第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第2四半期累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はない。

 

2 【経営上の重要な契約等】

当社は、平成28年9月30日開催の取締役会において、株式会社ツチヤコーポレーションに対し、当社の松竹温泉天風の湯(愛知県江南市)を譲渡する事業譲渡契約について決議を行い、同日付けで事業譲渡契約を締結した。なお、事業の譲渡を行う日は、平成29年1月1日の予定である。

その主な内容は、次のとおりである。

(1) 当社は、平成28年12月31日現在の松竹温泉天風の湯に係る固定資産(建物、機械装置、器具備品等)及び棚卸資産を譲渡する。

(2) 当社の松竹温泉天風の湯に係る販売先・仕入先等はすべて株式会社ツチヤコーポレーションが引継ぐが、平成28年12月31日現在の債権・債務については、当社に全て帰属するものとし、株式会社ツチヤコーポレーションには引継がないものとする。

(3) 株式会社ツチヤコーポレーションは、当該事業の対価として適正なる価額を支払うものとする。

(4) その他必要な事項は、両社で協議のうえ決定する。

 

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において当社グループが判断したものである。

(1)業績の状況

当第2四半期累計期間におけるわが国経済は、個人消費については消費者マインドに足踏みがみられるものの、企業収益や雇用情勢については改善が見られ、穏やかな回復基調で推移した。しかし、円高や世界経済の下振れリスクもあり、先行きは依然として不透明な状況にある。

このような状況の中、当社はサービスの一層の充実を推進し、お客様にご満足いただける映画・商品をご提供することで、「感動の創造」に努めた。

また、平成28年7月15日に名古屋駅前のシンフォニー豊田ビルに「ミッドランドスクエアシネマ2(7スクリーン)」を開業し、既存の「ミッドランドスクエアシネマ」と合わせて名古屋市内最大の14スクリーン体制とした。これに伴いシネマ事業の効率化を図るため平成28年6月30日、ピカデリーを閉館した。

さらに、平成26年9月16日には、名古屋駅前のシンフォニー豊田ビルに、映画鑑賞後もゆったりと寛いでいただけるカフェとして、「ラ・ボビン ガレットカフェ」をオープンした。

その結果、当第2四半期累計期間の売上高は20億31百万円(前年同期比4.3%増)、営業利益は97百万円(前年同期比18.0%減)、経常利益は85百万円(前年同期比29.7%減)、四半期純利益は1億25百万円(前年同期比54.0%増)となった。

 

セグメントの業績を示すと、次のとおりである。

①シネマ事業

シネマ事業においては、平成28年7月15日に「ミッドランドスクエアシネマ2」が開業し、ミッドランドスクエアシネマと合わせ14スクリーン体制となり、これまで以上に魅力的かつ効率的な番組編成を行った。

上質なアート作品をお届けする「アートシネマ・スクエア レーベル」、様々なアニメ作品をお届けする「アニメーション・スクエア レーベル」という2つのレーベルを立ち上げるとともに、「シネマ歌舞伎」やライブビューイング等、様々なジャンルのエンターテイメント作品を提供し、あらゆる映画ファンの期待に応える多彩な作品をお届けした。

主な上映作品としては、洋画では「バットマンVSスーパーマンジャスティスの誕生」「インデペンデンス・デイ リサージェンス」、邦画では「シン・ゴジラ」「暗殺教室 卒業編」、アニメでは「ファインディング・ドリー」「君の名は。」等の話題作を上映した。

その結果、売上高は14億93百万円(前年同期比5.8%増)、セグメント利益は93百万円(前年同期比26.6%減)となった。

 

 

②リラクゼーション事業

リラクゼーション事業においては、近隣企業等への営業活動を積極的に行い、地域に密着した運営を心掛けた。また、店舗独自のイベントの実施やサービスの充実を図り、お客様に愛される施設運営に努めた。

その結果、売上高は3億59百万円(前年同期比7.0%減)、セグメント損失は14百万円(前年同期はセグメント損失14百万円)となった。

 

③アド事業

アド事業においては、得意分野の映画宣伝関連やサイン工事を中心に営業展開を図り、安定的な収益の維持に努めた。

その結果、売上高は1億78百万円(前年同期比20.3%増)、セグメント利益は19百万円(前年同期比173.1%増)となった。

 

 

(2)財政状態の分析

当第2四半期会計期間末の総資産は56億45百万円(前事業年度末比17.6%増)となった。

流動資産は、15億2百万円(前事業年度末比28.0%増)となった。 これは主に、現金及び預金の3億36百万円の増加等によるものである。

固定資産は、41億42百万円(前事業年度末比14.2%増)となった。これは主に、有形固定資産の3億70百万円の増加等によるものである。

流動負債は、10億16百万円(前事業年度末比71.5%増)となった。これは主に、買掛金の1億22百万円の増加等によるものである。

固定負債は、7億83百万円(前事業年度末比65.1%増)となった。これは主に、リース債務の1億84百万円の増加等によるものである。

純資産は、38億45百万円(前事業年度末比3.0%増)となった。

なお、当第2四半期会計期間末の自己資本比率は前事業年度末の77.8%から68.1%となった。

 

 

(3)キャッシュ・フローの状況

当第2四半期累計期間における現金及び現金同等物の四半期末残高は、8億57百万円となり、期首と比べ63百万円減少した。

営業活動によるキャッシュ・フローは、62百万円(前年同期は2億31百万円)となった。これは主に、税引前四半期純利益1億82百万円、減価償却費1億42百万円等によるものである。

投資活動によるキャッシュ・フローは、△1億85百万円(前年同期は△8百万円)となった。これは主に有形固定資産の取得による支出、3億12百万円等によるものである。

財務活動によるキャッシュ・フローは、59百万円(前年同期は△1億8百万円)となった。これは主に、借入れによる収入、2億円等によるものである。

 

 

(4)事業上及び財務上の対処すべき課題

当第2四半期累計期間において、当社の事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はない。