(1)業績
当連結会計年度の当社グループにおきましては、第1四半期は好調に推移いたしましたものの、4月に発生した熊本地震の影響により、直後のゴールデンウィーク期間を中心として、九州の遊園地、ゴルフ場、ホテルの利用者数が大きく減少し、北海道の遊園地も8月の度重なる台風の影響により利用者数が減少いたしました。その後、集客に向けた積極的な取り組みにより、次第に客足は戻り、加えて、様々な経費の見直しによる利益の拡大に努めましたが、当社グループの業績は、大型連休のシルバーウィークを背景として好調でありました前期実績を下回る結果となりました。
当連結会計年度の業績につきましては、売上高7,061,241千円(前期比880,710千円減)、営業利益257,405千円(前期比241,150千円減)、経常利益230,598千円(前期比239,422千円減)、親会社株主に帰属する当期純利益は142,395千円(前期比138,202千円減)となりました。
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当連結会計年度 (千円) |
前連結会計年度 (千円) |
増減額 (千円) |
増減率 (%) |
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売上高 |
7,061,241 |
7,941,951 |
△880,710 |
△11.1 |
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営業利益 |
257,405 |
498,555 |
△241,150 |
△48.4 |
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経常利益 |
230,598 |
470,021 |
△239,422 |
△50.9 |
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親会社株主に帰属する当期純利益 |
142,395 |
280,597 |
△138,202 |
△49.3 |
次に、事業の種類別セグメントの概況をご報告申し上げます。
(遊園地事業)
開園50周年を迎えた九州の『グリーンランド』におきましては、季節毎のイベント開催に加え、50周年を飾る様々な取り組みを行いました。
更に、新規アトラクション導入やイルミネーション等施設の拡充ならびにお客様サービスの改善に取り組み、これまで春催事期間のみ特別料金となっておりました入園料金体系を見直し、通年で同一の入園料金へと改定いたしました。
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春催事 |
・ONE PIECE メモリアルログ新世界激闘編!! in熊本グリーンランド ・仮面ライダーゴースト 魂バトルステージ ・開園50周年記念「HANABIフェスティバル」 |
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夏催事 |
・出現!妖怪ウォッチランド~キミも妖怪と友だちになろう!~ ・仮面ライダーゴースト スペシャルショー ・仮面ライダーゴースト 出演俳優トークショー ・さのよいファイヤーカーニバル2016~がんばろう熊本 ・サマーナイト打上花火ショー2016 |
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秋催事 |
・チャレンジ☆グリーンランド~2016秋~ ・タマホームスペシャル2016 第13回「花火物語」 ・NORI NORI ハロウィン ・開園50周年記念コンサート 「50thAnniversary SPECIAL MUSIC FES.」 |
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冬催事 |
・2016-2017ウィンターイルミネーション「光のファンタジー」 ・グリーンランドカウントダウンパーティー2017~50th Anniversary~ |
「ONE PIECE メモリアルログ 新世界激闘編!!in熊本グリーンランド」におきましては、日本初展示となる立体造形を始め、園内飲食店舗でのコラボメニューの販売やデジタルラリー等実施により、遊園地全体を使い、「ONE PIECE」の世界観を演出いたしました。
また、「仮面ライダーゴースト 魂バトルステージ」では、日本最大級の屋外ステージ「グリーンスタジアム」において、約250インチの巨大LEDスクリーン映像による演出を加え、大迫力のアクションショーを開催いたしました。更に、絶好のポジションでショーを観覧できる座席エリアを新設し、特別観覧席付前売券を販売する等、付加価値を高め、収益拡大に努めました。
その他、休日を中心として、テレビ等で活躍する芸能人のライブショーや人気キャラクターショーを実施し、七夕、ハロウィン、クリスマス等、季節毎のテーマに沿った、多彩なイベントや演出にも取り組みました。
イルミネーションイベント「光のファンタジー」においては、日本最長の映像と光のインタラクティブロード「マジカルトリックフロア」をはじめ、園内各所に様々な光の演出を誕生させました。また、これまでゴールデンウィーク、8月ならびに12月下旬を中心としておりました夜間営業開催期間を拡大し、11月より長期展開することで、冬季の集客力強化を図りました。
更に、開園50周年記念イベントとして、春の花火大会を特別開催し、7月には、開園50周年にちなみ1歳から50歳までのゲストをお招きして、テープカット等の記念式典を開催したほか、恒例となったファイヤーカーニバルの打上発数を増やし、秋には人気アーティストらによるスペシャルコンサートを開催いたしました。加えて、親子3世代でお得に遊べる「じぃじ・ばぁばとお孫さん仲良しプラン」ならびに1年間利用可能な入園券とアトラクションフリーパスがセットになった「年間フリーパス」の特別販売を行い、更なる集客の拡大に努めました。
施設面では、新規アトラクション「プテラノドン」、「エキサイトグランプリ」、「ドキドキおばけ屋敷どろろん病院」、「ボールシュート」を導入し、小さいお子様からおじいちゃんおばあちゃんまでの3世代ファミリーで楽しめる施設づくりに注力いたしました。また、「ミルキーウェイ・織姫」にBGMシステム搭載の新型車両を導入し、これまでにない新感覚のジェットコースターへとリニューアルいたしました。
プール施設「ウォーターパーク」においては、ファミリーに人気のバルーンアトラクションの入替えを行い、ロッカー及び更衣室のリニューアルを実施して、顧客満足度の向上を図り、多くのお客様で賑わいました。
アトラクション以外におきましても、花火打ち上げを見ながらくつろげるウッドデッキ「グリーンテラス」の新設等にも取り組んでまいりました。
その他、落し物情報の共有システムや海外のお客様に向けた自動翻訳機能を利用してサービス向上を図りました。
なお、熊本地震の発生を受け、当社ならではの復興支援策として、「がんばろう熊本!グリーンランドご招待デー」と題し、被災地域より、約600名の方々を九州の『グリーンランド』に招待いたしました。
このような、様々なイベントの開催や施設の拡充に加え、新電力導入によるコストの削減にも取り組みましたが、熊本地震の影響によるゴールデンウィークの個人客の出控えや学校団体客の大幅な減少もあり、利用者数は、前期比140,814人減少の714,262人となりました。
『北海道グリーンランド遊園地』におきましては、春に「スーパーモンキー&スーパードッグ 大サーカス」や、リニューアルした北海道最大規模の屋外ステージでのキャラクターショーを開催し、夏には子供たちに大人気の「妖怪ウォッチランド」を展開するほか、休日毎に多彩なキャラクターショーを開催することで、ファミリー層を中心に集客を図りました。
また、岩見沢市の夏を代表するビッグイベントへと成長したコンサートイベント「JOIN ALIVE(ジョインアライブ)2016」は、2日間の日程で過去最高の動員数となり、秋には若者層を中心に人気の脱出ゲーム「夜の魔王城からの脱出」を初開催し、好評を博しました。
その他、人気のジェットコースター「GO-ON」のリニューアルを行い、施設の魅力拡大を図りました。
以上のように、集客に向けた様々な取り組みを行いましたが、ゴールデンウィークの悪天候や8月の度重なる台風の影響により、利用者数は減少いたしました。
『北海道グリーンランドホワイトパーク(スキー場)』におきましては、特に集客の山場となる1月が天候に恵まれ、団体客を中心に利用者数を伸ばしました。
この結果、北海道の遊園地ならびにスキー場を合わせた利用者数は、前期比25,001人減少の229,975人となりました。
以上の結果、利用者数は前期比165,815人減少の944,237人となり、売上高は前期比670,066千円減少の3,557,942千円、セグメント利益につきましては前期比157,307千円減少の365,243千円となりました。
(ゴルフ事業)
3ゴルフ場におきましては、樹木の剪定・伐採をはじめ、グリーンやバンカー等のコース整備の徹底は勿論のこと、クラブハウス内外やトイレ等各種施設の拡充による利便性向上に努め、顧客獲得を図りました。更に、3ゴルフ場のPRの一環として開催しております、プロゴルファーを目指した元研修生スタッフによるチャンピオン大会につきましても、今回は、韓国ならびに北海道の提携先ゴルフ場を会場として開催することで、更なる話題性喚起を図りました。
また、韓国を中心とした海外ゴルファーにつきましては、万全の受入体制(3ゴルフ場72ホールのスケールメリット、宿泊拠点となるホテル、送迎体制の完備、外国人スタッフによる対応等)に加え、海外ゴルフ場との相互施設利用提携の強みを活かして集客に努めましたが、熊本地震発生直後の出控えによる落ち込みが影響し、韓国での会員権販売も低調に推移したため、前期実績を下回る結果となりました。
開場から50周年を迎えました『グリーンランドリゾートゴルフコース』におきましては、従来のナビゲーションシステムを刷新し、合わせて、プレー料金の改定を行いました。これまでは、ホワイトコース9ホール及びグリーンコース9ホールでのみナビゲーションシステムの利用が可能でありましたが、この刷新により、オレンジコースを含む全36ホールで利用いただけるようになりました。更に、プレーヤーが各ホールでのスコアをタッチパネルで入力し、同じコンペ参加者の順位表をリアルタイムに表示する機能を加えたことで、多くのプレーヤーからは、これまでにない楽しみ方が出来ると大変好評となりました。
また、秋には、開場50周年記念ゴルフコンペならびに記念式典を盛大に開催し、幅広い集客と合わせて、新ナビゲーションシステムの魅力発信に努めました。
施設面では、エアーガンのリニューアルやカート道路の整備等、お客様目線での各種改善に積極的に取り組むことで、顧客満足度向上に努めました。
『大牟田ゴルフ場』、『広川ゴルフ場』におきましては、グリーンの拡張・改良工事や樹木の剪定・伐採によるコースの改造とともに景観向上にも努め、各コースの更なる魅力アップを図りました。また、レストラン周辺にオーニング(テント)を新設したほか、最新の衣類乾燥器を導入する等、雨天時におけるプレーヤーの満足度向上にも努め、リピーターの拡大を図りました。
以上の取り組みを行いましたが、熊本地震や天候不順による利用者数の減少の影響が大きく、3ゴルフ場を合わせた利用者数は前期比8,107人減少の133,554人となり、売上高は前期比85,875千円減少の995,944千円、セグメント利益につきましては、前期比40,438千円減少の26,743千円となりました。
(ホテル事業)
『ホテルブランカ』及び『ホテルヴェルデ』におきましては、遊園地とゴルフ場に隣接するオフィシャルホテルとしてのメリットを活かした商品造成に努める一方、地元に愛されるホテルとして、レストランや宴会での利用客の獲得にも注力いたしました。
『ホテルブランカ』におきましては、客室(和室)、宴会場、トイレ等の改装を行い、お客様の利用満足度向上を図りました。また、ホームページを大幅にリニューアルし、館内施設案内や各種料金プランをお客様に分かりやすく、スピーディに提供することに努めました。
『ホテルヴェルデ』におきましては、熊本県の人気ゆるキャラ「くまモン」とコラボレーションした「ゆるっくまルーム」のリニューアルのほか、3世代ファミリーをターゲットとした「孫タビ」プランの商品造成等、新たな顧客層の獲得に注力いたしました。
施設面におきましては、大宴会場「有明の間」の大規模改装を行うことで、婚礼をはじめとする大型宴会の獲得に努め、また、中宴会場「虹の間」につきましても、ウッドデッキを新設する等のリニューアルを行いました。
その他、チャペルガーデンの景観整備を行ったほか、コロッセオ広場を中心としてイルミネーション演出を拡大・強化し、遊園地の大観覧車のライトアップとともに、お客様に大変喜ばれました。
また、日本料理「小岱」の副料理長が、第36回日本料理全国大会において、「国土交通大臣賞」を受賞したことで、同じく全国規模のコンクールでの受賞歴を持つ同店の料理長とともに、付加価値の高い日本料理店としてPRを行い、顧客拡大に努めました。
その他、地震による風評の影響もあり、一時的に予約のキャンセルが見られましたものの、インバウンド客も次第に戻り、加えて、「九州ふっこう割」を利用されるお客様のニーズを的確に捉え、集客促進を図ることで、宿泊客数は堅調に推移いたしましたが、婚礼をはじめとする宴会部門ならびに料飲部門の落ち込みをカバーするには至りませんでした。
この結果、『ホテルブランカ』及び『ホテルヴェルデ』を合わせた宿泊者数は前期比3,617人増加の74,348人となりました。
『ホテルサンプラザ』におきましては、客室(和室)の改装を行うほか、ウィークエンドバイキング等、評判の良い各種プラン展開により、顧客の獲得に努めました。
『北村温泉ホテル』におきましては、客室の改装や空気清浄機の導入による施設の魅力向上に努めました。また、お得な回数券セット販売をはじめ、多様な居酒屋メニュー展開やビンゴ大会等各種イベントの開催により、リピーター増加及び売上拡大を図りました。
この結果、『ホテルサンプラザ』ならびに『北村温泉ホテル』の宿泊者は前期比1,625人増加の29,731人となりました。
以上の結果、宿泊者数は前期比5,242人増加の104,079人となり、売上高は前期比151,052千円減少の2,121,865千円、セグメント利益は前期比48,294千円減少の56,512千円となりました。
(不動産事業)
不動産事業におきましては、社有地ならびに賃貸建物の整備に取り組み、賃貸料収入を中心に堅調に推移いたしました。売上高は前期比1,396千円減少の149,161千円となり、セグメント利益につきましては、前期比768千円増加の93,469千円となりました。
(土木・建設資材事業)
土木・建設資材事業におきましては、コールサンド及びポゾテックなどの建設資材販売が好調に推移し、売上高は前期比27,680千円増加の236,326千円、セグメント利益は前期比6,777千円増加の26,804千円となりました。
(注)セグメント利益は連結財務諸表の営業利益と調整を行っており、上記すべてのセグメント利益合計568,773千円より、各報告セグメントに配賦していない一般管理費を含む311,368千円を差し引いた257,405千円が当連結会計年度の営業利益となります。
(2)キャッシュ・フロー
連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は投資活動によるキャッシュ・フローで445,380千円減少したものの、営業活動によるキャッシュ・フローで383,260千円、財務活動によるキャッシュ・フローで67,736千円それぞれ増加したことにより、前連結会計年度末に比べ5,616千円増加し、288,214千円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、383,260千円増加(前連結会計年度に比べ518,139千円減少)となりました。これは主に、法人税等の支払額により218,588千円資金が減少したものの、税金等調整前当期純利益により230,749千円、減価償却費により427,906千円、資金がそれぞれ増加したためであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果得られた資金は、445,380千円減少(前連結会計年度に比べ35,732千円減少)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出で439,315千円、資金が減少したためであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果得られた資金は、67,736千円増加(前連結会計年度に比べ550,502千円増加)となりました。これは主に、長期借入金の返済による支出により1,672,717千円資金が減少したものの、長期借入れによる収入により2,198,000千円資金が増加したためであります。
販売実績
当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
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セグメントの名称 |
当連結会計年度 (自 平成28年1月1日 至 平成28年12月31日) |
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販売実績(千円) |
前連結会計年度比(%) |
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遊園地事業 |
3,557,942 |
△15.8 |
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ゴルフ事業 |
995,944 |
△7.9 |
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ホテル事業 |
2,121,865 |
△6.6 |
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不動産事業 |
149,161 |
△0.9 |
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土木・建設資材事業 |
236,326 |
13.3 |
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合計 |
7,061,241 |
△11.1 |
(注)1.主な相手先別の販売実績及び総販売実績に対する割合
前連結会計年度、当連結会計年度ともに、販売実績が総販売実績の100分の10以上を占める相手先がないため、記載を省略しております。
2.上記金額には消費税等は含まれておりません。
3.当社グループは、遊園地事業、ゴルフ事業、ホテル事業を基幹としているため生産、受注の状況については、記載を省略しております。
当社グループを取り巻く環境は、多様化する顧客ニーズに加え、気象環境や経済環境など様々な変化が続くものと予測されます。そのような状況の中、当社グループにおきましては、これまで培った経験やノウハウにこだわることなく、常に新しい変化に取り組むことで、多くのお客様に、期待される以上の喜び、そして感動を与えられるよう努めてまいります。
各セグメントにおける具体的施策は次のとおりです。
(遊園地事業)
九州の『グリーンランド』におきましては、前年の50周年という節目の年を終え、次のメモリアルイヤーに向けての新たなる一歩を踏み出す意味を込めた「A NEW STEP」という合言葉のもと、様々な取り組みを行ってまいります。
まず、1月におきましては、冬休み期間と各週末等に夜間営業を実施し、イルミネーションイベント「光のファンタジー」を開催するほか、いつ来園いただいても楽しめる、年中無休の営業スタイルを積極的にPRして、冬季の集客を図っております。
春のイベントにつきましては、3月18日(土)から5月7日(日)までの51日間、メインイベントとして「ドラゴンボール超(スーパー) 修業チャレンジ! ~悟空を目指して強くなろう!~」を開催いたします。このイベントは、世界的に人気を博した「ドラゴンボール」シリーズの最新作アニメ「ドラゴンボール超(スーパー)」をテーマとした体験型アトラクションとなります。合わせて、カメハウスや悟空の立像等により世界観を再現し、イベント限定グッズやコラボメニューの販売も行い、幅広いファン層の獲得を図ります。
また、3月18日(土)から5月28日(日)の土日祝日には、「仮面ライダーエグゼイド バトルステージ」と題し、子供たちに絶大な人気を誇る「仮面ライダーエグゼイド」を主役として、日本最大級の屋外ステージ「グリーンスタジアム」において、約230インチの巨大LEDスクリーンによる映像演出や特殊効果をふんだんに使用して、思わず息をのむほどの大迫力のアクションショーを開催いたします。合わせて、5,000発の春の花火大会「HANABIフェスティバル」の開催をはじめ、低年齢層向けのキャラクターショーならびに女児に大人気の「キラキラ☆プリキュアアラモードショー」等、様々なイベントを展開し、春休みからゴールデンウィークを中心に多くの集客を図ります。
また、「仮面ライダーエグゼイド バトルステージ」開催日に利用可能な、絶好のポジションから広大なショーステージを一望できる特別観覧席付前売券の販売を行い、売上の拡大を図ります。
更に、前売入園券については、春催事開催日前日までの販売とすることで入園料単価の増加を図ります。また、各種団体等に対しては、1年間を通じて特別入園券を販売することで集客力強化を図ります。
春以降につきましても、オリジナル性の高い多様なイベントを開催し、お客様に対して、グリーンランドでしか味わえない、ワクワクする体験や感動を提供してまいります。
施設面では、カップルを中心に大人気の占いの館「ルクソールマジック」において、新たに友達判断を追加したシステムを導入しての大規模リニューアルを行い、ターゲット層を広げてまいります。また、空中ブランコ「ウェーブスインガー」に噴水装置を設置し、更に、光の演出を加えることで、日中と夜間で違う体験が出来る、新たなアトラクションへと進化させます。
次に、イルミネーションイベント「光のファンタジー」につきましては、「イルミナード」や「マジカルトリックフロア」に続く目玉スポットを新設するとともに、既存のイルミネーションエリアにおいても演出を増強する等、全体のスケールアップを図ります。更に、夏季に好評を博しております「ウォーターパーク(プール)」におきましても、新しい遊びの仕掛けを導入し、夏季集客策の柱として、積極的に営業展開いたします。
その他、「年間フリーパス」につきましても、お客様からの好評の声にお応えし、特別販売期間を延長し、リピーターの拡大に努めてまいります。
『北海道グリーンランド遊園地』におきましては、この春、ファミリー層からの支持が高い「ボリショイサーカス」を、4月22日(土)から6月25日(日)にかけてロングランで公演を行い、集客の山場となるゴールデンウィークには、子供たちに人気のキャラクターショー等も合わせて開催し、集客に努めてまいります。
また、新規アトラクションとなるカード迷路「ぐるり森大冒険」を導入し、迷路遊び、カードのコレクション、そしてカードバトルといった、多彩な楽しみ方を提供し、多くの集客を図ります。
『北海道グリーンランドホワイトパーク(スキー場)』におきましては、学校授業をはじめ、子供会やスポーツクラブ等の各種団体の誘致に努めてまいります。
(ゴルフ事業)
ゴルフ事業におきましては、コース整備をはじめとする顧客満足度の向上の取り組みを基本として、3ゴルフ場のスケールメリットならびに、パブリックコースとメンバーシップコースのそれぞれの強みと立地を活かした顧客獲得に努めてまいります。
『グリーンランドリゾートゴルフコース』では、好評な最新式のナビゲーションシステムの更なるPR強化に取り組み、各種コンペご利用客の獲得を図ります。また、フェアウェイやガードバンカーの拡張工事等、コース改良にも積極的に取り組み、景観のみならずコース難易度にも変化をつけることで、常連客やビジター客を問わず、様々な年齢層の方々に楽しんでいただけるよう整備を進めてまいります。
また、『大牟田ゴルフ場』、『広川ゴルフ場』の両メンバーシップコースでは、キャディ付プレーの利点を前面に打ち出して、大型コンペの獲得を図り、また、その継続利用に向けて、絶えずキャディ業務の質の向上に努めてまいります。
加えて、PGAティーチングプロB級資格を保有する当社スタッフを積極的にPRし、個別レッスンや様々な企画を開催する等、新しい顧客の取り込みを図ってまいります。
その他、熊本地震直後に一旦は減少した海外ゴルファーの利用も順調に回復しており、引き続き、外国人スタッフによる万全な受入体制の強化のほか、海外及び国内の提携ゴルフ場との協力関係を最大限に活用し、幅広い集客を図ってまいります。
その他にも、プレーヤー目線に立った施設の改善等に取り組んでまいります。
(ホテル事業)
『ホテルブランカ』ならびに『ホテルヴェルデ』におきましては、遊園地、ゴルフ場をはじめとするグリーンランドリゾートエリア全体のオフィシャルホテルとしてのメリットを活かしながら、多彩な料飲メニュー展開やターゲットを明確化した商品展開により、顧客の獲得に努めてまいります。
『ホテルブランカ』におきましては、遊園地とゴルフ場に隣接する強みを背景に好調な宿泊について、予約サイトを更に有効に活用して客室稼働率を高め、収益の拡大を図ります。また、遊園地を見渡しながらの庭園バーベキューや冬の鍋料理メニューにつきましても、お客様同士で話題となるような趣向を凝らすことで、リピーターに加え、新規顧客の取り込みを図ります。
『ホテルヴェルデ』におきましては、インバウンドの確実な取り込みで平日の稼働率を上げることに努め、ターゲットを絞った宿泊商品として、卒業旅行プランや3世代ファミリープランの販売に加え、プレミアムプラン等の高単価商品の販売にも注力いたします。また、チャペルガーデンやコロッセオ広場等のホテル内外のイルミネーションを更に充実させていくことで、利用客の満足度向上に努めてまいります。
『ホテルサンプラザ』ならびに『北村温泉ホテル』におきましては、遊園地を中心とするリゾートホテルとしての役割のほか、それぞれのホテルの立地や特色を活かした顧客の獲得を図ってまいります。
『ホテルサンプラザ』におきましては、リニューアルした客室のPRや3世代プラン・提携ゴルフ場とのゴルフパック販売等により、更なる集客を図ります。また、好評なレストランのランチメニュー改定により集客力を強化し、夕食メニューは和食に注力することで、宿泊客の利用促進を図ります。
『北村温泉ホテル』におきましては、無料送迎バスによる宴会利用促進に努め、会員カードの特典内容を見直し、リピーターの拡大を図ります。
また、北村中央公園・桜づつみ公園とのタイアップイベント等を企画していくことで、集客に努めてまいります。
(不動産事業)
不動産事業におきましては、遊園地等のリゾートエリアを中心に変化する周辺環境に対応し、継続的に新規テナントの誘致活動に努めてまいります。
(土木・建設資材事業)
土木・建設資材事業におきましては、新規事業として火力発電所へのバイオマス燃料投入事業を受託しており、堅調なポゾテック等の建設資材の販売促進にも努め、更なる収益拡大を図ります。
当社グループといたしましては、「ココロを『みどり』でいっぱいに。」というキャッチコピーのもと、全員が一致団結して事業に取り組んでまいりました。これからも、常に新しい変化に挑戦し、その変化の先にある感動を求め、お客様の満足度向上とともに、更なる事業の発展を目指してまいります。
当社グループの有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況などに関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性があると考えられる主な事項は以下のようなものがあります。
なお、これらについては、発生の可能性が必ずしも高くないと考えられるものを含めて記載していること、また、当社グループに特有のリスクの内主要なものを記載しており、当社グループの全てのリスクについて網羅的に記載したものではないことに留意をお願いします。
当社グループは、これらのリスクの可能性を認識した上で、発生の回避及び発生した場合の対応に努める所存であります。
なお、文中における将来に関する事項は、有価証券報告書提出日(平成29年3月28日)現在において判断したものであります。
(1) 天候条件及び大規模災害によるの影響
台風、降雨・雪をはじめとする悪天候や異常気象及び平成28年4月に発生いたしました熊本地震のような想定を超える大規模災害が発生する場合は、遊園地・ゴルフ場・ホテル事業が基幹である当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。また、当社グループが直接影響を受けない場合であっても、取引企業や顧客が影響を受けることで、事業活動の制限、個人消費意欲が低下するといった副次的な影響により、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
悪天候などによる一定の影響は見込んでおりますが、多くの来場者を見込む最盛日に雨が続くことや、台風や降雪で閉場日が多くなること、更には猛暑によるゴルフ客の減少や暖冬による北海道のスキー場の雪不足など、その後の営業努力では補えない利用者数の減少となることがあります。
(2) 安全・衛生管理について
サービス業である当社グループは、顧客と直接接することによって成り立っている業種であり、その提供するサービスの安全性や衛生管理については最優先課題として取り組んでいるところであります。
当社社内規則の内「業務管理規則」には遊園地・ゴルフ場の安全確保・災害防止規則、ゴルフ場の安全使用規則、飲食業務の衛生管理に関する規則などを定め業務の普遍化を図るとともに、各所における安全会議で常に確認をしております。また、保険加入についても漏れがないよう注意しております。
なお、遊園地では、遊具・飲食・売店などの設置・運営の多くをテナント制としております。テナント制の施設では、売上高に対して委託料を支払うこととなっており、例えば、大型遊具機械については大手遊具メーカーが製造・設置し専門的な手法により責任を持って運営するなど、安全面・投資面においてリスクの分散を図っております。
また、遊具テナントに対する管理体制を万全とすることとし、国土交通省から示された定期検査内容の遵守や、運行時の指差確認、各遊具の見えるところに「安全点検確認書」を掲示するなど、お客様に対する「安全・安心」を最優先事項といたしております。
万一、重大な事故が生じた場合、社会的信用が失墜するとともに、安全性に対する疑念が生じ、その後の事業展開や経営成績に影響を与える恐れがあります。
(3) 経済状況
当社グループの事業は、国内市場に大きく依存しております。従って、国内における景気の後退及びそれにともなう需要の減少、または消費動向に影響を与えるような不測の事態の発生は、当社グループの経営成績及び財務状況に影響を与える恐れがあります。
(4) ゴルフ場入会預託金の償還の影響
当社グループは、3ゴルフ場を経営しておりますが、この内有明カントリークラブ大牟田ゴルフ場・久留米カントリークラブ広川ゴルフ場は会員制ゴルフ場であり、入会時に入会預託金を預っております。
ゴルフ会員向けのサービスとして、当社グループの種々の施設を利用したメンバー優待制度、65歳以上の会員は親族に名義変更でき本人はそのまま名誉シニア会員となれる制度、既存会員の紹介により手頃な価格で既存会員の会員権を分与できる選択制会員権制度など、会員数の増加や、プレー人員の確保に努めております。
預託金の償還要請には応じて償還を進めておりますが、ゴルフ需要の急激な低下や予期せぬ風評被害などによっては、預託金の償還要請が急増することが考えられ、この場合、当社グループの財務状況に影響を及ぼす可能性があります。
(5) 固定資産の価値の下落
当社グループは、遊園地・ゴルフ場・ホテル事業を営んでいるため比較的多額の固定資産を保有しております。今後、固定資産の時価の下落、収益性の低下にともない資産価値が下落したときは、当社グループの経営成績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。
なお、主な固定資産が集積している荒尾市の当リゾートエリアでは、年々新しい施設が加わるなど、新たな賑わいの創出は、社有土地の時価の維持という当社グループの方針にとって望ましいものと考えております。
(6) 金利の変動
当社グループにとって、著しい金利変動は経営成績に影響を与える可能性があります。
当社グループは、遊園地事業及びゴルフ事業の事業部門において、専門業者(テナント)と遊戯施設・飲食・物販・ゴルフ場管理等の人的・物的サービスの提供につき営業委託契約を締結しております。契約相手先は、サノヤス・ライド株式会社、泉陽興業株式会社、西日本メンテナンス株式会社ほか、企業及び個人業者であります。
営業委託契約では、契約相手先と予め委託料率を決定し、売上にスライドして委託料を支払うこととしております。
特記事項はありません。
文中における将来に関する事項は、有価証券報告書提出日(平成29年3月28日)現在において判断したものであります。
(1)重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成に当たって採用している重要な会計基準は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表注記事項 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載されているとおりであります。
当社グループの連結財務諸表の作成において、損益及び資産の状況に影響を与える見積りは、過去の実績やその時点での情報に基づき合理的に判断しておりますが、実際の結果は見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。
見積り及び判断に影響を及ぼす重要な会計方針としては以下のようなものがあると考えております。
①貸倒引当金
当社グループの保有する債権に係る損失が見込まれる場合、その損失に充てる必要額を見積り引当計上しておりますが、将来、債務者の財務状況が著しく悪化し、その支払能力が低下した場合等は、引当金の追加計上または貸倒損失が発生する可能性があります。
②投資有価証券
当社グループが保有する時価のある有価証券については、下落率等の一定基準により、時価のない有価証券については、投資先の純資産額等による実質価値の下落率や業績予想等による回収可能性等により総合的に判断し処理しておりますが、将来、保有する株式の時価の下落や投資先の財務状況が悪化した場合には、評価損を計上する可能性があります。
③繰延税金資産
当社グループは、繰延税金資産の回収可能性を評価するに際して、将来の課税所得を合理的に見積っております。繰延税金資産の回収可能性は将来の課税所得の見積りに依存しますので、その見積額が減少した場合は繰延税金資産が減額され税金費用が計上される可能性があります。
(2)当連結会計年度の経営成績及び財務状態の分析
①経営成績
当連結会計年度における経営成績の概況については、「1 業績等の概要 (1)業績」に記載しております。
②財政状態
当連結会計年度末の総資産は、21,738,821千円(前連結会計年度比77,856千円減少)となりました。
流動資産は、679,699千円(前連結会計年度比560千円増加)となりました。主な要因はその他で8,616千円減少したものの、受取手形及び売掛金で11,859千円増加したことによるものであります。
固定資産は、21,059,122千円(前連結会計年度比78,417千円減少)となりました。主な要因は機械装置及び運搬具で14,310千円増加しましたが、建物及び構築物で103,124千円減少したことによるものであります。
流動負債は、3,993,651千円(前連結会計年度比568,272千円減少)となりました。主な要因は短期借入金で292,568千円、未払法人税等で136,758千円、未払金で128,607千円減少したことによるものであります。
固定負債は、7,034,374千円(前連結会計年度比473,261千円増加)となりました。主な要因は長期預り金で98,400千円減少しましたが、長期借入金で591,851千円増加したことによるものであります。
純資産は、10,710,795千円(前連結会計年度比17,154千円増加)となりました。主な要因はその他有価証券差額金で11,529千円減少しましたが、利益剰余金で28,683千円増加したことによるものであります。
(3)経営成績に重要な影響を与える要因について
「4 事業等のリスク」に記載しております。
(4)経営戦略の現状と見通し
当社グループの経営戦略と課題は、多様化するお客様のニーズに的確にお応えする施設の充実を図り、同時に低コスト体質を維持しながら高い収益力を得ることにあると認識しております。
取り組みとしては、業績の更なる向上を目標に、組織の再編を始めとする活力ある組織の構築、その他経営全般にわたる効率化のための諸施策等を推進することで収益基盤を強化し、激動する環境に耐え得る企業体質作りを目指すとともに、当社グループが保有する経営資源を有効に活用して収益及び資本効率の向上に努める所存であります。
(5)資本の財源及び資金の流動性についての分析
「1 業績等の概要 (2)キャッシュ・フロー」に記載しております。
(6)経営者の問題認識と今後の方針について
当社グループを取り巻く環境は、余暇市場に対する競合施設や活動種類の多様化が進み、旧来型の観光・行楽施設だけでなく、あらゆる集客施設との顧客争奪が激化の様相を呈しております。
このような状況のもとで、時流に対応した積極的な営業展開はもとより、徹底的な経費の削減に取り組むとともに、グループの組織再編も行い、堅実性ある経常利益の拡大を目指してまいる所存であります。