第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、新たに発生した事業上のリスクはありません。

また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

なお、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、政府及び各自治体から出された外出自粛要請等を受け、九州の遊園地をはじめとする当社グループの一部事業所で、ゴールデンウィークを含む期間におきまして臨時休業や営業時間の短縮を実施いたしました。

また、今後新型コロナウイルス感染症が収束しない場合は、利用者が減少し、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1) 財政状態及び経営成績の状況

①経営成績

 当社グループの業績につきましては、年初からの新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、個人客から団体客に至るまで、全体的な外出自粛が広がりを見せ、また、当社グループ各施設においても、ゴールデンウィーク期間を含めて臨時休業を余儀なくされる状況となるなど多大な影響を受け、九州の遊園地をはじめとする各事業所において、その利用者数は大きく減少いたしました。

 

その結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は1,650,736千円(前年同期比2,605,062千円減)となり、営業損失は517,359千円(前年同期は406,772千円の利益)、経常損失は477,662千円(前年同期は403,956千円の利益)、親会社株主に帰属する四半期純損失は472,105千円(前年同期は274,969千円の利益)となりました。

 

項   目

当第2四半期

連結累計期間

(千円)

前第2四半期

連結累計期間

(千円)

増減額

(千円)

増減率

(%)

 売上高

1,650,736

4,255,798

△2,605,062

△61.2

 営業利益又は営業損失(△)

△517,359

406,772

△924,132

-

 経常利益又は経常損失(△)

△477,662

403,956

△881,619

-

 親会社株主に帰属する四半期

 純利益又は親会社株主に帰属

 する四半期純損失(△)

△472,105

274,969

△747,074

-

 

報告セグメントごとの業績は、次のとおりであります。

 

・遊園地セグメント

九州の『グリーンランド』におきましては、恒例となりました冬季のイルミネーションイベントとして、1月に「ワンダーイルミネーション」を開催いたしました。広大な園内を彩る100箇所以上のイルミネーションスポットに加え、今回新たに「オーロライリュージョン」と題して、お客様が間近で見ることが出来る、幻想的なオーロラショーを展開いたしました。

春には、話題性の高いテーマを取りそろえて3大イベントを開催し、幅広い集客を図りました。

まず一つは、長年にわたり、幅広い層より高い人気を誇る「クレヨンしんちゃん」の最新作映画をテーマとした「クレヨンしんちゃんワールド ラクガキングダムとワクワク!グリーンランドだゾ!」を開催いたしました。子ども心をかき立てるラクガキコーナーや様々な遊びの仕掛けをご用意し、ファミリー層を中心に、ワクワクと楽しめるイベントとなりました。

また、令和最初の仮面ライダーによる大迫力のライブショー「仮面ライダーゼロワン バトルステージ」を開催いたしました。日本最大級の全長70メートルの屋外ステージ「グリーンスタジアム」で繰り広げられる仮面ライダー達によるアクションに加え、約250インチの巨大LEDスクリーンによる映像演出や特殊効果により、会場は大いに盛り上がりました。

さらに、幅広い活躍を見せているお笑い芸人「クロちゃん」の初の展覧会イベント「クロちゃんのモンスターパーク in グリーンランド」を開催いたしました。テーマパークをモチーフとして、クロちゃんのキャラクターが至るところに散りばめられた展覧会で、クロちゃん本人によるオリジナルアイドルソングや、クロちゃんと密室で2人きりになってしまうVR鑑賞など、お客様のハラハラドキドキが止まらないイベントとなりました。

また、アトラクションにおいては、宇宙をテーマに、不思議で幻想的な体験が出来る日本初登場のアトラクション「コズミックメイズ」をオープンいたしました。

以上の取り組みを行いましたものの、一番の書き入れ時であるゴールデンウィークを中心とする春の行楽シーズンにおいて臨時休園したほか、新型コロナウイルス感染拡大防止に向け、予定していた一部のイベント開催を見送るなどの対応を行った結果、利用者数は前年同期比346,810人減少の113,586人となり、売上高は前年同期比1,583,434千円減少の546,523千円となりました。

『北海道グリーンランドホワイトパーク(スキー場)』におきましては、1月の記録的な雪不足による営業期間の縮小に加え、新型コロナウイルス感染拡大に伴うインバウンド客ならびにスキー学習団体等の大幅な減少もあり、来場者数、売上高ともに前年同期に比べて減少いたしました。

『北海道グリーンランド遊園地』におきましては、当初、4月中旬の遊園地オープンに合わせて、「仮面ライダーゼロワン」など最新のキャラクターショーの開催を予定しておりましたが、新型コロナウイルスの影響によりオープン時期が6月初旬までずれ込むなど、開園期間の短縮の影響もあり、思うように集客を図ることが出来ず、来園者数は大きく落ち込みました。

また、『いわみざわ公園管理』におきましては、外出自粛ムードの中にあっても、屋外型レジャーであるキャンプ場のニーズは高まりを見せたものの、やはり営業期間短縮の影響は大きく、来場者数は伸び悩みました。

この結果、北海道の遊園地ならびにスキー場を合わせた利用者数は前年同期比、81,586人減少の30,010人となり、売上高は前年同期比275,294千円減少の105,349千円となりました。

以上の結果、利用者数は前年同期比428,396人減少の143,596人となり、売上高は前年同期比1,858,728千円減少の651,873千円となりました。

 

・ゴルフセグメント

ゴルフ事業におきましては、コース整備や設備の拡充による顧客満足度向上を取り組みの基本に据えて、3ゴルフ場が持つ各々の特性や強みを活かした集客施策を行いましたが、新型コロナウイルスによる客足への影響は避けられず、特に、貸切コンペを中心とした大型コンペの中止や秋季への延期に加え、一時は県境を越える移動も制限されたことが、集客面に大きな打撃を与えました。

『グリーンランドリゾートゴルフコース』におきましては、各季節に合わせてテーマを持たせたオープンコンペや「スタッフに挑戦コンペ」を開催してリピーターの獲得に注力し、これまで堅調であった韓国人ゴルファーの利用者数減少のカバーに努めました。

また、自社予約サイト限定プランの造成や友の会会員特典の拡充に取り組むなど、パブリックゴルフ場の強みを活かした営業展開に注力いたしました。

施設面においては、バンカーの新設によりコース戦略性を高めるとともに、更なる魅力増大に向けて、一部のコースでレディス向けのティーイングエリアを新設いたしました。

『大牟田ゴルフ場』、『広川ゴルフ場』の両メンバーシップコースにおきましては、会員限定のご利用ポイントシステムによりメンバーの利用促進を図りました。また、お客様のニーズに合わせて、スループレープランを拡充したほか、各種クラブコンペの開催により、メンバーを中心とした集客拡大を図りました。

そのほか、『大牟田ゴルフ場』におきましては、新たにさく井工事を行っており、事業用水の一部を地下水利用へ切り替えることで、中長期的な運営経費の削減を図ってまいります。

以上の取り組みの結果、利用者数は前年同期比12,129人減少の54,709人、売上高は、前年同期比116,651千円減少の381,784千円となりました。

 

・ホテルセグメント

九州の『ホテルブランカ』におきましては、春休みやゴールデンウィーク期間を含む遊園地の臨時休園に伴い、オフィシャルホテルとしての最大の強みを活かすことが出来ず、加えて、インバウンド客やゴルフプレー客の減少もあり、ビジネス客の取り込みに注力するも及ばず、前年同期と比べ、宿泊者数は減少いたしました。

九州の『ホテルヴェルデ』におきましては、新たに「仮面ライダーゼロワンルーム」を造成したほか、遊園地とのセットプラン販売等に注力いたしましたが、遊園地の臨時休園に併せての休館による影響は大きく、インバウンド客の減少と合わせ、宿泊部門については、非常に厳しい状況となりました。

また、新型コロナウイルス感染拡大に伴い、料飲部門や宴会部門への影響も多大となり、外出自粛下におけるレストランのテイクアウトメニューやデリバリーサービスは好評だったものの、全体の利用者数の落ち込みをカバーするには至りませんでした。

以上の取り組みを行いましたが、九州の『ホテルブランカ』ならびに『ホテルヴェルデ』を合わせた宿泊者数は前年同期比21,412人減少の11,112人となり、売上高は、前年同期比426,966千円減少の213,992千円となりました。

北海道の『ホテルサンプラザ』におきましては、遊園地のオープンが例年と比べて遅れる中、格安宿泊プランの造成や料飲メニューの拡充による利用促進に努めましたが、新型コロナウイルスの影響により、宴会部門を含めて客足は戻らず、全体として低調に推移いたしました。

北海道の『北村温泉ホテル』におきましては、学校や企業を対象とした団体宿泊の取り込みに注力いたしましたが、新型コロナウイルスの影響を受けて利用が伸びず、比較的に堅調であった日帰り入浴やレストランにつきましても、前年同期と比べて利用者数は落ち込みました。

この結果、北海道の『ホテルサンプラザ』ならびに『北村温泉ホテル』を合わせた宿泊者数は前年同期比4,977人減少の5,210人となり、売上高は、前年同期比154,917千円減少の149,798千円となりました。

以上の結果、宿泊者数は前年同期比26,389人減少の16,322人、売上高は前年同期比581,883千円減少の363,790千円となりました。

 

・不動産セグメント

不動産事業における賃貸収入につきましては、グリーンランドリゾートエリアの新規テナント誘致に取り組むも実現には至らず、売上高は前年並みの79,246千円となりました。

 

・土木・建設資材セグメント

土木・建設資材事業におきましては、ポゾテックの販売が好調だったほか、バイオマス火力発電所への燃料投入業務の受託が堅調に推移したものの、客土用土の販売が減少し、売上高は前年同期比48,215千円減少の174,040千円となりました。

 

②財政状態

当第2四半期連結会計期間末の総資産は、21,354,840千円(前連結会計年度末比40,964千円増加)となりました。

流動資産は、739,929千円(前連結会計年度末比15,035千円増加)となりました。これは主に、受取手形及び売掛金が減少したものの、現金及び預金・その他(主に未収消費税)が増加したことによるものであります。

固定資産は、20,614,910千円(前連結会計年度末比25,929千円増加)となりました。これは主に、繰延税金資産が増加したことによるものであります。

流動負債は、3,864,185千円(前連結会計年度末比52,617千円増加)となりました。これは主に、短期借入金が増加したことによるものであります。

固定負債は、6,782,794千円(前連結会計年度末比560,304千円増加)となりました。これは主に、長期借入金が増加したことによるものであります。

純資産は、10,707,860千円(前連結会計年度末比571,957千円減少)となりました。これは主に、利益剰余金が減少したことによるものであります。

 

 

(2) キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ66,166千円増加し、416,909千円となりました。

当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況は以下のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動により支出した資金は888,738千円(前年同期は500,426千円の収入)となりました。これは主に、税金等調整前四半期純利益が減少したことによるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動により支出した資金は166,388千円となり、前年同期比25,034千円の支出減少となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出が減少したことによるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動により得られた資金は1,121,293千円(前年同期は305,569千円の支出)となりました。これは主に、長期借入金の借入が増加したことによるものであります。

 

 

項   目

当第2四半期

連結累計期間

(千円)

前第2四半期

連結累計期間

(千円)

増減額

(千円)

営業活動によるキャッシュ・フロー

△888,738

500,426

△1,389,164

投資活動によるキャッシュ・フロー

△166,388

△191,422

25,034

財務活動によるキャッシュ・フロー

1,121,293

△305,569

1,426,862

 

(3) 経営方針・経営戦略等

当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

なお、当社グループにおきましては、新型コロナウイルス感染症の影響については、まだまだ予断を許さない状況であることを踏まえ、引き続き、各種感染症予防対策を徹底して行い、お客様に安全安心なサービスを提供することを最優先事項として取り組んでまいります。

 

(5) 研究開発活動

該当事項はありません。

 

(6) 経営成績に重要な影響を与える要因

「1 事業等のリスク」に記載しております。

 

(7) 資本の財源及び資金の流動性についての分析

当社グループの事業活動における運転資金需要の主なものは、売上原価、販売費および一般管理費です。設備資金需要の主なものは、遊園地事業における遊園地施設の維持更新、新設等です。

当社グループの運転資金及び設備資金の調達につきましては、営業活動によるキャッシュ・フロー及び金融機関からの借入等により賄っております。

 

 

 

3【経営上の重要な契約等】

当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。