(1)業績
当連結会計年度の当社グループにおきましては、夏休みやシルバーウィーク等の繁忙日での集客策や海外顧客の取込等が奏功し、遊園地事業、ゴルフ事業、ホテル事業ともに好調に推移いたしました。その結果、当社グループの業績は前年を上回る結果となりました。
当連結会計年度の業績につきましては、売上高7,941,951千円(前連結会計年度比423,369千円増)、営業利益498,555千円(前連結会計年度比255,642千円増)、経常利益470,021千円(前連結会計年度比201,388千円増)、当期純利益は280,597千円(前連結会計年度比109,173千円増)となり、各利益項目において過去10年で最高となりました。
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前連結会計年度 (千円) |
当連結会計年度 (千円) |
増減額 (千円) |
増減率 (%) |
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売上高 |
7,518,582 |
7,941,951 |
423,369 |
5.6 |
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営業利益 |
242,913 |
498,555 |
255,642 |
105.2 |
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経常利益 |
268,633 |
470,021 |
201,388 |
75.0 |
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当期純利益 |
171,424 |
280,597 |
109,173 |
63.7 |
次に、事業の種類別セグメントの概況をご報告申し上げます。
(遊園地事業)
九州の『グリーンランド』におきましては、季節毎に多彩なイベントを開催いたしました。
「仮面ライダードライブ スーパーアクションバトルステージ」では、日本最大規模の屋外ステージ「グリーンスタジアム」で、ワイヤーアクションやバイクアクション等を駆使し、ここでしか見ることのできない大迫力のショーを披露いたしました。
また、新たな取り組みとして、春から秋にかけては入館料を有料化することにより展示イベントを充実させ、花火大会での特別観覧席の設置等を行い、更なる顧客満足度向上を図りました。
その他にも、シルバーウィーク特別イベントやハロウィンイベント等、多彩なイベントを開催することにより集客に努めました。
施設面では、走路全長が九州最大級の「恐竜コースターGAO(ガオー)」や「巨大立体迷路 KARAKURI(カラクリ)城」のリニューアルを実施いたしました。また、園内の自然景観向上の新たな取り組みとして、花のエリア「スカイバレー」を造成いたしました。
さらに、「光のファンタジー」と題し、園内各所、アトラクションや店舗に至るまで、遊園地全体にイルミネーションを施し、夜間営業の魅力増大による集客拡大に努めました。特に、5月には「シャングリラ」、12月には「イルミナード」といった新イルミネーションエリアも誕生し、多くのお客様にお楽しみいただきました。
その他にも、アトラクション運行状況システム導入やゲート販売窓口のインカム設置等、お客様満足度向上を目指し、利便性の高い施設づくりにも努めました。また、経費削減及び業務効率化の一環として、フリーパスバンドを一部、従来のビニール製品から紙製品へと変更いたしております。
『グリーンランド』は、世界最大級の口コミサイト「トリップアドバイザー」が発表した2015年人気テーマパークトップ10の第7位(九州テーマパークで最上位)に選ばれました。また、『グリーンランド』を舞台にした小説「オズの世界」(作者:小森陽一氏)が発刊され、これらを活用した幅広い広報活動を展開し、『グリーンランド』のブランド価値向上に努めました。
このように、季節毎の多彩なイベントの開催や施設の魅力向上、ブランド価値向上への取り組みに加え、夏休み以降の繁忙日の好天にも恵まれました結果、利用者数は、前連結会計年度比33,645人増加の855,076人となり、売上高は前連結会計年度比261,587千円増加の3,442,706千円、営業利益につきましては、前連結会計年度比103,050千円増加の421,777千円となりました。
『北海道グリーンランド遊園地』におきましては、春に「わんわん大サーカス」を、夏には北海道初登場の「妖怪ウォッチランド」を、また、年間を通じて子供たちに大人気のキャラクターショーを開催し、多くの家族連れで賑わいました。
また、岩見沢の夏の風物詩として定着した、コンサートイベント「JOIN ALIVE(ジョインアライブ)2015」、「いわみざわ彩花まつり花火大会」や「いわみざわ公園花火大会」を開催いたしました。
その他、北海道最大規模の大観覧車のリニューアルや新アトラクション「巨大立体迷路 からくり城」ならびに「カイトフライヤー」を導入する等、施設の魅力向上にも努めました。
『北海道グリーンランドホワイトパーク(スキー場)』におきましては、学校団体等の営業は好調に推移したものの、暖冬による雪不足の影響で例年より営業期間が短くなったため売上高は対前年を下回りました。
この結果、北海道の遊園地ならびにスキー場を合わせた利用者数は、前連結会計年度比22,330人増加の254,976人となり、売上高は前連結会計年度比111,648千円増加の785,302千円、営業利益につきましては前連結会計年度比54,678千円増加100,774千円となりました。
以上の結果、利用者数は前連結会計年度比55,975人増加の1,110,052人となり、売上高は前連結会計年度比373,236千円増加の4,228,009千円、営業利益につきましては前連結会計年度比157,729千円増加の522,551千円となりました。
(ゴルフ事業)
3ゴルフ場におきましては、オープンコンペの開催や大型コンペ誘致に取り組み、集客拡大に努めました。さらに、プロゴルファーを目指した元研修生スタッフによるチャンピオン大会を3ゴルフ場で開催することで、高い技量を持つスタッフもいるという情報発信を行い、集客拡大に努めました。また、その様子が業界紙面に掲載される等、話題性の喚起にもつながりました。その他、コース整備につきましては、ティーグラウンドの拡張、バンカー・グラスバンカーの新設等、コースの戦略性を高め、魅力あるコースづくりに取り組みました。また、樹木の剪定や移植等により、コースの景観向上に取り組み、ご来場のお客様が快適なプレイをお楽しみいただけるよう努めました。更に、ロッカー室・トイレの改装等、施設の快適さ向上にも取り組みました。
また、韓国を中心とした海外ゴルファーの受入体制(3ゴルフ場72ホールのスケールメリット、宿泊拠点となるホテル、送迎体制の完備、外国人スタッフによる対応等)や、海外ゴルフ場との相互施設利用提携等、これまでの継続した取り組みに加えて円安傾向も追い風となり、年々、その利用者数が増加しております。このような状況の中、韓国向けゴルフ会員権販売も好調に推移し、2015年度の海外利用者数は過去最高の8,980人となりました。
『グリーンランドリゾートゴルフコース』におきましては、36ホールという広大な敷地の中、他コースとの交差場所や遠回りとなっていたゴルフカートの移動ルートを変更することで利便性を高めるとともに安全性の確保に取り組みました。さらに、ルート変更に伴い、バックティーの新設を実施することで、コース難易度を高め、より戦略性の高いコースとなりました。施設面では、男性浴室・トイレの改装、山頂レストランのウッドデッキ新設、大型乾燥機の設置、ICチップ対応の自動販売機設置等、お客様の利便性ならびに快適性の向上を図りました。
『大牟田ゴルフ場』、『広川ゴルフ場』におきましては、グリーンの改造・樹木の剪定ならびに使用していなかったつり橋やオートロードの撤去を行い、景観向上とともに魅力あるコース作りに取り組みました。施設面では、メンバー専用ロッカー室の改装やハウス周りの整備等、利便性や快適性の向上に努めました。
以上の取り組みの結果、3ゴルフ場を合わせた利用者数は前連結会計年度比2,806人増加の141,661人となり、売上高は前連結会計年度比58,818千円増加の1,081,820千円、営業利益につきましては、前連結会計年度比33,605千円増加の67,182千円となりました。
(ホテル事業)
『ホテルブランカ』及び『ホテルヴェルデ』におきましては、グリーンランド花火大会における園内特別観覧席付きプランやキャンプ場新設等、遊園地に隣接した立地条件を最大限に生かした特色ある宿泊プランを新設し、顧客満足度向上に努めました。
さらに、『ホテルブランカ』におきましては、新たに部屋を増設し集客強化に取り組みました。また、小さなお子様連れのお客様が快適に過ごせるよう、ベビールームを新設しサービスの向上にも努めました。
『ホテルヴェルデ』におきましては、遊園地の春のイベント開催にあわせ、「仮面ライダードライブ」ルームを期間限定で新設いたしました。また、『ホテルヴェルデ』と「荒尾温泉弥生乃湯」に囲まれた立地を活かしてキャンプ場をオープンし、お客様が手ぶらでアウトドアを楽しめる宿泊プランを造成いたしました。その他、遊園地での婚礼の前撮りや花火の演出等、オリジナルの婚礼プラン、スイートルームを利用したパーティープラン等、当ホテルの特色を生かした商品販売に努めました。また、日本料理「小岱」の料理長が、全国日本料理コンクールにおいて前年の「東京都知事賞」に続き、本年は「文部科学大臣賞」を受賞しましたので、「文部科学大臣賞」受賞記念メニューを販売し、話題性の喚起を図りました。
この結果、『ホテルブランカ』及び『ホテルヴェルデ』を合わせた宿泊者数は前連結会計年度比7,691人増加の70,731人となり、売上高は前連結会計年度比56,434千円増加の1,586,126千円、営業利益につきましては、80,884千円(前連結会計年度は営業損失25,758千円)となりました。
『ホテルサンプラザ』におきましては、客室のリニューアルによる料金の見直しや50品以上の品揃えとなる朝食バイキング付プラン等、高単価プランへの積極的な誘導により売上増大に努めました。さらに、客室に加湿器やコーヒーサーバーを設置する等、顧客満足度向上にも努めました。また、ホームページをリニューアルし、これまで以上にホテルの魅力を伝え、最新情報を絶えず迅速に発信していくことで集客拡大に取り組みました。
『北村温泉ホテル』におきましては、各施設の回遊性を高めるために、レストランや森森パークゴルフ場でスタンプラリー等のイベントを実施し、利用者及び売上拡大に努めました。
この結果、『ホテルサンプラザ』ならびに『北村温泉ホテル』の宿泊者は前連結会計年度比719人増加の28,106人となり、宴会部門の好調もあり、売上高は前連結会計年度比56,892千円増加の686,791千円、営業利益につきましては前連結会計年度比6,922千円増加の23,922千円となりました。
以上の結果、宿泊者数は前連結会計年度比8,410人増加の98,837人となり、売上高は前連結会計年度比113,327千円増加の2,272,917千円、営業利益につきましては104,807千円(前連結会計年度は営業損失8,758千円)となりました。
(不動産事業)
不動産事業におきましては、社有地及びその周辺の整備等に取り組みました。売上高は前連結会計年度比10,182千円減少の150,557千円、営業利益につきましては、前連結会計年度並の92,701千円となりました。
(土木・建設資材事業)
土木・建設資材事業におきましては、前期で一部受注工事が終了したことにより、売上高は前連結会計年度比111,830千円減少の208,646千円、営業利益につきましては前連結会計年度比28,474千円減少の20,026千円となりました。
(2)キャッシュ・フロー
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は営業活動によるキャッシュ・フローで901,400千円増加したものの、投資活動によるキャッシュ・フローで409,647千円、財務活動によるキャッシュ・フローで482,765千円それぞれ減少したことにより、前連結会計年度末に比べ8,987千円増加し、282,597千円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、901,400千円(前連結会計年度に比べ401,355千円増加)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益により458,001千円、減価償却費により414,702千円、資金がそれぞれ増加したためであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果得られた資金は、409,647千円減少(前連結会計年度に比べ170,258千円減少)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出で412,068千円、資金が減少したためであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果得られた資金は、482,765千円減少(前連結会計年度に比べ255,927千円減少)となりました。これは主に、長期借入れによる収入1,180,000千円により資金が増加したものの、長期借入金の返済による支出1,516,544千円、長期預り金の返還による支出により111,349千円、それぞれ資金が減少したためであります。
販売実績
当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
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セグメントの名称 |
当連結会計年度 (自 平成27年1月1日 至 平成27年12月31日) |
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販売実績(千円) |
前連結会計年度比(%) |
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遊園地事業 |
4,228,009 |
9.7 |
|
ゴルフ事業 |
1,081,820 |
5.8 |
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ホテル事業 |
2,272,917 |
5.3 |
|
不動産事業 |
150,557 |
△6.3 |
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土木・建設資材事業 |
208,646 |
△34.9 |
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合計 |
7,941,951 |
5.6 |
(注)1.主な相手先別の販売実績及び総販売実績に対する割合
前連結会計年度、当連結会計年度ともに、販売実績が総販売実績の100分の10以上を占める相手先がないため、記載を省略しております。
2.上記金額には消費税等は含まれておりません。
3.当社グループは、遊園地事業、ゴルフ事業、ホテル事業を基幹としているため生産、受注の状況については、記載を省略しております。
当社グループを取り巻く環境は、多様化する顧客ニーズに加え、気象環境や経済環境など様々な変化が続くものと予測されます。そのような状況の中、当社グループにおきましては、それらに迅速に対応するとともに固定観念にとらわれることなく新たな発想をもって挑戦してまいります。
また、平成28年は『グリーンランド』が開園50周年、『グリーンランドリゾートゴルフコース』も開場 50周年を迎えるという記念の年となります。そこで、今年度の当社グループのテーマとして「もっともっと、ワクワクしよう!」を掲げ、更なる感動と感激、そして感謝される『三感王』の施設づくりを目指してまいります。
各セグメントにおける具体的施策は次のとおりです。
(遊園地事業)
九州の『グリーンランド』におきましては、開園50周年という記念の年であり、それを最大限に盛り上げるために、特別イベントの開催、アトラクションの新規導入ならびにリニューアル、開園50周年の記念商品開発、スタッフの制服刷新等、新たな『グリーンランド』の魅力を発信してまいります。
春のイベントにつきましては、3月5日(土)から6月5日(日)まで、メインイベントとして「ONE PIECE メモリアルログ 新世界激闘編!! in 熊本グリーンランド」と題し、国内外を問わず大人気のアニメ「ワンピース」の世界観を体感できる展示イベントを開催いたします。メイン会場のイベントホールは、「麦わらの一味」の冒険を辿ることのできる内容となっており、日本初登場となる展示物もあるなど、幅広い層のお客様にお楽しみいただける内容となっております。サブ会場の「レインボードーム」では、「麦わらの一味」なりきりコーナーの展開や、巨大ふあふあの展示などを行い、さらに、園内では、「麦わらの一味」や「ミニメリー」のフォトスポットや回遊型デジタルラリーの開催、飲食店舗でのコラボメニューの販売等、春の『グリーンランド』は「ワンピース」一色となります。
また、期間中の土日祝・春休み・ゴールデンウィークには、子供たちに大人気のヒーロー「仮面ライダーゴースト」を主役に据え、日本最大級のスケールを誇る「グリーンスタジアム」において、約250インチの巨大LEDスクリーンによる映像演出や炎・火薬の演出等をふんだんに使用した大迫力のショーイベント「仮面ライダーゴースト 魂バトルステージ」を開催いたします。さらに、ゴールデンウィーク期間中は「平成ライダー大集合」、ファイナルイベントでは「歴代ライダー大集合」も開催いたします。
その他にも、話題性の高い様々なイベントに取り組んでまいります。
さらに、今年は、開園50周年記念イベントとして、様々な仕掛けを行ってまいります。3月20日(日)には、開園50周年を記念して5,000発の花火が舞い上がる「HANABIフェスティバル」を開催いたしましました。また、「仮面ライダーゴースト 魂バトルステージ」開催期間中は、特別観覧席付前売券の販売を行います。広大なステージを見渡せる、観覧席中央の座席の事前販売を行うことで、顧客満足度の向上を図ります。その他、さまざまなイベントを計画しており、開園50周年を盛り上げてまいります。
施設面では、新規アトラクション「プテラノドン」ならびに「エキサイトグランプリ」の導入に加え、人気のジェットコースター「ミルキーウェイ・織姫」において、BGMシステム搭載の新型車両へのリニューアルを実施いたします。また、イルミネーションイベント「光のファンタジー」に、日本最長のプロジェクションマッピングロード「マジカルトリックフロア」が登場いたします。さらに、子供向け体験型アトラクション「ヒナタキッズ」の館内に併設して、飲食店「ヒナタカフェ」を新規オープンさせ、アトラクションとくつろぎのスペースが一体となった新たな魅力ある施設へと生まれ変わっております。また、夏季に好評を博しております「ウォーターパーク(プール)」におきましても、お客様の快適性と機能性向上の両面から、更衣室やロッカールームなどのリニューアルを図ってまいります。
『北海道グリーンランド遊園地』におきましては、春に「スーパードッグ&モンキーサーカス」、集客の山場となる繁忙日には子供たちに人気のキャラクターショー等、様々なイベントを開催し、集客に努めてまいります。また、昨年導入した新アトラクションのPRを継続して行い、集客拡大に取り組んでまいります。その他にも、人気のジェットコースター「GO-ON」がリニューアルいたします。遊園地のシンボルアトラクションとして色鮮やかに生まれ変わり、施設の魅力向上、話題性の喚起に繋げてまいります。さらに、遊園地の魅力の1つでもあります、キャラクターショー等のイベントが行われる屋外ステージも新たに生まれ変わります。北海道最大級の規模となる大迫力のステージで、これまで以上に魅力あるイベント作りに努めてまいります。
『北海道グリーンランドホワイトパーク(スキー場)』におきましては、学校授業を中心に子ども会などの各種団体の誘致に努めてまいります。
(ゴルフ事業)
ゴルフ事業におきましては、『グリーンランドリゾートゴルフコース』が開場50周年を迎えるにあたり、新たな取り組みに挑戦してまいります。
『グリーンランドリゾートゴルフコース』では、最新式のナビゲーションシステムへの入替を実施いたします。これまでナビゲーションシステム対応ではなかったオレンジコースを含め、全てのコースでのナビゲーションシステムの利用が可能となり、最新式への入替による利便性向上をPRしていくことで、利用促進に繋げてまいります。さらに、システム導入に伴う利用料金の改定も行い、売上増大を図ってまいります。
また、『大牟田ゴルフ場』と『広川ゴルフ場』のメンバーズゴルフコースでは、キャディ教育を充実させ、セルフプレー化の進む近隣ゴルフ場との差別化を図り、当社独自のサービス提供に努めてまいります。
加えて、海外ゴルファーが増加している中、受入体制の強化等、当社の強みをPRする営業活動の他、海外及び国内の提携ゴルフ場との関係を深め、利用促進に繋げてまいります。また、昨年、当社が所有する3ゴルフ場で行われた元研修生スタッフによるチャンピオン大会を、今年は海外及び国内の提携ゴルフ場等で開催することにより、更なる関係強化を図るとともに、業界紙面への掲載等に取り組むことで話題性の喚起にも努めてまいります。
その他にも、ゴルファー目線を大事にし、施設の改修、樹木の剪定・移植等、コース環境の整備に引き続き努めてまいります。
(ホテル事業)
『ホテルブランカ』ならびに『ホテルヴェルデ』におきましては、オフィシャルホテルとしてのブランドイメージ向上を目指した商品造成やサービスを展開し、グリーンランドリゾート全体のお客様の宿泊拠点としての役割に磨きをかけてまいります。その他、遊園地開園50周年と連携した商品開発に取り組んでまいります。
『ホテルブランカ』におきましては、春から夏のバーベキュー、秋から冬の鍋イベントと年間を通じてイベントを行い、また内容を充実させ、料金を見直すことで売上拡大につなげてまいります。施設面におきましては、昨年、ベビールームの新設や部屋の増設等に取り組みましたが、今年も引き続き、館内のリニューアル等を進めていくことで顧客満足度向上に繋げてまいります。
『ホテルヴェルデ』におきましては、レジャー施設の中心に位置する立地条件や温泉施設を活用した商品・サービス展開により集客に努めてまいります。さらに、昨年秋にオープンしたキャンプ場を、今年は春よりオープンさせ、キャンプ場を活用した宿泊プランの販売により集客に努めてまいります。また、今春、宴会場をリニューアルオープンいたします。新しく生まれ変わった宴会場を使って、様々なイベントを仕掛け、PRしていくことで、宴会及び婚礼獲得に取り組んでまいります。さらに、館内外のイルミネーションを充実させていくことで、レジャーホテルとしての付加価値向上に繋げてまいります。宿泊におきましては、遊園地の春のイベント開催にあわせ「仮面ライダーゴーストルーム」を期間限定で新設するほか、特徴ある商品造成に努めてまいります。
北海道の『ホテルサンプラザ』ならびに『北村温泉ホテル』におきましては、遊園地・ホテル・公園をあわせたリゾート全体でのスケールメリットを活かし、さまざまなセットプランを企画販売し、売上拡大、集客に努めてまいります。
『ホテルサンプラザ』におきましては、昨年に引き続き、客室のリニューアルを実施し、販売方法や宿泊料金の見直しを行うことで売上拡大に努めてまいります。また、ホームページを充実させていくことで、インターネット予約や婚礼営業の強化を進めてまいります。
『北村温泉ホテル』におきましては、バスを保有している強みを生かし、無料送迎等のサービスを展開していくことで宴会獲得を目指してまいります。また、北村中央公園・桜づつみ公園とのタイアップイベント等を企画していくことで、集客に努めてまいります。
(不動産事業)
不動産事業におきましては、継続した新規テナントの誘致活動に努めてまいります。また、各事業用地及び周辺部の整備、景観改善を実施いたします。
(土木・建設資材事業)
土木・建設資材事業におきましては、土木建設工事の積極的な受注、コールサンドやポゾテックなどの建設資材の販売をさらに強化してまいります。
当社グループといたしましては、「ココロを『みどり』でいっぱいに。」というキャッチコピーのもと、全員が一致団結して事業に取り組んでまいりました。これから更に発展していくために、お客様の期待感と満足度を高め、安全安心で快適な時間を過ごしていただくための施策に磨きをかけて、最高のサービスの提供に努めてまいります。
当社グループの有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況などに関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性があると考えられる主な事項は以下のようなものがあります。
なお、これらについては、発生の可能性が必ずしも高くないと考えられるものを含めて記載していること、また、当社グループに特有のリスクの内主要なものを記載しており、当社グループの全てのリスクについて網羅的に記載したものではないことに留意をお願いします。
当社グループは、これらのリスクの可能性を認識した上で、発生の回避及び発生した場合の対応に努める所存であります。
なお、文中における将来に関する事項は、有価証券報告書提出日(平成28年3月24日)現在において判断したものであります。
(1) 天候条件の影響
台風、降雨・雪をはじめとする悪天候や異常気象は、遊園地・ゴルフ場・ホテル事業が基幹である当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
悪天候などによる一定の影響は見込んでおりますが、多くの来場者を見込む最盛日に雨が続くことや、台風や降雪で閉場日が多くなること、更には猛暑によるゴルフ客の減少や暖冬による北海道のスキー場の雪不足など、その後の営業努力では補えない利用者数の減少となることがあります。
(2) 安全・衛生管理について
サービス業である当社グループは、顧客と直接接することによって成り立っている業種であり、その提供するサービスの安全性や衛生管理については最優先課題として取り組んでいるところであります。
当社社内規則の内「業務管理規則」には遊園地・ゴルフ場の安全確保・災害防止規則、ゴルフ場の安全使用規則、飲食業務の衛生管理に関する規則などを定め業務の普遍化を図るとともに、各所における安全会議で常に確認をしております。また、保険加入についても漏れがないよう注意しております。
なお、遊園地では、遊具・飲食・売店などの設置・運営の多くをテナント制としております。テナント制の施設では、売上高に対して委託料を支払うこととなっており、例えば、大型遊具機械については大手遊具メーカーが製造・設置し専門的な手法により責任を持って運営するなど、安全面・投資面においてリスクの分散を図っております。
また、遊具テナントに対する管理体制を万全とすることとし、国土交通省から示された定期検査内容の遵守や、運行時の指差確認、各遊具の見えるところに「安全点検確認書」を掲示するなど、お客様に対する「安全・安心」を最優先事項といたしております。
万一、重大な事故が生じた場合、社会的信用が失墜するとともに、安全性に対する疑念が生じ、その後の事業展開や経営成績に影響を与える恐れがあります。
(3) 経済状況
当社グループの事業は、国内市場に大きく依存しております。従って、国内における景気の後退及びそれにともなう需要の減少、または消費動向に影響を与えるような不測の事態の発生は、当社グループの経営成績及び財務状況に影響を与える恐れがあります。
(4) ゴルフ場入会預託金の償還の影響
当社グループは、3ゴルフ場を経営しておりますが、この内有明カントリークラブ大牟田ゴルフ場・久留米カントリークラブ広川ゴルフ場は会員制ゴルフ場であり、入会時に入会預託金を預っております。
ゴルフ会員向けのサービスとして、当社グループの種々の施設を利用したメンバー優待制度、65歳以上の会員は親族に名義変更でき本人はそのまま名誉シニア会員となれる制度、既存会員の紹介により手頃な価格で既存会員の会員権を分与できる選択制会員権制度など、会員数の増加や、プレー人員の確保に努めております。
預託金の償還要請には応じて償還を進めておりますが、ゴルフ需要の急激な低下や予期せぬ風評被害などによっては、預託金の償還要請が急増することが考えられ、この場合、当社グループの財務状況に影響を及ぼす可能性があります。
(5) 固定資産の価値の下落
当社グループは、遊園地・ゴルフ場・ホテル事業を営んでいるため比較的多額の固定資産を保有しております。今後、固定資産の時価の下落、収益性の低下にともない資産価値が下落したときは、当社グループの経営成績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。
なお、主な固定資産が集積している荒尾市の当リゾートエリアでは、年々新しい施設が加わるなど、新たな賑わいの創出は、社有土地の時価の維持という当社グループの方針にとって望ましいものと考えております。
(6) 金利の変動
当社グループにとって、著しい金利変動は経営成績に影響を与える可能性があります。
当社グループは、遊園地事業及びゴルフ事業の事業部門において、専門業者(テナント)と遊戯施設・飲食・物販・ゴルフ場管理等の人的・物的サービスの提供につき営業委託契約を締結しております。契約相手先は、サノヤス・ライド株式会社、泉陽興業株式会社、西日本メンテナンス株式会社ほか、企業及び個人業者であります。
営業委託契約では、契約相手先と予め委託料率を決定し、売上にスライドして委託料を支払うこととしております。
特記事項はありません。
文中における将来に関する事項は、有価証券報告書提出日(平成28年3月24日)現在において判断したものであります。
(1)重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成に当たって採用している重要な会計基準は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載されているとおりであります。
当社グループの連結財務諸表の作成において、損益及び資産の状況に影響を与える見積りは、過去の実績やその時点での情報に基づき合理的に判断しておりますが、実際の結果は見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。
見積り及び判断に影響を及ぼす重要な会計方針としては以下のようなものがあると考えております。
①貸倒引当金
当社グループの保有する債権に係る損失が見込まれる場合、その損失に充てる必要額を見積り引当計上しておりますが、将来、債務者の財務状況が著しく悪化し、その支払能力が低下した場合等は、引当金の追加計上または貸倒損失が発生する可能性があります。
②投資有価証券
当社グループが保有する時価のある有価証券については、下落率等の一定基準により、時価のない有価証券については、投資先の純資産額等による実質価値の下落率や業績予想等による回収可能性等により総合的に判断し処理しておりますが、将来、保有する株式の時価の下落や投資先の財務状況が悪化した場合には、評価損を計上する可能性があります。
③繰延税金資産
当社グループは、繰延税金資産の回収可能性を評価するに際して、将来の課税所得を合理的に見積っております。繰延税金資産の回収可能性は将来の課税所得の見積りに依存しますので、その見積額が減少した場合は繰延税金資産が減額され税金費用が計上される可能性があります。
(2)当連結会計年度の経営成績及び財務状態の分析
①経営成績
当連結会計年度における経営成績の概況については、「1 業績等の概要 (1)業績」に記載しております。
②財政状態
当連結会計年度末の総資産は、21,816,678千円(前連結会計年度比125,455千円増加)となりました。
流動資産は、679,138千円(前連結会計年度比55,700千円減少)となりました。主な要因は流動資産のその他の減少等によるものであります。
固定資産は、21,137,539千円(前連結会計年度比181,156千円増加)となりました。主な要因は有形固定資産の増加等によるものであります。
流動負債は、4,561,924千円(前連結会計年度比173,393千円増加)となりました。主な要因は未払法人税等、未払金の増加等によるものであります。
固定負債は、6,561,112千円(前連結会計年度比281,009千円減少)となりました。主な要因は長期借入金、長期預り金の減少等によるものであります。
純資産は、10,693,641千円(前連結会計年度比233,072千円増加)となりました。主な要因は利益剰余金の増加等によるものであります。
(3)経営成績に重要な影響を与える要因について
「4 事業等のリスク」に記載しております。
(4)経営戦略の現状と見通し
当社グループの経営戦略と課題は、多様化するお客様のニーズに的確にお応えする施設の充実を図り、同時に低コスト体質を維持しながら高い収益力を得ることにあると認識しております。
取り組みとしては、業績の更なる向上を目標に、組織の再編を始めとする活力ある組織の構築、その他経営全般にわたる効率化のための諸施策等を推進することで収益基盤を強化し、激動する環境に耐え得る企業体質作りを目指すとともに、当社グループが保有する経営資源を有効に活用して収益及び資本効率の向上に努める所存であります。
(5)資本の財源及び資金の流動性についての分析
「1 業績等の概要 (2)キャッシュ・フロー」に記載しております。
(6)経営者の問題認識と今後の方針について
当社グループを取り巻く環境は、余暇市場に対する競合施設や活動種類の多様化が進み、旧来型の観光・行楽施設だけでなく、あらゆる集客施設との顧客争奪が激化の様相を呈しております。
このような状況のもとで、時流に対応した積極的な営業展開はもとより、徹底的な経費の削減に取り組むとともに、グループの組織再編も行い、堅実性ある経常利益の拡大を目指してまいる所存であります。