当第2四半期累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はない。
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものである。
当第2四半期累計期間のわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の拡大により、個人消費や企業活動に甚大な影響を与え、人々の生活様式については余儀なく変化を強いられた。「緊急事態宣言」の解除後は、経済に持ち直しの動きがみられたものの、同感染症拡大の収束は見通せず先行き不透明な状況で推移した。
当社では、同感染症が拡大し始めた2月末頃より映画館の来場者が減少し始め、さらに、映画公開の中止や延期、政府から発出された「緊急事態宣言」により大部分の事業所を臨時休業するなど、業績に深刻な影響を及ぼした。
その後、「緊急事態宣言」が解除となり、マスクの着用、アルコール消毒液の設置、サーモグラフィーによるお客様の体温の確認、施設内の換気など一層の感染防止対策を施しながら営業を再開した。しかしながら、外出自粛などのマインドが依然継続しており、感染拡大前の水準には遠く及ばない状況であった。
その結果、当第2四半期累計期間の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなった。
売上高は5億96百万円(前年同期比73.1%減)、営業損失は3億5百万円(前年同期は営業利益2億18百万円)、経常損失は2億55百万円(前年同期は経常利益2億30百万円)、四半期純損失は2億60百万円(前年同期は四半期純利益1億56百万円)となった。
セグメントの業績を示すと、次のとおりである。
当事業では、新作公開が少なく旧作を上映するなど番組編成にも影響が及び、その後4月11日から5月21日までの41日間の休業を余儀なくされるなど、未曽有の状況であった。営業再開後は政府、自治体および関係団体からのガイドラインに従い、座席間隔を空け、半分の座席にて営業をした。邦画を中心に新作映画も公開されるようになったが、全体の興行としては大変厳しい成績であった。また、近年着実に売り上げを伸ばしていましたライブビューイングは、公開すべき作品も無い状態であった。
当上半期の主な上映作品として、邦画では、7月公開「今日から俺は!! 劇場版」、「コンフィデンスマンJP プリンセス編」、8月公開の「糸」、「事故物件 怖い間取り」、洋画では、6月公開「ドクター・ドリトル」、「ランボー ラスト・ブラッド」、9月公開の「ミッドウェイ」、「TENET テネット」、アニメでは、6月公開「千と千尋の神隠し」(再映)、8月公開「劇場版『Fate/stay night[Heaven’s Feel]』Ⅲ.spring song」、「映画ドラえもん のび太の新恐竜」、9月公開の「劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン」、ODS(映画以外のデジタルコンテンツ)では、9月公開の「BREAK THE SILENCE : THE MOVIE」、「僕たちの嘘と真実 Documentary of 欅坂46」などの番組を編成した。
また、飲食部門の名古屋市千種区の「覚王山カフェ Ji.Coo.」、名古屋市中村区の「LA BOBINE ガレットカフェ」では、食材にこだわったメニューを開発するとともに、新型コロナウイルス感染防止対策を十分に図りながら、お客様に満足いただける店舗創りに努めてきた。
その結果、売上高は5億22百万円(前年同期比74.7%減)、セグメント損失は2億70百万円(前年同期はセグメント利益2億10百万円)となった。
当事業は、同感染症拡大に伴う映画関連の業務・イベント等の中止が重なったことにより、シネマ事業同様に影響を大きく受けた。しかしながら、コインパーキング等のサイン工事については、影響は少なく堅調に推移した。
その結果、売上高は74百万円(前年同期比53.3%減)、セグメント損失は35百万円(前年同期はセグメント利益8百万円)となった。
当第2四半期会計期間末の総資産は42億79百万円(前事業年度末比9.3%減)となった。
流動資産は、10億97百万円(前事業年度末比29.6%減)となった。これは主に、現金及び預金の4億97百万円の減少等によるものである。
固定資産は、31億81百万円(前事業年度末比0.8%増)となった。これは主に、投資その他の資産の1億19百万円の増加等によるものである。
流動負債は、3億50百万円(前事業年度末比32.1%減)となった。これは主に、買掛金の97百万円の減少等によるものである。
固定負債は、3億79百万円(前事業年度末比8.8%減)となった。これは主に、リース債務の21百万円の減少等によるものである。
純資産は、35億48百万円(前事業年度末比6.2%減)となった。
なお、当第2四半期会計期間末の自己資本比率は前事業年度末の80.2%から82.9%となった。
当第2四半期累計期間における現金及び現金同等物の四半期末残高は、7億65百万円となり、期首と比べ4億 97百万円減少した。
営業活動によるキャッシュ・フローは、△4億51百万円(前年同期は2億19百万円)となった。これは主に、税引前四半期純利益△3億39百万円、仕入債務の増減△97百万円等によるものである。
投資活動によるキャッシュ・フローは、△2百万円(前年同期は△25百万円)となった。これは有形固定資産の取得による支出1百万円等によるものである。
財務活動によるキャッシュ・フローは、△43百万円(前年同期は△48百万円)となった。これは主に、リース債務の返済による支出27百万円等によるものである。
当第2四半期累計期間において、当社の事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はない。
当第2四半期会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はない。