当第2四半期累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。
また、前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業リスク」について重要な変更はありません。
文中における将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。
なお、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 平成30年3月30日。以下「収益認識会計基準」という。)及び「収益認識に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第30号 平成30年3月30日)を第1四半期会計期間の期首から適用しております。詳細は、「第4 経理の状況 1 四半期財務諸表 注記事項 (会計方針の変更)」をご参照ください。
当第2四半期累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響が依然として大きく、特に期間の終わりには変異株による感染が拡大し新規感染者数及び重症者数が急増するなど、極めて厳しい状況のうちに推移しました。
この間、当社におきましては、当社施設を通じた新型コロナウイルス感染拡大を防止するため、細心の注意を払いながら集客に努め、収入の確保を目指しましたが、政府の2度目の緊急事態宣言を受けて、令和3年1月15日以降「あべのアポロシネマ」の営業時間を短縮し、さらに、3度目の緊急事態宣言を受けて、4月25日から5月31日まで臨時休館するに至りました。その後、6月1日の営業再開から20日までは土曜日、日曜日を休館したほか、感染予防措置である間隔を空けての座席販売及び営業時間短縮を実施しました。これらの影響が大きく本格的な収入回復には至りませんでしたが、売上高は、「あべのアポロシネマ」を2ヵ月近く臨時休館した前年同期に比較して19.5%増の1,438,980千円となりました。さらに、諸経費全般に亘って鋭意節減に努めました結果、前年同期は営業損失、経常損失、四半期純損失を計上しましたが、当第2四半期累計期間は、93,219千円の営業利益(前年同期営業損失15,994千円)、106,290千円の経常利益(前年同期経常損失6,779千円)、46,325千円の四半期純利益(前年同期四半期純損失7,060千円)となりました。
各セグメントの状況は次のとおりであります。
シネマ・アミューズメント事業部門におきましては、映画では、“シン・エヴァンゲリオン劇場版”“名探偵コナン 緋色の弾丸”“花束みたいな恋をした”“東京リベンジャーズ”“るろうに剣心 最終章 The Final”“劇場版「鬼滅の刃」無限列車編”“名探偵コナン 緋色の不在証明”“竜とそばかすの姫” “キャラクター” “ブラック・ウィドウ”などを上映して観客誘致に努めました。また、新型コロナウイルス感染症が拡大する中、安全・安心に映画をご覧いただけることを第一に考え、従業員の健康管理を徹底するとともに、お客様にマスクの着用、消毒液の使用及び体温の測定をお願いし、館内の消毒を継続、サーモグラフィ―カメラを増設するなどあらゆる感染予防対策を徹底しました。その上で、抗ウイルス・抗菌加工ならびにトイレリニューアルをはじめ館内美装化を終えた「あべのアポロシネマ」への誘客に力を注ぐとともに、自動券売機を増設して省人化を進めました。この結果、劇場事業と同様に、臨時休業や営業時間短縮を余儀なくされた娯楽場事業を含めた部門全体の収入合計は、収益認識会計基準等の適用による影響額を含め441,002千円(前年同期比37.4%増)となり、営業原価控除後では14,250千円のセグメント損失(前年同期セグメント損失115,477千円)となりました。なお、収益認識会計基準等を適用した影響により、従来の方法に比べて95,005千円減収となりました。
同事業の収入等は次のとおりであります。
b.不動産事業
不動産事業部門におきましては、新型コロナウイルス感染拡大を防止するため、アポロ・ルシアス両ビルにおける抗ウイルス・抗菌加工済みの共用部の消毒を定期的に実施するほか、テナントへの情報提供に努めてまいりました。また、アポロビルにおいて、エレベーター内防犯カメラを更新したほか、排気ファン更新、新規テナント誘致に伴う区画整備等の諸工事を実施し、ビルの機能強化を図りました。ルシアスビルにおいても、排気ファン更新、消火設備更新、防火シャッター改修等に計画的に取り組むなど、より安全なビルづくりを推進しました。また、賃貸収入の確保に向けて、空室部分への後継テナント誘致に注力し、期間を通じて高いビル入居率を維持しましたが、新型コロナウイルス感染拡大に伴い来館者数が低調に推移し、テナント維持のための賃料減額や空室発生により、駐車場収入等ビル付帯事業並びにその他の事業を含めた部門全体の収入合計は、収益認識会計基準等の適用による影響額を含め997,978千円(前年同期比13.0%増)となり、営業原価控除後では254,977千円のセグメント利益(前年同期比0.9%増)となりました。なお、収益認識会計基準等を適用した影響により、従来の方法に比べて113,420千円増収となりました。
同事業の収入は次のとおりであります。
当第2四半期会計期間末における総資産は、固定資産の減価償却等により前期末に比較して29,133千円減少し、5,729,767千円となりました。負債は、設備関係未払金の減少等により、前期末に比較して48,361千円減少し、3,570,675千円となりました。純資産は、四半期純利益の計上により利益剰余金が増加したため、前期末に比較して19,227千円増加し、2,159,092千円となりました。
当第2四半期会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、投資活動による支出が営業活動及び財務活動による収入を上回ったため、前事業年度末に比較して6,902千円減少し、93,934千円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動で得られた資金は、329,231千円となりました。なお、前年同期は支出超過であったため、営業活動で得られた資金は前年同期と比較して増加しております。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動で使用した資金は、370,748千円となりました。なお、前年同期は収入超過であったため、投資活動で使用した資金は前年同期と比較して増加しております。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動で得られた資金は、34,614千円となりました。なお、前年同期は支出超過であったため、財務活動で得られた資金は前年同期と比較して増加しております。
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、4度目の緊急事態宣言が発出され、これを受けて令和3年8月2日以降、「あべのアポロシネマ」では間隔を空けての座席販売や営業時間短縮を実施しております。当社といたしましては、予断を許さない状況が続くものと予想される中、引き続き当社施設を通じた感染拡大を防止するため、種々の対策を徹底、継続してまいります。その上で、シネマ・アミューズメント事業部門では、魅力ある作品の上映に努めるほか、リニューアル工事により大きくイメージアップした阿倍野地区唯一の映画館「あべのアポロシネマ」への集客と収入の確保を目指してまいります。さらに、「あべのハルカス」「あべのキューズモール」「天王寺ミオ」など周辺施設との共同販売促進策を推進するほか、簡単・便利な「チケット予約システム」、格安で映画をご覧いただける「映画会員制度」をアピールし、誘客に努めます。
また、不動産事業部門におきましては、テナント入居率の維持・向上による賃貸収入の確保を図るのはもとより、引き続き設備更新・改良工事等を計画的に進めるなど、ビルのさらなる機能向上を図り、安全で快適な環境づくりに努めてまいります。加えて、「あべのアポロシネマ」との連携を推進し、一層の集客に注力してまいります。
該当事項はありません。
当第2四半期会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。