連結財務諸表への注記は記載しておりません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1)経営成績の状況

 当第2四半期連結累計期間における売上高は、前年同四半期を上回る2,176百万円(前年同四半期比51.0%増)となりました。宿泊事業における売上高は1,746百万円(前年同四半期比58.5%増)となりました。霊園事業および住宅等不動産開発事業等を行っているその他投資事業の売上高は429百万円(前年同四半期比26.9%増)となりました。

 営業費用については、継続的なコスト削減に努めておりますが、営業損失は824百万円(前年同四半期は営業損失683百万円)となりました。また、営業外収益として受取協力金106百万円を計上したほか、為替差益134百万円を計上したこと等により、経常損失は687百万円(前年同四半期は経常損失612百万円)となりました。また、特別損失としてアゴーラ金沢の運営終了に伴う事業撤退損98百万円を計上したほか、非支配株主に帰属する四半期純損失27百万円を計上したこと等により、親会社株主に帰属する四半期純損失は794百万円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純損失812百万円)となりました。

 

セグメント別の経営成績は以下のとおりです。

① 宿泊事業

 当第2四半期連結累計期間における宿泊事業部門におきましては前年同四半期連結累計期間において休業していた宿泊施設も営業を再開いたしました。そのような中、レストラン、宴会部門では回復の遅れも認められるものの、ビジネス利用を中心とした宿泊需要の回復により、主要なホテル アゴーラ リージェンシー 大阪堺においては売上高821百万円(前年同四半期比38.9%増)、ホテル アゴーラ 大阪守口においては売上高395百万円(前年同四半期比56.0%増)となり、宿泊事業部門全体では売上高1,746百万円(前年同四半期比58.5%増)となりました。全宿泊施設において稼働に合わせた適正な人員配置を継続して行い、人件費の圧縮に努めたほか、外注費の削減、ビルメンテナンス、修繕の見直しなどのコスト削減策に継続的に取り組み、売上高増加に伴うホテル運営利益(GOP)は、107百万円(前年はホテル運営損失(GOL)12百万円)となりました。

 しかし、前年同四半期連結累計期間においては、緊急事態宣言およびまん延防止等重点措置の対応として休業した宿泊施設の家賃や食材の廃棄費用などの売上原価の一部を新型コロナウイルス感染症による損失として計上しておりましたが、当第2四半期連結累計期間では当該施設の営業再開に伴い、それらの費用を売上原価等として計上したことにより、営業費用は前年同四半期と比較して776百万円増加し、営業損失は726百万円(前年同四半期は営業損失594百万円)となりました。また、2022年6月26日をもってアゴーラ金沢の運営を終了し、アゴーラ金沢の運営終了に伴う事業撤退損98百万円を特別損失として計上しております。

 

② その他投資事業

マレーシアにおける霊園事業の売上高は堅調に増加し、416百万円(前年同四半期比34.8%増)となりました。これは、当第2四半期連結累計期間においても霊園の新規契約数は好調に推移し、前年対比93%増の14百万リンギットとほぼ倍増したことや、引き続き既契約案件の引渡しも堅調に進捗したことによります。

証券事業は前年同四半期13百万円の営業利益を確保しておりましたが、営業損失47百万円となりました。

その結果、その他投資事業部門における売上高は429百万円(前年同四半期比26.9%増)となり、営業利益は61百万円(前年同四半期比13.7%減)となりました。

 

(2)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

前連結会計年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。

 

(3)経営方針・経営戦略等

当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。

 

(5)研究開発活動

該当事項はありません。

 

 

(6)財政状態の分析

(資産)

 当第2四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べて2.3%減少し、16,269百万円となりました。

 流動資産は、前連結会計年度末に比べて0.7%減少し、4,301百万円となりました。これは有価証券が144百万円減少したことなどによります。

 固定資産は、前連結会計年度末に比べて2.2%減少し11,901百万円となりました。これは有形固定資産が126百万円減少したことなどによります。

 繰延資産は、前連結会計年度末に比べて58.4%減少し67百万円となりました。

(負債)

 当第2四半期連結会計期間末の負債合計は、前連結会計年度末に比べて3.2%増加し、10,912百万円となりました。

 流動負債は、前連結会計年度末に比べて8.5%増加し、4,790百万円となりました。これは、未払金が410百万円増加したことなどによります。

 固定負債は、前連結会計年度末に比べて0.5%減少し、6,122百万円となりました。これは、長期借入金が15百万円減少したことなどによります。

(純資産)

 当第2四半期連結会計期間末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べて12.1%減少し、5,356百万円となりました。これは、利益剰余金が794百万円減少したことなどによります。

 

(7)キャッシュ・フローの状況

 当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ161百万円増加し、1,970百万円となりました。

 当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況は以下のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

 営業活動の結果獲得した資金は194百万円(前年同四半期は149百万円の使用)となりました。

 これは主に税金等調整前四半期純損失786百万円を計上したものの、非現金支出費用である減価償却費、のれん償却額および開業費償却額を合計258百万円計上したほか、未払金が409百万円増加し、営業投資有価証券が144百万円減少したことなどによります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

 投資活動の結果使用した資金は33百万円(前年同四半期は99百万円の使用)となりました。

 これは主に有形固定資産の取得による支出29百万円によるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

 財務活動の結果使用した資金は95百万円(前年同四半期は186百万円の獲得)となりました。

 これは主に短期借入金の純減少額83百万円によるものであります。

 

(資本の財源及び資金の流動性)

 当社グループの資金需要のうち主なものは、運転資金のほか主力事業である宿泊事業における新規ホテル等の設備投資に係る資金であります。これらの財源につきましては、営業活動によるキャッシュ・フローのほか、金融機関からの借入金等による資金調達を基本としております。また、資金調達に際しては、財務の健全性や安全性の確保を目指しております。

 

 

3【経営上の重要な契約等】

 当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。