第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の異常な変動等又は、前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」について重要な変更はありません。

 

2 【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等は行われておりません。

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1)業績の状況

 当第3四半期連結累計期間(平成29年1月1日~9月30日)におけるわが国経済は、政府の経済政策により、景気は緩やかな回復基調が続いているものの、個人消費については依然として先行きは不透明な状況が続いており、力強さを欠いた状態にあります。
 このような状況下、当社グループではお客さま満足をすべての価値の中心とする「顧客中心経営」を掲げた中期経営計画に基づき、お客さまのニーズにお応えするため、品質やサービスの差別化等に努めてまいりました。
当社グループの売上高は379億7千万円(前年同四半期比4.3%増)、営業利益は13億3千7百万円(前年同四半期比15.8%増)、経常利益は、為替差益の計上等により、14億2千9百万円(前年同四半期比37.6%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は10億3千1百万円(前年同四半期比9.8%増)となりました。
 
 セグメント別の状況は、次のとおりであります。
 

<クリーニング>
 個人向けのクリーニング事業については、中長期的に需要が減少する傾向にある中、「新規のお客さまを増やす・継続してご利用いただく・より多くご利用いただく」ことを目的とし、お客さまから直接ご意見を頂戴する懇談会を開催する等、お客さまの声を聴く活動を推進し、品質やサービスの差別化に努めております。本年7月には、靴やバッグの修理を手がける「ミスターミニット」を運営するミニット・アジア・パシフィック㈱と正式に業務提携し、共同出店に向けた体制を強化する等、お客さまとの接点拡大・利便性向上に向けた取り組みを実施いたしました。
 また、春の衣替えの時期における売上が昨年よりも順調に推移したこと、昨年3月より開始した「高級ブランドクリーニング」等の高価格帯クリーニングの需要が増加したこと等から、クリーニング事業の売上高は182億8千6百万円(前年同四半期比2.1%増)、セグメント利益(営業利益)は9億7千7百万円(前年同四半期比26.0%増)となりました。
 

<レンタル>
 レンタル事業は、ホテル・レストラン等に向けたリネンサプライ部門と、コンビニエンスストアや外食産業、食品工場等に向けたユニフォームレンタル部門とに大別されます。
 リネンサプライ部門については、得意先ホテルの稼働が堅調に推移したこと等により、増収となりました。
ユニフォームレンタル部門については、得意先ナショナルチェーンの出店増加等を背景とした取引量の増加等が、売上増に寄与しました。
 これらにより、レンタル事業の売上高は171億4千7百万円(前年同四半期比7.5%増)、一方で得意先ナショナルチェーンのユニフォームのモデルチェンジに伴い、新しいユニフォームの償却負担が増加したこと等により、セグメント利益(営業利益)は12億5千5百万円(前年同四半期比6.4%減)となりました。
 

<不動産>
 不動産事業では、不動産の賃貸および管理・仲介を行っております。
 連結子会社が保有する土地について、借地権の更新料収入を計上したこと等から、不動産事業の売上高は6億6千3百万円(前年同四半期比8.3%増)、セグメント利益(営業利益)は3億5千9百万円(前年同四半期比22.6%増)となりました。
 

<その他>
 その他事業については、連結子会社においてクリーニング機械等の売上が増加したこと等から、その他事業の売上高は40億5千8百万円(前年同四半期比3.3%増)、セグメント利益(営業利益)は、2億1千3百万円(前年同四半期比21.1%増)となりました。

 

(2)財政状態の分析

 資産、負債及び純資産の状況

 当第3四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べ5億7百万円増加し、381億7千2百万円となりました。
 流動資産は、現金及び預金の減少7億6千5百万円、受取手形及び売掛金の増加4億5千7百万円等により8千8百万円減少し、136億3千4百万円となりました。
 固定資産は、機械装置及び運搬具の増加3億1千4百万円、繰延税金資産の増加2億1千7百万円等により5億9千6百万円増加し、245億3千8百万円となりました。
 また、流動負債は、支払手形及び買掛金の減少4億3百万円、短期借入金の減少2億6千5百万円等により2億5千8百万円減少し、119億8千4百万円となりました。
 固定負債は、長期借入金の減少1億4千4百万円等により3億8千4百万円減少し、162億3千万円となりました。
 純資産は、利益剰余金の増加8億7千5百万円等により11億5千万円増加し、99億5千7百万円となりました。
 自己資本比率は前連結会計年度末の21.8%から24.4%へ増加いたしました。

 

(3)事業上及び財務上の対処すべき課題

当第3四半期連結累計期間において、当連結会社の事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(4)研究開発活動

当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、39百万円であります。