第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。なお、重要事象等は存在しておりません。 

 

2 【経営上の重要な契約等】

当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。

 

 (1)業績の状況

当第2四半期連結累計期間における我が国の経済は、景況は緩やかな回復基調にあるものの、世界情勢の不安などから、先行きについては引き続き不透明な状況が続いております。このような状況のもと、当社グループの当第2四半期連結累計期間の業績につきましては、映画事業部門は、平成28年11月にリニューアルオープンした「新宿武蔵野館」の興行成績は比較的堅調であったものの、「シネマカリテ」における映画興行収入の減少もあり、セグメント損失を計上することとなりました。不動産事業部門は、テナントビルの状況等に大きな変化はなく営業成績は安定的に推移いたしました。自動車教習事業部門は、学生を中心とした自動車運転免許の取得需要が伸び悩み、営業利益は減少いたしました。その結果、全体として売上高は8億1千6百万円前年同期比25.7%増)、営業利益は2千1百万円前年同期比30.1%減)、経常利益は2千4百万円前年同期比35.3%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は1千6百万円前年同期比44.0%減)となりました。
 当第2四半期連結累計期間のセグメント情報ごとの業績の状況は以下の通りであります。
 (「生産、受注及び販売の状況」については、当社は映画興行や不動産賃貸業を中心に業態を形成しており、受注・販売形式の営業活動は行っておりません。販売の状況については、下記に示したセグメント情報ごとの業績の状況をご参照ください。)

 

 

(映画事業部門)

平成28年11月にリニューアルオープンした「新宿武蔵野館」では、『ダンサー、セルゲイ・ポルーニン』『ハイドリヒを撃て!』『パターソン』、「シネマカリテ」では、映画祭『カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2017』の開催等、ミニシアターならではの個性ある話題作を多数上映し、集客に貢献いたしましたが、「シネマカリテ」における映画興行収入の減少や、連結子会社における映画配給関連事業に係る営業費用負担の影響もあり、部門全体の売上高は3億1千9百万円(前年同期比99.4%増)、セグメント損失は3千1百万円(前年同期は4百万円のセグメント損失)となりました。

(不動産事業部門)

 賃貸部門におきましては、不動産管理業務および主要テナントビルの賃貸状況は大きな変化はなく、営業成績は堅調に推移いたしました。販売部門は、業界の動向や景況を窺うに止まり、具体的な営業成績の計上には至っておりません。その結果、部門全体の売上高は2億8千7百万円(前年同期比15.0%増)、セグメント利益は1億8千3百万円(前年同期比27.8%増)となりました。

(自動車教習事業部門)

学生を中心とした運転免許取得需要も一段落し、新規教習生の獲得が難しい時期ではあるものの、教習車両の入替や各種割引キャンペーンの実施等により、営業成績の維持に努めました。その結果、部門全体の売上高は1億6千2 百万円(前年同期比2.6%減)、セグメント利益は1千4百万円(前年同期比24.8%減)となりました。

(商事事業部門)

東京都目黒区において経営委託している飲食店は、季節限定メニューやキャラクターグッズの販売等により集客をはかってまいりましたが、営業成績は前年同期を下回りました。なお、住宅資材の販売につきましては、平成28年10月をもちまして取引を終了しております。その結果、部門全体の売上高は4千2百万円(前年同期比37.7%減)、セグメント利益は3百万円(前年同期比18.5%増)となりました。

(その他)

主としてマクミラン・アリスの版権料収入や自販機手数料でありますが、部門全体の売上高は4百万円(前年同期比10.8%増)、セグメント利益は1百万円(前年同期比43.1%減)となりました。

 

※ スポーツ・レジャー事業部門は営業中止中であります。

 

 (2)財政状態の分析

 当第2四半期連結会計期間末における総資産は、減価償却による有形固定資産の減少があったことなどから、前連結会計年度末に比べ8千2百万円減の61億4千7百万円となりました。
 負債合計は、有利子負債の返済による減少があったことなどから、前連結会計年度末に比べ9千9百万円減の26億1百万円となりました。
 純資産合計は、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上により、前連結会計年度末に比べ1千6百万円増の35億4千5百万円となりました。

 

 

 (3)キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、当第2四半期連結累計期間に、営業活動において7千5百万円の資金を得て、投資活動において5百万円、財務活動において7千7百万円の資金を使用した結果、前第2四半期連結会計期間末に比べ、1億1百万円減少の5億6千4百万円(前年同期比15.2%減)となりました。

当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

 〈営業活動によるキャッシュ・フロー〉

営業活動によって得られた資金は、税金等調整前四半期純利益2千4百万円、減価償却費5千5百万円等があった一方、持分法による投資利益7百万円があったこと等により、7千5百万円前年同期比40.4%減)となりました。

 〈投資活動によるキャッシュ・フロー〉

投資活動によって使用した資金は、有形及び無形固定資産の取得による支出7百万円等により、5百万円(前年同期は6千5百万円の支出)となりました。

 〈財務活動によるキャッシュ・フロー〉

財務活動によって使用した資金は、長期借入金の返済による支出6千4百万円、リース債務の返済による支出1千3百万円等があり、7千7百万円(前年同期は7千6百万円の支出)となりました。

 

 (4)事業上及び財務上の対処すべき課題

当第2四半期連結累計期間において、当連結会社の事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

 (5)研究開発活動

該当事項はありません。

 

 (6)従業員数

当第2四半期連結累計期間において、連結会社又は提出会社の従業員数に著しい変動はありません。

 

 (7)主要な設備

当第2四半期連結累計期間において、主要な設備の状況に著しい変動はありません。

 

 (8)経営者の問題認識と今後の方針について

当第2四半期連結累計期間におきましては、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上により、利益剰余金は9 千4百万円となりました。今後も将来の利益配分を見据えた自己資本の増強に向けて、確実に利益を積み上げていくために、既存事業のさらなる充実や、映画の自社買付配給等の映画事業に関連したビジネス・コンテンツの開発にも力を入れ、グループの収益力を強化していくことで早期復配の実現に向けて営業努力を重ねてまいります。

部門別には、映画事業では、引き続きシネコンとは一線を画した個性溢れる映画を多数ラインナップし、映画ファンにとって魅力ある番組編成を維持していくとともに、「小さな園の大きな奇跡」に続く自社買付作品の配給も慎重に検討してまいります。また、不動産事業は不動産賃貸事業に注力し、自動車教習事業は各種キャンペーンによる新規教習生の確保に向けて営業活動を強化してまいります。一方で、遊休資産となっている旧甲府武蔵野シネマ・ファイブ土地建物につきましては、売却を基本方針に、引き続き今後も情報の収集を綿密に行ってまいります。