第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第2四半期累計期間において、財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の異常な変動等または、前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」について重要な変更はありません。

 

2 【経営上の重要な契約等】

当第2四半期会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1) 業績の状況

当第2四半期累計期間におけるわが国経済は、雇用情勢、所得環境の改善が進む一方、海外経済の動向が懸念され、個人消費や企業収益に足踏みが見られるなど、緩やかな景気回復基調のうちにも弱さをはらみつつ推移しました。

この間、当社におきましては、事業全般に亘って顧客満足度のより高いサービスの提供に努めるとともに、部門別業績管理のさらなる徹底を図り、集客と収入の確保に努めましたところ、売上高は、前年同期に比較して3.5%増の1,701,665千円となりました。

一方、収入に対応して営業原価が増加しましたが、諸経費全般に亘って鋭意節減に努めました結果、営業利益は109,547千円(前年同期比13.0%増)となり、経常利益は109,148千円(前年同期比10.1%増)、四半期純利益は73,054千円(前年同期比24.3%増)となりました。

各セグメントの状況は次のとおりであります。

 

① シネマ・アミューズメント事業

(A) 概要

シネマ・アミューズメント事業部門におきましては、映画では“ズートピア”“名探偵コナン”“信長協奏曲”“ドラえもん”“暗殺教室-卒業編-”“ファインディング・ドリー”“植物図鑑”“オデッセイ”“アリス・イン・ワンダーランド”“64-ロクヨン-”などの話題作品を上映して観客誘致に努めました。また、「あべのハルカス」の集客効果で増加する阿倍野地区への来訪者を「あべのアポロシネマ」へ誘致するため、ハルカスをはじめ近鉄グループや「あべのキューズモール」などの周辺施設と連携し、積極的な販売促進活動を展開しました。さらに、顧客基盤の充実を図るため、映画会員制度「アポロシネマメンバーズ」の会員獲得に努めた結果、会員数は27万人を超え、特に10代、20代の会員を多く獲得できました。このほか、事前のクレジットカード決済が必要ない座席予約システムの認知が進んだことや、本年6月には、計画的に推進中の座席リニューアル工事を「スクリーン7」及び「スクリーン8」において完成するなど、劇場内の快適性向上にも努力しました結果、前年同期を大幅に上回る成績となりました。

また、娯楽場事業におきましても、劇場事業と一体となった集客を継続して推進いたしました結果、この部門全体の収入合計は、前年同期に比較して4.6%増の802,796千円となり、営業原価控除後では21,498千円のセグメント利益(前年同期比53.8%増)となりました。

(B) 営業成績

 

区分

単位

当第2四半期累計期間

(平成28年2月1日から

平成28年7月31日まで)

前年同期比(%)

劇場入場人員

千人

474

3.1

劇場収入

千円

621,769

2.8

娯楽場収入

千円

181,026

10.9

合計

千円

802,796

4.6

 

 

 

② 不動産事業

(A) 概要

不動産事業部門におきましては、アポロビルにおいて、順次実施しているエスカレーター更新の最終期工事として3階から5階までの3基を完了したほか、ビル内各所において美装工事及び設備更新・改良工事を推進しました。ルシアスビルにおいても、地下駐車場等において防犯カメラ設備更新・増設工事を行い、より快適で安全なビルづくりを推進しました。また、劇場事業と連携した誘客活動を進めるとともに、賃貸収入の確保に向けて、ビル入居率の維持・向上を図るため、空室部分への後継テナント誘致に注力いたしました結果、駐車場収入等ビル付帯事業並びにその他の事業を含めたこの部門全体の収入合計は前年同期に比較して2.6%増の898,869千円となり、営業原価控除後では221,341千円のセグメント利益(前年同期比1.6%増)となりました。

 

(B) 営業成績

区分

単位

当第2四半期累計期間

(平成28年2月1日から

平成28年7月31日まで)

前年同期比(%)

不動産賃貸収入

千円

773,936

3.1

不動産付帯収入

千円

112,827

△0.1

その他事業収入

千円

12,104

△4.1

合計

千円

898,869

2.6

 

 

(2) 財政状態の分析

(資産)

当第2四半期会計期間末における総資産は、短期貸付金の減少等により前期末に比較して234,979千円減少し、4,800,333千円となりました。

(負債)

負債は、設備関係未払金の減少等により、前期末に比較して279,004千円減少し、2,997,437千円となりました。

(純資産)

純資産は、四半期純利益の計上により利益剰余金が増加したため、前期末に比較して44,025千円増加し、1,802,895千円となりました。

 

(3) キャッシュ・フローの状況

当第2四半期会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は営業活動による収入が投資活動による支出及び財務活動による支出を上回ったため、前事業年度末に比較して6,793千円増加(5.4%増)し、132,384千円となりました。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動で得られた資金は、194,430千円で前年同期と比較して39,231千円増加しました。これは、税引前四半期純利益の増加等によるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動で使用した資金は、171,107千円で前年同期と比較して196,095千円増加しました。これは、前期末の設備投資に係る支払を実施したこと等によるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動で使用した資金は、配当金等の支払により16,529千円となりました。借入金の返済を大きく進めた前年同期と比較して167,951千円支出額が減少しております。

 

(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第2四半期累計期間において、当社の事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更はありません。
 

(5) 研究開発活動

該当事項はありません。