第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、新たに発生した事業上のリスクはありません。

また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

 

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1) 財政状態及び経営成績の状況

①経営成績

 当社グループの業績につきましては、前年から新型コロナウイルス感染症の流行が続く中、3密を回避出来るレジャーとして、ゴルフ事業は好調に推移いたしましたものの、政府および自治体による断続的な緊急事態宣言や営業時間短縮要請等の影響は大きく、特に遊園地事業やホテル事業における利用者数は伸び悩みました。

その結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は2,339,306千円(前年同期比688,570千円増)となり、営業損失は259,951千円(前年同期は営業損失517,359千円)、経常損失は162,068千円(前年同期は経常損失477,662千円)、親会社株主に帰属する四半期純損失は101,565千円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失472,105千円)となりました。

 

項   目

当第2四半期

連結累計期間

(千円)

前第2四半期

連結累計期間

(千円)

増減額

(千円)

増減率

(%)

 売上高

2,339,306

1,650,736

688,570

41.7

 営業損失(△)

△259,951

△517,359

257,408

-

 経常損失(△)

△162,068

△477,662

315,594

-

 親会社株主に帰属する四半期

 純損失(△)

△101,565

△472,105

370,539

-

 

報告セグメントごとの業績は、次のとおりであります。

 

・遊園地セグメント

九州の『グリーンランド』におきましては、今年、開園から55周年という節目の年を迎えるにあたり、人気イラストレーターを起用して、オリジナルキャラクター「遊戦士グリランダー」を制作し、来園特典シールの配布やWEBでのPR展開を行うなど、様々な形でメモリアルイヤーを盛り上げてまいりました。

春のイベントにつきましては、まず、TVアニメ「約束のネバーランド」とのコラボイベント「グリーンランド農園に潜入せよ」を開催いたしました。西日本初開催となる本イベントでは、園内ラリーイベントのほか、アトラクションやレストランメニューとのコラボレーション展開により、本作品の世界観を存分に体験していただきました。

また、グリーンランド名物の巨大屋外ステージ「グリーンスタジアム」では、大人気の仮面ライダーセイバーを主役とした「仮面ライダーセイバー スペシャルショー」を開催し、多彩な演出によるアクション満載の大迫力のライブショーで、会場全体が興奮に包まれました。

アトラクションにつきましては、春休みを中心に期間を限定して、巨大エア遊具「BIGエアープレイランド」を設置し、屋外アスレチック体験をお楽しみいただきました。

そのほか、新型コロナウイルス感染症予防対策の一環として、電子チケットの販売促進やアトラクションフリーパスの年齢による料金区分への見直しなど、お客様がスムーズにご入園いただけるような取り組みを行いました。

以上の取り組みを行いましたが、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う各種団体利用客のキャンセルも目立ち、また、収容人数の制限や営業時間短縮要請などによりイベントの縮小や延期を余儀なくされるなど、ゴールデンウィーク期間を含む春の行楽シーズンに臨時休園を行った前年は上回ったものの、厳しい状況が続きました。

その結果、利用者数は前年同期比101,961人増加の215,547人となり、売上高は前年同期比524,664千円増加の1,071,187千円となりました。

『北海道グリーンランドホワイトパーク(スキー場)』におきましては、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、スキースクールなどの各種団体にキャンセルが見られたものの、降雪に恵まれたことで良好なゲレンデコンディションに仕上がり、来場者数は減少いたしましたものの、売上高は前年同期を上回りました。

『北海道グリーンランド遊園地』におきましては、4月のオープンに合わせ「仮面ライダーセイバー」、「トロピカル~ジュ!プリキュア」、「機界戦隊ゼンカイジャー」など最新のキャラクターショーを開催し、ファミリー層を中心に集客を図りました。

そのほか、新たな広告手段として、人気ユーチューバーとコラボレーションした動画を配信し、幅広い層に向けて、遊園地の魅力を存分にPRいたしました。

また、『いわみざわ公園管理』におきましては、キャンプ場やパークゴルフ場などの開放的なレジャーへの関心は高まりましたものの、北海道全域における緊急事態措置に伴い、特に札幌市内など都市部からの客足に影響を受け、利用者数は伸び悩みました。

この結果、北海道の遊園地ならびにスキー場を合わせた利用者数は前年同期比12,697人増加の42,707人となり、売上高は前年同期比72,983千円増加の178,333千円となりました。

以上の結果、利用者数は前年同期比114,658人増加の258,254人となり、売上高は前年同期比597,647千円増加の1,249,520千円となりました。

 

・ゴルフセグメント

ゴルフ事業におきましては、新型コロナウイルス感染拡大の状況下において、ゴルフプレーが開放的な屋外スポーツとして多くのお客様の支持を受けており、その安全・安心へのご期待に応えるべく、お客様のご入場からお着替え、お食事、そしてプレー終了に至るまで、徹底した感染予防対策に注力いたしました。その上で、若者層から女性層、シニア層まで幅広いお客様に満足していただけるような、万全なコース整備・改良ならびに設備の拡充に努めてまいりました。

『グリーンランドリゾートゴルフコース』におきましては、今年、開場から55周年を迎えることに合わせて、記念コンペの開催や各種サービスの拡充を実施し、友の会会員を中心に更なるリピーター拡大を図りました。また、パブリックゴルフ場としての気軽さとナビゲーションシステム付ゴルフカートの強みを活かし、近年、増加傾向が見られる若者層のゴルファー獲得に向けた営業促進を図りました。

『大牟田ゴルフ場』、『広川ゴルフ場』の両メンバーシップコースにおきましては、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、従来の大型コンペの実施の見送りが目立ちましたものの、メンバーによるビジター同伴プラン促進などにより、個人グループでの利用獲得を図りました。

また、気軽にプレーが出来るよう、9ホールのハーフプレープランを設定し、ゴルフ初心者層への訴求を図ることで、更なる顧客層の拡大に努めました。

以上の結果、利用者数は前年同期比15,935人増加の70,644人となり、売上高は前年同期比127,943千円増加の509,727千円となりました。

 

・ホテルセグメント

九州の『ホテルブランカ』、『ホテルヴェルデ』におきましては、両ホテルがグリーンランドリゾートオフィシャルホテルとして備える魅力を、全スタッフが一丸となって、お客様にPRすることに重点的に取り組みました。特に、遊園地・ゴルフ場に接する立地優位性、グループ施設を特別価格で利用できる価格優位性、強みとなる各スタッフの専門的なスキル等を前面に打ち出し、スタッフ一人一人が営業担当者という意識をもって、売上拡大に努めました。

また、2つのホテルを持つメリットを活かした営業形態の効率化や、資材の仕入単価の見直し等による経費削減にも注力しました。

売上拡大の具体的な取り組みとして、宿泊部門におきましては、お客様の多様なニーズに合わせて遊園地・ゴルフ場との宿泊セットプランを造成したほか、電話でのお問い合わせに対して、オフィシャルホテルだけが提供できる金額・時間両面でのメリットについて、全てのスタッフが的確にご案内できる体制を築きました。

料飲部門においては、屋内での宴会が控えられる中、コロナ禍においても開放空間で密を避けられるバーベキューバイキングや、ホテルシェフによるデリバリー料理のPRを行う等、地元客のご利用促進に向けた営業強化に努めました。

以上の取り組みを行い、一時臨時休館した前年は上回りましたが、緊急事態宣言や営業時間短縮要請等が客足に与えた影響は大きく、九州の『ホテルブランカ』ならびに『ホテルヴェルデ』を合わせた宿泊者数は前年同期比738人増加の11,850人となり、売上高は前年同期比16,337千円増加の230,330千円となりました。

北海道の『ホテルサンプラザ』におきましては、遊園地とスキー場に近い立地を活かし、フルエンジョイプランや岩見沢市の宿泊支援サービス(ザワ割)の販売による宿泊客の獲得を図りましたものの、新型コロナウイルス感染症に伴う大型団体等の利用手控えもあり、特に宴会部門が振るわず、全体として売上は落ち込みました。

北海道の『北村温泉ホテル』におきましては、3月に大規模リニューアルオープンして以来、地元客を中心に、日帰り入浴ならびにレストラン利用は堅調に推移いたしましたが、宿泊、宴会部門は伸び悩みました。

この結果、北海道の『ホテルサンプラザ』ならびに『北村温泉ホテル』を合わせた宿泊者数は前年同期比48人増加の5,258人となり、売上高は前年同期比28,444千円減少の121,353千円となりました。

以上の結果、宿泊者数は前年同期比786人増加の17,108人となり、売上高は前年同期比12,107千円減少の351,683千円となりました。

 

 

・不動産セグメント

不動産事業における賃貸収入につきましては、一部テナントの賃料改定を行ったことに伴い増収となり、売上高は前年同期比5,933千円増加の85,180千円となりました。

 

・土木・建設資材セグメント

土木・建設資材事業におきましては、解体工事などの受注は好調でしたが、客土用土のほか、建設資材のコールサンドやポゾテックの販売が落ち込み、売上高は前年同期比30,847千円減少の143,193千円となりました。

 

②財政状態

当第2四半期連結会計期間末の総資産は、20,968,647千円(前連結会計年度末比227,018千円減少)となりました。

流動資産は、820,015千円(前連結会計年度末比168,416千円減少)となりました。これは主に、受取手形及び売掛金・その他(主に未収法人税等)が減少したことによるものであります。

固定資産は、20,148,632千円(前連結会計年度末比58,602千円減少)となりました。これは主に、建物及び構築物が減少したことによるものであります。

流動負債は、4,945,617千円(前連結会計年度末比531,733千円増加)となりました。これは主に、短期借入金が増加したことによるものであります。

固定負債は、5,559,586千円(前連結会計年度末比667,657千円減少)となりました。これは主に、長期借入金が減少したことによるものであります。

純資産は、10,463,443千円(前連結会計年度末比91,095千円減少)となりました。これは主に、利益剰余金が減少したことによるものであります。

 

 

(2) キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ38,464千円増加し、514,778千円となりました。

当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況は以下のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動により得られた資金は199,173千円(前年同期は888,738千円の支出)となりました。これは主に、税金等調整前四半期純損失となったものの、減価償却費の計上や売上債権の減少、法人税等の還付によるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動により支出した資金は126,734千円となり、前年同期比39,653千円の支出減少となりました。これは主に、有形固定資産の取得によるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動により支出した資金は33,975千円(前年同期は1,121,293千円の収入)となりました。これは主に、短期借入金が純増したものの、長期借入金の返済を行ったことによるものであります。

 

 

項   目

当第2四半期

連結累計期間

(千円)

前第2四半期

連結累計期間

(千円)

増減額

(千円)

営業活動によるキャッシュ・フロー

199,173

△888,738

1,087,912

投資活動によるキャッシュ・フロー

△126,734

△166,388

39,653

財務活動によるキャッシュ・フロー

△33,975

1,121,293

△1,155,268

 

(3) 会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

 前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。

 

(4) 経営方針・経営戦略等

当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(5) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。

 

(6) 研究開発活動

該当事項はありません。

 

(7) 経営成績に重要な影響を与える要因

「1 事業等のリスク」に記載しております。

 

(8) 資本の財源及び資金の流動性についての分析

当社グループの事業活動における運転資金需要の主なものは、売上原価、販売費及び一般管理費です。設備資金需要の主なものは、遊園地事業における遊園地施設の維持更新、新設等です。

当社グループの運転資金及び設備資金の調達につきましては、営業活動によるキャッシュ・フロー及び金融機関からの借入等により賄っております。

 

 

 

3【経営上の重要な契約等】

当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。