文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものである。
当第3四半期累計期間におけるわが国経済は、個人消費については消費者マインドに足踏みがみられるものの、企業収益や雇用情勢については改善が見られ、穏やかな回復基調で推移した。しかし、英国のEU離脱問題や中国をはじめとするアジア新興国の景気の下振れ懸念等もあり、先行きは依然として不透明な状況にある。
このような状況の中、当社はサービスの一層の充実を推進し、お客様にご満足いただける映画・商品をご提供することで、「感動の創造」に努めた。
また、平成28年7月15日に名古屋駅前のシンフォニー豊田ビルに「ミッドランドスクエアシネマ2(7スクリーン)」を開業し、既存の「ミッドランドスクエアシネマ」と合わせて名古屋市内最大の14スクリーン体制とした。これに伴いシネマ事業の効率化を図るため平成28年6月30日、ピカデリーを閉館した。
さらに、平成26年9月16日には、名古屋駅前のシンフォニー豊田ビルに、映画鑑賞の前後にゆったりと寛いでいただけるカフェとして、「ラ・ボビン ガレットカフェ」をオープンした。
その結果、当第3四半期累計期間の売上高は30億63百万円(前年同期比9.1%増)、営業利益は1億44百万円(前年同期比10.3%増)、経常利益は1億45百万円(前年同期比8.1%増)、四半期純利益は1億65百万円(前年同期比85.1%増)となった。
セグメントの業績を示すと、次のとおりである。
シネマ事業においては、平成28年7月15日に「ミッドランドスクエアシネマ2」が開業し、ミッドランドスクエアシネマと合わせ14スクリーン体制となり、これまで以上に魅力的かつ効率的な番組編成を行った。
上質なアート作品をお届けする「アートシネマ・スクエア レーベル」、様々なアニメ作品をお届けする「アニメーション・スクエア レーベル」という2つのレーベルを立ち上げるとともに、「シネマ歌舞伎」やライブビューイング等、様々なジャンルのエンターテイメント作品を提供し、あらゆる映画ファンの期待に応える多彩な作品をお届けした。
主な上映作品としては、洋画では「インデペンデンス・デイ リサージェンス」「アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅」「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」、邦画では「シン・ゴジラ」「海賊と呼ばれた男」、アニメでは「ズートピア」「ファインディング・ドリー」「君の名は。」等の話題作を上映した。
その結果、売上高は22億75百万円(前年同期比15.1%増)、セグメント利益は1億34百万円(前年同期比5.7%増)となった。
リラクゼーション事業においては、近隣企業等への営業活動を積極的に行い、地域に密着した運営を心掛けた。また、店舗独自のイベントの実施やサービスの充実を図り、お客様に愛される施設運営に努めた。
その結果、売上高は5億39百万円(前年同期比7.6%減)、セグメント損失は16百万円(前年同期はセグメント損失15百万円)となった。
なお、愛知県江南市の「松竹温泉 天風の湯」は、経営資源の選択と集中を強化し、今後一層名古屋駅前を核とした事業展開をするため、平成29年1月1日をもって事業譲渡した。
アド事業においては、得意分野の映画宣伝関連やサイン工事を中心に営業展開を図り、安定的な収益の維持に努めた。
その結果、売上高は2億48百万円(前年同期比0.7%増)、セグメント利益は26百万円(前年同期比40.5%増)となった。
当第3四半期会計期間末の総資産は61億65百万円(前事業年度末比28.4%増)となった。
流動資産は、20億21百万円(前事業年度末比72.1%増)となった。 これは主に、現金及び預金の7億93百万円の増加等によるものである。
固定資産は、41億43百万円(前事業年度末比14.3%増)となった。これは主に、有形固定資産の3億24百万円の増加等によるものである。
流動負債は、15億5百万円(前事業年度末比154.0%増)となった。これは主に、買掛金の88百万円の増加、リース債務の38百万円の増加等によるものである。
固定負債は、7億53百万円(前事業年度末比58.7%増)となった。これは主に、長期借入金の60百万円の増加、リース債務の1億64百万円の増加等によるものである。
純資産は、39億6百万円(前事業年度末比4.6%増)となった。これは主に、繰越利益剰余金の1億65百万円の増加等によるものである。
なお、当第3四半期会計期間末の自己資本比率は前事業年度末の77.8%から63.4%となった。
当第3四半期累計期間において、当社の事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はない。