第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1)業績の状況

当第3四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、雇用・所得環境の改善が続く中で、個人消費は持ち直しており、景気は緩やかな回復基調が続きましたが、地政学リスクや、中国をはじめとするアジア新興国等の経済動向や欧米の政策動向の影響等による海外経済の不確実性、金融資本市場の変動に依然として先行き不透明な状態が続いております。

このような環境の下、当期は、札幌市の大型複合アミューズメント施設における大型ゲーム場退店跡にフィットネス道内初出店並びに複合カフェ併設とテナント入替を実施するという大規模な業態転換、フィットネス事業の一部老朽化既存施設の譲渡・改修並びにプロテインバー全店導入をはじめとする成長アイテム等への設備投資、新型クレーンゲーム機の集中投資をはじめとするGAME事業への勝ち残り戦略等の実行などの構造改革投資を積極的に実施するとともに、子会社においては企業主導型保育の開設等の先行投資を実施いたしました。

その結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は58億34百万円(前年同四半期比3.3%増)、売上総利益は46億88百万円(前年同四半期比3.7%増)、営業損失は1億22百万円(前年同四半期は営業利益35百万円)、経常損失は2億32百万円(前年同四半期は同68百万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失は2億9百万円(前年同四半期は同1億37百万円)となりました。

 

(構造改革の進捗状況)

当期は、上記記載のとおり、「成長戦略の第1ステップ」である将来の持続的な収益拡大を目論んだ構造改革等のための積極的な設備投資約9億円(大型複合アミューズメント施設の業態転換3億15百万円、同施設を除くフィットネス事業への投資1億64百万円、GAME事業への投資2億43百万円、保育事業への投資1億3百万円等)を実行し、前年同期と比べ売上高は1億87百万円増(3.3%増)、売上総利益は1億67百万円増(3.7%増)となりました。しかしながら、その投資による損益負担が重く(営業利益マイナス影響1億79百万円)、実施の時期が後ろにずれ込んだことや新店スタートダッシュが当初の想定を下回ったこともあり、12月単月は黒字転換したものの、第3四半期連結累計期間において1億22百万円の営業損失を計上しました。

一方で、売上高につきましては、①GAME事業において平成29年8月より5ヶ月連続で前年同月比増(うちプライズ売上は第3四半期連結累計期間前年同期比136%で推移。6月よりネットキャッチャー事業再開、第3四半期連結会計期間は第2四半期連結会計期間での売上対比164%で推移)、②ボウリング事業において平成29年8月より5ヶ月連続で前年同月比増、③フィットネス事業においては平成29年11月より前年同月比プラスに転換、④企業主導型保育事業に力を入れている子会社の売上においては平成29年4月より9ヶ月連続前年同月比増となっております。

全体の売上合計では、平成29年9月よりシネマ事業がヒット作に乏しく、好調だった前半から一転して、シネマ事業売上の前年同月比大幅減が続き、集客効果に期待できなかった中でも、平成29年10月より3ヶ月連続で全体の売上合計が前年同月比を上回り、構造改革の投資の効果が着実に出始めております。この回復傾向は北海道を営業基盤の中心とする当社一番の稼動時期である第4四半期連結会計期間においても継続できるものと見込んでおります。

 

(店舗展開の状況)

第3四半期連結累計期間においては、大規模業態転換に伴う出店のための店舗閉店や事業譲渡をも含む構造改革並びに前向きな出店や事業再開等を次のとおり、今期の設備投資のうち主なものは平成29年12月までにほぼ全て終了しております。

■閉店・閉所・譲渡等

 GAME事業       1店舗閉店(平成29年5月業態転換のための閉店)

 複合カフェ事業    1店舗閉店(平成29年7月)

 フィットネス事業   1店舗譲渡(平成29年9月)

 通所介護施設     1施設閉所(平成29年12月)

 認可外保育      1施設閉所(平成29年5月)

 訪問介護事業     事業譲渡 (平成29年10月)

 

■出店・開設・事業再開

 フィットネス事業     2店舗(平成29年8月小型実験店舗及び10月業態転換且つ道内初出店)

 複合カフェ事業      1店舗(平成29年8月 業態転換)

 ネットキャッチャー事業  1ヶ所(平成29年6月再開)

 放課後デイサービス    1施設(平成29年8月)

 企業主導型保育      4施設(平成29年9月から平成29年12月)

 

(第4四半期以降の施策・方針)

第4四半期につきましては、既存店の売上高が1月度前年同月比102%と前年同月を上回っており、主力事業であるフィットネス・ゲーム・ボウリングがこれを牽引しております。

期末に向けての売上拡大施策としては、以下を実行してまいります。

① 札幌冬の大イベント「さっぽろ雪まつり」にあわせ、同イベントのメインキャラクター「雪ミク」とコラボ。ゲームでは当社限定の雪ミク景品を、ボウリング・シネマではオリジナルマグカップをそれぞれ店舗に投入いたします。

② 創業99周年を記念したお得なパッケージを設定し、販売いたします。

  GAME事業      メダル99千円くじの販売

  フィットネス事業  99千円の加圧トレーニング年間パックの販売

  ボウリング事業   99万円生涯投げ放題、99千円一年間投げ放題の販売

③ 各事業、無料クーポン配布や体験会を実施し、まず当社サービスを体感いただき、引き続きのご利用をいただけるような取組みを行っており、ご来場いただけるお客様の総数は増加傾向にあるので、これを継続します。

④ 子会社において、企業主導型保育事業の新規出店による増収を見込んでおります。

⑤ RIZAPグループとの人材交流を進めており、現在フィットネスとゲームをメインに業務改善を継続しております。より質の高いサービスを提供するための社内外の環境整備、組織構成含めた仕組みの改善を、上記営業施策と平行し進めます。

 

当第3四半期連結累計期間における売上高をセグメント別に示すと次のとおりであります。

セグメントの名称

当第3四半期連結累計期間

(自 平成29年4月1日

至 平成29年12月31日)

前年同四半期比(%)

GAME事業部(千円)

1,657,524

1.9

フィットネス事業部(千円)

1,554,229

0.5

ボウリング事業部(千円)

768,448

2.4

施設管理事業部(千円)

908,592

△1.6

(シネマ)(千円)

(722,456)

(0.0)

(その他)(千円)

(186,136)

(△7.4)

その他(千円)

945,346

18.0

合計(千円)

5,834,141

3.3

(注)1.上記の金額には消費税等は含まれておりません。

2.施設管理事業部の(その他)は、土地・建物の賃貸収入等の売上であります。

3.施設管理事業部のセグメント内訳は、内部管理上採用している区分によっております。

 

(GAME事業部)

GAME事業部につきましては、前期下期後半より開始した大量の新型クレーンゲーム機(UFOキャッチャー9等)の優良店舗への集中導入効果により、プライズゲームジャンルの売上については前年同期を大きく上回ったことに加え、メダル等低迷していた他ジャンルの売上にも好影響を与えて既存店では平成29年6月より前年同月比を上回りました。

ネットキャッチャー事業の事業再構築のための営業休止(拠点を移転し他社に一部業務委託した上で平成29年6月末再スタート)の影響や自社施設活性化を目的とした「ディノスパーク白石店」(平成29年5月)の閉店(フィットネスクラブ及び複合ネットカフェへの業務転換)影響等がありましたが、売上高は16億57百万円(前年同四半期比1.9%増)となりました。

(フィットネス事業部)

フィットネス事業部につきましては、「プロテインバー」、「空中ヨガ」、「ホットヨガスタジオ」などの新規アイテムを、店舗特性を踏まえた上で、既存店舗への順次導入を進めるとともに、スタッフサポートを重視した「続けられるクラブ」づくり実施のため、トレーナーの社員化比率を高める他、教育研修にも力を入れました。また、平成28年12月にリニューアルをした「津藤方店」は順調に推移するも、一部店舗において競合店の影響を受けたことや物販ラインナップが前期に比べてやや弱かったことなどがありましたが、売上高は15億54百万円(同0.5%増)となりました。

また、8月には東京都内に小型実験店舗を開業し、業態転換に伴う「スガイディノス札幌白石」へのフィットネス道内初出店(10月)を実施いたしました。

(ボウリング事業部)

ボウリング事業部につきましては、推進中のLTB(ボウリング教室)を拡大し、トーナメント、リーグへ繋げたことや当社専属のプロボウラーによるジュニア教室を開催し顧客増を図りました。また、併設のゴルフバーのリニューアルや投げ飲み放題企画の実施、団体予約獲得を主目的とした職域向けセールスマンの人員増による渉外活動の強化を行いました。

平成28年9月に閉店した「ダーツバー」の影響などがありましたが、売上高は7億68百万円(同2.4%増)となりました。

(施設管理事業部)

施設管理事業部につきましては、「シネマ」部門において、「スター・ウォーズ最後のジェダイ」及び「IT“それ”が見えたら、終わり。」等のヒット作の上映をしましたが、前期と比較すると、平成29年9月以降のヒット作に乏しく好調から一転して9月から12月までは低調になりました。前期より1スクリーンの増設と本格的なカフェを併設した札幌劇場が比較的好調に推移したことなどにより、売上高は7億22百万円(同0.0%増)とほぼ同額となりました。「その他」に分類している賃貸部門においては、テナント収入の減収により売上高は1億86百万円(同7.4%減)となりました。

(その他)

その他のカフェ事業につきましては、7月に「ディノスカフェ札幌狸小路店」を閉店し、8月に大型施設の業態転換の一環として「ディノスカフェ札幌白石店」をオープンいたしました。また、通信テレマーケティング事業及び介護事業等を営む子会社グループについては、前期より事業を開始した通常の認可外保育は閉園しましたが、企業主導型保育園と放課後デイサービスの売上が寄与したことなどにより、売上高は9億45百万円(同18.0%増)となりました。

 

(2)財政状態の分析

(資産)

当第3四半期連結会計期間末における流動資産は22億99百万円となり、前連結会計年度末に比べ1億26百万円増加しました。これは主に売掛金が52百万円、商品及び貯蔵品が52百万円増加したことによるものであります。固定資産は85億57百万円となり、前連結会計年度末に比べ3億58百万円増加しました。これは主に無形固定資産が10百万円減少しましたが、有形固定資産が3億72百万円増加したことによるものであります。

この結果、総資産は、109億46百万円となり、前連結会計年度末に比べ4億97百万円増加いたしました。

(負債)

当第3四半期連結会計期間末における流動負債は33億96百万円となり、前連結会計年度末に比べ2億76百万円増加しました。これは主に短期借入金が27百万円及び1年内返済予定の長期借入金が40百万円減少しましたが、1年内償還予定の社債が1億23百万円及び未払金をはじめとするその他が1億48百万円増加したことによるものであります。固定負債は54億49百万円となり、前連結会計年度末に比べ4億33百万円増加しました。これは主に長期借入金が88百万円減少しましたが、社債が5億79百万円増加したことによるものであります。

この結果、負債合計は、88億45百万円となり、前連結会計年度末に比べ7億10百万円増加いたしました。

(純資産)

当第3四半期連結会計期間末における純資産合計は21億円となり、前連結会計年度末に比べ2億12百万円減少しました。これは主に親会社株主に帰属する四半期純損失2億9百万円によるものであります。

 

 

(3)経営方針・経営戦略等

当第3四半期連結累計期間において、当社グループ定めている経営方針・経営戦略について重要な変更はありません。

 

(4)事業上及び財務上の対処すべき課題

当第3四半期連結累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(5)研究開発活動

該当事項はありません。