当第2四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
継続企業の前提に関する重要事象等
当社グループは、前連結会計年度において新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け、中国連結子会社における臨時休業や日本での外出自粛要請等によって売上高が減少し、減損損失等の特別損失の計上をしたことにより3,264百万円の親会社株主に帰属する当期純損失を計上いたしました。この業績悪化に伴い、シンジケートローンの借入契約に付されている財務制限条項に抵触いたしましたが、取引先金融機関と協議した結果、当面の返済について猶予頂くことをご承諾いただきました。
しかしながら、当連結会計年度の開始以降、日本の店舗でも臨時休業を余儀なくされ、営業再開に至ったものの以前のような集客に戻っていない状況であり、手元流動性の確保に支障が生じる可能性が引き続きあることから、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況が存在しております。
これらの状況を解消するため、当社グループでは、営業再開及び収益向上策の実施、コスト削減、緊急経済対策に基づく税金や社会保険料の納税猶予制度及び助成制度の活用、取引金融機関への継続的支援の要請、既存店の譲渡、財務体質改善のための資本政策の検討など、継続して取り組みしてまいります。
日本及び中国、いずれの国においても固定費などの費用については、役員報酬や給与等の減額、従業員の適正配置や雇用調整助成金の活用、支払賃料等の減額の要請、諸経費の見直しを行い、コスト削減に努めつつ、お客様及び従業員並びに関係者の安全を十分に確保した上で、それぞれの店舗の営業を再開しております。
資金面については、手元流動性の確保に努めるべく、当座借入契約の活用と並行して、全ての取引金融機関と協議を行い、返済期限が到来する借入契約について、今後の店舗の再開状況や集客、収益性に合わせて返済条件の見直しを行いました。現在も取引金融機関と緊密な関係を維持し、継続的な支援が得られるよう相談や交渉を継続しております。7月には財務体質改善のため第三者割当による新株予約権(行使価額修正条項付)の発行及びファシリティ契約(行使停止指定条項付)を締結し、資本政策に取り組みました。7月から9月の期間限定にて、国内直営店を中心に「鬼滅の刃」コラボイベントを実施し、限定のグッズ販売や飲食メニューが一時品切れになるほどの大変人気となりました。このような人気コンテンツとのコラボ企画を今後も数多く実施することで集客及び売上に大きく貢献できるように取り組みしてまいります。また、中国でも営業再開を見合わせていた中国湖北省武漢市にある「極楽湯 金銀潭温泉館」の経営権を中国企業に譲渡し、フランチャイズ化を進めることで負債を圧縮しております。これに限らず諸施策を遂行することで、当該状況を早期に解消し、当社グループの経営基盤の強化・安定に努めてまいります。
この結果、当社グループには、継続企業の前提に関する重要な不確実性は認められないと判断しております。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、世界的な新型コロナウイルスの感染症拡大により、個人消費が大幅に落ち込むとともに幅広い業種の企業活動に影響をもたらしたことで非常に厳しい状況となりました。緊急事態宣言解除後は、足元の景気動向に持ち直しの動きが見られるものの、第2波の兆候が表れる等、依然として先行きは不透明な状況が続いております。
当社グループでは、新型コロナウイルス流行当初の店舗の休業や外出自粛等の煽りを受け、客数や売上は前期に比べ大幅に減少する結果になったものの、営業再開後は入館時の体温チェック、館内の消毒等の感染症拡大防止に十分に配慮しつつも、日本国内では爆発的人気で有名なTVアニメ「鬼滅の刃」とのコラボキャンペーン等のイベントや販促を実施したことにより、全国的な自粛ムードの緩和も相まって、客足や売上は回復傾向で推移いたしました。中国でも武漢の直営店を除き全店営業を再開し、客足や売上が戻ってきており、これからの本格的な繁忙期に備えて動き出すなど明るい兆しがみえてきております。
また、国内・中国の直営店の投資回収見込みや経営環境等を総合的に勘案して一部店舗のフランチャイズ化に取り組むとともに、既存店の賃料減額交渉やファシリティ契約の締結、貸付ファンドの組成等により、業績や資金繰りの改善に向けて積極的に取り組みました。
引き続き、感染症拡大防止に最大限努めつつ、お客様から必要とされる癒しを提供する企業であることを認識し、経営基盤を固め、より一層の安心・安全そして高品質なサービスを国内外で継続的に提供すべく取り組んでまいります。
以上の結果、連結売上高4,304百万円(前年同期比39.6%減)、営業損失1,220百万円(前年同期営業損失301百万円)、経常損失985百万円(前年同期経常損失619百万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失1,246百万円(前年同期親会社株主に帰属する四半期純損失409百万円)となりました。
セグメントの業績を示すと次のとおりです。
① 日本
当セグメントにおきましては、売上高3,996百万円(前年同期比35.8%減)、セグメント損失(営業損失)831百万円(前年同期セグメント利益194百万円)となりました。
当第2四半期連結累計期間における日本の業績は、4~6月は、多くの店舗で営業自粛や営業時間の短縮、飲食エリアの閉鎖に加え、営業再開後も感染拡大の懸念がおさまらず、外食を控える動きから付帯利用が来店客数に見合った回復とならない等、非常に厳しい状況で推移しました。7月~9月にTVアニメ「鬼滅の刃」とのコラボキャンペーンを開催したことにより、集客に加えて限定グッズや限定メニューの販売好調が大きく貢献したことや全国的に次第に自粛ムードの緩和が見られたことから、第1四半期連結累計期間からは大幅に回復しましたが、前年同期と比較して売上高が減少し、営業損失となりました。
② 中国
当セグメントにおきましては、売上高309百万円(前年同期比66.1%減)、セグメント損失(営業損失)303百万円(前年同期セグメント損失399百万円)となりました。
当第2四半期連結累計期間における中国の業績は、長春市の直営店は4月から営業を再開したものの、上海市の直営2店舗がそれぞれ7月、8月まで営業を自粛していたことや武漢市の店舗が営業再開を見合わせたこと等により、閑散期ではあるものの、売上高は前年同期と比較して大きく減少する結果となりました。しかしながら、水道光熱費や人件費等の掛かるコストを極力抑えたことや地代家賃の減額交渉の結果、前期末に減損損失を計上したことで減価償却費が大きく減少したこともプラスに寄与し、セグメント損失(営業損失)は前年同期比で減少いたしました。
第2四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べ2,043百万円減少し19,466百万円となりました。これは主に、現金及び預金が426百万円減少したことに加え、主に減価償却費及び減損損失により有形固定資産及び無形固定資産が1,640百万円減少したことによるものであります。
次に、負債合計は、前連結会計年度末に比べ761百万円減少し16,783百万円となりました。これは主に、未払金888百万円、長期借入金489百万円及び前受金171百万円が減少した一方で、短期借入金が727百万円増加したことによるものであります。
最後に、純資産合計は、前連結会計年度末に比べ1,282百万円減少し2,683百万円となりました。これは主に、利益剰余金が1,246百万円減少したことによるものであります。また、自己資本比率につきましては、12.3%となりました。
当第2四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は4,563百万円(前年同四半期は3,561百万円)となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果使用した資金は、351百万円(前年同四半期は998百万円の獲得)となりました。これは主に、税金等調整前四半期純損失1,319百万円の計上、減価償却費558百万円などの非資金取引等による調整、減損損失449百万円の計上によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、327百万円(前年同四半期は1,471百万円の使用)となりました。これは主に、関係会社株式の取得による支出345百万円、有形固定資産の取得による支出106百万円、保険積立金の解約による収入105百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果獲得した資金は、247百万円(前年同四半期は1,306百万円の獲得)となりました。これは主に、短期借入金の純増加額727百万円、長期借入金の返済による支出489百万円によるものであります。
当第2四半期連結累計期間において、優先的に対処すべき事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
当第2四半期連結累計期間において、財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針に重要な変更はありません。
第三者割当による第24回新株予約権(行使価額修正条項付)の発行
当社は、2020年7月8日開催の取締役会決議に基づき、第三者割当による第24回新株予約権(行使価額修正条項付)を発行しております。その詳細につきましては「第3 提出会社の状況 1 株式等の状況」をご参照ください。