第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第2四半期累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。

(1)財政状態及び経営成績の状況

当第2四半期累計期間のわが国経済は、不安定な国際情勢による原材料の価格高騰や急速に進んだ円安等により、個人消費や企業収益に影響を及ぼすなど厳しい状況で推移いたしました。また、新型コロナウイルス感染症につきましては、新種株による感染者数は増加しましたが、経済・社会活動の行動制限の緩和等によりコロナ前の状況を徐々に取り戻しながら推移しました。

このような状況のもと当社では、引き続き同感染症の徹底した感染予防対策を施すことで、お客様が安心してご利用いただける環境を提供してまいりました。

その結果、当第2四半期累計期間の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。

 

a.経営成績 

売上高は17億40百万円(前年同期比32.7%増)、営業利益は14百万円(前年同期は営業損失1億54百万円)、経常利益は26百万円(前年同期は経常損失1億10百万円)、四半期純利益は14百万円(前年同期は四半期純損失84百万円)となりました。

なお、前事業年度より、従来「シネマ事業」に含まれていた「不動産賃貸事業」について量的な重要性が増したため報告セグメントとして記載する方法に変更しており、第2四半期累計期間の比較・分析は、変更後の区分に基づいております。

セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。

 

①シネマ事業

シネマ部門では、名古屋地区の映画・映像の情報発信基地として、より豊富なラインナップの提供を実現し、上映作品数も大幅に増加させました。

また、さまざまなイベント上映も積極的に実施するなどエンターテイメント性の高い劇場運営にも努めてまいりました。

洋画作品につきましては、ハリウッド映画が復活し、好調なアニメ作品と共に堅調に推移しました。

当上半期の主な上映作品としまして、邦画では、5月公開「シン・ウルトラマン」、7月公開「キングダム2 遥かなる大地へ」、「今夜、世界からこの恋が消えても」、9月公開の「沈黙のパレード」、洋画では、4月公開「ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密」、5月公開「ドクター・ストレンジ マルチバース・オブ・マッドネス」、「トップガン マーヴェリック」、7月公開の「ジュラシック・ワールド 新たなる支配者」、アニメでは、4月公開「名探偵コナン ハロウィンの花嫁」、6月公開「ドラゴンボール超 スーパーヒーロー」、7月公開「ミニオンズ フィーバー」、8月公開の「ONE PIECE FILM RED」、ODS(映画以外のデジタルコンテンツ) では、4月公開「シネマ歌舞伎 桜姫東文章」、6月公開の「METライブビューイング プッチーニ《トゥーランドット》」、「ゲキ×シネ『狐晴明九尾狩』」などの番組を編成いたしました。

その他に、お客様参加型のトークイベント付上映会の実施や、お笑いライブ「よしもと名駅四丁目ライブ」など、バラエティに富んだラインナップを揃えてまいりました。

また、飲食部門の名古屋市千種区の「覚王山カフェJi.Coo.」では、体に優しい食材の提供・商品開発に臨むとともに、お寛ぎいただける空間の創造に努めてまいりました。名古屋市中村区の「ミッドランドシネマ ドーナツ ファクトリー」では、映画とのコラボ企画の実施や各種イベントに出店を試みるなど知名度アップにも努めてまいりました。

 

この結果、当事業では売上高は15億97百万円(前年同期比37.4%増)、セグメント利益は20百万円(前年同期はセグメント損失1億49百万円)となりました。

 

②アド事業

当事業は、行動制限などによるイベント・展示会の開催自粛によってプロモーションメディアの売上が伸び悩み、映画関連についても大型案件の受注が難しく、大変厳しい状況が続きました。

この結果、当事業では売上高は1億1百万円(前年同期比7.1%減)、セグメント損失は21百万円(前年同期はセグメント損失18百万円)となりました。

 

 ③不動産賃貸事業

当事業は、商業施設賃貸を中心に事業を行い、同感染症の影響を受けることなく、賃貸物件の稼働率が上昇し順調に推移いたしました。

この結果、当事業では売上高は40百万円(前年同期比4.2%増)、セグメント利益は16百万円(前年同期比18.8%増)となりました。

 

b.財政状態

当第2四半期会計期間末の総資産は43億43百万円(前事業年度末比0.04%増)となりました。

流動資産は、14億51百万円(前事業年度末比8.6%増)となりました。これは主に、現金及び預金の93百万円の増加等によるものであります。

固定資産は、28億91百万円(前事業年度末比3.7%減)となりました。これは主に、有形固定資産の58百万円の減少等によるものであります。

流動負債は、6億79百万円(前事業年度末比8.8%増)となりました。これは主に、買掛金の40百万円の増加等によるものであります。

固定負債は、4億49百万円(前事業年度末比4.0%減)となりました。これは主に、繰延税金負債の8百万円の減少等によるものであります。

純資産は、32億13百万円(前事業年度末比1.1%減)となりました。

なお、当第2四半期会計期間末の自己資本比率は前事業年度末の74.8%から74.0%となりました。

 

 

(2)キャッシュ・フローの状況

当第2四半期累計期間における現金及び現金同等物の四半期末残高は、10億28百万円となり、期首と比べ93百万円増加しました。

営業活動によるキャッシュ・フローは、1億48百万円(前年同期は1億5百万円)となりました。これは主に、減価償却費95百万円等によるものであります。

投資活動によるキャッシュ・フローは、△9百万円(前年同期は△39百万円)となりました。これは有形固定資産の取得による支出8百万円等によるものであります。

財務活動によるキャッシュ・フローは、△46百万円(前年同期は△41百万円)となりました。これは主に、リース債務の返済による支出30百万円等によるものであります。

 

 

(3)事業上及び財務上の対処すべき課題

当第2四半期累計期間において、当社の事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

 

3 【経営上の重要な契約等】

 当第2四半期会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。