第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

 当第3四半期累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。

 また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

 

継続企業の前提に関する重要事象等

当社は、前事業年度において営業利益及び経常利益を計上いたしましたが、当期純利益は、特別損失においてタワー館客室改装工事による固定資産除却損を計上したことにより3期連続で当期純損失を計上いたしました。また、当社が営むホテル業は、第4四半期に宴会(婚礼)需要が強く、売上高が多く計上される傾向があるものの、当第3四半期累計期間においても96,529千円の営業損失、103,359千円の経常損失及び147,872千円の四半期純損失を計上しております。

これらの状況により、継続企業の前提に関して重要な疑義を生じさせるような状況が存在していますが、「2.経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(7)継続企業の前提に関する重要事象等」に記載のとおり、当該重要事象等を解消、改善するための対応策を講じることにより、継続企業の前提に関する重要な不確実性は認められないものと判断しております。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

経営者の視点による当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に関する認識及び分析の検討内容は次のとおりであります。文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。

(1)財政状態及び経営成績の状況 

当第3四半期累計期間におけるわが国の経済は、企業収益や設備投資の増加、雇用環境が改善するなど、景気は緩やかな回復基調にあるものの、海外では、米中間の深刻化する貿易摩擦、日韓関係悪化など、先行きは未だ不透明な状況が続いております。

このような状況のもと、当第3四半期累計期間の売上高は、3,714,585千円(前年同四半期比2.9%増)となりました。
 販売費及び一般管理費は、2,702,899千円(前年同四半期比2.3%増)となりました。営業損失は96,529千円(前年同四半期は149,897千円の営業損失)、経常損失は103,359千円(前年同四半期は154,942千円の経常損失)となりました。
 また、当第3四半期累計期間の四半期純損失は147,872千円(前年同四半期は208,373千円の四半期純損失)となりました。
  なお、当社が営むホテル業は、第4四半期に宴会(婚礼)需要が強く、売上高が多く計上される傾向があります。

 

セグメント別の業績は以下のとおりであります。
(ホテル事業)
 ホテル事業の当第3四半期累計期間の業績は、売上高3,671,008千円(前年同四半期比2.9%増)、営業損失126,499千円(前年同四半期は179,477千円の営業損失)となりました。
 なお、主な部門別の売上高は、宿泊部門1,022,768千円(前年同四半期比11.1%増)、レストラン部門1,049,960千円(前年同四半期比0.3%減)、宴会部門1,312,133千円(前年同四半期比0.2%増)となりました。
(不動産賃貸事業)
  不動産賃貸事業の当第3四半期累計期間の業績は、売上高43,576千円(前年同四半期比0.5%増)、営業利益29,970千円(前年同四半期比1.3%増)となりました。

 

 

 当社の財政状態は、次のとおりであります。

(資産)

資産合計は8,204,474千円(前事業年度末比185,269千円減)となりました。
主な要因は現金及び預金97,871千円の減少や、未収消費税等29,861千円の減少、有形固定資産53,405千円の減少などであります。

(負債)

負債合計は5,349,949千円(前事業年度末比68,468千円減)となりました。
 主な要因は買掛金129,752千円の減少や、短期借入金185,000千円の減少、未払費用74,372千円の増加、未払消費税等48,752千円の増加、前受金41,876千円の増加、引当金48,965千円の増加などであります。

(純資産)

純資産合計は2,854,524千円(前事業年度末比116,800千円減)となりました。
主な要因は資本剰余金31,414千円の減少や、利益剰余金112,666千円の減少、その他有価証券評価差額金23,349千円の増加などであります。

 

 (2)経営方針・経営戦略等及び経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等

当第3四半期累計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略等及び経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等について重要な変更はありません。

 

(3)資本の財源及び資金の流動性

当社の資金需要のうち主なものは、設備投資資金のほか、食材等の仕入や人件費等の販売費及び一般管理費等の営業費用であります。

当社は、運転資金につきましては自己資金及び金融機関からの短期借入金を基本としており、設備投資につきましては自己資金及び金融機関からの長期借入金を基本としております。

なお、当第3四半期会計期間末における借入金残高は2,760,000千円となっております。また、当第3四半期会計期間末における現金及び現金同等物の残高は326,397千円となっております。

 

(4)事業上及び財政上の対処すべき課題

当第3四半期累計期間において当社が対処すべき課題について重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(5)研究開発活動

該当事項はありません。

 

(6)主要な設備

新設、休止、大規模改修、除却、売却等について、当第3四半期累計期間に著しい変動があった設備は、次のとおりであります。

新設

自社製パンの製造設備であるベーカリー工房を2019年3月に新設いたしました。工事金額(税込)は112,979千円であります。なお、当第3四半期累計期間において、当該工事に係る資産の取得金額は102,961千円となっております。

 

 

(7)継続企業の前提に関する重要事象等

「1.事業等のリスク」に記載のとおり、当社は前事業年度において営業利益及び経常利益を計上いたしましたが、当期純利益は、特別損失においてタワー館客室改装工事による固定資産除却損を計上したことにより、当期純損失を計上いたしました。また、当第3四半期累計期間においても96,529千円の営業損失、103,359千円の経常損失及び147,872千円の四半期純損失を計上しており、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような状況が存在しております。しかしながら、婚礼事業強化のため外部企業によるブライダルビジネス支援及び教育研修を実施し、接客業務の顧客満足度向上や業務効率化により収益力の向上を図るとともに、人員配置等の見直しによる人件費の削減や業務委託の見直しによるコスト削減に努めることにより、営業黒字を継続し、当該重要事象等が早期に解消されるよう取り組んでおります。さらに、当第3四半期会計期間末において現金及び預金326,397千円を保有し、また、運転資金の効率的な調達のために主要取引銀行と当座貸越契約を締結するなど、必要な資金枠を確保し、資金面においても支障はないと判断しております。

以上より、継続企業の前提に関する重要な不確実性は認められないと判断しております。

 

3 【経営上の重要な契約等】

当第3四半期会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。