第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第2四半期累計期間において、財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の異常な変動等または、前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」について重要な変更はありません。

 

2 【経営上の重要な契約等】

当第2四半期会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1) 業績の状況

当第2四半期累計期間におけるわが国経済は、個人消費が一時低調であったもののその後持ち直し、設備投資も増加するなど、概ね緩やかな景気回復基調をたどりましたが、通商問題の動向など懸念材料もあり、先行き不透明感を拭えない状況で推移しました。

この間、当社におきましては、事業全般に亘って顧客満足度のより高いサービスの提供に努めるとともに、部門別業績管理のさらなる徹底を図りましたが、売上高は、前年同期に比較して4.1%減の1,760,709千円となりました。

一方、諸経費全般に亘って鋭意節減に努めましたが、営業利益は120,897千円(前年同期比14.5%減)となり、経常利益は128,355千円(前年同期比9.6%減)、四半期純利益は86,023千円(前年同期比3.3%減)となりました。

各セグメントの状況は次のとおりであります。

 

① シネマ・アミューズメント事業

(A) 概要

シネマ・アミューズメント事業部門におきましては、映画では、“名探偵コナン”“万引き家族”“グレイテスト・ショーマン”“ジュラシック・ワールド/炎の王国”“ドラえもん”“リメンバー・ミー”“ボス・ベイビー”“アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー”“北の桜守”“ちはやふる-結び-”などの話題作品を上映して観客誘致に努めました。また、「あべのハルカス」で集客力を増した阿倍野地区への来訪者を「あべのアポロシネマ」へ誘致するため、ハルカスをはじめ近鉄グループやその他の周辺施設と連携し、積極的な販売促進活動を展開しました。さらに、顧客基盤の充実を図るため、映画会員制度「アポロシネマメンバーズ」の会員獲得に努めたほか、事前のクレジットカード決済が不要な座席予約システムの利便性が引き続き好評を得ました。また、昨年3月にオープンした新スクリーン「プラスワン」を活用した効率的な劇場運営を図りましたが、劇場事業では、ヒット作「美女と野獣」を上映した前年同期に比較して、これに匹敵する作品がなく、減収となりました。

また、娯楽場事業におきましても、劇場事業と一体となった集客を継続して推進いたしました結果、この部門全体の収入合計は、前年同期に比較して6.7%減の876,177千円となり、営業原価控除後では50,873千円のセグメント利益(前年同期比25.7%減)となりました。

(B) 営業成績

 

区分

単位

当第2四半期累計期間

(平成30年2月1日から

平成30年7月31日まで)

前年同期比(%)

劇場入場人員

千人

505

△11.7

劇場収入

千円

670,832

△10.3

娯楽場収入

千円

205,344

7.5

合計

千円

876,177

△6.7

 

 

 

② 不動産事業

(A) 概要

不動産事業部門におきましては、アポロビルにおいて、昨年10月に着工した耐震補強工事及び関連工事を鋭意推進したほか、防犯カメラ増設工事、地下4階機械室ほかの照明器具LED化工事を実施し、ビルの機能及び安全性の向上と経費節減を図りました。ルシアスビルにおいても、非常放送設備更新工事を実施したほか、空調制御設備及び空調機の更新を段階的に進め、共用部及び駐車場の照明器具LED化工事を施行するなど、安全・快適なビルづくりを推進するとともに、経費節減に努めました。また、劇場事業と連携した誘客活動を進めるとともに、賃貸収入の確保に向けて、空室部分への後継テナント誘致に注力し、期間を通じて高いビル入居率を維持しました。しかしながら、アポロビル耐震補強工事の進捗に伴い、ビル壁面の突出し看板を一旦撤去し、看板掲出料収入が減少した結果、駐車場収入等ビル付帯事業並びにその他の事業を含めたこの部門全体の収入合計は、前年同期に比較して1.4%減の884,531千円となり、営業原価控除後では216,695千円のセグメント利益(前年同期比2.2%減)となりました。

 

(B) 営業成績

区分

単位

当第2四半期累計期間

(平成30年2月1日から

平成30年7月31日まで)

前年同期比(%)

不動産賃貸収入

千円

761,208

△1.7

不動産付帯収入

千円

113,283

0.8

その他事業収入

千円

10,040

△6.2

合計

千円

884,531

△1.4

 

 

(2) 財政状態の分析

(資産)

当第2四半期会計期間末における総資産は、現在進行中のきんえいアポロビル耐震補強工事にかかる設備投資等により前期末に比較して139,688千円増加し、5,151,904千円となりました。

(負債)

負債は、耐震補強工事に伴う長期借入金の借入等により、前期末に比較して82,885千円増加し、3,169,670千円となりました。

(純資産)

純資産は、四半期純利益など利益剰余金の増加額が配当金の支払い等による減少額を上回ったため、前期末に比較して56,802千円増加し、1,982,233千円となりました。

 

(3) キャッシュ・フローの状況

当第2四半期会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は営業活動による収入及び財務活動による収入が投資活動による支出を上回ったため、前事業年度末に比較して47,603千円増加(55.7%増)し、133,111千円となりました。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動で得られた資金は、357,331千円で前年同期と比較して15,686千円増加しました。これは、耐震補強工事に伴う補助金の受取等によるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動で使用した資金は、551,837千円で前年同期と比較して251,275千円増加しました。これは、耐震補強工事代金の支出等によるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動で得られた資金は、242,109千円となりました(前年同期は6,443千円の支出)。これは、耐震補強工事に伴う長期借入金の借入等によるものであります。

 

(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第2四半期累計期間において、当社の事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更はありません。

 

(5) 研究開発活動

該当事項はありません。