文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
(1)会社の経営の基本方針
創業以来現在まで、たゆまぬ創造・革新によってお客様に常に満足を提供することを心がけてまいりました。これからも企業理念のキャッチコピーである「ココロを『みどり』でいっぱいに。」を合言葉に、各事業におきまして、お客様に夢や感動を提供することを最重要課題と位置付け、スタッフ一人一人が、いかなる状況の変化にも対応し、その状況を突破するための柔軟な発想と実行力を持つことに重点を置き、新しい付加価値を次々と創出していくことで、当社グループ事業の「強み」に磨きをかけ、日々変化する顧客ニーズや消費動向に対応するとともに、当社グループ事業の競争力を高めることで業績向上に努めてまいります。
また、企業として利益の確保に向けた経営を進めていくことはもちろんのこと、社会的責任を自覚の上、法令の遵守や倫理に則った企業活動を実践し、地域発展への貢献にも努め、すべてのステークホルダーから「信頼」される企業を目指してまいります。
(2)目標とする経営指標
当社グループは売上高経常利益率の向上を目標としております。
この目標達成のため、目まぐるしく変化する消費動向に対応し、常に変化し続ける営業体制作りを心がけ、様々な商品やサービスの提供に努めて集客を図り売上増加を目指すとともに、現状分析及び関連設備の全面的な見直しを行い、無駄な経費の削減に努めてまいります。
(3)中長期的な会社の経営戦略
集客事業を柱とする当社グループでは、多彩なイベントの開催・季節に応じたキャンペーンの造成・女性層や3世代ファミリーに的を絞った戦略・さらには海外からのお客様に向けた制度を最大限に活かした営業展開や商品の販売強化に引き続き取り組み、さらなる集客を図ります。
また、外部環境に柔軟に対応可能な組織変更やグループ再編による各事業の効率化の実現を目指してまいります。
(4)優先的に対処すべき事業上の課題
当社グループを取り巻く経営環境は、新型コロナウイルス感染症の流行開始から3年が経過した現在も、まだ、その終息時期の見通しが立たない状況であり、加えて、ウクライナ侵攻の長期化の影響もあり、光熱費をはじめとする経営コストの増加傾向が見られるなど、今後も、予断を許さない経営環境が続くことが予想されます。
当社グループにおきましては、引き続き、五感をフル活用させることで、社会情勢の変化や顧客のニーズを的確に把握し、施設ならびにサービスの一層の拡充により顧客の確保に努めることで、更なる経営基盤の強化を図ってまいります。
なお、各セグメントにおける具体的施策は次のとおりです。
(遊園地事業)
九州の『グリーンランド』におきましては、春のイベントとして、3月より、未就学児の女児に絶大な人気を誇る「プリキュア」シリーズの記念すべき20作目となる「ひろがるスカイ!プリキュア」のフロアイベント「ひろがるスカイ!プリキュア おでかけ!ひろがるワールド!」を開催いたしております。一緒に踊れるダンスステージ、体験型アトラクションやフォトスポットなど、親子一緒にプリキュアの世界観を楽しめる内容となっております。
また、併せて開催いたしております「仮面ライダーギーツ バトルステージ」は、「仮面ライダーギーツ」をはじめ、レジェンドライダーも多数参戦する当園のオリジナルショーとなっており、炎や火薬の特殊効果を使用した迫力あるステージ演出に加え、巨大LEDスクリーンと連動したバトルアクションが見どころで、日本最大級の屋外ステージを舞台に、迫力満点のアクションショーを展開いたしております。
そのほか、3月には、当園史上最大級となる12,000発の花火を使用し、最先端の打上げ技術を取り入れた「HANABIファンタジア~花火新時代の幕明け~」を開催いたしており、ゴールデンウィークや夏休みには、話題性の高い多様なイベント開催により集客拡大を図ってまいります。
施設面におきましては、熊本県を中心に全国チェーン展開をしている「味千ラーメン」が園内に出店しており、また、夏休みに向け、人気の高いお化け屋敷「ホラータワー 廃校への招待状」のリニューアルを行うなど、飲食店舗の充実に加え、日本一の数を誇る当園のアトラクションの魅力を更に拡大させてまいります。
以上の集客の取り組みのほか、3月より入園料等利用料金の改定を行っており、更に収益基盤を強化することで、安全・安心な運営体制の維持に努めてまいります。
『北海道グリーンランド遊園地』におきましては、春の遊園地オープンから、「鬼滅の刃」、「仮面ライダーギーツ」、「ひろがるスカイ!プリキュア」、「王様戦隊キングオージャー」など、話題性の高いキャラクターショーを展開するほか、ご当地アイドルフェスティバルやコスプレイベント「グリコス」など、バラエティに富んだイベント開催で集客を図ります。
『北海道グリーンランドホワイトパーク(スキー場)』におきましては、スポーツクラブをはじめとする各種団体獲得に加え、新型コロナウイルス感染症の影響で中止となっているスキー教室再開に向けて注力するなど、更なる利用促進を図ってまいります。
『いわみざわ公園管理』におきましては、年2回の「ローズフェスタ」の開催による集客のほか、ツアーガイド実施による団体獲得にも取り組み、また、『色彩館』における「バラカフェ」や各種イベント開催で、リピーター拡大を図ってまいります。
(ゴルフ事業)
ゴルフ事業におきましては、3ゴルフ場が持つスケールメリットを活用した集客策を打ち出すとともに、各ゴルフ場のマーケットならびに顧客ニーズを認識し、外部予約サイトによる集客に加えて、各ゴルフ場における友の会会員やメンバーの利用拡大に向け注力してまいります。
また、太陽光発電装置導入による電力コスト削減に取り組むほか、引き続き、各種SDGs活動の推進にも努めてまいります。
『グリーンランドリゾートゴルフコース』におきましては、特徴のある各種オープンコンペのPRのほか、女性用ティーイングエリア新設などのコース改良ならびにコース整備にも鋭意取り組み、幅広い層の利用者獲得を図ってまいります。
『大牟田ゴルフ場』、『広川ゴルフ場』の両メンバーシップコースでは、メンバー限定の特典付与やクラブ主催コンペのルール見直し等による利用促進のほか、ロッカールームや大浴場の改修など、積極的に施設の拡充を行い、ビギナー層をはじめ、近年、増加が見られるビジター客の利用拡大を図ってまいります。
また、回復傾向にある韓国からのプレーヤーについても、送客エージェントとの連携強化を図り、万全の受入れ体制整備により、更なる利用拡大を図ってまいります。
(ホテル事業)
『ホテルブランカ』ならびに『ホテルヴェルデ』におきましては、グリーンランドリゾートのオフィシャルホテルとしての強みを活かした宿泊者獲得を継続して実施するほか、地元に愛されるホテルとして、これまで培ったノウハウとブランド力を発揮して、料飲部門ならびに宴会部門において魅力あるイベント開催や商品開発に注力し、更なる利用促進を図ってまいります。
『ホテルブランカ』におきましては、隣接する遊園地やプール、ゴルフ場との利用セットプランの販売強化に努めるとともに、回復傾向にあるインバウンド客の着実な取り込みに注力して、利用者数の拡大を図ってまいります。
さらに、料飲部門におきましては、特色ある鍋バイキングや中庭バーベキューを中心に、朝食メニューの充実などにも取り組み、更なる利用促進を図ってまいります。
『ホテルヴェルデ』におきましては、まず宿泊部門におきまして、自社ホームページやOTA(インターネット上の旅行会社)を使用し、遊園地やゴルフ場のご利用者に向けた様々な宿泊特典を分かりやすくご案内することで、顧客獲得を図ります。
また、予約状況が順調な修学旅行につきましても、各地区のコース造成時期に合わせたアプローチと遊園地利用を組み込んだ魅力的なプラン提案を行い、リゾートホテルの魅力とおもてなしのサービス提供により、継続的な利用獲得に努めてまいります。
料飲部門におきましては、和食レストラン「小岱」では、季節毎のメニューの充実化を図り、収益改善に努めるとともに、洋食レストラン「フォンターナ」においては、子供会やスポーツ団体の取り込みに注力し、食品アレルギー表示を改良するなど、お客様がより安心してお食事を楽しめるよう取り組んでまいります。
宴会部門におきましては、地元企業などを中心としたご宴席利用の獲得に取り組むとともに、世界数か国の名物料理が楽しめる「フードマルシェ」をはじめ、特色あるイベント開催で、幅広い利用促進を図ります。
婚礼部門におきましては、SNS活用によるPR強化のほか、ブライダル斡旋業者との連携強化、婚礼試食会の機動的な実施などにより、お客様のニーズにマッチできる「ヴェルデ婚」の魅力発信の機会を拡大し、より多くの顧客獲得に努めてまいります。
今後も、引き続き業務改善ならびにIT化の推進によって経営効率性を高めることで、様々な課題に対処してまいります。
『ホテルサンプラザ』ならびに『北村温泉ホテル』におきましては、遊園地・スキー場を中心とするリゾートホテルとしての利用者獲得に努めるほか、地域に根差したホテルとして、料飲部門や宴会部門における魅力あるイベント開催やサービス提供による顧客獲得に注力し、一層の収益基盤の強化を図ってまいります。
『ホテルサンプラザ』におきましては、遊園地やスキー場とのセットプランをはじめ、その利便性の高い立地を活かしたビジネスプランや各種団体向けプランの販売を促進し、また、無料送迎バスを有する強みを活かし、近隣ゴルフ場と連携し、韓国からのゴルフツアー客を取り込むなど、宿泊客の更なる利用拡大を図ります。
料飲部門においては、強みであるランチバイキングのほか、「黒ダイヤ酢豚」などに代表される地域ブランド「炭鉄港めし」の推奨店として、新メニュー開発にも取り組み、集客拡大を図ります。
『北村温泉ホテル』におきましては、新たに、三世代家族の思い出づくりをテーマとした「三世代宿泊プラン」の造成により、集客力の強化を図ります。
また、「源泉掛け流し43℃の名湯」という魅力に加え、「温まりの湯」と銘打ち、強塩泉ならではの保温効果の高さをPRして、天然温泉の利用拡大を図ります。
(不動産事業)
不動産事業におきましては、遊園地を中心とするグリーンランドリゾートエリア全体の魅力増大に繋がるような、新たなテナント誘致に注力してまいります。
(土木・建設資材事業)
土木・建設資材事業におきましては、好調なバイオマス火力発電所への燃料投入業務の受託を柱として、ポゾテックやコールサンド等の建設資材販売のほか、新たな緑地管理業務の受託などを行うことで、一層の収益基盤の安定化を図ってまいります。
当社グループといたしましては、「ココロを『みどり』でいっぱいに。」のキャッチコピーのもと、スタッフ全員が誠意と熱意を持って、お客様へのサービス提供に全力で取り組み、お客様の喜びや感動を、スタッフ自身も共有出来ることを大きなやりがいとして、日々の事業活動に取り組んでおります。
これからも、お客様一人一人のお気持ちに寄り添い、施設ならびにサービスの拡充に取り組むことで、一層の顧客満足度の向上に努めてまいります。
当社グループの有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況などに関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは以下のとおりであります。
なお、これらについては、発生の可能性が必ずしも高くないと考えられるものを含めて記載していること、また、当社グループに特有のリスクのうち主要なものを記載しており、当社グループの全てのリスクについて網羅的に記載したものではないことに留意をお願いします。
当社グループは、これらのリスクの可能性を認識した上で、発生の回避及び発生した場合の対応に努める所存であります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 天候条件や大規模災害及び感染症による影響
台風、降雨・雪をはじめとする悪天候や熊本地震のような想定を超える大規模災害の発生及び新型コロナウイルスなどの感染症の蔓延は、遊園地・ゴルフ・ホテル事業が基幹である当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。また、当社グループが直接影響を受けない場合であっても、取引企業や顧客が影響を受けることで、事業活動の制限、個人消費意欲が低下するといった副次的な影響により、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
悪天候などによる一定の影響は見込んでおりますが、多くの来場者を見込む最盛日に雨が続くことや、台風や降雪で閉場日が多くなること、更には猛暑によるゴルフ客の減少や暖冬による北海道のスキー場の雪不足など、その後の営業努力では補えない利用者数の減少となることがあります。
なお、新型コロナウイルス感染症は、とりわけホテル事業において経営成績に大きな影響を及ぼしております。当該感染症への対応については、お客様に安全安心なサービスを提供するため、各業界団体で定められているガイドラインに沿い、遊園地においては入園券等の自動販売機や電子チケットの利用促進による来場時の混雑緩和、ゴルフ場においては自動精算機の導入、ホテルにおいては全客室に非接触型のタッチ式カードキーを導入し、そのほかパーテーションや空気清浄機を設置するなどの徹底した感染防止対策を実施しております。
(2) 安全・衛生管理について
サービス業である当社グループは、顧客と直接接することによって成り立っている業種であり、その提供するサービスの安全性や衛生管理については最優先課題として取り組んでいるところであります。
当社社内規則のうち「業務管理規則」には遊園地・ゴルフ場の安全確保・災害防止規則、ゴルフ場の安全使用規則、飲食業務の衛生管理に関する規則などを定め業務の普遍化を図るとともに、各所における安全会議で常に確認をしております。また、保険加入についても漏れがないよう注意しております。
なお、遊園地では、遊具・飲食・売店などの設置・運営の多くをテナント制としております。テナント制の施設では、売上高に対して委託料を支払うこととなっており、例えば、大型遊具機械については大手遊具メーカーが製造・設置し専門的な手法により責任を持って運営するなど、安全面・投資面においてリスクの分散を図っております。
また、遊具テナントに対する管理体制を万全とすることとし、国土交通省から示された定期検査内容の遵守や、運行時の指差確認、各遊具の見えるところに「安全点検確認書」を掲示するなど、お客様に対する「安全・安心」を最優先事項といたしております。
万一、重大な事故が生じた場合、社会的信用が失墜するとともに、安全性に対する疑念が生じ、その後の事業展開や経営成績に影響を与える恐れがあります。
(3) 経済状況
当社グループの事業は、国内市場に大きく依存しております。従って、国内における景気の後退及びそれにともなう需要の減少、または消費動向に影響を与えるような不測の事態の発生は、当社グループの経営成績及び財務状況に影響を与える恐れがあります。
(4) ゴルフ場入会預託金の償還の影響
当社グループは、3ゴルフ場を経営しておりますが、このうち有明カントリークラブ大牟田ゴルフ場・久留米カントリークラブ広川ゴルフ場は会員制ゴルフ場であり、入会時に入会預託金を預っております。
ゴルフ会員向けのサービスとして、当社グループの種々の施設を利用したメンバー優待制度、65歳以上の会員は親族に名義変更でき本人はそのまま名誉シニア会員となれる制度、既存会員の紹介により手頃な価格で既存会員の会員権を分与できる選択制会員権制度など、会員数の増加や、プレー人員の確保に努めております。
預託金の償還要請には応じて償還を進めておりますが、ゴルフ需要の急激な低下や予期せぬ風評被害などによっては、預託金の償還要請が急増することが考えられ、この場合、当社グループの財務状況に影響を及ぼす可能性があります。
(5) 固定資産の価値の下落
当社グループは、遊園地・ゴルフ場・ホテル事業を営んでいるため比較的多額の固定資産を保有しております。今後、固定資産の時価の下落、収益性の低下にともない資産価値が下落したときは、当社グループの経営成績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。
なお、主な固定資産が集積している荒尾市の当リゾートエリアでは、年々新しい施設が加わるなど、新たな賑わいの創出は、社有土地の時価の維持という当社グループの方針にとって望ましいものと考えております。
(6) 金利の変動
当社グループにとって、著しい金利変動は経営成績に影響を与える可能性があります。
(7) 繰延税金資産の回収可能性の評価による影響
当社グループは将来減算一時差異及び税務上の繰越欠損金に対し、将来の課税所得等を合理的に見積り、繰延税金資産を計上しておりますが、実際の課税所得等が見積りと異なることで繰延税金資産の全部又は一部の回収可能性がないと判断される場合には、繰延税金資産を減額することになります。この結果、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
当該リスクへの対応策として、慎重に繰延税金資産の回収可能性を検討し、合理的な範囲内での繰延税金資産の計上を行うよう努めております。
(1)経営成績等の状況の概要
当連結会計年度より、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日。以下「収益認識会計基準」という。)等を適用しております。
そのため、当連結会計年度における経営成績及び販売実績に関する説明は、利用者(宿泊者)数を除き、前連結会計年度と比較しての増減額及び増減率(%)を記載せずに説明しております。
詳細は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項(会計方針の変更)」に記載のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
a)経営成績
当連結会計年度の当社グループにおきましては、新型コロナウイルス感染症が拡大と収束を繰り返すなど、依然として先行きが見通しにくい経営環境が続きましたものの、3月にまん延防止等重点措置が全面解除されたことに加え、全国的にワクチン接種が進むにつれ、客足は回復傾向となり、春休み、ゴールデンウィークならびに夏休みを中心に、利用者数を大きく伸ばしました。
また、10月より開始された政府による全国旅行支援事業により、顕著にホテル宿泊者数が増加したほか、レジャーを楽しむことへの気運が高まり、遊園地、ゴルフ場の利用促進にも繋がりを見せるなど、当社グループにとって強い追い風となりました。
一方で、収益認識会計基準等の適用により、従来の会計処理の方法に比べて、売上高は2,028,897千円、売上原価は2,025,011千円減少し、営業利益、経常利益及び税金等調整前当期純利益はそれぞれ3,885千円減少しております。
以上により、当連結会計年度の業績につきましては、売上高5,732,050千円(前期は5,754,115千円)、営業利益763,731千円(前期は34,981千円)、経常利益820,119千円(前期は202,850千円)となり、北海道のホテル事業に関する固定資産の減損損失を計上した結果、親会社株主に帰属する当期純利益は428,355千円(前期は親会社株主に帰属する当期純損失1,477,157千円)となりました。
次に、事業の種類別セグメントの概況をご報告申し上げます。
(遊園地事業)
九州の『グリーンランド』におきましては、まず1月に冬のイルミネーションイベント「ワンダーイルミネーション」を開催し、100箇所以上のイルミネーションスポットとアトラクションの多彩な光により、幻想的に彩られた夜の遊園地をお楽しみいただきました。
春のイベントにつきましては、まず、「きかんしゃトーマスとなかまたち STEAM(スチーム)アドベンチャー ~今日からキミもエンジニア~」と題して、未就学児に大人気のトーマスやなかまたちと一緒に、親子で遊びながら学べるエンターテイメントイベントを開催いたしました。
また、日本最大級のショーステージでは、「仮面ライダーリバイス スペシャルステージ」を開催し、バイクアクションに加え、特殊効果や巨大LEDスクリーン映像による演出を行い、大迫力のライブショーを繰り広げました。
そのほか、春の集客の山場であるゴールデンウィーク期間中には、女児に大人気の「プリキュア」たちが大集結するイベント「プリキュアオールスターズがやってくる!」を開催し、ファミリー層を中心に多くのお客様にお楽しみいただきました。
夏のイベントにつきましては、7月に「さのよいファイヤーカーニバル2022」を開催し、前回より多い10,000発の花火、音楽と連動させる打上げ演出、フレーム(炎柱)やムービングライトによる光の演出を行い、多くのお客様を魅了いたしました。
また、夏休み期間においては、「仮面ライダーリバイス サマースペシャルステージ」、特別イベントとして「仮面ライダーリバイス」の出演キャストトークショーを開催いたしました。
そのほか、夏休みから秋口にかけては、女児を中心に人気の高いガールズパフォーマンスグループ「Girls²(ガールズガールズ)」との九州初開催となるコラボイベント「Girls² Park 2022 SUMMER in グリーンランド」を展開するなど、当園ならではの特別感のあるイベントで集客を図りました。
秋には、遊園地の楽しさを満喫していただけるよう、「グリーンラン道(どう)」と題したキャンペーンを展開し、また、週末毎に多彩なキャラクターショーを開催するなど、園内を大いに盛り上げました。
そのほか、9月と12月の2度にわたる花火大会「タマホームスペシャル花火物語」では、全国でも有名な花火師による芸術玉を交え、名物の8,000発の花火の一気上げで夜空を彩り、大みそかの「GREENLAND COUNTDOWN2022→2023」では、花火打上げを2部構成で展開し、豪華なニューイヤー花火とともに新年を迎えました。
アトラクションにつきましては、4月に「ダックス」をはじめとする3機種のファミリー向けアトラクションを導入したほか、7月には、シューティングアトラクションの「ウォーターショット」をリニューアルオープンいたしました。
また、期間限定アトラクションとして、大型プール施設「アクアプール」を営業したほか、「宝石さがし」や「ビッグエアー プレイランド」など、盛りだくさんの楽しみ方をご用意して、遊園地の魅力の増大を図りました。
以上の取り組みに加えて、全国旅行支援やイベント割による集客効果も見られ、また、修学旅行を中心とする団体客が大幅に増加した結果、利用者数は、前期比227,737人増加の808,796人、売上高は2,011,818千円(前期は2,569,780千円)となりました。
『北海道グリーンランドホワイトパーク(スキー場)』におきましては、1月初旬に荒天に見舞われたことに加え、新型コロナウイルス感染症の影響により、スキースクールや学校団体等にキャンセルが見られ、また、12月においても、雪不足によりゲレンデコンディションが低調となり、客足を伸ばすことが出来ず、利用者数は前期実績を下回りました。
『北海道グリーンランド遊園地』におきましては、4月下旬のオープン以降、北海道初開催の「鬼滅の刃バラエティショー」を皮切りに、「仮面ライダーリバイス」、「デリシャスパーティ♡プリキュア」、「暴(あば)太郎戦隊ドンブラザーズ」など多彩なキャラクターショーを開催し、未就学児から小学生までの子供をお持ちのファミリー層をコアターゲットとして集客を図りました。
また、7月には「いわみざわ彩花まつり花火大会」を開催し、8月開催の「いわみざわ公園花火大会」においては、芸術玉を含む5,500発の打上げ花火に加え、100機のドローンショーで夜空を彩り、会場全体を大いに沸かせたほか、9月には、北海道最大級の野外音楽フェス「JOIN ALIVE 2022」を3年ぶりに開催するなど、悪天候により落ち込んだゴールデンウィークの集客の挽回に、大きく寄与いたしました。
加えて、アトラクションにおいては、「ファイヤーファイター」と「わくわくトレイン」の2機種を導入し、更なる集客の拡大を図りました。
『いわみざわ公園管理』におきましては、冬期間において新たに、屋外で子ども達が自由に遊べるイベント「プレーパーク」を展開して集客を図り、レストランの利用促進に繋げました。
また、春から営業再開となったキャンプ場やパークゴルフ場は、屋外型レジャーとして人気が高く、大規模なパークゴルフ大会の開催もあり、利用者数は堅調に推移いたしました。
『バラ園』におきましても、夏と秋におけるローズフェスタの開催やローズツアーの実施などにより、前期を上回る集客となりました。
この結果、北海道の遊園地ならびにスキー場を合わせた利用者数は前期比82,397人増加の215,208人となり、売上高は654,992千円(前期は584,717千円)となりました。
以上の結果、遊園地事業の利用者数は前期比310,134人増加の1,024,004人となり、売上高は2,666,811千円(前期は3,154,497千円)、営業利益につきましては882,765千円(前期は382,751千円)となりました。
なお、収益認識会計基準等の適用により、売上高は1,816,373千円減少しております。
(ゴルフ事業)
ゴルフ事業におきましては、開放的な屋外型スポーツとして高い人気が続いており、若い世代や個人グループでのプレー増加が目立ち、これまで開催を見送っていた大型ゴルフコンペの回復傾向も見られ、入場者数は好調に推移いたしました。
また、お客様にご利用いただくプラスチック素材製品の廃止、削減ならびにリサイクル活動など、3ゴルフ場全体で身近なSDGs活動にも取り組みました。
『グリーンランドリゾートゴルフコース』におきましては、恒例の「スタッフが挑戦!コンペ」や初心者から上級者まで楽しめる「ペアマッチロングランコンペ」のほか、季節毎の特色あるゴルフコンペを開催して集客を図りました。
また、幅広い層のプレーヤーが楽しめるよう、女性用ティーイングエリアの新設をはじめとして、各種コースの改良を鋭意取り進めました。
そのほか、フロント横に自動精算機を設置してお客様の混雑緩和を図り、顧客満足度向上を図りました。
更に、スタート室周辺の整備の一環として、喫煙ブースを新設して分煙の促進と景観向上を図るとともに、新たに手洗い場を設置するなど、感染症予防にも取り組みました。
『大牟田ゴルフ場』、『広川ゴルフ場』の両メンバーシップコースにおきましては、セルフカートのコース内乗り入れをPRするほか、ビジター同伴優待などメンバー限定の特典付与を実施し、更には、スループレープランや若い世代向けプランなどのきめ細かい商品販売により、幅広い層の集客の拡大を図りました。
また、自動精算機の導入やロッカー刷新などの設備拡充にも鋭意取り組み、顧客満足度向上に努めました。
3ゴルフ場全体といたしましては、そのスケールメリットを活かし、各ゴルフ場を競技会場とする「全Gオープンコンペ」を開催して、リピーター獲得を図りました。
そのほか、10月からは、徐々に韓国からの外国人プレーヤーの受け入れを再開し、更なる集客拡大を図りました。
以上の結果、3ゴルフ場を合わせた利用者数は、前期比4,212人増加の150,677人となり、売上高は1,062,698千円(前期は1,071,819千円)、営業利益につきましては、110,195千円(前期は131,186千円)となりました。
なお、収益認識会計基準等の適用により、売上高は61,971千円減少しております。
(ホテル事業)
九州の『ホテルブランカ』、『ホテルヴェルデ』におきましては、これまで取り組んできた業務改善を更に推進し、一層の経営効率化を図ってまいりました。加えて、部門損益の重要性を認識し、収益改善に努めてまいりました。
『ホテルブランカ』におきましては、遊園地とゴルフ場に隣接する抜群の利便性の高さを前面に打ち出して、ファミリー層やゴルフプレーヤーを中心として宿泊者の獲得を図りました。
また、レストランにおいては、寿司食べ放題を加え、更に好評となった鍋バイキングのほか、新たにフルバイキングプランによる集客に努め、また、遊園地を望む中庭のバーベキューガーデンにおいては、レイアウトを見直し、雨天でも対応出来る人数を大幅に増やすことで、売上拡大を図りました。更には、テーブルのバッシング方法の改善を行い、運営の効率化を高めてまいりました。
『ホテルヴェルデ』におきましては、遊園地のオフィシャルホテルの強みを活かした特典付きプランの造成により集客を図るとともに、和食、洋食、屋外バーベキューなど多彩な夕食メニューをセットにした2食付き宿泊プランの販売促進や繁忙期の料金ならびにキャンセルポリシーの見直しを行うなど、収益性の向上にも注力いたしました。
宴会部門においては、世界数か国の名物料理が楽しめるイベント「フードマルシェ」を開催したほか、総料理長監修のオリジナルステーキソースの販売促進など、地域を代表するホテルとして、ブランド力の発信にも注力いたしました。
婚礼部門においては、週末の試食会の実施による新規顧客の開拓で、婚礼獲得を目指すとともに、婚礼費用の前金制度を導入し、着実な利益確保に努めました。
そのほか、リネン関係の使用方法の改善、館内客室清掃業務の直営化、全館内照明のLED化など、各種運営コストの削減、更には、お客様からの設備に関するご指摘に対する整備に鋭意取り組み、更なる収益性の向上を図りました。
以上の取り組みの結果、新型コロナウイルス感染症の影響を受け、依然として、婚礼などの大型宴会獲得は低調だったものの、「くまもと再発見の旅」などの旅行支援事業の効果もあり、個人客ならびに修学旅行を中心に宿泊者数が増加し、『ホテルブランカ』及び『ホテルヴェルデ』を合わせた宿泊者数は、前期比21,030人増加の58,545人となり、売上高は1,044,109千円(前期は710,163千円)となりました。
北海道の『ホテルサンプラザ』におきましては、1月からのまん延防止等重点措置の影響により、ビジネス宿泊客のご利用に伸び悩みも見られましたが、北海道の旅行支援事業「どうみん割」や「HOKKAIDO LOVE!割」などの旅行支援事業が追い風となり、遊園地フルエンジョイプランなどのご利用拡大も合わせ、宿泊者数は増加傾向となりました。
料飲部門においては、カレーバイキングやランチバイキングの開催、また宴会部門においては、「沖縄ライブイベント」や「ビールフェア」の開催など、お客様のニーズを捉えた様々な集客策を展開いたしましたものの、依然として大人数での会食が敬遠され、利用件数、利用者数ともに伸び悩みました。
北海道の『北村温泉ホテル』におきましては、新型コロナウイルス感染症の影響は受けたものの、源泉掛け流し43℃の天然温泉の魅力を前面にPRして、旅行支援事業を活用した宿泊プランの造成により集客を図りました。
レストランについては、名物メニューである「黒ダイヤ酢豚」に加え、北村野菜の加工品とホテルメイドの食材を使った新たな名物料理「北村わっぱ飯」をPRすることで、利用促進を図りました。
宴会部門については、万全な感染拡大防止策を施した各種宴会プランをPRいたしましたが、依然として会食自粛のムードが残り、ご利用者数は低調に推移いたしました。
以上の結果、『ホテルサンプラザ』ならびに『北村温泉ホテル』の宿泊者数は前期比4,373人増加の19,278人となり、売上高は450,595千円(前期は318,474千円)となりました。
以上の結果、ホテル事業の宿泊者数は前期比25,403人増加の77,823人となり、売上高は1,494,705千円(前期は1,028,638千円)、営業損失は26,758千円(前期は営業損失333,158千円)となりました。
なお、収益認識会計基準等の適用により、売上高は150,550千円減少しております。
(不動産事業)
不動産事業における賃貸収入につきましては、4月末にコンビニエンスストア「セブンイレブン」に係る土地賃貸借契約が終了したことに伴い減収し、売上高は165,514千円(前期は170,777千円)となり、営業利益につきましては、90,296千円(前期は113,175千円)となりました。
なお、収益認識会計基準等の適用による売上高への影響はありません。
(土木・建設資材事業)
土木・建設資材事業におきましては、ポゾテック製造や汚泥焼却施設管理などの受託業務に加え、燃料投入業務を受託しているバイオマス火力発電所の増設により、燃料投入量が拡大したことで好調に推移し、売上高は342,320千円(前期は328,381千円)となり、営業利益は61,282千円(前期は55,748千円)となりました。
なお、収益認識会計基準等の適用により、売上高は2千円減少しております。
(注)セグメント利益は連結財務諸表の営業利益と調整を行っており、上記すべてのセグメント利益合計1,117,780千円に、各報告セグメントに配賦していない一般管理費を含む354,048千円を差し引いた763,731千円が当連結会計年度の営業利益となります。
b)財政状態
当連結会計年度末の資産額合計は、19,247,131千円(前連結会計年度比218,608千円減少)となりました。
当連結会計年度末の負債額合計は、9,838,256千円(前連結会計年度比572,269千円減少)となりました。
当連結会計年度末の純資産合計は、9,408,874千円(前連結会計年度比353,660千円増加)となりました。
②キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ5,773千円増加し、697,260千円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動により得られた資金は、1,283,993千円(前期は950,570千円の収入)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益及び減価償却費並びに減損損失の計上や未払金の増加、収用補償金の受取によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動により支出した資金は、313,878千円(前期は194,366千円の支出)となりました。これは主に、有形固定資産の取得によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動により支出した資金は、964,340千円(前期は541,031千円の支出)となりました。これは主に、短期借入金が純増し、長期借入れによる収入が増加したものの、長期借入金の返済や長期預り金の返還を行ったことによるものであります。
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項目 |
当連結会計年度 (千円) |
前連結会計年度 (千円) |
増減額 |
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営業活動によるキャッシュ・フロー |
1,283,993 |
950,570 |
333,423 |
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投資活動によるキャッシュ・フロー |
△313,878 |
△194,366 |
△119,511 |
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財務活動によるキャッシュ・フロー |
△964,340 |
△541,031 |
△423,309 |
③生産、受注及び販売の実績
販売実績
当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
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セグメントの名称 |
当連結会計年度 (自 2022年1月1日 至 2022年12月31日) |
前連結会計年度 (自 2021年1月1日 至 2021年12月31日) |
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販売実績(千円) |
販売実績(千円) |
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遊園地事業 |
2,666,811 |
3,154,497 |
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ゴルフ事業 |
1,062,698 |
1,071,819 |
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ホテル事業 |
1,494,705 |
1,028,638 |
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不動産事業 |
165,514 |
170,777 |
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土木・建設資材事業 |
342,320 |
328,381 |
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合計 |
5,732,050 |
5,754,115 |
(注)1.主な相手先別の販売実績及び総販売実績に対する割合
前連結会計年度、当連結会計年度ともに、販売実績が総販売実績の100分の10以上を占める相手先がないため、記載を省略しております。
2.当社グループは、遊園地事業、ゴルフ事業、ホテル事業を基幹としているため生産、受注の実績については、記載を省略しております。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容
a)経営成績
当連結会計年度における経営成績の概況については、「3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況 a)経営成績」に記載しております。
b)財政状態
当連結会計年度末の資産額合計は、19,247,131千円(前連結会計年度比218,608千円減少)となりました。
流動資産は、1,147,930千円(前連結会計年度比30,882千円増加)となりました。これは主に、受取手形及び売掛金が増加したことによるものであります。
固定資産は、18,099,200千円(前連結会計年度比249,491千円減少)となりました。これは主に、建物及び構築物、機械装置及び運搬具、土地、繰延税金資産が減少したことによるものであります。
当連結会計年度末の負債額合計は、9,838,256千円(前連結会計年度比572,269千円減少)となりました。
流動負債は、5,816,199千円(前連結会計年度比341,870千円増加)となりました。これは主に、未払金、未払法人税等、その他(前受金)が増加したことによるものであります。
固定負債は、4,022,056千円(前連結会計年度比914,139千円減少)となりました。これは主に、長期借入金、長期預り金が減少したことによるものであります。
当連結会計年度末の純資産合計は、9,408,874千円(前連結会計年度比353,660千円増加)となりました。これは主に、利益剰余金が増加したことによるものであります。
②経営成績に重要な影響を与える要因について
「2 事業等のリスク」に記載しております。
③経営戦略の現状と見通し
当社グループの経営戦略と課題は、多様化するお客様のニーズに的確にお応えする施設の充実を図り、同時に低コスト体質を維持しながら高い収益力を得ることにあると認識しております。
取り組みとしては、業績の更なる向上を目標に、組織の再編を始めとする活力ある組織の構築、その他経営全般にわたる効率化のための諸施策等を推進することで収益基盤を強化し、激動する環境に耐え得る企業体質作りを目指すとともに、当社グループが保有する経営資源を有効に活用して収益及び資本効率の向上に努める所存であります。
④キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報
当社グループの当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ5,773千円増加し、697,260千円となりました。
営業活動により得られた資金は、1,283,993千円(前期は950,570千円の収入)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益及び減価償却費並びに減損損失の計上や未払金の増加、収用補償金の受取によるものであります。
投資活動により支出した資金は、313,878千円(前期は194,366千円の支出)となりました。これは主に、有形固定資産の取得によるものであります。
財務活動により支出した資金は、964,340千円(前期は541,031千円の支出)となりました。これは主に、短期借入金が純増し、長期借入れによる収入が増加したものの、長期借入金の返済や長期預り金の返還を行ったことによるものであります。
今後の当社グループの事業活動における運転資金需要の主なものは、売上原価、販売費及び一般管理費です。設備資金需要の主なものは、遊園地・ゴルフ事業における遊園地・ゴルフ場施設の維持更新、新設等です。
当社グループの運転資金及び設備資金の調達につきましては、営業活動によるキャッシュ・フロー及び金融機関からの借入金等により賄っております。
次期におきましても、主に資産の維持更新等を目的とした設備投資を計画しており、営業活動によるキャッシュ・フロー及び金融機関からの借入金等により賄う予定です。
⑤経営者の問題認識と今後の方針について
当社グループを取り巻く環境は、余暇市場に対する競合施設や活動種類の多様化が進み、旧来型の観光・行楽施設だけでなく、あらゆる集客施設との顧客争奪が激化の様相を呈しております。
このような状況のもとで、当社グループは時流に対応した積極的な営業展開はもとより、徹底的な経費の削減に取り組むことで売上高経常利益率の拡大を目標としております。当連結会計年度におきましては、売上高経常利益率が14.3%(前期3.5%)となり、今後も引き続き堅実性ある経常利益の拡大を目指してまいる所存であります。
⑥重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成に当たって、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。
連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。
当社グループは、遊園地事業及びゴルフ事業の事業部門において、専門業者(テナント)と遊戯施設・飲食・物販・ゴルフ場管理等の人的・物的サービスの提供につき営業委託契約を締結しております。契約相手先は、サノヤス・ライド株式会社、泉陽興業株式会社、西日本メンテナンス株式会社ほか、企業及び個人業者であります。
営業委託契約では、契約相手先と予め委託料率を決定し、売上にスライドして委託料を支払うこととしております。
特記事項はありません。