当第1四半期連結累計期間において、新たに発生した「事業等のリスク」はありません。
また、前連結会計年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」について重要な変更はありません。
該当事項はありません。
以下の財政状態および経営成績の分析は、オリックスグループの財政状態および経営成績に大きなインパクトを与えた事象や要因を経営陣の立場から説明したものです。一部には将来の財政状態や経営成績に影響を与えうる要因や傾向を記載していますが、それだけに限られるものではないことをご承知おきください。なお、将来に関する事項の記載は、本四半期報告書提出日現在において判断したものです。以下の記載においては、米国会計基準に基づく数値を用いています。
(1)経営成績の分析
世界経済は、新興国・資源国を中心に景気減速の流れに歯止めがかかる一方、英国のEU離脱問題による政治および金融市場の混乱等が重石となり、力強さを欠いた状態が続いています。各国の金融緩和や資金逃避の動きを背景に世界的に長期金利が低下しています。また、一部地域の政治的・地政学的な緊張は引き続き注視する必要があります。
日本経済は、海外経済の不確実性の高まりを背景とした円高・株安、長期金利低下等により、先行きの不透明感が増しています。
業績総括
当第1四半期連結累計期間(平成28年4月1日~平成28年6月30日)
営業収益 ……………………………………………………………………587,945 百万円(前年同期比3%減)
営業費用 ……………………………………………………………………500,522 百万円(前年同期比1%増)
税引前四半期純利益 ………………………………………………………118,434 百万円(前年同期比4%減)
当社株主に帰属する四半期純利益…………………………………………76,769 百万円(前年同期比6%減)
1株当たり当社株主に帰属する四半期純利益(基本的) ……………………58.62 円(前年同期比6%減)
1株当たり当社株主に帰属する四半期純利益(希薄化後) …………………58.58 円(前年同期比6%減)
ROE(当社株主資本・当社株主に帰属する四半期純利益率、年換算)…… 13.2%(前年同期15.0%)
ROA(総資本・当社株主に帰属する四半期純利益率、年換算)…………… 2.82%(前年同期2.87%)
当第1四半期連結累計期間の営業収益は、前年同期の606,124百万円に比べて3%減の587,945百万円になりました。「オペレーティング・リース収益」は主に国内において大型の賃貸不動産売却益を計上したことにより、「商品および不動産売上高」は主にプリンシパル・インベストメント事業の一環として投資している連結子会社の貢献により増加しました。一方、「有価証券売却益および受取配当金」は、有価証券売却益の減少により減少しました。また、オリックス生命保険株式会社(平成27年7月1日に連結子会社であったハートフォード生命保険株式会社と合併。以下、「オリックス生命」)において(旧)ハートフォード生命保険株式会社(以下、「旧ハートフォード生命」)の取り扱う変額年金保険契約および変額保険契約に係る資産の運用損益が市況の大幅な改善が見られた前年同期に比べて大きく減少したため、「生命保険収入および運用益」が減少しました。また、前連結会計年度にHoulihan Lokey, Inc.(以下、「HL」)の株式を米国における新規株式公開に伴い一部を売却し関連会社化したことから「サービス収入」が減少しました。
営業費用は、前年同期の497,592百万円に比べて1%増の500,522百万円になりました。上述の収益の増加と同様に、主に「商品および不動産売上原価」が増加しました。一方、「生命保険費用」は上述の変額年金保険契約および変額保険契約に係る資産の運用損益の減少に伴い、責任準備金の戻し入れがあったことから減少しました。
「子会社・関連会社株式売却損益および清算損」は、主に事業投資事業部門において関連会社株式の売却益を計上したため増加しました。
以上のことから、税引前四半期純利益は、前年同期の123,916百万円に比べて4%減の118,434百万円、当社株主に帰属する四半期純利益は、前年同期の81,510百万円に比べて6%減の76,769百万円になりました。
セグメント情報
セグメント収益およびセグメント利益を事業の種類別セグメントごとに示すと以下のとおりです。
|
|
前第1四半期 連結累計期間 |
当第1四半期 連結累計期間 |
増減(収益) |
増減(利益) |
||||
|
セグメント収益 |
セグメント利益 |
セグメント収益 |
セグメント利益 |
金額 |
率 |
金額 |
率 |
|
|
(百万円) |
(百万円) |
(百万円) |
(百万円) |
(百万円) |
(%) |
(百万円) |
(%) |
|
|
法人金融サービス事業部門 |
27,558 |
12,377 |
24,990 |
8,494 |
△2,568 |
△9 |
△3,883 |
△31 |
|
メンテナンスリース事業部門 |
67,520 |
11,687 |
67,199 |
9,892 |
△321 |
△0 |
△1,795 |
△15 |
|
不動産事業部門 |
50,349 |
14,451 |
57,338 |
23,603 |
6,989 |
14 |
9,152 |
63 |
|
事業投資事業部門 |
229,187 |
26,159 |
258,002 |
30,955 |
28,815 |
13 |
4,796 |
18 |
|
リテール事業部門 |
83,811 |
21,619 |
54,006 |
12,532 |
△29,805 |
△36 |
△9,087 |
△42 |
|
海外事業部門 |
147,173 |
34,486 |
125,821 |
29,866 |
△21,352 |
△15 |
△4,620 |
△13 |
|
セグメント計 |
605,598 |
120,779 |
587,356 |
115,342 |
△18,242 |
△3 |
△5,437 |
△5 |
|
四半期連結財務諸表との調整 |
526 |
3,137 |
589 |
3,092 |
63 |
12 |
△45 |
△1 |
|
連結合計 |
606,124 |
123,916 |
587,945 |
118,434 |
△18,179 |
△3 |
△5,482 |
△4 |
総資産残高を事業の種類別セグメントごとに示すと以下のとおりです。
|
|
前連結 会計年度末 |
当第1四半期 連結会計期間末 |
増減 |
|||
|
総資産残高 |
構成比(%) |
総資産残高 |
構成比(%) |
金額 |
率 |
|
|
(百万円) |
(百万円) |
(百万円) |
(%) |
|||
|
法人金融サービス事業部門 |
1,049,867 |
9.6 |
1,033,214 |
9.6 |
△16,653 |
△2 |
|
メンテナンスリース事業部門 |
731,329 |
6.7 |
700,427 |
6.5 |
△30,902 |
△4 |
|
不動産事業部門 |
739,592 |
6.7 |
705,617 |
6.6 |
△33,975 |
△5 |
|
事業投資事業部門 |
704,156 |
6.4 |
678,570 |
6.3 |
△25,586 |
△4 |
|
リテール事業部門 |
3,462,772 |
31.5 |
3,384,540 |
31.4 |
△78,232 |
△2 |
|
海外事業部門 |
2,284,733 |
20.7 |
2,067,813 |
19.2 |
△216,920 |
△9 |
|
セグメント計 |
8,972,449 |
81.6 |
8,570,181 |
79.6 |
△402,268 |
△4 |
|
四半期連結財務諸表 (連結財務諸表)との調整 |
2,020,469 |
18.4 |
2,192,701 |
20.4 |
172,232 |
9 |
|
連結合計 |
10,992,918 |
100.0 |
10,762,882 |
100.0 |
△230,036 |
△2 |
(注) 平成28年4月1日より、会計基準書アップデート第2015-03号(債券発行コストに関する表示の簡素化-会計基準編纂書835-30(利息-利息の帰属計算))を過年度の連結財務諸表に遡って適用しています。
当第1四半期連結累計期間のセグメント利益は、前年同期の120,779百万円から5%減の115,342百万円となりました。不動産事業部門、事業投資事業部門が増益となり、その他の事業部門が減益となりました。
各セグメントの当第1四半期連結累計期間の動向は以下のとおりです。
法人金融サービス事業部門:融資事業、リース事業および各種手数料ビジネス
日本経済は、海外経済の不確実性の高まりを背景とした円高・株安、長期金利低下等により、先行きの不透明感が増しています。金融機関の貸出は引き続き増加し、貸出金利は低水準で推移しています。
セグメント収益は、弥生株式会社の収益貢献ならびに国内の中堅・中小企業に対する各種手数料ビジネスが順調なことから、サービス収入が増加しましたが、有価証券売却益が減少したことにより、前年同期の27,558百万円に比べて9%減の24,990百万円になりました。
加えてセグメント費用は、販売費および一般管理費等が増加したため、セグメント利益は、前年同期の12,377百万円に比べて31%減の8,494百万円になりました。
セグメント資産は、ファイナンス・リース投資、営業貸付金ならびに投資有価証券が減少したことにより、前連結会計年度末比2%減の1,033,214百万円になりました。
|
|
前第1四半期 |
当第1四半期 |
増減 |
|
|
|
連結累計期間 (百万円) |
連結累計期間 (百万円) |
金額 (百万円) |
率 (%) |
|
金融収益 |
8,432 |
8,078 |
△354 |
△4 |
|
オペレーティング・リース収益 |
6,206 |
6,016 |
△190 |
△3 |
|
サービス収入 |
8,136 |
9,537 |
1,401 |
17 |
|
商品および不動産売上高 他 |
4,784 |
1,359 |
△3,425 |
△72 |
|
セグメント収益(合計) |
27,558 |
24,990 |
△2,568 |
△9 |
|
支払利息 |
1,878 |
1,671 |
△207 |
△11 |
|
貸倒引当金繰入額、長期性資産評価損、 有価証券評価損 |
△652 |
△134 |
518 |
- |
|
上記以外のセグメント費用 |
14,127 |
15,216 |
1,089 |
8 |
|
セグメント費用(合計) |
15,353 |
16,753 |
1,400 |
9 |
|
セグメント営業利益 |
12,205 |
8,237 |
△3,968 |
△33 |
|
持分法投資損益等 |
172 |
257 |
85 |
49 |
|
セグメント利益 |
12,377 |
8,494 |
△3,883 |
△31 |
|
|
前連結会計 |
当第1四半期 |
増減 |
|
|
|
年度末 (百万円) |
連結会計期間末 (百万円) |
金額 (百万円) |
率 (%) |
|
ファイナンス・リース投資 |
431,603 |
429,957 |
△1,646 |
△0 |
|
営業貸付金 |
411,824 |
400,266 |
△11,558 |
△3 |
|
オペレーティング・リース投資 |
28,695 |
29,529 |
834 |
3 |
|
投資有価証券 |
36,542 |
32,294 |
△4,248 |
△12 |
|
事業用資産 |
11,294 |
11,444 |
150 |
1 |
|
棚卸資産 |
53 |
42 |
△11 |
△21 |
|
賃貸資産前渡金 |
1,737 |
1,708 |
△29 |
△2 |
|
関連会社投資 |
22,755 |
23,166 |
411 |
2 |
|
事業用資産前渡金 |
304 |
242 |
△62 |
△20 |
|
企業結合に伴う営業権・その他の無形資産 |
105,060 |
104,566 |
△494 |
△0 |
|
セグメント資産 |
1,049,867 |
1,033,214 |
△16,653 |
△2 |
メンテナンスリース事業部門:自動車リース事業、レンタカー事業、カーシェアリング事業、電子計測器・IT関連
機器等のレンタル事業およびリース事業
企業の設備投資は穏やかな増加基調にあるものの、収益鈍化や先行き不透明感の強さから慎重化する動きが見られます。自動車リース業界においては、新規契約台数が前年をやや下回る水準で推移しています。
セグメント収益は、車両売却益の減少により、オペレーティング・リース収益が減少したものの、付加価値サービスからのサービス収入が増加したことから、前年同期並みの67,199百万円と堅調に推移しました。
セグメント費用は、平均投資残高の増加に伴うオペレーティング・リース原価の増加や販売費および一般管理費の増加により増加しました。
上記の結果、セグメント利益は、前年同期の11,687百万円に比べて15%減の9,892百万円になりました。
セグメント資産は、証券化により自動車事業におけるリース資産が減少した結果、前連結会計年度末比4%減の700,427百万円になりました。
|
|
前第1四半期 |
当第1四半期 |
増減 |
|
|
|
連結累計期間 (百万円) |
連結累計期間 (百万円) |
金額 (百万円) |
率 (%) |
|
金融収益 |
3,041 |
3,104 |
63 |
2 |
|
オペレーティング・リース収益 |
46,679 |
45,769 |
△910 |
△2 |
|
サービス収入 |
16,753 |
17,339 |
586 |
3 |
|
商品および不動産売上高 他 |
1,047 |
987 |
△60 |
△6 |
|
セグメント収益(合計) |
67,520 |
67,199 |
△321 |
△0 |
|
支払利息 |
884 |
891 |
7 |
1 |
|
貸倒引当金繰入額、長期性資産評価損、 有価証券評価損 |
54 |
141 |
87 |
161 |
|
上記以外のセグメント費用 |
54,934 |
56,316 |
1,382 |
3 |
|
セグメント費用(合計) |
55,872 |
57,348 |
1,476 |
3 |
|
セグメント営業利益 |
11,648 |
9,851 |
△1,797 |
△15 |
|
持分法投資損益等 |
39 |
41 |
2 |
5 |
|
セグメント利益 |
11,687 |
9,892 |
△1,795 |
△15 |
|
|
前連結会計 |
当第1四半期 |
増減 |
|
|
|
年度末 (百万円) |
連結会計期間末 (百万円) |
金額 (百万円) |
率 (%) |
|
ファイナンス・リース投資 |
245,257 |
236,158 |
△9,099 |
△4 |
|
オペレーティング・リース投資 |
481,031 |
459,377 |
△21,654 |
△5 |
|
投資有価証券 |
1,214 |
1,242 |
28 |
2 |
|
事業用資産 |
718 |
699 |
△19 |
△3 |
|
棚卸資産 |
374 |
435 |
61 |
16 |
|
賃貸資産前渡金 |
314 |
278 |
△36 |
△11 |
|
関連会社投資 |
1,996 |
1,813 |
△183 |
△9 |
|
企業結合に伴う営業権・その他の無形資産 |
425 |
425 |
- |
- |
|
セグメント資産 |
731,329 |
700,427 |
△30,902 |
△4 |
不動産事業部門:不動産開発・賃貸事業、施設運営事業、不動産投資法人(REIT)の資産運用・管理事業、
不動産投資顧問業
日銀の金融緩和およびマイナス金利導入により、不動産市場は引き続き活況を呈しています。地価は高値圏で推移しており、オフィスビル市場は首都圏を中心にオフィス賃料の改善や低い空室率が続いています。ホテル・旅館の稼働率や宿泊単価は訪日観光客の増加により堅調に推移しています。一方で、マンションの販売価格等では一部高止まり感が出てきています。
セグメント収益は、資産残高の減少に伴いオペレーティング・リース収益に含まれる賃貸収益が減少したものの、オペレーティング・リース収益に含まれる賃貸不動産売却益の増加により、前年同期の50,349百万円に比べて14%増の57,338百万円になりました。
セグメント費用は、資産残高の減少に伴う支払利息やオペレーティング・リース原価の減少により、前年同期に比べて減少しました。
上記の結果、セグメント利益は、前年同期の14,451百万円に比べて63%増の23,603百万円になりました。
セグメント資産は、賃貸不動産の売却によるオペレーティング・リース投資の減少により、前連結会計年度末に比べて5%減の705,617百万円になりました。
|
|
前第1四半期 |
当第1四半期 |
増減 |
|
|
|
連結累計期間 (百万円) |
連結累計期間 (百万円) |
金額 (百万円) |
率 (%) |
|
金融収益 |
666 |
406 |
△260 |
△39 |
|
オペレーティング・リース収益 |
18,834 |
28,429 |
9,595 |
51 |
|
サービス収入 |
26,999 |
26,601 |
△398 |
△1 |
|
商品および不動産売上高 他 |
3,850 |
1,902 |
△1,948 |
△51 |
|
セグメント収益(合計) |
50,349 |
57,338 |
6,989 |
14 |
|
支払利息 |
1,345 |
904 |
△441 |
△33 |
|
貸倒引当金繰入額、長期性資産評価損、 有価証券評価損 |
728 |
551 |
△177 |
△24 |
|
上記以外のセグメント費用 |
34,493 |
32,949 |
△1,544 |
△4 |
|
セグメント費用(合計) |
36,566 |
34,404 |
△2,162 |
△6 |
|
セグメント営業利益 |
13,783 |
22,934 |
9,151 |
66 |
|
持分法投資損益等 |
668 |
669 |
1 |
0 |
|
セグメント利益 |
14,451 |
23,603 |
9,152 |
63 |
|
|
前連結会計 |
当第1四半期 |
増減 |
|
|
|
年度末 (百万円) |
連結会計期間末 (百万円) |
金額 (百万円) |
率 (%) |
|
ファイナンス・リース投資 |
21,541 |
21,441 |
△100 |
△0 |
|
営業貸付金 |
5,821 |
5,633 |
△188 |
△3 |
|
オペレーティング・リース投資 |
375,050 |
352,443 |
△22,607 |
△6 |
|
投資有価証券 |
5,861 |
5,003 |
△858 |
△15 |
|
事業用資産 |
177,510 |
175,789 |
△1,721 |
△1 |
|
棚卸資産 |
3,597 |
3,309 |
△288 |
△8 |
|
賃貸資産前渡金 |
38,486 |
30,013 |
△8,473 |
△22 |
|
関連会社投資 |
91,010 |
90,851 |
△159 |
△0 |
|
事業用資産前渡金 |
8,829 |
9,293 |
464 |
5 |
|
企業結合に伴う営業権・その他の無形資産 |
11,887 |
11,842 |
△45 |
△0 |
|
セグメント資産 |
739,592 |
705,617 |
△33,975 |
△5 |
事業投資事業部門:環境エネルギー事業、プリンシパル・インベストメント事業、サービサー(債権回収)事業、
コンセッション事業
国内では、再生可能エネルギーの買取制度の見直しがなされていますが、中長期的に再生可能エネルギーの重要性は高く、太陽光発電以外にも風力、地熱発電へと事業対象は広がっています。資本市場においては、M&A件数が増加していますが、世界的に大型案件が相次いだ平成27年に比べ平成28年1月以降は少額化しています。
セグメント収益は、プリンシパル・インベストメント事業の一環として投資している連結子会社と環境エネルギー事業の貢献により、商品売上高やサービス収入が増加しました。その結果、前年同期の229,187百万円に比べて13%増の258,002百万円になりました。
セグメント費用は、上述の収益の拡大に伴って前年同期に比べて増加しました。
上記に加え、関連会社株式の売却による売却益の計上および子会社の買収に伴うバーゲン・パーチェス益の計上により、セグメント利益は前年同期の26,159百万円に比べて18%増の30,955百万円になりました。
セグメント資産は、棚卸資産や環境エネルギー事業における事業用資産が増加したものの、関連会社投資の減少により、前連結会計年度末に比べて4%減の678,570百万円になりました。
|
|
前第1四半期 |
当第1四半期 |
増減 |
|
|
|
連結累計期間 (百万円) |
連結累計期間 (百万円) |
金額 (百万円) |
率 (%) |
|
金融収益 |
3,727 |
2,676 |
△1,051 |
△28 |
|
有価証券売却益および受取配当金 |
8,236 |
744 |
△7,492 |
△91 |
|
商品および不動産売上高 |
150,287 |
184,930 |
34,643 |
23 |
|
サービス収入 |
64,155 |
67,495 |
3,340 |
5 |
|
オペレーティング・リース収益 他 |
2,782 |
2,157 |
△625 |
△22 |
|
セグメント収益(合計) |
229,187 |
258,002 |
28,815 |
13 |
|
支払利息 |
908 |
1,228 |
320 |
35 |
|
貸倒引当金繰入額、長期性資産評価損、 有価証券評価損 |
△558 |
△134 |
424 |
- |
|
上記以外のセグメント費用 |
211,250 |
247,686 |
36,436 |
17 |
|
セグメント費用(合計) |
211,600 |
248,780 |
37,180 |
18 |
|
セグメント営業利益 |
17,587 |
9,222 |
△8,365 |
△48 |
|
持分法投資損益等 |
8,572 |
21,733 |
13,161 |
154 |
|
セグメント利益 |
26,159 |
30,955 |
4,796 |
18 |
|
|
前連結会計 |
当第1四半期 |
増減 |
|
|
|
年度末 (百万円) |
連結会計期間末 (百万円) |
金額 (百万円) |
率 (%) |
|
ファイナンス・リース投資 |
21,133 |
20,076 |
△1,057 |
△5 |
|
営業貸付金 |
75,996 |
68,743 |
△7,253 |
△10 |
|
オペレーティング・リース投資 |
24,378 |
26,498 |
2,120 |
9 |
|
投資有価証券 |
71,705 |
67,683 |
△4,022 |
△6 |
|
事業用資産 |
130,568 |
153,731 |
23,163 |
18 |
|
棚卸資産 |
98,016 |
107,000 |
8,984 |
9 |
|
賃貸資産前渡金 |
404 |
404 |
- |
- |
|
関連会社投資 |
108,237 |
67,468 |
△40,769 |
△38 |
|
事業用資産前渡金 |
38,628 |
32,160 |
△6,468 |
△17 |
|
企業結合に伴う営業権・その他の無形資産 |
135,091 |
134,807 |
△284 |
△0 |
|
セグメント資産 |
704,156 |
678,570 |
△25,586 |
△4 |
リテール事業部門:生命保険事業、銀行事業およびカードローン事業
生命保険業界は、マクロ要因である人口減少の影響を受けるものの医療保険等のニーズは高まり、各社で新規商品を開発する動きが見られます。一方で、マイナス金利に対応し一部商品の販売停止や新規契約の保険料の値上げの動きも見られます。個人向けのカードローン市場は、銀行をはじめとして、新たな収益源とするために残高拡大をしていますが、低金利を背景に競争が熾烈化しています。
セグメント収益は、オリックス生命における生命保険料収入や銀行事業における金融収益も安定的に増加しているものの、旧ハートフォード生命の取り扱っている変額年金保険契約および変額保険契約に係る資産の運用損益が市況の大幅な改善が見られた前年同期と比べて大きく減少したことにより、前年同期の83,811百万円に比べて36%減の54,006百万円になりました。
セグメント費用は、上述の変額年金保険契約および変額保険契約に係る資産の運用損益の減少に伴い、責任準備金の戻し入れがあったことから減少しました。
上記の結果、セグメント利益は、前年同期の21,619百万円と比べて42%減の12,532百万円になりました。
セグメント資産は、銀行事業における資産拡大に伴い営業貸付金が増加したものの、旧ハートフォード生命の保有する投資有価証券が大きく減少したことにより、前連結会計年度末比2%減の3,384,540百万円になりました。
|
|
前第1四半期 |
当第1四半期 |
増減 |
|
|
|
連結累計期間 (百万円) |
連結累計期間 (百万円) |
金額 (百万円) |
率 (%) |
|
金融収益 |
13,450 |
14,146 |
696 |
5 |
|
生命保険料収入および運用益 |
68,605 |
37,099 |
△31,506 |
△46 |
|
有価証券売却益および受取配当金 他 |
1,756 |
2,761 |
1,005 |
57 |
|
セグメント収益(合計) |
83,811 |
54,006 |
△29,805 |
△36 |
|
支払利息 |
1,239 |
1,084 |
△155 |
△13 |
|
貸倒引当金繰入額、長期性資産評価損、 有価証券評価損 |
1,557 |
2,285 |
728 |
47 |
|
上記以外のセグメント費用 |
59,925 |
38,107 |
△21,818 |
△36 |
|
セグメント費用(合計) |
62,721 |
41,476 |
△21,245 |
△34 |
|
セグメント営業利益 |
21,090 |
12,530 |
△8,560 |
△41 |
|
持分法投資損益等 |
529 |
2 |
△527 |
△100 |
|
セグメント利益 |
21,619 |
12,532 |
△9,087 |
△42 |
|
|
前連結会計 |
当第1四半期 |
増減 |
|
|
|
年度末 (百万円) |
連結会計期間末 (百万円) |
金額 (百万円) |
率 (%) |
|
ファイナンス・リース投資 |
1,198 |
952 |
△246 |
△21 |
|
営業貸付金 |
1,496,407 |
1,545,783 |
49,376 |
3 |
|
オペレーティング・リース投資 |
52,359 |
52,093 |
△266 |
△1 |
|
投資有価証券 |
1,893,631 |
1,767,023 |
△126,608 |
△7 |
|
関連会社投資 |
911 |
832 |
△79 |
△9 |
|
企業結合に伴う営業権・その他の無形資産 |
18,266 |
17,857 |
△409 |
△2 |
|
セグメント資産 |
3,462,772 |
3,384,540 |
△78,232 |
△2 |
海外事業部門:リース事業、融資事業、債券投資事業、アセットマネジメント事業、船舶・航空機関連事業
世界経済は、新興国・資源国を中心に景気減速の流れに歯止めがかかる一方、英国のEU離脱問題による政治および金融市場の混乱等が重石となり、力強さを欠いた状態が続いています。各国の金融緩和や資金逃避の動きを背景に世界的に長期金利が低下しています。また一部地域の政治的・地政学的な緊張は引き続き注視する必要があります。
セグメント収益は、米州の商品売上高や航空機関連事業におけるオペレーティング・リース収益が売却益の増加および平均投資残高の増加に伴って増加したものの、有価証券売却益の減少やHLが連結子会社から除外されたことによる減少および円高の影響で、前年同期の147,173百万円に比べて15%減の125,821百万円になりました。
セグメント費用は、HLが連結子会社から除外されたことおよび円高の影響により、前年同期に比べて減少しました。
上記の結果、セグメント利益は、前年同期の34,486百万円に比べて13%減の29,866百万円になりました。
セグメント資産は、米州の営業貸付金が増加したものの、米州の投資有価証券や航空機関連事業におけるオペレーティング・リース投資の減少および円高の影響で、前連結会計年度末比9%減の2,067,813百万円になりました。
|
|
前第1四半期 |
当第1四半期 |
増減 |
|
|
|
連結累計期間 (百万円) |
連結累計期間 (百万円) |
金額 (百万円) |
率 (%) |
|
金融収益 |
18,952 |
18,838 |
△114 |
△1 |
|
有価証券売却益および受取配当金 |
9,634 |
2,258 |
△7,376 |
△77 |
|
オペレーティング・リース収益 |
21,650 |
22,722 |
1,072 |
5 |
|
サービス収入 |
75,916 |
55,088 |
△20,828 |
△27 |
|
商品および不動産売上高 他 |
21,021 |
26,915 |
5,894 |
28 |
|
セグメント収益(合計) |
147,173 |
125,821 |
△21,352 |
△15 |
|
支払利息 |
7,867 |
8,838 |
971 |
12 |
|
貸倒引当金繰入額、長期性資産評価損、 有価証券評価損 |
2,453 |
580 |
△1,873 |
△76 |
|
上記以外のセグメント費用 |
102,834 |
91,226 |
△11,608 |
△11 |
|
セグメント費用(合計) |
113,154 |
100,644 |
△12,510 |
△11 |
|
セグメント営業利益 |
34,019 |
25,177 |
△8,842 |
△26 |
|
持分法投資損益等 |
467 |
4,689 |
4,222 |
904 |
|
セグメント利益 |
34,486 |
29,866 |
△4,620 |
△13 |
|
|
前連結会計 |
当第1四半期 |
増減 |
|
|
年度末 (百万円) |
連結会計期間末 (百万円) |
金額 (百万円) |
率 (%) |
|
|
ファイナンス・リース投資 |
351,010 |
312,964 |
△38,046 |
△11 |
|
営業貸付金 |
407,870 |
385,974 |
△21,896 |
△5 |
|
オペレーティング・リース投資 |
375,401 |
329,405 |
△45,996 |
△12 |
|
投資有価証券 |
383,227 |
318,337 |
△64,890 |
△17 |
|
事業用資産 |
23,762 |
21,659 |
△2,103 |
△9 |
|
棚卸資産 |
37,782 |
32,770 |
△5,012 |
△13 |
|
賃貸資産前渡金 |
5,302 |
6,496 |
1,194 |
23 |
|
関連会社投資 |
305,674 |
296,017 |
△9,657 |
△3 |
|
事業用資産前渡金 |
39 |
43 |
4 |
10 |
|
企業結合に伴う営業権・その他の無形資産 |
394,666 |
364,148 |
△30,518 |
△8 |
|
セグメント資産 |
2,284,733 |
2,067,813 |
△216,920 |
△9 |
(2)財政状態の状況
|
|
前連結会計年度末 |
当第1四半期 連結会計期間末 |
増減 |
||
|
金額 |
率(%) |
||||
|
総資産 |
(百万円) |
10,992,918 |
10,762,882 |
△230,036 |
△2 |
|
|
(うち、セグメント資産) |
8,972,449 |
8,570,181 |
△402,268 |
△4 |
|
負債合計 |
(百万円) |
8,512,632 |
8,269,617 |
△243,015 |
△3 |
|
|
(うち、長短借入債務) |
4,286,542 |
4,136,228 |
△150,314 |
△4 |
|
|
(うち、預金) |
1,398,472 |
1,428,232 |
29,760 |
2 |
|
当社株主資本 (百万円) |
2,310,431 |
2,326,969 |
16,538 |
1 |
|
|
1株当たり当社株主資本 (円) |
1,764.34 |
1,776.90 |
12.56 |
1 |
|
(注) 1 株主資本は米国会計基準に基づき、当社株主資本合計を記載しています。1株当たり株主資本は当該株主資本合計を用いて算出しています。
2 平成28年4月1日より、会計基準書アップデート第2015-03号(債券発行コストに関する表示の簡素化-会計基準編纂書835-30(利息-利息の帰属計算))を過年度の連結財務諸表に遡って適用しています。
|
|
前連結会計年度末 |
当第1四半期 |
|
当社株主資本比率 (%) |
21.0 |
21.6 |
|
D/E比率(長短借入債務(預金除く)/ |
1.9 |
1.8 |
総資産は、前連結会計年度末の10,992,918百万円に比べて2%減の10,762,882百万円になりました。「オペレーティング・リース投資」は主に海外事業部門において航空機の売却が進んだことや国内において賃貸不動産の売却が進んだことにより、「投資有価証券」は主に旧ハートフォード生命の運用資産の売却が進んだことにより減少しました。また、関連会社投資は主に事業投資事業部門において関連会社株式の売却があったことから減少しました。なお、セグメント資産は、前連結会計年度末に比べて4%減の8,570,181百万円になりました。
負債については、資産と手元流動性および国内外の金融環境の状況に応じて有利子負債残高を適切にコントロールしています。この結果、前連結会計年度末に比べて「長短借入債務」が減少し「預金」が増加しました。また、「保険契約債務および保険契約者勘定」は旧ハートフォード生命の変額年金保険契約および変額保険契約の解約が進んだことにより減少しました。
当社株主資本は、円高の進行により「その他の包括利益累計額」に含まれる「為替換算調整勘定」が減少したものの、主に「利益剰余金」が増加したことにより、前連結会計年度末から1%増の2,326,969百万円になりました。
(3)資金調達および流動性
オリックスグループは、運転資金の確保、新規の投資融資等のため常時資金調達を必要としています。そのために、調達の安定性維持と十分な流動性の確保、資金コストの低減を資金調達の重要な目標としながら市場環境の大きな変化に備えた方針を決定し、実際の資産の動きや市場の状況に応じて資金調達を行っています。具体的には経営計画に基づくキャッシュ・フロー、資産の流動性、手元流動性の状況を踏まえた資金調達計画を策定した上で、環境の変化や営業・投資活動の資金需要の変化に迅速に対応して計画を見直し、機動的に必要な資金を調達しています。資金調達を行うにあたり、資金調達の多様化、調達期間の長期化および償還時期の分散、適切な手元流動性の確保等の施策を実施し、また、負債・資本バランスの最適化を図り財務体質を強化しています。
資金調達は、金融機関からの借入と資本市場からの調達および預金で構成され、その合計額は、当第1四半期連結会計期間末現在で5,564,460百万円です。そのうち金融機関からの借入については、大手銀行、地方銀行、外資系銀行、生損保会社等、調達先は多岐にわたり、その数は当第1四半期連結会計期間末現在で200社超にのぼります。資本市場からの調達については、社債およびミディアム・ターム・ノート、コマーシャル・ペーパー、ファイナンス・リースおよび貸付債権等の証券化に伴う支払債務(ABS等)で構成されています。また、預金の多くはオリックス銀行株式会社が受け入れたものです。
当第1四半期連結累計期間には、長期資金の確保と投資家の分散を図るため、海外で米ドル建、韓国ウォン建、マレーシアリンギット建の普通社債、ミディアム・ターム・ノートを発行しました。また、資本性を有する調達手段である劣後特約付シンジケートローン(ハイブリッドローン)を実行しました。今後も調達のバランスを考慮しながら、財務の安定化を図っていきます。
短期、長期借入債務および預金
(a)短期借入債務
|
|
前連結会計年度末 (百万円) |
当第1四半期連結会計期間末 (百万円) |
|
金融機関からの借入 |
247,263 |
206,565 |
|
コマーシャル・ペーパー |
102,361 |
35,944 |
|
合計 |
349,624 |
242,509 |
当第1四半期連結会計期間末現在における短期借入債務は242,509百万円であり、長短借入債務の総額(預金は含まない)に占める割合は前連結会計年度末8%、当第1四半期連結会計期間末現在6%です。
また、当第1四半期連結会計期間末現在における短期借入債務242,509百万円であるのに対し、現金および現金等価物とコミットメントライン未使用額の合計額は1,203,698百万円であり、充分な水準を維持しています。
(b)長期借入債務
|
|
前連結会計年度末 (百万円) |
当第1四半期連結会計期間末 (百万円) |
|
金融機関からの借入 |
2,723,320 |
2,656,735 |
|
社債 |
875,575 |
843,749 |
|
ミディアム・ターム・ノート |
62,491 |
110,110 |
|
ファイナンス・リースおよび貸付債権等の 証券化に伴う支払債務 |
275,532 |
283,125 |
|
合計 |
3,936,918 |
3,893,719 |
(注)平成28年4月1日より、会計基準書アップデート第2015-03号(債券発行コストに関する表示の簡素化-会計基準編纂書835-30(利息-利息の帰属計算))を過年度の連結財務諸表に遡って適用しています。
当第1四半期連結会計期間末現在における長期借入債務は3,893,719百万円であり、長短借入債務の総額(預金は含まない)に占める割合は、前連結会計年度末92%、当第1四半期連結会計期間末現在94%となっています。
(c)預金
|
|
前連結会計年度末 |
当第1四半期連結会計期間末 |
|
預金 |
1,398,472 |
1,428,232 |
上記の長短借入債務に加えて、オリックス銀行株式会社およびORIX Asia Limitedは預金の受け入れを行っています。これらの預金を受け入れている子会社は金融当局および関連法令により規制を受けており、当社および子会社への貸付には制限があります。
(4) キャッシュ・フローの状況
当第1四半期連結会計期間末現在の現金および現金等価物(以下、「資金」)は、前連結会計年度末より111,751百万円増加し、842,171百万円になりました。
営業活動によるキャッシュ・フローは、短期売買目的有価証券の減少による収入が減少したものの、前年同期に比べて保険契約債務および保険契約者勘定の減少が減少した結果、前年同期の30,573百万円から当第1四半期連結累計期間は118,119百万円へ資金流入が増加しました。
投資活動によるキャッシュ・フローは、主に売却可能有価証券の購入による支出が減少したものの、売却可能有価証券の償還および売却による収入が減少したことなどにより、前年同期の73,356百万円から当第1四半期連結累計期間は60,442百万円へ資金流入が減少しました。
財務活動によるキャッシュ・フローは、主に満期日が3ヶ月超の借入債務の調達が増加したものの、前年同期に比べて満期日が3ヶ月以内の借入債務の減少(純額)が増加したことなどにより、前年同期の48,001百万円から当第1四半期連結累計期間は53,603百万円へ資金流出が増加しました。
(5) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、オリックスグループの対処すべき課題について、重要な変更はありません。
(6) 研究開発活動の金額、その状況
当第1四半期連結累計期間において、オリックスグループの研究開発活動について、重要な変更はありません。
(7) 主要な設備
当第1四半期連結累計期間において、三重県津市にオリックス津太陽光発電所を建設しました。当第1四半期連結会計期間末現在において、当該設備の帳簿価額は170億円です。
これ以外に、新設、休止、大規模改修、除却、売却等について、著しい変動はありません。