第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第2四半期累計期間において、財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の異常な変動等または、前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」について重要な変更はありません。

 

2 【経営上の重要な契約等】

当第2四半期会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1) 業績の状況

当第2四半期累計期間におけるわが国経済は、雇用情勢の改善を受けた個人消費の持ち直しに加え、設備投資も堅調に増加し、緩やかな景気回復基調のうちに推移しました。

この間、当社におきましては、事業全般に亘って顧客満足度のより高いサービスの提供に努めるとともに、部門別業績管理のさらなる徹底を図りましたところ、売上高は前年同期に比較して7.9%増の1,836,399千円となりました。

一方、増収に応じて営業原価が増加しましたが、諸経費全般に亘って鋭意節減に努めました結果、営業利益は141,365千円(前年同期比29.0%増)となり、経常利益は142,047千円(前年同期比30.1%増)、四半期純利益は88,921千円(前年同期比21.7%増)となりました。

各セグメントの状況は次のとおりであります。

 

① シネマ・アミューズメント事業

(A) 概要

シネマ・アミューズメント事業部門におきましては、映画では、“美女と野獣”がヒットしたほか、“名探偵コナン”“モアナと伝説の海”“SING/シング”“ラ・ラ・ランド”“ドラえもん”“パイレーツ・オブ・カリビアン”“22年目の告白”“ワイルドスピード ICE BREAK” “昼顔”などの話題作品を上映して観客誘致に努めました。また、「あべのハルカス」で集客力を増した阿倍野地区への来訪者を「あべのアポロシネマ」へ誘致するため、ハルカスをはじめ近鉄グループやその他の周辺施設と連携し、積極的な販売促進活動を展開しました。さらに、顧客基盤の充実を図るため、映画会員制度「アポロシネマメンバーズ」の会員獲得に努めたほか、事前のクレジットカード決済が不要な座席予約システムの利便性についても周知が進み、好評を得ました。また、本年3月には、新スクリーン「プラスワン」をオープンし、効率的な運用を図りました結果、劇場事業では前年同期を大幅に上回る成績となりました。

また、娯楽場事業におきましても、劇場事業と一体となった集客を継続して推進いたしました結果、この部門全体の収入合計は、前年同期に比較して17.0%増の939,055千円となり、営業原価控除後では68,479千円のセグメント利益(前年同期比218.5%増)となりました。

(B) 営業成績

 

区分

単位

当第2四半期累計期間

(平成29年2月1日から

平成29年7月31日まで)

前年同期比(%)

劇場入場人員

千人

572

20.6

劇場収入

千円

748,046

20.3

娯楽場収入

千円

191,009

5.5

合計

千円

939,055

17.0

 

 

 

② 不動産事業

(A) 概要

不動産事業部門におきましては、アポロビルにおいて、2階及び3階共用部照明器具のLED化工事、低層階雑排水管更新工事等を実施し、ビルの経費節減と機能向上を図りました。ルシアスビルにおいても、かねて計画的に実施してきた防犯カメラ設備更新・増設工事を継続し、空調制御システム及び空調機の更新を段階的に進めるなど、より安全・快適なビルづくりを推進したほか、本年1月に新設した15階の眺望のよい屋内ステージ「あべのAステージ・スカイコート」、リニューアルした1階正面広場の「あべのAステージ」の運営をそれぞれ本格的に開始しました。また、アポロ、ルシアス両ビルにおいてフリーWI-FIスポットを設置し来館者の利便性向上を図ったほか、劇場事業と連携した誘客活動を進めました。さらに、賃貸収入の確保に向けて、空室部分への後継テナント誘致に注力しました結果、駐車場収入等ビル付帯事業並びにその他の事業を含めたこの部門全体の収入合計は前年同期に比較して0.2%減の897,343千円となり、営業原価控除後では221,583千円のセグメント利益(前年同期比0.1%増)となりました。

 

(B) 営業成績

区分

単位

当第2四半期累計期間

(平成29年2月1日から

平成29年7月31日まで)

前年同期比(%)

不動産賃貸収入

千円

774,276

0.0

不動産付帯収入

千円

112,366

△0.4

その他事業収入

千円

10,700

△11.6

合計

千円

897,343

△0.2

 

 

(2) 財政状態の分析

(資産)

当第2四半期会計期間末における総資産は、固定資産の減価償却等により前期末に比較して35,142千円減少し、4,826,320千円となりました。

(負債)

負債は、未払金の減少等により、前期末に比較して94,798千円減少し、2,932,333千円となりました。

(純資産)

純資産は、四半期純利益など利益剰余金の増加額が配当金の支払い等による減少額を上回ったたため、前期末に比較して59,655千円増加し、1,893,987千円となりました。

 

(3) キャッシュ・フローの状況

当第2四半期会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は営業活動による収入が投資活動による支出及び財務活動による支出を上回ったため、前事業年度末に比較して34,639千円増加(50.9%増)し、102,639千円となりました。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動で得られた資金は、341,644千円で前年同期と比較して147,213千円増加しました。これは、流動資産の増加等によるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動で使用した資金は、300,561千円で前年同期と比較して129,453千円増加しました。これは、前年同期に減少した短期貸付金が、本年は増加したこと等によるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動で使用した資金は、配当金の支払等により6,443千円となりました。短期借入金が前年同期よりも多く増加したため、前年同期と比較して10,086千円支出額が減少しております。

 

(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第2四半期累計期間において、当社の事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更はありません。

 

(5) 研究開発活動

該当事項はありません。

 

(6) 主要な設備

当第2四半期累計期間において、新たに確定した重要な設備の新設計画は、次のとおりであります。

事業所名
(所在地)

セグメントの名称

設備の
内容

投資予定額

資金調達
方法

着手及び
完了予定年月

完成後の
増加能力

総額
(千円)

既支払額
(千円)

着手

完了

きんえいアポロビル
(大阪市阿倍野区)

不動産
事業

ビル
耐震補強

1,250,000

30,000

自己資金
及び
借入金

平成29年
10月

平成31年
1月