当第3四半期連結累計期間(平成28年1月1日~9月30日)におけるわが国経済は、政府の経済政策により、景気は緩やかな回復基調が続いているものの、円高や海外経済の低迷等を背景に、依然として先行きは不透明な状況が続いております。
このような状況下、当社グループではお客さま満足をすべての価値の中心とする「顧客中心経営」のもと、異業種他企業との提携等によるお客さまとの接点拡大や、お客さまニーズに基づく設備の充実に努めてまいりました。
当社グループの売上高は364億1千8百万円(前年同四半期比2.3%増)、営業利益は11億5千4百万円(前年同四半期比12.3%増)となりましたが、為替差損の発生等により、経常利益は10億3千8百万円(前年同四半期比3.5%減)となりました。
一方、親会社株主に帰属する四半期純利益は、札幌地区における固定資産の売却益や、北海道リネンサプライ株式会社の子会社化に伴う負ののれん発生益を特別利益として計上したこと等により、9億3千9百万円(前年同四半期比89.4%増)となりました。
セグメント別の状況は、次のとおりであります。
<クリーニング>
個人向けのクリーニング事業については、中長期的に需要が減少する傾向にある中、「新規のお客さまを増やす・継続してご利用いただく・より多くご利用いただく」ことを目的とし、ショッピングセンター等への新規出店や、アパレルメーカー等の異業種他企業との連携・提携等、お客さまとの接点を拡大するための施策を推進しております。
本年3月からは、高級ブランド衣料向けのハイグレードなクリーニングサービスである「高級ブランドクリーニング」を新たに開始し、高級ブランド衣料のクリーニングに対する需要の喚起に注力いたしました。
当第3四半期においては、「夏の応援3プラン」として、「ポリジンウォッシュイン加工(抗菌防臭加工)」「汗すっきり加工」等の、主に夏物衣料を対象としたオプションサービスの販促を行い、売上の拡大を図りましたが、天候不順の影響もあり、クリーニング事業の売上高は、179億5百万円(前年同四半期比1.2%減)、セグメント利益(営業利益)は7億7千5百万円(前年同四半期比13.3%減)となりました。
<レンタル>
レンタル事業は、ホテル・レストラン等に向けたリネンサプライ部門と、コンビニエンスストアや外食産業、食品工場等に向けたユニフォームレンタル部門とに大別されます。
リネンサプライ部門に関しては、箱根地区における取引先ホテルの稼働率の回復等により、増収となりました。
ユニフォームレンタル部門に関しては、食品関連企業の衛生管理ニーズの高まりによる需要拡大が売上の増加に寄与しました。
これらの結果、レンタル事業の売上高は159億5千5百万円(前年同四半期比6.1%増)、ガス等の単価下落に伴う光熱費の減少等から、セグメント利益(営業利益)は13億4千万円(前年同四半期比36.0%増)となりました。
<不動産>
不動産事業では、不動産の賃貸および管理・仲介を行っております。
売上高は6億1千2百万円(前年同四半期比2.0%増)、セグメント利益(営業利益)は2億9千3百万円(前年同四半期比1.8%増)となりました。
<その他>
その他事業については、連結子会社においてクリーニング機械の売上が減少したこと等から、その他事業の売上高は39億2千8百万円(前年同四半期比2.1%減)、セグメント利益(営業利益)は、1億7千6百万円(前年同四半期比4.8%減)となりました。
資産、負債及び純資産の状況
当第3四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べ4億8千1百万円増加し、362億5千4百万円となりました。
流動資産は、現金及び預金の減少7億2千7百万円、たな卸資産の増加11億6千4百万円等により6億7千1百万円増加し、124億7千1百万円となりました。
固定資産は、機械装置及び運搬具の増加8億6千8百円、土地の減少4億2千万円、投資有価証券の減少5億3千6百万円等により1億9千万円減少し、237億8千3百万円となりました。
また、流動負債は、短期借入金の減少9億2千1百万円、1年内返済予定の長期借入金の減少21億8千7百万円等により29億5千4百万円減少し、116億4千万円となりました。
固定負債は、長期借入金の増加22億9千2百万円等により30億3千3百万円増加し、161億7千7百万円となりました。
純資産は、利益剰余金の増加7億5百万円等により4億1百万円増加し、84億3千6百万円となりました。
自己資本比率は、前連結会計年度末の20.9%から21.7%へ増加しました。
当第3四半期連結累計期間において、当連結会社の事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、47百万円であります。