第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 2023年3月期第3四半期連結累計期間(2022年4月1日~2022年12月31日、以下「当四半期(累計)」といいます。)における当社グループの財政状態、経営成績の状況は次のとおりです。

 

(1)財政状態

(資産の部)

 資産合計は、前年度末と比べて186百万円減少し、23,740百万円となりました。これは、受取手形、売掛金及び契約資産が262百万円増加したこと、販売用不動産が1,169百万円増加したこと、現金及び預金が1,755百万円減少したこと等によるものです。

 

(負債の部)

負債合計は、前年度末と比べて466百万円減少し、11,410百万円となりました。これは、有利子負債が350百万円減少したこと等によるものです。

 

(純資産の部)

 純資産合計は、前年度末と比べて279百万円増加し、12,330百万円となりました。これは、利益剰余金が398百万円増加したこと、自己株式の取得200百万円を行ったこと等によるものです。

 

(2)経営成績

 当四半期(累計)におけるわが国の経済は、新型コロナウイルス感染対策と制限緩和の両立が進み、経済社会活動が正常化へ向かう中で景気は緩やかに回復いたしました。一方、資源価格や原材料価格の高騰、供給制限や人手不足の深刻化、世界的な金融引き締めによる海外景気の下振れリスクが懸念される等、先行きは極めて不透明な状況で推移しております。

 このような状況の中、当四半期(累計)の連結業績は、飲食事業及び中古マンション再生販売事業の大幅な増収により売上高11,481百万円(前年同期比24.3%増)、営業利益は160百万円(前年同期は営業損失324百万円)となりました。しかし新型コロナウイルス感染症拡大防止に伴う助成金収入が減少したことから経常利益は496百万円(前年同期比43.3%減)、前年同期は固定資産売却益の計上があったことから親会社株主に帰属する四半期純利益は473百万円(前年同期比55.1%減)となりました。

 

■連結経営成績(百万円)

 

前年同期

当四半期(累計)

増減

売上高

9,235

11,481

+2,246

営業利益

△324

160

+484

経常利益

875

496

△379

親会社株主に帰属する四半期純利益

1,053

473

△580

 

 セグメント別の業績概況は以下のとおりです。

 

■セグメント別外部売上高(百万円)

 

前年同期

当四半期(累計)

増減

映像関連事業

2,550

2,554

+4

飲食関連事業

2,450

3,658

+1,207

不動産関連事業

4,234

5,269

+1,034

9,235

11,481

+2,246

 

■セグメント別営業利益(百万円)

 

前年同期

当四半期(累計)

増減

映像関連事業

15

△102

△118

飲食関連事業

△634

△59

+575

不動産関連事業

789

851

+62

調整額

△494

△529

△35

△324

160

+484

 

<映像関連事業>
(映画興行事業)

 2022年3月にまん延防止等重点措置が解除され、当四半期(累計)は通常営業が行えたことや『希望と絶望 その涙を誰も知らない』『さかなのこ』『ケイコ 目を澄ませて』などが高稼働し、前年同期比では大幅な増収となりましたが、新型コロナウイルス感染症拡大前の水準までは回復しませんでした。

 当四半期末の映画館数及びスクリーン数は、「テアトル梅田」が2022年9月30日に閉館したことから前年度末から1館2スクリーン減少し、8館21スクリーンです。

 

(映画制作配給事業)

 堅調なアジアドラマ市場により、字幕版制作・DVD制作の受注が拡大いたしましたが、映画配給作品は『それいけ!アンパンマン ドロリンとバケ~るカーニバル』『さかなのこ』『窓辺にて』などが好成績を収めたものの、全体として低調であったことや、2021年1月に公開され大ヒットロングラン上映となった『花束みたいな恋をした』の配給収入及び出資配分金の反動減により、前年同期比で大幅な減収となりました。

 

(ソリューション事業)

 経済活動が再開し、行動制限が緩和される中で、シネアド、イベントプロモーション等の屋外広告の需要が徐々に戻り始め、前年同期比で大幅な増収となりました。

 

 以上の結果、映像関連事業の売上高は2,554百万円(前年同期比0.2%増)となりましたが、映画制作配給事業の減益により営業損失102百万円(前年同期は営業利益15百万円)となりました。

 

<飲食関連事業>
(飲食事業)

 居酒屋業態は法人の宴会需要と夜遅くの客足が依然厳しいものの、酒類提供店に休業要請が続いた前年同期からの反動増により、前年同期比で大幅な増収となりました。

 

■飲食店の店舗数

 

前年度末

当四半期末

増減

 

焼鳥専門店チェーン「串鳥」

38

38

0

 

都内ダイニングバー

5

5

0

 

その他

4

4

0

食店 合計

47

47

0

※2022年8月2日に新業態となる「濃厚海老ラーメン シュリンプリーム」が、同年9月21日に「串鳥」新寺店が開店いたしました。また2022年7月29日に「ワイン酒場 TANTO」が、同年9月15日に「串鳥」東武宇都宮駅店が閉店いたしました。


 以上の結果、飲食関連事業の売上高は3,658百万円(前年同期比49.3%増)となり、営業損失は59百万円(前年同期は営業損失634百万円)に縮小いたしました。

 

<不動産関連事業>
(不動産賃貸事業)

 賃貸ビルは高稼働と、賃料相場が下落する中でもコロナ禍以前の賃料水準を維持し、前年同期並みの売上高となりました。

 

(中古マンション再生販売事業)

 中古マンション再生販売は、市場価格の高騰を受けマンション販売単価が上昇したことや、首都圏における成約件数が落ち込む中、積極的な営業活動により販売件数も伸長し、前年同期比で大幅な増収となりました。

 

 以上の結果、不動産関連事業の売上高は5,269百万円(前年同期比24.4%増)、営業利益は851百万円(前年同期比7.9%増)となりました。

 

(3)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

 前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
 

(4)経営方針・経営戦略等

 当四半期(累計)において、当社グループの経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
 

(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

 当四半期(累計)において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。

 

3【経営上の重要な契約等】

 当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。