第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。

また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

 

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 第1四半期連結会計期間より、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日。以下「収益認識会計基準」という。)等を適用しております。

 そのため、当第2四半期連結累計期間における経営成績に関する説明は、前第2四半期連結累計期間と比較しての増減額及び前年同期比(%)を記載せずに説明しております。

 詳細は、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(会計方針の変更)」に記載のとおりであります。

 

(1) 財政状態及び経営成績の状況

①経営成績

 当第2四半期連結累計期間におきましては、依然として、新型コロナウイルス感染症の感染状況を注視しながらの事業活動を余儀なくされ、とりわけ、1月初旬からの感染再拡大に伴い、まん延防止等重点措置の適用地域が拡大したことで各施設の利用者数は伸び悩みましたが、3月下旬に全面解除された後からの客足は回復傾向となり、特に、春休み期間やゴールデンウィークにおいては、九州の遊園地ならびにゴルフ場を中心に利用者数を伸ばしました。

 一方で、収益認識会計基準等の適用により、従来の会計処理の方法に比べて、売上高は956,572千円、売上原価は953,281千円それぞれ減少し、営業利益、経常利益、税金等調整前四半期純利益はそれぞれ3,291千円減少しております。

この結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は2,538,691千円(前年同期は2,339,306千円)となり、営業利益は271,354千円(前年同期は259,951千円の損失)、経常利益は324,156千円(前年同期は162,068千円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純利益は228,807千円(前年同期は101,565千円の損失)となりました。

 

報告セグメントごとの業績は、次のとおりであります。

 

・遊園地セグメント

九州の『グリーンランド』におきましては、まず1月に冬のイルミネーションイベント「ワンダーイルミネーション」を開催いたしました。広大な遊園地全体で100箇所以上のイルミネーションスポットを展開し、アトラクションの多彩な光の装飾も合わさって、幻想的な夜の遊園地をお楽しみいただきました。

春のイベントにつきましては、まず、「きかんしゃトーマスとなかまたち STEAM(スチーム)アドベンチャー ~今日からキミもエンジニア~」と題して、未就学児に大人気のトーマスやなかまたちと一緒に親子で遊びながら学べるエンターテイメントイベントを開催いたしました。

また、日本最大級のショーステージでは、仮面ライダーリバイスを主役とした「仮面ライダーリバイス スペシャルステージ」を開催し、バイクアクションをはじめ、特殊効果や巨大LEDスクリーン映像など多彩な演出も加わり、大迫力のライブステージを繰り広げました。

そのほか、ゴールデンウィーク期間中には、女児に絶大な人気を誇る「プリキュア」たちが大集結するイベント「プリキュアオールスターズがやってくる!」を開催し、会場はファミリー層を中心に多くのお客様で賑わいました。

アトラクションにつきましては、集客の山場であるゴールデンウィークに合わせ、新たに「ダックス」をはじめとする3機種のファミリー向けアトラクションを導入したほか、期間限定アトラクションとして「宝石さがし」や「ビッグエアー プレイランド」を展開するなど、遊園地の魅力の増大を図りました。

そのほか、入園前にご購入いただける電子チケットの販売促進に加え、自動券売機の設置や午後からの割引商品「アフタヌーンチケット」の販売により、入園の際の混雑緩和を図るなど、新型コロナウイルス感染症予防対策についても鋭意取り組みました。

以上の取り組みを行いました結果、利用者数は前年同期比131,994人増加の347,541人となり、売上高は930,303千円(前年同期は1,071,187千円)となりました。

『北海道グリーンランドホワイトパーク(スキー場)』におきましては、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴い、スキースクールなどの各種団体にキャンセルが多く発生し、リフト乗り放題プラン販売で団体客落ち込みの挽回を図りましたが及ばず、利用者数は前年同期を下回りました。

『北海道グリーンランド遊園地』におきましては、4月のオープンに合わせ「鬼滅の刃」をはじめ、「仮面ライダーリバイス」、「デリシャスパーティ♡プリキュア」、「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」など最新のキャラクターショーを開催し、ファミリー層を中心に集客を図りました。

アトラクションにおいては、「ファイヤーファイター」と「わくわくトレイン」の2機種を導入し、更なる集客の拡大を図りましたが、5月のゴールデンウィーク期間に連日の降雨に見舞われ、期待した集客の上乗せを欠くこととなりました。

また、『いわみざわ公園管理』におきましては、冬期間において新たに、屋外で子ども達が自由に遊べるイベント「プレーパーク」を展開して集客を図り、レストランの利用促進に繋げました。また、春からは、屋外型レジャーであるキャンプ場やパークゴルフ場の人気は依然として高く、利用者数は堅調に推移いたしました。

この結果、北海道の遊園地ならびにスキー場を合わせた利用者数は前年同期比38,134人増加の80,841人となり、売上高は261,802千円(前年同期は178,333千円)となりました。

以上の結果、利用者数は前年同期比170,128人増加の428,382人となり、売上高は1,192,105千円(前年同期は1,249,520千円)となりました。なお、収益認識会計基準等の適用により、売上高は868,985千円減少しております。

 

・ゴルフセグメント

ゴルフ事業におきましては、近年、開放的な屋外型スポーツとして人気が高まっており、特に若い世代や個人グループでのプレー増加が目立つ中、新型コロナウイルス感染症の影響から、これまで開催を見送っていた大型ゴルフコンペの回復傾向も見られ、入場者数は好調に推移いたしました。

また、お客様にご利用いただくプラスチック素材製品の廃止、削減ならびにリサイクル活動など、3ゴルフ場全体で身近なSDGs活動にも取り組みました。

『グリーンランドリゾートゴルフコース』におきましては、恒例の「スタッフが挑戦!コンペ」をはじめ、季節毎の特色あるゴルフコンペを開催して集客を図りました。

また、幅広い層のプレーヤーが楽しめるよう、レディスティのティーイングエリアの新設をはじめとして、各種コースの改良を鋭意取り進めました。

そのほか、フロント横に自動精算機を設置してお客様の混雑緩和を図り、顧客満足度向上を図りました。

さらには、スタート室周辺の整備の一環として、喫煙ブースを新設して分煙の促進と景観向上を図るとともに、新たに手洗い場を設置するなど、感染症予防にも取り組みました、

『大牟田ゴルフ場』、『広川ゴルフ場』の両メンバーシップコースにおきましては、ビジター同伴優待などメンバー限定の特典付与のほか、スループレープランや若い世代向けプランなどのきめ細かい商品販売により、集客の拡大を図りました。

また、多様なお客様のニーズに合わせ、レストランメニューの刷新を行い、ゴルフ場としての魅力増大とともに売上拡大を図りました。

以上の結果、利用者数は前年同期比3,340人増加の73,984人となり、売上高は523,366千円(前年同期は509,727千円)となりました。なお、収益認識会計基準等の適用により、売上高は31,359千円減少しております。

 

・ホテルセグメント

九州の『ホテルブランカ』におきましては、遊園地とゴルフ場に隣接する立地の優位性を前面に打ち出し、ご利用者のニーズに合わせた多様な宿泊プラン造成により集客を図りました。

また、レストランにおいては、新たにフルバイキングプランによる集客に努め、また、遊園地を望む中庭のバーベキューガーデンにおいては、レイアウトを見直し、大幅に雨天対応人数を増やすことで、売上拡大を図りました。

『ホテルヴェルデ』におきましては、グリーンランドリゾートのオフィシャルホテルとしての強みを活かした宿泊プランの造成、繁忙期のキャンセルポリシーの見直しによる収支改善に努めるとともに、フロント前でローピングによる混雑解消を実現しました。また、和食、洋食、遊園地を望む中庭バーベキューなど、多彩な夕食メニューをセットにした2食付き宿泊プラン販売促進により、売上拡大を図りました。特に日本料理「小岱」においては、FL比率の見直しなどによる損益改善に注力いたしました。

宴会部門においては、世界数か国の名物料理が楽しめるイベント「フードマルシェ」を開催したほか、総料理長監修のオリジナルステーキソースの販売促進など、地域を代表するホテルとして、ブランド力の発信にも注力いたしました。リネン関係についても使用方法を改善し、費用削減に取り組みました。

婚礼部門においては、週末の試食会の実施、また、婚礼費用の前金制度の導入によるリスクヘッジで、着実な利益確保に努めました。

そのほか、全館内照明のLED化をはじめ、各種費用項目を徹底的に見直すことで、更なる収益性の向上に努めました。

以上の結果、1月初旬からの新型コロナウイルス感染症の感染再拡大の影響を大きく受け、依然として、婚礼などの大型宴会獲得は低調だったものの、「くまもと再発見の旅」などの旅行支援事業の効果もあり、3月以降においては、個人客ならびに修学旅行を中心とする団体宿泊客が伸びて、九州の『ホテルブランカ』ならびに『ホテルヴェルデ』を合わせた宿泊者数は前年同期比8,671人増加の20,521人となり、売上高は376,431千円(前年同期は230,330千円)となりました。

北海道の『ホテルサンプラザ』におきましては、1月からのまん延防止等重点措置の影響で主力のビジネス客などが伸び悩んだものの、感染状況が落ち着きを見せた後は、北海道の旅行支援事業「どうみん割」のワーケーション利用への適用範囲拡大の追い風もあり、遊園地フルエンジョイプランなどの個人客の増加と合わせ、宿泊者数は回復傾向となりました。

料飲部門や宴会部門におきましては、カレーバイキングとランチバイキングの開催や宴会場の感染防止対策PRにより集客を図りましたが、依然として大人数での会食が敬遠され、利用件数、利用者数ともに伸び悩みました。

北海道の『北村温泉ホテル』におきましては、1月から3月にかけては新型コロナウイルス感染症と大雪の影響を受けたものの、源泉掛け流し43℃の天然温泉の魅力を全面的にPRして集客に努め、「どうみん割」の効果もあって宿泊者数は堅調に推移いたしました。

レストランについては、あんかけ焼きそばや黒ダイヤ酢豚などの名物メニューが好評で売上を伸ばしましたが、宴会部門については、前年からは回復傾向にあるものの、依然として低調に推移いたしました。

この結果、北海道の『ホテルサンプラザ』ならびに『北村温泉ホテル』を合わせた宿泊者数は前年同期比3,270人増加の8,528人となり、売上高は186,587千円(前年同期は121,353千円)となりました。

以上の結果、宿泊者数は前年同期比11,941人増加の29,049人となり、売上高は563,018千円(前年同期は351,683千円)となりました。なお、収益認識会計基準等の適用により、売上高は56,228千円減少しております。

 

・不動産セグメント

不動産事業における賃貸収入につきましては、4月末にコンビニエンスストア「セブンイレブン」に係る土地賃貸借契約が終了したことに伴い減収し、売上高は84,365千円(前年同期は85,180千円)となりました。なお、収益認識会計基準等の適用による売上高への影響はありません。

 

・土木・建設資材セグメント

土木・建設資材事業におきましては、ポゾテック製造や汚泥焼却施設管理などの受託業務に加え、燃料投入業務を受託しているバイオマス火力発電所の発電施設増加に伴い、燃料投入量が拡大したため、売上高は175,834千円(前年同期は143,193千円)となりました。なお、収益認識会計基準等の適用による売上高への影響はありません。

 

②財政状態

当第2四半期連結会計期間末の総資産は、19,290,569千円(前連結会計年度末比175,170千円減少)となりました。

流動資産は、1,012,014千円(前連結会計年度末比105,034千円減少)となりました。これは主に、受取手形及び売掛金が減少したことによるものであります。

固定資産は、18,278,555千円(前連結会計年度末比70,136千円減少)となりました。これは主に、建物及び構築物、繰延税金資産が減少したことによるものであります。

流動負債は、5,587,148千円(前連結会計年度末比112,818千円増加)となりました。これは主に、買掛金、営業未払金が減少したものの、短期借入金が増加したことによるものであります。

固定負債は、4,465,300千円(前連結会計年度末比470,895千円減少)となりました。これは主に、長期借入金、長期預り金が減少したことによるものであります。

純資産は、9,238,121千円(前連結会計年度末比182,906千円増加)となりました。これは主に、利益剰余金が増加したことによるものであります。

 

 

(2) キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ27,338千円減少し、664,147千円となりました。

当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況は以下のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動により得られた資金は306,115千円となり、前年同期比106,941千円の収入増加となりました。これは主に、税金等調整前四半期純利益の計上によるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動により支出した資金は129,040千円となり、前年同期比2,306千円の支出増加となりました。これは主に、有形固定資産の取得によるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動により支出した資金は204,413千円となり、前年同期比170,438千円の支出増加となりました。これは主に、短期借入金が純増し、長期借入れによる収入が増加したものの、長期借入金の返済を行ったことによるものであります。

 

項   目

当第2四半期

連結累計期間

(千円)

前第2四半期

連結累計期間

(千円)

増減額

(千円)

営業活動によるキャッシュ・フロー

306,115

199,173

106,941

投資活動によるキャッシュ・フロー

△129,040

△126,734

△2,306

財務活動によるキャッシュ・フロー

△204,413

△33,975

△170,438

 

(3) 会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

 前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。

 

(4) 経営方針・経営戦略等

当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(5) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。

 

(6) 研究開発活動

該当事項はありません。

 

(7) 経営成績に重要な影響を与える要因

「1 事業等のリスク」に記載しております。

 

(8) 資本の財源及び資金の流動性についての分析

当社グループの事業活動における運転資金需要の主なものは、売上原価、販売費及び一般管理費です。設備資金需要の主なものは、遊園地事業における遊園地施設の維持更新、新設等です。

当社グループの運転資金及び設備資金の調達につきましては、営業活動によるキャッシュ・フロー及び金融機関からの借入等により賄っております。

 

 

 

3【経営上の重要な契約等】

当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。