なお、重要事象等は存在しておりません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。なお、当第3四半期連結累計期間において、当社は四半期連結キャッシュ・フロー計算書を作成していないため、「キャッシュ・フローの状況の分析」については記載しておりません。
(1)業績の状況
当第3四半期連結累計期間における我が国の経済は、製造業など一部の産業で景況回復の兆しは見受けられるものの、内需関連産業は引き続き停滞しており、併せて今後は米次期政権の誕生に係る市況の混乱も予想され、景況の先行きは不透明感を増しているものと思われます。
このような状況のもと、当社グループの当第3四半期連結累計期間の業績につきましては、映画事業部門は、11月より「新宿武蔵野館」がリニューアルオープンし、個性的な話題作を多数ラインナップしたものの、連結子会社における映画配給関連の営業費用が増加し、セグメント損失を計上することとなりました。不動産事業部門は、不動産管理収入の減少はあったものの、テナントビルの状況に大きな変化はなく営業成績は比較的堅調に推移いたしました。自動車教習事業部門は、学生を中心とした自動車運転免許の取得需要が一段落したこともあり、営業利益は減少いたしました。その結果、全体として売上高は10億8百万円(前年同期比23.4%減)、営業利益は2千3百万円(前年同期比71.5%減)、経常利益は3千3百万円(前年同期比65.2%減)となりました。また、特別利益として新宿武蔵野館休館等に係る受取補償金を、特別損失としてフィリピンにおける現地相手先との合弁会社「ロセス・ムサシノ・ホールディングス」に対する関係会社株式評価損をそれぞれ計上した結果、親会社株主に帰属する四半期純利益は4千6百万円(前年同期比40.0%減)となりました。
当第3四半期連結累計期間のセグメント情報ごとの業績の状況は以下の通りであります。
(「生産、受注及び販売の状況」については、当社は映画興行や不動産賃貸業を中心に業態を形成しており、受注・販売形式の営業活動は行っておりません。販売の状況については、下記に示したセグメント情報ごとの業績の状況をご参照ください。)
(映画事業部門)
平成28年11月5日よりリニューアルオープンした「新宿武蔵野館」では、連結子会社による自社買付配給作品『小さな園の大きな奇跡』をはじめ、『エブリバディ・ウォンツ・サム!!』『アズミ・ハルコは行方不明』等を、また「シネマカリテ」では『PK』『弁護人』『幸せなひとりぼっち』等、個性的な作品を多数上映し好評を博しましたが、一方で、連結子会社における映画配給関連の営業費用が増加いたしました。また、入居テナントビルの耐震工事に係る「新宿武蔵野館」休館の影響もあり、その結果、部門全体の売上高は2億7千9百万円(前年同期比40.5%減)、セグメント損失は3千9百万円(前年同期は2千2百万円のセグメント損失)となりました。
(不動産事業部門)
賃貸部門におきましては、管理ビルの耐震工事に起因する不動産管理業務に係る収入の減少はあったものの、主要テナントビルの稼働状況は引き続き安定しており、営業成績は堅調に推移いたしました。販売部門につきましては、当第3四半期連結累計期間におきましても具体的な営業成績の計上には至っておりません。その結果、部門全体の売上高は3億8千8百万円(前年同期比10.1%減)、セグメント利益は2億3千2百万円(前年同期比21.0%減)となりました。
(自動車教習事業部門)
高校生・大学生の卒業シーズンに備えるべく、各種教習料割引キャンペーンを積極的に行い、新規教習生の獲得に向けてPR活動を強化しておりますが、入所時期のずれ込みもあり、その結果、部門全体の売上高は2億4千1百万円(前年同期比8.1%減)、セグメント利益は2千3百万円(前年同期比41.7%減)となりました。
(商事事業部門)
住宅資材の販売におきましては、パートナー企業より今後の取引の方針について打診を受け、当社においても検討を重ねた結果、平成28年10月末日をもちまして営業を終了することといたしました。また、東京都目黒区において経営委託している飲食店は、業態変更による需要が一段落した影響もあり、営業成績は前年同期を下回りました。その結果、部門全体の売上高は9千1百万円(前年同期比30.3%減)、セグメント利益は4百万円(前年同期比24.9%減)となりました。
(その他)
主としてマクミラン・アリスの版権料収入や自販機手数料等でありますが、全体として売上高は6百万円(前年同期比66.3%減)、セグメント利益は5百万円(前年同期比50.3%減)となりました。
※ スポーツ・レジャー事業部門は営業中止中であります。
(2)財政状態の分析
当第3四半期連結会計期間末における総資産は、「新宿武蔵野館」の改装に係る有形固定資産の増加を主な理由とした固定資産の増加により、前連結会計年度末に比べ、2億4千5百万円増の61億5千7百万円となりました。
負債合計は、金融機関からの借入による「新宿武蔵野館」改装に係る資金調達を行ったことなどから、前連結会計年度末に比べ1億9千8百万円増の26億6千万円となりました。
純資産合計は、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上等により、前連結会計年度末に比べ4千6百万円増の34億9千6百万円となりました。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当連結会社の事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。
(5)従業員数
当第3四半期連結累計期間において、連結会社又は提出会社の従業員数に著しい変動はありません。
(6)主要な設備
前連結会計年度末において計画中であった重要な設備の新設等につきまして、当第3四半期連結累計期間の状況は次のとおりであります。
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会社名 |
事業所名 |
セグメントの名称 |
設備の内容 |
投資額 |
資金調達方法 |
着手年月 |
完了年月 |
完成後の |
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|
総額 |
既支払額 |
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提出 |
新宿武蔵野館(東京都 |
映画事業 |
耐震工事に係る映画館設備の更新 |
371 |
295 |
自己資金および借入金 |
平成28年 |
平成28年 |
変更無し |
(7)経営者の問題認識と今後の方針について
当第3四半期連結累計期間におきましては、フィリピンにおいて展開しているリゾート関連開発事業に係る合弁会社の事業計画の進捗状況に対し評価を行った結果、その出資に対して相応の評価損を計上することとなりました。一方で、特別利益として「新宿武蔵野館」休館等に係る受取補償金の計上があったため、当第3四半期連結会計期間末の利益剰余金は4千6百万円となりました。今後は、将来の利益配分を見据えた配当原資の充実をはかるため、映画の自社買付配給等の映画事業に関連した新しいビジネス・コンテンツの開発にも力を入れ、営業利益の積み上げによる早期復配の実現を目指してまいります。
当第3四半期におきましては、映画事業では、シネコンとは一線を画した個性溢れる映画の上映に加え、平成28年11月5日にリニューアルオープンした「新宿武蔵野館」をPRするとともに、連結子会社による自社買付配給作品第一弾の香港映画『小さな園の大きな奇跡』を公開し、映画事業の総合的な展開に着手をいたしました。また、不動産事業は主要テナントビルの資産価値の維持向上に努めるべく必要に応じて設備投資や修繕を行いました。自動車教習事業は各種割引キャンペーンによる新規教習生の獲得に尽力いたしました。一方で、遊休資産となっている旧甲府武蔵野シネマ・ファイブ土地建物につきましては、活用施策に大きな進展はなく、売却を基本方針に、引き続き今後も活用施策を検討してまいります。
なお、商事事業部門におきまして、住宅資材の販売は平成28年10月末日にて取引を終了しております。