(5) 【四半期連結キャッシュ・フロー計算書】

 

前第3四半期連結累計期間

(自 2019年4月1日

  至 2019年12月31日)

当第3四半期連結累計期間

(自 2020年4月1日

  至 2020年12月31日)

区分

金額(百万円)

金額(百万円)

Ⅰ 営業活動によるキャッシュ・フロー:

 

 

四半期純利益

247,809

145,315

営業活動から得た現金(純額)への四半期純利益の調整:

 

 

減価償却費・その他償却費

223,844

235,769

リース純投資の回収

342,961

303,384

貸倒引当金繰入額

15,724

信用損失費用

10,166

持分法投資損益(貸付利息を除く)

△52,685

△974

子会社・関連会社株式売却損益および清算損

△58,488

△9,436

バーゲン・パーチェス益

△1,022

△4,365

短期売買目的保有以外の有価証券の売却益

△16,961

△9,626

オペレーティング・リース資産の売却益

△37,278

△20,370

長期性資産評価損

554

591

有価証券評価損

36

4,214

短期売買目的保有の有価証券の減少(△増加)

18,489

△9,732

棚卸資産の増加

△9,546

△15,148

受取手形、売掛金および未収入金の減少(△増加)

△676

3,544

支払手形、買掛金および未払金の減少

△41,358

△39,398

保険契約債務および保険契約者勘定の増加

52,805

174,202

その他の増減(純額)

36,481

△12,079

営業活動から得た現金(純額)

720,689

756,057

Ⅱ 投資活動によるキャッシュ・フロー:

 

 

リース資産の購入

△733,861

△490,551

顧客への営業貸付金の実行

△1,152,489

△830,892

営業貸付金の元本回収

824,870

794,802

オペレーティング・リース資産の売却

221,689

104,682

関連会社への投資(純額)

△25,467

△6,747

関連会社投資の売却

67,865

29,195

売却可能負債証券の購入

△582,552

△510,710

売却可能負債証券の売却

210,817

181,751

売却可能負債証券の償還

67,905

24,408

短期売買目的保有以外の持分証券の購入

△29,753

△47,464

短期売買目的保有以外の持分証券の売却

27,279

20,624

事業用資産の購入

△24,915

△37,935

子会社買収(取得時現金控除後)

△11,390

△63,299

子会社売却(売却時現金控除後)

72,710

3,463

その他の増減(純額)

△20,363

△19,939

投資活動に使用した現金(純額)

△1,087,655

△848,612

Ⅲ 財務活動によるキャッシュ・フロー:

 

 

満期日が3ヶ月以内の借入債務の増加(純額)

60,958

30,979

満期日が3ヶ月超の借入債務による調達

518,207

850,895

満期日が3ヶ月超の借入債務の返済

△612,954

△741,946

預金の受入の増加(純額)

241,520

110,027

親会社による配当金の支払

△103,824

△95,164

自己株式の取得

△13,285

△50,163

非支配持分からの出資

19,355

11,071

非支配持分からの子会社持分の取得

△3,506

△4,231

コールマネーの増加(△減少)(純額)

5,000

△12,500

その他の増減(純額)

△2,965

△8,875

財務活動から得た現金(純額)

108,506

90,093

Ⅳ 現金、現金等価物および使途制限付現金に対する

  為替相場変動の影響額

△4,511

216

Ⅴ 現金、現金等価物および使途制限付現金

  減少額(純額)

△262,971

△2,246

Ⅵ 現金、現金等価物および使途制限付現金期首残高

1,283,580

1,135,284

Ⅶ 現金、現金等価物および使途制限付現金期末残高

1,020,609

1,133,038

(注)1  2020年4月1日より、信用損失基準を適用しており、貸倒引当金繰入額を信用損失費用に組み替えています。詳細については、注記2「重要な会計方針(ah)新たに公表または適用された会計基準」をご参照ください。

      2  前第3四半期連結会計期間末および当第3四半期連結会計期間末現在において、連結貸借対照表に計上している現金および現金等価物、使途制限付現金は以下のとおりです。

 

前第3四半期

連結会計期間末

(百万円)

当第3四半期

連結会計期間末

(百万円)

現金および現金等価物

902,312

998,058

使途制限付現金

118,297

134,980

現金、現金等価物および使途制限付現金  合計

1,020,609

1,133,038

 

四半期連結財務諸表注記

 

1  会計処理の原則および手続ならびに四半期連結財務諸表の表示方法

  この連結財務諸表は、米国預託証券の発行等に関して要請されている用語、様式および作成方法について、株式分割の会計処理を除き米国において一般に公正妥当と認められた会計原則(米国財務会計基準審議会会計基準編纂書(以下、「会計基準編纂書」)等)によって作成しています。

  当社は、1998年9月にニューヨーク証券取引所に上場して以来、米国預託証券の発行等に関して要請されている用語、様式および作成方法により作成した連結財務諸表を含めた年次報告書を米国証券取引委員会に登録しています。

  なお、当社が採用している会計処理の原則および手続ならびに表示方法のうち、わが国の四半期連結財務諸表作成基準および四半期連結財務諸表規則に準拠した場合と異なるもので主要なものは以下のとおりです。

 

(a)顧客との契約から生じる収益の認識

  米国会計基準では、商品および不動産売上高、サービス収入にかかる顧客との契約から生じる収益を、顧客との契約において約束した財またはサービスの移転を描写するように、その移転した財またはサービスと交換に権利を得ると見込む対価を反映した金額で認識します。

  日本会計基準では、収益は一般的に実現主義の原則に従い、財または役務の給付とそれに伴う現金または現金等価物の受領によって実現したものについて認識します。

 

(b)初期直接費用

  米国会計基準では、販売型リースおよび直接金融リースの実行に関わる初期直接費用は、主に繰延処理を行い、実行時の利回りに対する修正としてリース期間にわたって利息法により配分しています。オペレーティング・リースの実行に関わる初期直接費用は、主に繰延処理を行い、リース期間にわたり定額法で認識しています。貸付の実行に関わる初期直接費用は、主に繰延処理を行い、契約期間にわたって利息法により配分しています。

  日本会計基準では、発生時に費用処理することとなっています。

 

(c)信用損失引当金の会計処理

  米国会計基準では、個別に評価していない金融資産に対する信用損失引当金は、残存期間において将来的に発生すると予測されるすべての信用損失の見積もりにより計上されます。また、オフバランスシートの信用エクスポージャーにおいては、信用リスクに晒される残存期間にわたる信用損失の見積もりにより引当金が計上されます。

  日本会計基準では、個別に評価していない金融債権等に対する貸倒引当金は、主に過去の貸倒実績率に基づき、報告日における対象債権残高に対する見積もりにより計上されます。

 

(d)オペレーティング・リースの会計処理

  米国会計基準では、オペレーティング・リース収益は契約期間にわたって定額法で認識しています。またオペレーティング・リース資産は、主として見積耐用年数を償却期間とした定額法により減価償却を行っています。

  日本会計基準では、定率法等による償却も認められています。

 

(e)生命保険の会計処理

  米国会計基準では、新規保険契約の獲得もしくは保険契約の更新に直接的に関連する費用を繰り延べ、保険料収入の認識に応じた期間で償却しています。

  日本会計基準では、これらの費用は、発生年度の期間費用として処理することとなっています。

  また、米国会計基準では、将来保険給付債務は、予想される将来の保険加入者への保険給付金に基づく平準純保険料方式によって算出していますが、日本会計基準では行政監督庁の認める方式により算定しています。

 

(f)企業結合における営業権およびその他の無形資産に関する処理

  米国会計基準では、営業権および耐用年数が確定できない無形資産は償却をせず、少なくとも年1回の減損テストを行っています。また、減損の可能性を示す事象または状況の変化が起きた場合、発生した時点において減損テストを行っています。

  日本会計基準では、営業権(のれん)は20年以内の適切な償却期間を設定し償却を行うこととなっています。

 

(g年金会計

  米国会計基準では、年金数理上の純利益および純損失について、コリドー方式を採用して償却処理しています。

  日本会計基準では、年金数理計算上の差異は平均残存勤務期間内の一定の年数で全額償却することとなっています。

 

(h子会社持分の一部売却

  米国会計基準では、支配の喪失を伴う保有持分の一部売却においては、売却された持分に関連する実現損益および継続して保有する持分の公正価値の再測定による損益が認識されます。

  日本会計基準では、支配の喪失を伴う保有持分の一部売却においては、売却された持分に関連する実現損益のみが認識され、継続保有する持分の再測定による損益は認識されません。

 

(iキャッシュ・フロー計算書

  米国会計基準では、キャッシュ・フロー区分が日本会計基準と異なっています。重要なものはリース資産の購入およびオペレーティング・リース資産の売却、顧客への営業貸付金の実行および元本回収(売却予定の営業貸付金の実行および元本回収は除く)であり、「投資活動によるキャッシュ・フロー」に含んでいます。

  日本会計基準においては、これらは「営業活動によるキャッシュ・フロー」に区分することとなっています。

  また、米国会計基準では使途制限付現金を現金および現金等価物残高に加えることが求められています。

 

(j)金融資産の譲渡

  米国会計基準では、証券化で利用される信託や特別目的会社といった様々な事業体(以下、「SPE」)についてVIEに適用される連結の検討を行うことが要求されています。検討の結果、連結対象と判断されたSPEに対して証券化を目的として金融資産を譲渡した場合、当該金融資産は売却処理されません。

  また、譲渡人が金融資産の一部を譲渡した場合、譲渡人と譲受人が保有する各持分が参加持分の定義に該当し、かつ部分的な譲渡が金融資産の消滅の認識要件を充足しない限り、当該金融資産は売却処理されず、当該金融資産を裏付けとした借入処理を適用します。

  日本会計基準では、一定の要件を満たすSPEは、資産の譲渡人の子会社に該当しないものと推定することができます。このようなSPEに対して証券化を目的として金融資産を譲渡した場合には、当該SPEは連結されず、譲渡人は金融資産に対する支配が他に移転した時点で当該金融資産を売却処理し、譲渡損益を認識します。

  また、譲渡人が金融資産の一部を譲渡した場合、部分的な譲渡が金融資産の消滅の認識要件を充足する場合には、当該金融資産を売却処理し、譲渡損益を認識します。

 

(k)投資有価証券

  米国会計基準では、原則としてすべての持分証券の評価損益を期間損益に含めて計上しています。また、売却可能負債証券の評価損益のうち、信用損失から生じる損失については信用損失引当金を通じて期間損益に計上し、その他の要素から生じた評価損益は税効果控除後の金額でその他の包括利益(損失)に認識することとなっています。

  日本会計基準では、短期売買目的および満期保有目的以外の投資有価証券の評価損益は、税効果控除後の金額でその他の包括利益(損失)に認識することとなっています。

 

(l公正価値オプション

  米国会計基準では、公正価値オプションを事前に選択することで、特定の金融資産および負債を公正価値で当初認識し、その後の公正価値の変動を連結損益計算書上で認識することが認められています。なお、すべての公正価値の変動のうち金融商品固有の信用リスクの変動から生じる金融負債の公正価値の変動部分は、税効果控除後の金額でその他の包括利益(損失)に認識することとなっています。

  日本会計基準では、公正価値オプションの規定はありません。

 

(m)借手のリース取引

  米国会計基準では、借手のリース取引において、原則として使用権資産とリース負債を計上することとなっています。

  日本会計基準では、借手のリース取引のうちオペレーティング・リース取引について、オフバランス処理されます。

 

2  重要な会計方針

(a)連結の方針

  この連結財務諸表は当社およびすべての子会社を連結の範囲に含めています。20%以上50%以下の持分比率を有する、あるいは重要な影響力を行使しうる関連会社についてはすべて持分法を適用しています。なお、議決権の過半数を所有しているにもかかわらず、非支配株主が通常の事業活動における意思決定に対して重要な参加権を持つ場合、持分法を適用しています。また、当社および子会社が主たる受益者であるVIEを連結の範囲に含めています。

  一部の海外子会社は、会計基準編纂書946(金融サービス―投資会社)において投資会社と判定された子会社を連結しています。これらの投資会社と判定された子会社が保有する投資についてはその投資を公正価値で測定し、公正価値の変動を連結損益計算書上で認識しています。

  一部の子会社および関連会社には、継続的に3ヶ月以内の決算日の異なる財務諸表を用いています。

  連結にあたり連結会社間のすべての重要な債権・債務および取引は消去しています。

 

(b)見積もり

  一般に公正妥当と認められた会計基準に基づく連結財務諸表の作成においては、期末日の資産・負債の金額および決算期の収益・費用の金額に影響を与える見積もりや推定の結果を用いています。実際の数値はこれら見積もりの数値と異なる可能性があります。当社は以下の10の範囲において見積もりが特に連結財務諸表に重要な影響を与えると考えています。公正価値測定における評価技法の選択および前提条件の決定、ファイナンス・リースおよびオペレーティング・リースの無保証残存価額の決定および再評価、保険契約債務および繰延募集費用の決定および再評価、貸倒引当金および信用損失引当金(オフバランスシート信用エクスポージャーに対する引当金を含む)の決定、長期性資産の減損の認識および測定、投資有価証券の減損の認識および測定、繰延税金資産の評価性引当金の決定およびタックス・ポジションの評価、デリバティブを用いたヘッジ取引の有効性判定および測定、給付債務および期間純年金費用の決定、営業権および耐用年数を確定できない無形資産の減損の認識および測定に、見積もりや推定の結果を用いています。

  なお、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に関して、将来の見通しを慎重に検討しましたが、当第3四半期連結会計期間末現在では、前連結会計年度末において想定した見通しに重要な変更はなく、会計上の見積もりに特筆すべき影響はありませんでした。ただし、今後の新型コロナウイルス感染症の感染拡大やそれによる世界的な経済急減速などの見通しは不確実であり、かつ急速に変化する恐れもありますので、当社の会計上の見積もりや推定は時間とともに変化する可能性があります。

 

(c外貨換算の方法

  当社および子会社は、それぞれの機能通貨をもって会計処理を行っています。外貨建ての取引は、取引日の為替相場によって機能通貨に換算しています。外貨建て金銭債権・債務は期末日の為替相場によって機能通貨に換算しています。

  海外子会社および関連会社の財務諸表項目の換算について、すべての資産および負債は各年度の期末日の為替相場により円貨に換算し、収益および費用については期中の平均為替相場によって円貨に換算しています。海外子会社および関連会社の取引通貨を各社の機能通貨として認識しています。外貨建ての財務諸表の円換算に関して発生した換算差額は為替換算調整勘定として税効果控除後の金額でその他の包括利益(損失)に計上しています。

 

(d)収益の認識基準

  当社および子会社は、商品および不動産売上高、サービス収入にかかる顧客との契約から生じる収益を、以下の5ステップアプローチに基づき認識しています。

 

  ステップ1:顧客との契約を識別する

  ステップ2:契約における履行義務を識別する

  ステップ3:取引価格を算定する

  ステップ4:取引価格を契約における履行義務に配分する

  ステップ5:履行義務を充足した時に(または充足するにつれて)収益を認識する

 

  上記に従い、顧客との契約において約束した財またはサービスの移転を描写するように、その移転した財またはサービスと交換に権利を得ると見込む対価を反映した金額で収益を認識しています。収益は、値引き、リベートおよび返品等を控除した金額で測定しています。履行義務充足前に顧客から対価を受け取る場合には、契約負債として認識しています。また、他の当事者が関与する取引においては、顧客に財またはサービスの支配が移転する前に当社および子会社がそれらを支配している場合には、取引の本人として収益を総額で認識しています。

 

  上記以外に、下記で説明している方針をそれぞれの取引に適用しています。

 

金融収益

  金融収益には、主にファイナンス・リース収益、貸付金収益および金融保証収益を計上しています。

 

(1)ファイナンス・リース収益

  リース取引はOA機器をはじめ、産業機械、輸送用機器、不動産など様々な物件のリースからなります。リース純投資は、販売型リースおよび直接金融リースを含んでおり、これらはリース期間中に投下元本を概ね全額回収する契約です。これら以外のリース取引はオペレーティング・リースとして会計処理しています。リース純投資にかかる利息収益は、それぞれのリース期間にわたり利息法で認識しています。リース料が変動する場合は、変動の基礎となる事実と状況の変化が発生した期間の損益として会計処理しています。リースサービスを提供するときには、当社および子会社は、レッシー(賃借人)の代わりにリース資産にかかる税金や保険料の支払い等の補足的な業務を実行します。レッシ―(賃借人)から受け取るそれらの貸手の費用に対する補填額はファイナンス・リース収益に、それらの費用はその他の損益に計上しています。見積残存価額はリース期間終了時の物件の処分により見込まれる売却額です。見積残存価額は、中古物件の市場価額、陳腐化する時期、程度についての見積もりおよび類似する中古資産におけるこれまでの回収実績に基づいて決定されています。販売型リースおよび直接金融リースの実行に関わる初期直接費用は、主に繰延処理を行い、実行時の利回りに対する修正としてリース期間にわたって利息法により配分しています。初期直接費用の未償却残高は、リース純投資に計上しています。

 

(2)貸付金収益

  営業貸付金の利息収入は、発生主義により認識しています。また、貸付実行に関わる初期直接費用と取組手数料収入を相殺して繰延処理し、実行時の利回りに対する修正として貸付の契約期間にわたって利息法により配分しています。買取債権以外の営業貸付金から生じる利息回収額は、貸付元本残高に回収可能性があると見込まれる場合は利息収入として計上し、回収可能性が乏しい場合は、貸付元本の回収額として処理しています。また、買取債権は法的には貸付債権として保有されますが、債務不履行の状態にある債権は通常の回収手段により回収することは期待できず、買い取り後の担保の回収にあたっては個別の方策が必要とされるため、回収額、回収時期、回収方法を合理的に見積もることはできません。このため、買取債権については原価回収基準による方法で収益認識を行っています。

 

(3)金融保証収益

  保証契約の開始時に保証の公正価値を連結貸借対照表に負債計上し、当社および子会社が保証のリスクから解除されるのに従って、主に保証期間にわたり規則的で合理的な償却方法で収益を計上しています。

 

(4)収益計上停止の方針

  すべてのクラスに共通して、リース純投資および営業貸付金については、元本または利息が支払期日より30日以上経過しても回収されない債権を、支払期日経過債権として認識しています。なお、支払条件を緩和した債権について、緩和後の条件に従い、元本または利息の未収期間が支払期日より30日以上経過していない債権は、支払期日経過債権に含めていません。支払期日経過債権のうち90日以上経過しても回収されない場合、またはそれ以前であっても個々の顧客の信用状況、および過去の償却実績、未収およびその発生状況などの要因に基づいて経営陣が回収可能性に懸念があると判断した場合は、収益の計上を停止しています。ただし、災害などの債務者の責めに帰すことのできない事由により、国が最長6カ月以内の返済猶予の要請を出した場合や、公共団体等から類似の要請が出た場合の支払期日経過債権について、当該期間中に生じた未収は、回収可能性に懸念がある場合を除き、収益計上停止の対象にしていません。未回収の発生利息は、連結貸借対照表上、リース純投資または営業貸付金に計上され、信用損失引当金の設定対象となります。収益計上停止対象となった債権から現金回収があった場合には、契約条件や債務者の状況等を考慮して、先ず未収利息に充当し残余を元本に充当しています。また、一定額が継続的に入金されるなど、約定に従った元本の返済の可能性が高くなったと判断した場合、リース純投資および営業貸付金の収益計上を再開しています。収益計上を再開するまでに必要となる継続的な入金期間は、債務者の事業特性や財政状態、経済環境およびトレンドなど、その債務者の支払能力を評価するときに考慮される諸状況に応じて変わります。

 

有価証券売却・評価損益および受取配当金

  有価証券売却益は、約定日に収益計上しています。受取配当金は、配当を受け取る権利が確定した時点で収益計上しています。

 

 

オペレーティング・リース収益

  オペレーティング・リース収益は契約期間にわたって定額法で認識しています。リース料が変動する場合は、変動の基礎となる事実と状況の変化が発生した期間の損益として会計処理しています。当初のリース契約で規定されていないリース料のその後の変更は、原則としてリースの条件変更として会計処理します。ただし、オペレーティング・リース契約におけるレッシー(賃借人)からの賃料の支払猶予・減額・免除の要請が新型コロナウイルス感染症の拡大に伴うものであり、かつリース料の変更が、レッサー(賃貸人)の権利またはレッシー(賃借人)の義務の実質的な増加をもたらさない場合、実務上の簡便法を適用する会計処理を選択することができます。当社および子会社は、上記の条件を満たすリース料の変更についてこの実務上の簡便法を選択し、支払猶予・減額・免除の条件やレッシー(賃借人)の今後の業績予想等を考慮した上で、当初のリース契約に従い収益を認識する、減額・免除等の条件に基づき収益を認識する、あるいはリース料を現金回収があった場合のみ収益を認識する等の方法で会計処理を行っています。

  リースサービスを提供するときには、当社および子会社は、レッシー(賃借人)の代わりにリース資産にかかる税金や保険料の支払い等の補足的な業務を実行します。レッシ―(賃借人)から受け取るそれらの貸手の費用に対する補填額はオペレーティング・リース収益に、それらの費用はオペレーティング・リース原価計上しています。オペレーティング・リース投資は減価償却累計額控除後の価額で計上しています。前連結会計年度末および当第3四半期連結会計期間末現在において、減価償却累計額をそれぞれ678,245百万円および714,824百万円計上しています。また、オペレーティング・リース資産は主として見積耐用年数を償却期間とした定額法により減価償却を行い、減価償却費はオペレーティング・リース原価に計上しています。オペレーティング・リース資産を処分することにより発生する損益は、オペレーティング・リース収益に計上しています。

  見積残存価額は、中古物件の市場価額、陳腐化する時期、程度についての見積もりおよび類似する中古資産におけるこれまでの回収実績に基づいて決定しています。オペレーティング・リースの実行に関わる初期直接費用は、主に繰延処理を行い、リース期間にわたり定額法で認識しています。初期直接費用の未償却残高は、オペレーティング・リース投資に計上しています。

 

(e保険取引および再保険取引

  生命保険契約の収入は支払期日に収益認識し、支払再保険料を控除した金額で計上しています。

  生命保険給付金は保険事故が発生した時点で費用として認識します。将来保険給付債務は、予想される将来の保険加入者への保険給付金に基づく平準純保険料方式によって算出しています。保険契約は長期契約に分類され、主に終身保険、定期保険、養老保険、医療保険および個人年金保険契約等から構成されています。個人年金保険以外の保険契約において必要とされる保険契約債務の算出には、保険契約締結時における死亡率、罹病率、解約率、将来投資利回りおよびその他要素に関する見積もりを反映しています。一部の子会社は継続的に保険契約債務の計算に用いた見積もりや仮定の変化の可能性を再評価し、これらの再評価を認識済みの給付債務の修正、保険契約引受基準および募集の調整に反映しています。

  当該子会社が取り扱っている保険契約には、変額年金保険契約および変額保険契約ならびに定額年金保険契約があります。変額年金保険契約者および変額保険契約者のために運用する資産は、主に持分証券であり、連結貸借対照表上、投資有価証券に計上しています。運用資産は公正価値評価し、その売却損益および評価損益は、連結損益計算書上、生命保険料収入および運用益に計上しています。当該子会社は、変額年金保険契約および変額保険契約について、公正価値オプションを選択し、公正価値の変動により生じた損益を生命保険費用に計上しています。

  当該子会社は、変額年金保険契約および変額保険契約に関して最低保証を行っており、契約上定められた最低給付額を保険契約者に履行するリスクを有しています。そのようなリスクを回避するため、変額年金保険契約および変額保険契約にかかる最低保証部分の一部を再保険会社に出再するとともに、再保険でカバーされていないリスクについては、経済的ヘッジを行っています。再保険によって、保険契約者への契約上の義務が消滅または第一次債務者の地位から免責されるものではなく、再保険会社の債務不履行により、損失が発生する可能性があります。一部の子会社は、変額年金保険契約および変額保険契約の再保険契約について、公正価値オプションを選択し、連結貸借対照表上、その他資産に含めて表示しています。

  定額年金保険契約については、払込保険料に予定利回りに基づく利息額および当該子会社の買収に関連した公正価値の調整額を加え、契約者の引出額、費用およびその他手数料を差し引くことで保険契約債務および保険契約者勘定を算出しています。当該利息額は、生命保険費用に計上しています。

  新規保険契約の獲得もしくは保険契約の更新に直接的に関連する費用を繰り延べし、保険料収入の認識に応じた期間で償却しています。繰延募集費用は、主に保険契約維持費を除く実質的な代理店手数料および保険引受費用です。

 

(f)貸倒引当金

  貸倒引当金は、リース純投資および営業貸付金に内在された発生している可能性のある損失について、経営陣の判断により十分な引当てを行っています。貸倒引当金は貸倒引当金繰入によって増加し、貸倒処理に伴う取崩により減少します。

  貸倒引当金の設定は多数の見積もりと判断に左右されます。貸倒引当金の設定にあたって、債務者の事業特性と財政状態、経済状況およびそのトレンド、過去の貸倒償却実績、未収状況および過去のトレンド、リース純投資および営業貸付金の将来キャッシュ・フロー、債権に対する担保および保証の価値など、様々な要素を斟酌しています。

  営業貸付金のうち減損しているものについては、将来キャッシュ・フローの現在価値、債権の観察可能な市場価額または担保依存のものは担保の公正価値に基づいて個別に貸倒引当金を計上し、また、減損していない営業貸付金(個別に減損判定を行わないものを含む)およびリース純投資については、債務者の業種や資金用途による区分を行い、当該区分ごとに過去の貸倒実績率を算出し、その貸倒実績率と現在の経済状況等を勘案し見積もった貸倒見込みに基づいて貸倒引当金を計上しています。

  なお、債務者の財政状態および担保資産の処分状況等から将来の回収可能性がほとんどないと判断した場合には、当該債権を償却しています。

 

(g)信用損失引当金

  2020年4月1日より、会計基準書アップデート第2016-13号(金融商品の信用損失の測定―会計基準編纂書326(信用損失))(以下、「信用損失基準」)を適用しています。

  信用損失引当金は、リース純投資および営業貸付金や満期保有目的負債証券等の償却原価で測定する金融資産の残存期間において将来的に発生すると予測されるすべての信用損失を見積もり、経営陣の判断により十分な引当てを行っています。残存期間には、予想される期限前償還を反映しています。信用損失引当金は主に信用損失費用の繰入によって増加し、貸倒処理に伴う取崩により減少します。

  信用損失引当金の設定は多数の見積もりと判断に左右されます。信用損失引当金の設定にあたって、債務者の事業特性と財政状態、過去の貸倒償却実績、未収状況および過去のトレンド、債権に対する担保および保証の価値、経済環境や事業環境の現状ならびに予想される将来の見通しなどを評価する必要があります。

  当社および子会社は、これらの見積もりや判断に応じた様々な算定方法を使用して、信用損失引当金を見積もっています。特定の金融資産が他の金融資産と類似のリスク特性を有すると判断した場合には、それらの金融資産を1つのプールとして集合的な評価を行います。これに対して、金融資産が他の金融資産と類似のリスク特性を有さないと判断した場合には、その金融資産に対して個別評価を実施します。金融資産の性質や関連するリスク特性、貸倒償却実績や相関する経済指標による将来予測シナリオなど、利用可能な情報によって最善の算定方法を選択しています。

  なお、債務者の財政状態および担保資産の処分状況等から将来の回収可能性がほとんどないと判断した場合には、当該債権を償却しています。

  また、カードローンや営業貸付金の貸付枠のローン・コミットメントおよび金融保証契約に関連する信用損失は、信用損失引当金の対象になります。ローン・コミットメントは、企業が信用を供与する現在の契約上の義務を負い、その義務が無条件にキャンセル可能なものでない条件を満たした場合、将来実行される可能性を見積もり、予想実行額に対して信用損失引当金を計上します。このようなオフバランスシート信用エクスポージャーに対する引当金は、連結貸借対照表上、その他負債に計上されています。

 

(h)長期性資産の減損

  当社および子会社は、オフィスビル、賃貸マンション、メガソーラーや運営施設などをはじめとした使用目的で保有している有形固定資産や償却対象となる無形資産を含む長期性資産について、減損の兆候を示唆する状況や環境の変化が生じた場合、回収可能性の判定を実施しています。当該資産から生じる割引前見積将来キャッシュ・フローが帳簿価額より低い場合は回収が困難であるとみなし、公正価値が帳簿価額より低い場合には公正価値まで評価減しています。公正価値については、状況に応じて、同種の資産の売却を含む最近の取引事例やその他の評価技法、例えば稼働中の既存資産または開発プロジェクトの完成により生み出されると見積もられる将来キャッシュ・フローを使った割引現在価値法などに基づき、独立した鑑定機関や内部の不動産鑑定士によって評価しています。

 

(i投資有価証券

  持分証券は原則、公正価値により評価し、その評価損益を期間損益に含めて計上しています。公正価値が容易に測定できない持分証券においては、1株当たり純資産価値で評価、もしくは代替的測定法を選択した投資については、減損控除後の取得原価に観察可能な価格の変動から生じる金額を加減算した金額で計上しています。

  代替的測定法を選択した投資については、定性的な評価の結果、減損していると判断された場合には、公正価値により測定し、帳簿価額がこの公正価値を上回る金額を評価損として期間損益に計上します。

  また、持分に応じた損益取込を行った価額にて計上する持分証券のうち、公正価値オプションを選択した投資については公正価値評価し、その評価損益は期間損益に含めて計上しています。

  短期売買目的負債証券は公正価値により評価し、その評価損益は期間損益に含めて計上しています。

  売却可能負債証券は公正価値により評価し、未実現評価損益は税効果控除後の金額でその他の包括利益(損失)に計上、もしくは公正価値オプションを選択した投資については公正価値評価し、その評価損益は期間損益に含めて計上しています。

  2020年4月1日より、売却可能負債証券の減損に対して信用損失基準が適用されました。公正価値が償却原価を下回った場合、その証券は減損しており、償却原価を下回る公正価値の下落が信用損失またはその他の要素のいずれから生じているかを個別の証券ごとに決定します。信用損失に伴う減損は信用損失引当金を通じて期間損益に計上しています。その他の要素から生じた減損は、税効果控除後の金額でその他の包括利益(損失)に計上しています。信用損失の見積もりにおいて、回収見込キャッシュ・フローの現在価値が償却原価ベースを下回る場合には、信用損失が存在するとみなしています。信用損失引当金を計上している負債証券を売却する意図がある場合、または当該証券の公正価値が償却原価まで回復する前に売却しなければならない可能性が50%超となった場合は、信用損失引当金を直接償却し、追加減損を期間損益に計上したうえで償却原価を公正価値まで減損しています。なお、公正価値が償却原価を下回った時点において売却可能負債証券の売却が見込まれる場合、信用損失引当金を通さずに公正価値と償却原価の差額の金額を直接減額する方法により評価損として期間損益に計上しています。従来、減損が一時的ではないと判断された場合に信用損失に伴う部分を直接減額する方法により評価損として期間損益に計上してきました。

  満期保有目的負債証券は償却原価により計上しています。満期保有目的負債証券は信用損失基準の対象であり、信用損失引当金の見積もりについては、注記2「重要な会計方針(g)信用損失引当金」をご参照ください。

 

(j)法人税等

  四半期連結累計期間の税金費用は、税引前四半期純利益に見積実効税率を適用して計上しています。この見積実効税率は、四半期連結累計期間を含む連結会計年度の見積税金費用と見積税引前当期純利益に基づき算出しています。

  連結会計年度における法人税等は資産負債法により計上しています。繰延税金資産・負債は、資産および負債の財務諸表上と税務上との帳簿価額の差異および繰越欠損金による将来の見積税効果について認識しています。繰延税金資産・負債は、一時差異が解消されると見込まれる期の課税所得に対して適用される税率を使用して計算しています。繰延税金資産・負債における税率変更の影響は、税率変更が制定された日を含む年度の損益として認識しています。当社および子会社は、税法の改正、税率の変更、または評価性引当金の実現に関する判断の変更から生じる、その他の包括利益(損失)累計額に残留する税金相当額の組替について、個々の項目ごとに売却または終了を基準として認識する個別法によっています。利用可能な証拠の重要度に基づいて繰延税金資産のすべてあるいは一部について実現しない可能性が実現する可能性よりも高い場合には、評価性引当金を計上しています。

  前第3四半期連結累計期間および当第3四半期連結累計期間における実効税率は、それぞれ約29.3%および約30.7%です。また、前第3四半期連結会計期間および当第3四半期連結会計期間における実効税率は、それぞれ約29.3%および約33.9%です。前第3四半期連結累計期間、当第3四半期連結累計期間、前第3四半期連結会計期間および当第3四半期連結会計期間において、当社および国内子会社には法人税が約24%、住民税が約4%および事業税が約4%課され、これに基づいて計算された法定実効税率は約31.5%です。実効税率は、主に損金不算入項目、益金不算入項目、評価性引当金の増減額、税率が法定実効税率より低い子会社および子会社の未分配利益の影響などの要因により法定実効税率とは相違しています。

  当社および子会社は、日本および海外各国で税務申告を行い、申告上で採用するあるいは将来採用するであろうタックス・ポジションについて、税法上の技術的な解釈に基づき、申し立てや訴訟等による決定を含む税務調査において認められる可能性が認められない可能性よりも高い場合に、その影響を財務諸表で認識し、税務当局との解決において実現する可能性が50%を超える最大の金額で当該認識基準を満たすタックス・ポジションを測定しています。当社および子会社は、未認識のタックス・ベネフィットをその解消方法に基づき、繰延税金資産から控除して表示するか、還付される金額から控除して表示するかまたは負債として表示しています。当社および子会社は法人税等にかかる課徴金および利息費用については、連結損益計算書上、法人税等に含めています。

  当社および一部の子会社は、連結納税制度を適用しています。

 

(k)資産の証券化

  当社および子会社は、リース債権、営業貸付金といった金融資産を証券化し、投資家に売却しています。証券化においては、売却の対象となる資産をSPEに譲渡し、その資産を担保とした信託受益権および証券を発行し売却します。

  このような証券化取引において、当社および子会社が主たる受益者となる証券化のためのSPEは連結し、譲渡金融資産は売却処理しません。連結されたSPEが保有する資産を、譲渡前と同様に資産の種類に応じてリース債権、営業貸付金として会計処理し、投資家に発行された信託受益権および証券を借入金として負債に計上しています。なお、連結対象とならない譲受人に対して金融資産を譲渡する場合は、当社および子会社が対象となる資産に対する支配を放棄した時点で、売却として会計処理しています。

  当社および一部の子会社は、自社で組成した営業貸付金を、回収義務を保持したまま投資家に売却しています。また、一部の子会社は、他社が組成した営業貸付金の回収業務を受託しています。当該子会社は、これらの回収業務で契約により受領する手数料が、報酬として適正な水準を上回る場合にはサービス資産を、下回る場合にはサービス負債を認識します。サービス資産および負債は、当初は公正価値で認識し、その後は、回収業務から見込まれる見積利益または損失に比例して対応する期間にわたり償却し、四半期ごとに減損または追加負債計上の判定を行います。サービス資産および負債の公正価値は、自社開発モデルまたは独立した第三者機関により評価しています。これらは、割引率や期限前返済率および回収業務に要する費用を考慮した、回収業務による将来キャッシュ・フローの見積現在価値を基礎としています。自社開発モデルは、少なくとも半年に一度、第三者機関の評価を用いて検証しています。

 

(lデリバティブ

  当社および子会社は、保有するすべてのデリバティブについて公正価値で連結貸借対照表に計上しています。計上後の公正価値変動の会計処理は、デリバティブの保有目的と、ヘッジ会計の要件を満たしているかどうかによって異なります。ヘッジ会計の要件を満たさない経済的ヘッジ目的で保有するデリバティブの公正価値の変動は、連結損益計算書に計上しています。ヘッジ会計の要件を満たすデリバティブについては、さらにそのヘッジ活動の種類に応じて、連結損益計算書上、ヘッジ対象資産および負債の公正価値変動を相殺するか、税効果控除後の金額でその他の包括利益(損失)に計上しています。

  認識された資産および負債、もしくは未認識確定契約の公正価値の変動に対するヘッジ(公正価値ヘッジ)の目的でデリバティブを保有する場合、当該デリバティブの公正価値の変動は、ヘッジ対象の公正価値変動から生じる損益とともに、損益に計上しています。

  予定取引、または認識された資産、負債に関連して発生するキャッシュ・フローの変動に対するヘッジ(キャッシュ・フロー・ヘッジ)の目的でデリバティブを保有する場合、当該デリバティブの公正価値の変動は、指定されたヘッジ対象のキャッシュ・フローの変動が損益に影響するまで、税効果控除後の金額でその他の包括利益(損失)に計上しています。

  海外子会社への純投資のヘッジ目的でデリバティブを保有する場合、当該デリバティブの公正価値の変動は、税効果控除後の金額でその他の包括利益(損失)に含まれている為替換算調整勘定に計上しています。

  当社および子会社は、有効性の評価から除かれた構成要素の当初の価値について、ヘッジ活動の種類に応じて、償却アプローチまたは公正価値アプローチを選択し連結損益計算書に計上しています。償却アプローチを選択した場合は、税効果控除後の金額でその他の包括利益(損失)に計上し、ヘッジ手段の存在期間にわたり規則的で合理的な方法で損益に計上しています。公正価値アプローチを選択した場合は、公正価値の変動をただちに連結損益計算書に計上しています。

  当社および子会社は、ヘッジ会計を適用するものについてはすべてのヘッジ取引の開始にあたり、ヘッジ関係とヘッジ活動の詳細を文書化しています。また、当社および子会社はその開始時点およびその後も継続的に、ヘッジ関係が有効であるかどうかを評価しています。デリバティブがヘッジとして有効でないと判断された場合、ヘッジ会計を中止しています。

 

(m)年金制度

  当社および一部の子会社は、実質的に全従業員を対象とした拠出型および非拠出型の年金制度を採用しています。これらのうち確定給付型年金制度については、割引率、昇給率、年金資産長期期待収益率およびその他の見積もりを前提とした年金数理計算に基づく年金費用を計上しています。

  また、年金資産の公正価値と給付債務の差額として測定される年金制度の積立状況を連結貸借対照表において認識するとともに、当該積立状況の変動は、その変動が発生した連結会計年度に、税効果控除後の金額でその他の包括利益(損失)として認識しています。

 

(n)株式による報酬制度

  当社および子会社は、原則として、株式に基づく報酬費用を従業員が提供するサービスの対価として、付与日の公正価値に基づいて測定しています。その費用は、必要な勤務期間にわたって認識しています。

 

(o)株式の分割

  2001年10月1日より前に行われた株式分割については、日本の旧商法の規定に基づき、額面金額と同額を資本剰余金から資本金へ組み入れる処理を行っています。すでに額面超過額を資本金に組み入れている場合には、当該会計処理は行われません。この会計処理方法は、日本で一般的に認められている会計慣行に従った処理です。

  なお、2001年10月1日より施行された改正旧商法および2006年5月1日より施行された会社法では、旧商法の規定に基づく上記の会計処理は不要となっています。

  米国で同様の株式分割が行われた場合には株式配当として考えられ、発行株式の時価相当額をその他の利益剰余金から資本金および資本剰余金へ振り替え、資本金を額面額で、資本剰余金を時価の額面超過額で、それぞれ増加させることとなっています。

  2001年10月1日より前に行われた株式分割をこの方法により会計処理した場合、当第3四半期連結会計期間末において、資本剰余金がおよそ24,674百万円増加し、その他の利益剰余金が同額減少します。資本の部の合計額は変わりません。2000年5月19日に行われた株式分割については、米国において一般に公正妥当と認められた会計基準に基づく株式配当とは考えていないため、上記の総額から除いています。

 

(p現金および現金等価物

  現金および現金等価物は、手元現金、銀行預金および取得日から3ヶ月以内に満期を迎える流動性の高い短期投資を含んでいます。

 

(q)使途制限付現金

  使途制限付現金は、証券化取引・不動産事業における信託口座預金、サービサー契約に関連した預金、ノンリコースローンの回収口座預金および航空機関連事業において第三者のために保有する預金などのうち、拘束性を有しているものを含んでいます。

 

(r)営業貸付金

  営業貸付金のうち、当社および子会社が予測可能な将来において第三者へ売却を行う意図と能力を有しているものは売却予定の営業貸付金とみなし、公正価値オプションを適用しているものを除き、個別に取得原価と公正価値のいずれか低い価額で評価しています。一部の子会社は、売却予定の営業貸付金について公正価値オプションを選択しました。当該一部の子会社は、売却予定の営業貸付金の保有期間中の公正価値の変動を相殺するために先渡契約を締結していますが、公正価値オプションの選択により、営業貸付金の公正価値の変動と金利変動により生じる先渡契約の公正価値の変動を同じ会計期間に認識することができます。

  営業貸付金には、前連結会計年度末および当第3四半期連結会計期間末現在それぞれ127,194百万円および108,007百万円の売却予定の営業貸付金を計上しています。なお、前連結会計年度末および当第3四半期連結会計期間末現在の売却予定の営業貸付金には、それぞれ90,893百万円および97,321百万円の公正価値オプションを適用している売却予定の営業貸付金を計上しています。

 

(s)事業用資産

  事業用資産は、主にホテルおよび研修所などの運営資産や、メガソーラーおよび火力発電所などの環境事業用資産であり、減価償却累計額控除後の価額で計上しています。減価償却方法は、主として当該資産の見積耐用年数を償却期間とした定額法であり、前連結会計年度末および当第3四半期連結会計期間末現在の減価償却累計額はそれぞれ105,433百万円および128,568百万円です。

 

(t受取手形、売掛金および未収入金

  受取手形、売掛金および未収入金は、主にリース物件・棚卸資産等の売却に伴う売掛金および債券売却による未収入金を含んでいます。

 

(u)棚卸資産

  棚卸資産は、主に販売用不動産の開発のための前渡金(以下、「販売用資産前渡金」)、完成在庫(契約後、引き渡しされるまでの物件を含む。(以下、「販売用不動産」))および販売用の商品を含んでいます(以下、販売用不動産および販売用の商品を総称して「販売用資産」)。販売用資産前渡金については減損考慮後の原価法、販売用資産については低価法により評価しています。棚卸資産の原価は、個々の棚卸資産に代替性がない場合には、個別法に基づき算定し、個々の棚卸資産に代替性がある場合には、主として平均法に基づいて算定しています。前連結会計年度末および当第3四半期連結会計期間末現在において、販売用資産前渡金をそれぞれ56,156百万円および82,843百万円、販売用資産をそれぞれ69,857百万円および64,500百万円計上しています。

  前第3四半期連結累計期間および当第3四半期連結累計期間において、主に販売用資産について、予想販売価格の低下などにより評価損を認識し、前第3四半期連結累計期間277百万円、当第3四半期連結累計期間164百万円を商品および不動産売上原価に計上しています。また、前第3四半期連結会計期間および当第3四半期連結会計期間において、評価損をそれぞれ123百万円および39百万円計上しています。なお、当該評価損は不動産、事業投資・コンセッションおよび法人営業・メンテナンスリースに計上しています。

 

(v)社用資産

  社用資産は、減価償却累計額控除後の価額で計上し、当該資産の見積耐用年数を償却期間とした定率法または定額法により減価償却を行っています。前連結会計年度末および当第3四半期連結会計期間末現在の減価償却累計額は、それぞれ68,117百万円および68,268百万円です。

 

(w)使用権資産

  当社および子会社は、借手のリース取引から認識した使用権資産を、オペレーティング・リース投資、事業用資産および社用資産に計上しています。リース負債は、その他負債に計上しています。

  使用権資産は、リース負債の当初測定額に前払リース料等を調整した金額で当初測定し、償却累計額控除後の金額で計上しています。リース負債の当初測定額は、リース開始日現在の借手の追加借入利子率を使用して割り引いた未払リース料の現在価値です。ファイナンス・リース使用権資産は、主としてリース期間を償却期間とした定額法により償却を行っています。オペレーティング・リース使用権資産は、リース期間にわたって定額で計上されるオペレーティング・リース費用から利息費用を差し引いた金額で償却を行っています。ファイナンス・リース使用権資産の償却費およびオペレーティング・リース費用は、オペレーティング・リース原価、サービス費用、販売費および一般管理費に計上しています。

 

(x)その他資産

  その他資産は、主に買収により計上した営業権およびその他の無形資産、再保険契約に関する再保険貸、契約期間にわたり償却をしている保険募集費用の繰延額、不動産賃借に関わる保証金、賃貸不動産および事業用資産の建設に関わる前渡金、前払年金費用、リース契約に関する固定資産税・保守料・保険料の前払費用、サービス資産、デリバティブ資産、不動産請負工事契約に関連する契約資産および繰延税金資産を含んでいます。

 

(y営業権およびその他の無形資産

  当社および子会社は、すべての企業結合を取得法により処理しています。また、企業結合により獲得される無形資産が、2つの基準(契約または法的基準および分離可能基準)のうちの1つに該当する場合には、営業権から分離して認識しています。営業権は取得対価および非支配持分の公正価値の合計が、企業結合によって取得した純資産の公正価値に基づく認識額を超過する部分として測定しています。当社および子会社は、取得対価および非支配持分の公正価値の合計額が認識された純資産の公正価値を下回る場合にはバーゲン・パーチェス益を認識しています。段階的な取得に伴い達成された企業結合については、既存持分を支配獲得日の公正価値で再評価し、当該評価差額を損益として認識しています。

  当社および子会社は、営業権および耐用年数を確定できない無形資産は償却を行わず、少なくとも年1回の減損テストを行っています。また、減損の可能性を示す事象または状況の変化が起きた場合、発生した時点において減損テストを行っています。

  当社および子会社は、2020年4月1日より、会計基準アップデート第2017-04号(営業権の減損テストの簡素化―会計基準編纂書350(無形資産―営業権とその他))を適用しています。営業権の減損は、減損テストを実施する前に、報告単位の公正価値が営業権を含むその帳簿価額を下回っている可能性が50%超であるか否かについての定性的評価を行うことが認められています。当社および子会社は、一部の営業権については定性的評価を行っていますが、その他の営業権については定性的評価を行わずに直接減損テストを行っています。定性的評価を行っている一部の営業権について、事象や状況を総合的に評価した結果、報告単位の公正価値が帳簿価額を下回っている可能性が50%超でないと判断した場合は、その報告単位については減損テストを行っていません。一方、報告単位の公正価値が帳簿価額を下回っている可能性が50%超であると判断された営業権および定性的評価を行わない営業権については、減損テストを行っています。減損テストは、特定された報告単位の公正価値と帳簿価額を比較し、公正価値が帳簿価額を下回っている場合は、公正価値まで減額し、評価損を期間損益として認識しています。当社および子会社は、それぞれのセグメントまたはそれよりひとつ下のレベルの単位で、営業権の減損テストを行っています。

  耐用年数を確定できない無形資産の減損は、定量的な減損テストを実施する前に、耐用年数を確定できない無形資産が減損している可能性が50%超であるか否かについての定性的評価を行うことが認められています。当社および子会社は、一部の耐用年数を確定できない無形資産については定性的評価を行っていますが、その他の耐用年数を確定できない無形資産については定性的評価を行わずに直接定量的な減損テストを行っています。定性的評価を行っている一部の耐用年数を確定できない無形資産について、事象や状況を総合的に評価した結果、減損している可能性が50%超でないと判断した場合には、定量的な減損テストを行っていません。一方、減損している可能性が50%超であると判断された耐用年数を確定できない無形資産および定性的評価を行っていない耐用年数を確定できない無形資産については、当該無形資産の公正価値を算定して定量的な減損テストを行っています。耐用年数を確定できない無形資産の公正価値と帳簿価額を比較し、公正価値が帳簿価額を下回っている場合は、公正価値まで減額し、評価損を期間損益として認識しています。

  確定した耐用年数を持つ無形資産は、その耐用年数にわたって償却を行い、減損テストを行います。当社および子会社は、当該資産の減損の兆候を示唆する状況や環境の変化が生じた場合、回収可能性の判定を実施しています。当該資産から生じる割引前見積将来キャッシュ・フローが帳簿価額より低い場合は回収が困難であるとみなし、公正価値が帳簿価額を下回っている場合は、公正価値まで減額し、評価損を期間損益として認識しています。

  前連結会計年度末および当第3四半期連結会計期間末現在において、営業権をそれぞれ443,818百万円および488,378百万円計上しています。

  前連結会計年度末および当第3四半期連結会計期間末現在において、その他の無形資産をそれぞれ404,492百万円および412,820百万円計上しています。

 

(z)支払手形、買掛金および未払金

  支払手形、買掛金および未払金は、主にリース物件・販売用商品等の購入や分譲マンション等の工事に伴う買掛金、源泉所得税などの預り金を含んでいます。

 

(aa)その他負債

  その他負債は、主に借手のリース取引から認識したリース負債、借入金利息、賞与および年金に関わる未払費用、リース契約にかかる前受リース料、賃貸不動産等に関わる受入保証金、車両メンテナンスサービスやソフトウェアサービスに関連する契約負債、デリバティブ負債およびオフバランスシート信用エクスポージャーに対する信用損失引当金を含んでいます。

 

(ab)支払利息の資産計上

  当社および子会社は、主に建設および建造期間中の特定の環境事業用資産、長期不動産開発および船舶プロジェクトに関連する支払利息の資産計上を行っています。

 

(ac)広告宣伝費

  広告宣伝費は、発生主義により計上しています。

 

(ad1株当たり利益

  基本的1株当たり利益は、当社株主に帰属する四半期純利益を各期間の期中普通株式加重平均株式数で除して計算します。希薄化後1株当たり利益は、新株発行、株式への転換をもたらす権利の行使および約定の履行を考慮の上算定しています。

 

(ae子会社持分の追加取得および一部売却

  子会社持分の追加取得および支配が継続する一部売却は資本取引として処理しています。また、支配の喪失を伴う子会社持分の一部売却においては、売却された持分に関連する実現損益および継続して保有する持分の公正価値の再測定による損益を認識しています。

 

(af償還可能非支配持分

  一部の子会社の非支配持分は、株主に一定の事象が発生した場合に行使可能なプットおよびコールオプションを有している償還可能優先株式です。当該非支配持分の償還は当該子会社が単独で意思決定できないため、連結貸借対照表上、負債の部と資本の部の中間に見積償還額で計上しています。

 

(ag)関連会社による株式発行

  関連会社が第三者に株式を発行した場合、当社および子会社の保有する関連会社に対する持分比率は減少しますが、当社および子会社の1株当たりの平均投資簿価と異なる価格で株式が発行された時には、当社および子会社は、保有する関連会社に対する投資簿価を修正し、その増減額を持分比率が変動した連結会計年度の損益として認識しています。

 

(ah)新たに公表または適用された会計基準

  2016年6月、会計基準書アップデート第2016-13号(金融商品の信用損失の測定―会計基準編纂書326(信用損失))が公表され、その後、それを修正するアップデートが公表されました。これらのアップデートは、多くの金融資産の信用損失の測定方法および認識方法の重要な変更をしています。新たな予想損失モデルは、これらのアップデートの適用対象となる金融資産の残存期間に発生することが見込まれる予想信用損失の見積もりをただちに認識することを要求しています。また、これらのアップデートは、売却可能負債証券の減損モデルに限定的な複数の修正を行っています。当社および子会社は、これらのアップデートを2020年4月1日に適用期の期首の利益剰余金額を累積的に調整する方法により適用しています。その結果、比較期間の財務情報は更新されず、信用損失基準のもとで要求される開示は2020年4月1日より前の期間について提供されません。信用損失引当金の見積方法の変更により、営業貸付金、リース純投資等の金融資産および金融保証契約やローン・コミットメント契約のオフバランスシート信用エクスポージャーに対する信用損失引当金が増加しました。当社および子会社の適用日における財政状態への主な影響は、連結貸借対照表上、信用損失引当金が31,745百万円の増加、オフバランスシート信用エクスポージャーに関連するその他負債が28,294百万円の増加、利益剰余金が42,855百万円の減少でした。また、当社および子会社は、これらのアップデートの要求に基づき、信用の質の情報や予想信用損失に関する見積り方法等についての開示を拡充しています。

 

  2017年1月、会計基準書アップデート第2017-04号(営業権の減損テストの簡素化―会計基準編纂書350(無形資産―営業権とその他))が公表されました。このアップデートは、従来の2つのステップによる営業権の減損テストのうち、第2ステップを削除しています。第2ステップの代わりに、営業権の減損は、報告単位の帳簿価額が公正価値を超過する金額により測定されることになります。また、ゼロ以下の帳簿価額をもつ報告単位について定性的評価を実施し、定性的テストの結果、減損している可能性が50%超であると判断された場合に、営業権の減損テストの第2ステップの実施を要求する規定を削除しました。当社および子会社は、このアップデートを2020年4月1日に適用しています。このアップデートの適用による当社および子会社の経営成績および財政状態への影響については、今後の営業権の減損テストの結果によります。

 

  2018年8月、会計基準書アップデート第2018-12号(長期保険契約に関する会計処理の限定的な改善会計基準編纂書944(金融サービス保険))が公表され、その後に公表されたアップデートにより、当初の適用日は2年延期されました。これらのアップデートは、保険会社が発行する長期保険契約の認識、測定、表示および開示要求を変更しています。これらのアップデートは、保険会社に対し、有配当契約ではない伝統的な長期保険契約および短期払い契約に係る将来保険給付債務の測定に関して、使用するキャッシュ・フローの見積もりの前提を少なくとも年1回見直すことを要求するとともに、もし変更があれば前提を更新することを要求し、また、割引率を各報告期間の末日に更新することを要求しています。割引率の変更による影響は、その他の包括利益(損失)として計上されます。また、これらのアップデートは、市場リスクを伴う給付を公正価値で測定することを要求し、繰延募集費用の償却方法を簡素化しています。さらに、これらのアップデートは、長期保険契約について新たな開示を要求しています。これらのアップデートは、2022年12月15日より後に開始する会計年度およびその期中期間から適用されます。また、早期適用が認められています。これらのアップデートは、将来保険給付債務および繰延募集費用については、表示される最も古い会計期間の期首(以下、これらのアップデートの「移行日」)時点で有効な契約に対して修正遡及アプローチが適用され、遡及適用も認められています。市場リスクを伴う給付については、移行日より遡及して適用され、移行日における公正価値と帳簿価額の差額は、利益剰余金を調整します。ただし、契約日から移行日までの期間の商品固有の信用リスクの変動による累積的影響額は、移行日にその他の包括利益累計額に計上します。当社および子会社は、これらのアップデートを2023年4月1日に適用する予定です。これらのアップデートの適用による当社および子会社の経営成績および財政状態、ならびにこれらのアップデートによって要求される開示の変更への影響については、現在調査中です。

 

  2018年8月、会計基準書アップデート第2018-13号(開示フレームワーク―公正価値測定に関する開示規定の改訂―会計基準編纂書820(公正価値測定および開示))が公表されました。このアップデートは、公正価値測定について開示を改善するとともに追加の開示を要求しています。また、公正価値のヒエラルキーのレベル1とレベル2との間の振替金額および理由、レベル間の振替時期に関する方針、さらにレベル3に分類される公正価値測定の評価プロセスの開示要求を削除しています。当社および子会社は、開示要求の削除を2019年3月期第2四半期連結会計期間から早期適用しています。また、開示の改善および追加の開示要求に関しては、2020年4月1日から適用しています。このアップデートは開示規定に関するもので、このアップデートの適用による当社および子会社の経営成績および財政状態への影響はありませんでした。

  2018年8月、会計基準書アップデート第2018-14号(開示フレームワーク―確定給付制度に関する開示規定の改訂―会計基準編纂書715-20(報酬退職給付確定給付制度全体))が公表されました。このアップデートは、年金制度に関連する開示の追加および明確化、また翌年度に期間純年金費用として認識されると予想されるその他の包括利益の金額など一部の開示の削除を要求しています。当社および子会社は、このアップデートを2020年4月1日から適用しています。このアップデートは開示規定に関するもので、このアップデートの適用による当社および子会社の経営成績および財政状態への影響はありませんでした。

 

  2019年12月、会計基準書アップデート第2019-12号(法人税の会計処理の簡素化―会計基準編纂書740(法人税等))が公表されました。このアップデートは、海外子会社が関連会社になった時点で、従来認識していなかった未分配利益に対する繰延税金負債を引き続き認識しないという例外、海外関連会社が子会社になった時点で、それまで認識していた未分配利益に対する繰延税金負債を取り崩さずに引き続き認識したままとする例外等を削除しています。また、法人税等に関する会計処理の一部を簡素化しています。このアップデートは2020年12月15日より後に開始する会計年度およびその期中期間から適用され、早期適用が認められています。海外関連会社および海外子会社の持分の変更に係る法人税の会計処理の簡素化は、適用期の期首の利益剰余金を累積的に調整する修正遡及アプローチにより適用され、その他の修正は開示されるすべての会計期間にわたる遡及アプローチ、適用期の期首の利益剰余金を累積的に調整する修正遡及アプローチ、もしくは将来に向かって適用されます。当社および子会社は、このアップデートを2021年4月1日に適用する予定です。このアップデートの適用による当社および子会社の経営成績および財政状態、ならびにこのアップデートによって要求される開示の変更への影響については、現在調査中です。

 

  2020年1月、会計基準書アップデート第2020-01号(持分証券等とヘッジの相互関連の明確化-会計基準編纂書321(投資―持分証券)、323(投資―持分法とジョイント・ベンチャー)、815(デリバティブとヘッジ))が公表されました。このアップデートは321(投資―持分証券)の下で代替的測定法を採用している持分証券について、持分法の適用を開始または中止する際に、観察可能な取引を考慮した再測定が必要であることを明確化しています。また、デリバティブの定義を満たさない特定証券の先渡契約または購入オプションの考慮の範囲を明確化しています。このアップデートは2020年12月15日より後に開始する会計年度およびその期中期間から将来に向かって適用され、早期適用が認められています。当社および子会社は、このアップデートを2021年4月1日に適用する予定です。このアップデートの適用による当社および子会社の経営成績および財政状態への影響については、現在調査中です。

 

  2020年3月、会計基準書アップデート第2020-04号(金利指標改革―会計基準編纂書848(財務報告における金利指標改革の影響の緩和))が公表され、その後、それを修正するアップデートが公表されました。これらのアップデートは、金利指標改革のために中止されると予想されるロンドン銀行間取引金利(LIBOR)またはその他の金利を参照する契約、ヘッジ関係その他の取引に、任意の簡便法と例外を提供します。これらのアップデートは、2020年3月12日から2022年12月31日まで有効です。これらのアップデートの適用による当社および子会社の経営成績および財政状態への影響については、現在調査中です。

 

3  公正価値測定

  当社および子会社は、公正価値の測定における評価技法に用いられるインプットを以下の3つに分類し、優先順位をつけています。

 

レベル1-測定日現在において入手できる同一の資産または負債の活発な市場における公表価額(非修正)のインプット

 

レベル2-直接的または間接的に当該資産または負債について観察可能なレベル1に含まれる公表価額以外のインプット

 

レベル3-当該資産または負債の観察不能なインプット

 

  また、当社および子会社は、すべての会計期間ごとに「継続的に」公正価値測定が求められる資産および負債と特定の環境下にある場合のみ「非継続的に」公正価値測定が求められる資産および負債とを区別しています。当社および子会社は、主に特定の売却予定の営業貸付金、短期売買目的負債証券、売却可能負債証券、特定の持分証券、デリバティブ、特定の再保険貸、変額年金保険契約および変額保険契約について継続的に公正価値を測定しています。

 

  前連結会計年度末および当第3四半期連結会計期間末現在において継続的に公正価値測定を行った主な資産および負債の内訳は以下のとおりです。

前連結会計年度末

内容

合計

(百万円)

測定日における公正価値による測定に用いるインプット

同一資産または

負債の活発な市場における市場価額

(百万円)

その他の重要な

観察可能な

インプット

(百万円)

重要な観察不能な

インプット

(百万円)

レベル1

レベル2

レベル3

資産:

 

 

 

 

売却予定の営業貸付金 ※1

90,893

90,893

短期売買目的負債証券

7,431

7,431

売却可能負債証券:

1,631,185

21,490

1,521,342

88,353

日本および海外の国債 ※2

653,945

3,301

650,644

日本および海外の地方債

250,355

247,523

2,832

社債 ※3

596,477

18,189

574,294

3,994

米州のCMBS/RMBS

48,672

48,672

その他資産担保証券等

81,736

209

81,527

持分証券 ※4,※5

375,174

58,400

232,873

83,901

デリバティブ資産:

39,690

202

20,258

19,230

オプションの買建/売建、その他

21,346

2,116

19,230

先物契約、為替予約

13,265

202

13,063

通貨スワップ契約

5,079

5,079

相殺している金額 ※6

△9,152

相殺後デリバティブ資産

30,538

その他資産:

18,206

18,206

再保険貸 ※7

18,206

18,206

 資産合計

2,162,579

80,092

1,872,797

209,690

負債:

 

 

 

 

デリバティブ負債:

73,649

2,471

71,178

金利スワップ契約

44,002

44,002

オプションの買建/売建、その他

20,004

20,004

先物契約、為替予約

9,506

2,471

7,035

通貨スワップ契約

137

137

相殺している金額 ※6

△9,152

相殺後デリバティブ負債

64,497

保険契約債務および保険契約者勘定:

300,739

300,739

変額年金保険契約および変額保険契約 ※8

300,739

300,739

 負債合計

374,388

2,471

71,178

300,739

 

 

当第3四半期連結会計期間末

内容

合計

(百万円)

測定日における公正価値による測定に用いるインプット

同一資産または

負債の活発な市場における市場価額

(百万円)

その他の重要な

観察可能な

インプット

(百万円)

重要な観察不能な

インプット

(百万円)

レベル1

レベル2

レベル3

資産:

 

 

 

 

売却予定の営業貸付金 ※1

97,321

97,321

短期売買目的負債証券

2,748

2,748

売却可能負債証券:

1,893,060

6,303

1,777,375

109,382

日本および海外の国債 ※2

754,069

3,408

750,661

日本および海外の地方債

272,340

269,647

2,693

社債 ※3

730,051

2,895

725,894

1,262

米州のCMBS/RMBS

30,970

30,970

その他資産担保証券等

105,630

203

105,427

持分証券 ※4,※5

398,998

81,169

241,869

75,960

デリバティブ資産:

22,301

15

7,432

14,854

オプションの買建/売建、その他

16,725

1,871

14,854

先物契約、為替予約

5,062

15

5,047

通貨スワップ契約

417

417

金利スワップ契約

97

97

相殺している金額 ※6

△1,462

相殺後デリバティブ資産

20,839

その他資産:

7,293

7,293

再保険貸 ※7

7,293

7,293

 資産合計

2,421,721

87,487

2,126,745

207,489

負債:

 

 

 

 

デリバティブ負債:

66,249

858

65,355

36

金利スワップ契約

36,981

36,981

オプションの買建/売建、その他

16,956

16,920

36

先物契約、為替予約

9,675

858

8,817

通貨スワップ契約

2,637

2,637

相殺している金額 ※6

△1,462

相殺後デリバティブ負債

64,787

保険契約債務および保険契約者勘定:

290,273

290,273

変額年金保険契約および変額保険契約 ※8

290,273

290,273

 負債合計

356,522

858

65,355

290,309

 

 ※1 一部の子会社は、売却予定の営業貸付金について、公正価値オプションを選択しました。これらの貸付金は、集合住宅や高齢者向け住宅ローン債権で、米連邦住宅抵当公庫(以下、「ファニーメイ」)、米連邦住宅抵当貸付公社(以下、「フレディマック」)や機関投資家に売却されます。前第3四半期連結累計期間および当第3四半期連結累計期間において、それぞれ公正価値の変動により生じた971百万円利益および1,585百万円損失をその他の損益に計上しています。第3四半期連結会計期間および当第3四半期連結会計期間において、公正価値の変動により生じた622百万円利益および1,124百万円損失、その他の損益に計上しています。また、前第3四半期連結累計期間および当第3四半期連結累計期間において、売却予定の営業貸付金に特有の信用リスクの変動により生じた評価損益の計上はありません。前連結会計年度末に保有していた売却予定の営業貸付金の未払元本総額および公正価値総額は、それぞれ84,906百万円および90,893百万円となり、公正価値総額が未払元本総額を5,987百万円上回っていました。当第3四半期連結会計期間末現在保有する売却予定の営業貸付金の未払元本総額および公正価値総額は、それぞれ93,104百万円および97,321百万円となり、公正価値総額が未払元本総額を4,217百万円上回っていました。前連結会計年度末および当第3四半期連結会計期間末現在保有する売却予定の営業貸付金のうち、90日以上期日を経過した債権または収益計上を停止している債権はありません。

 ※2 一部の子会社は、売却可能負債証券に含まれる海外の国債について、公正価値オプションを選択しました。第3四半期連結累計期間および当第3四半期連結累計期間において、それぞれ公正価値の変動により生じた7百万円損失および22百万円の利益を有価証券売却・評価損益および受取配当金に計上しています。前第3四半期連結会計期間および当第3四半期連結会計期間において、公正価値の変動により生じた7百万円損失および8百万円利益を有価証券売却・評価損益および受取配当金に計上しています。また、前連結会計年度末および当第3四半期連結会計期間末現在保有する公正価値オプションを選択した海外の国債の公正価値総額は、それぞれ780百万円および1,406百万円です。

 ※3 一部の子会社は、売却可能負債証券に含まれる海外の社債について、公正価値オプションを選択しました。第3四半期連結累計期間および当第3四半期連結累計期間において、それぞれ公正価値の変動により生じた1,048百万円および1,165百万円の利益を有価証券売却・評価損益および受取配当金に計上しています。第3四半期連結会計期間および当第3四半期連結会計期間において、それぞれ公正価値の変動により生じた231百万円および18百万円の利益を有価証券売却・評価損益および受取配当金に計上しています。また、前連結会計年度末および当第3四半期連結会計期間末現在保有する公正価値オプションを選択した海外の社債の公正価値総額は、それぞれ18,189百万円および2,895百万円です。

 ※4 一部の子会社は、持分証券に含まれる一部の投資ファンドについて、公正価値オプションを選択しました。第3四半期連結累計期間および当第3四半期連結累計期間において、それぞれ公正価値の変動により生じた533百万円および2,943百万円の利益を有価証券売却・評価損益および受取配当金に計上しています。第3四半期連結会計期間および当第3四半期連結会計期間において、それぞれ公正価値の変動により生じた121百万円および329百万円の利益を有価証券売却・評価損益および受取配当金に計上しています。また、前連結会計年度末および当第3四半期連結会計期間末現在保有する公正価値オプションを選択した投資ファンドの公正価値総額は、それぞれ6,326百万円および4,471百万円です。

 ※5 前連結会計年度末および当第3四半期連結会計期間末現在において、それぞれ11,631百万円および12,480百万円の1株当たり純資産価値で測定された投資ファンドを含んでいません。

 ※6 デリバティブ資産および負債の取引相手毎の相殺額です。

 ※7 一部の子会社は、保有する変額年金保険契約および変額保険契約の再保険契約について、公正価値オプションを選択しました。前連結会計年度末および第3四半期連結会計期間末現在、その他資産に含まれる公正価値オプションを選択した再保険契約の公正価値総額は、それぞれ18,206百万円および7,293百万円です。なお、第3四半期連結累計期間、第3四半期連結累計期間、第3四半期連結会計期間および第3四半期連結会計期間において、公正価値の変動が損益に与える影響については、注記18「生命保険事業」をご参照ください。

 ※8 一部の子会社は、保有する変額年金保険契約および変額保険契約全体について、公正価値オプションを選択しました。前連結会計年度末および第3四半期連結会計期間末現在、保険契約債務および保険契約者勘定に含まれる公正価値オプションを選択した変額年金保険契約および変額保険契約の公正価値は、それぞれ300,739百万円および290,273百万円です。なお、第3四半期連結累計期間、第3四半期連結累計期間第3四半期連結会計期間および第3四半期連結会計期間において、公正価値の変動が損益に与える影響については、注記18「生命保険事業」をご参照ください。

 

  重要な観察不能なインプット(レベル3)を用いて継続的に公正価値測定を行った資産および負債(純額)の前第3四半期連結累計期間および当第3四半期連結累計期間における調整表は以下のとおりです。

前第3四半期連結累計期間

内容

前連結

会計年度

期首

(百万円)

(未実現および実現)損益

購入

(百万円)

※3

売却

(百万円)

 

決済

(百万円)

※4

レベル3

への転入/からの転出(純額)

(百万円)

前第3四半期連結会計期間末

(百万円)

四半期純利益に含まれる損益のうち、

前第3四半期連結会計

期間末保有する資産

および負債の

未実現損益(百万円)

※1

四半期純利益に含まれる額

(百万円)

※1

その他の包括利益に含まれる額

(百万円)

※2

合計

(百万円)

売却可能負債証券:

100,447

1,339

△1,023

316

33,606

△3,425

△26,987

△2,991

100,966

213

日本および海外の地方債

2,888

△37

△37

2,851

社債

7,158

△9

△9

900

△842

△2,991

4,216

その他資産担保証券等

90,401

1,339

△977

362

32,706

△3,425

△26,145

93,899

213

持分証券:

61,193

5,594

△131

5,463

10,075

△5,760

△4,789

66,182

5,532

投資ファンド

61,193

5,594

△131

5,463

10,075

△5,760

△4,789

66,182

5,532

デリバティブ資産

および負債(純額):

5,272

5,238

△93

5,145

10,417

5,238

オプションの買建/

売建、その他

5,272

5,238

△93

5,145

10,417

5,238

その他資産:

12,449

△5,355

△5,355

2,303

△178

9,219

△5,355

再保険貸 ※5

12,449

△5,355

△5,355

2,303

△178

9,219

△5,355

保険契約債務

および保険契約者勘定:

360,198

△12,426

189

△12,237

△39,418

333,017

△12,426

変額年金保険契約

および変額保険契約 ※6

360,198

△12,426

189

△12,237

△39,418

333,017

△12,426

 

 

当第3四半期連結累計期間

内容

当連結

会計年度

期首

(百万円)

(未実現および実現)損益

購入

(百万円)

※3

売却

(百万円)

 

決済

(百万円)

※4

レベル3

への転入/からの転出(純額)

(百万円)

当第3四半期連結会計期間末

(百万円)

四半期純利益に含まれる損益のうち、

当第3四半期

連結会計期間

末現在

保有する資産

および負債の

未実現損益

(百万円)

※1

その他の包括利益に含まれる損益のうち、

当第3四半期

連結会計期間

末現在

保有する資産

および負債の

未実現損益

(百万円)

※2

四半期純利益に含まれる額

(百万円)

※1

その他の包括利益に含まれる額

(百万円)

※2

合計

(百万円)

売却可能負債証券:

88,353

△2,063

10,102

8,039

23,936

△4,874

△4,072

△2,000

109,382

△48

9,887

日本および海外の地方債

2,832

△139

△139

2,693

△139

社債

3,994

2

2

△734

△2,000

1,262

1

その他資産担保証券等

81,527

△2,063

10,239

8,176

23,936

△4,874

△3,338

105,427

△48

10,025

持分証券:

83,901

5,308

△3,805

1,503

871

△4,709

△5,281

△325

75,960

5,095

△3,801

投資ファンド

83,901

5,308

△3,805

1,503

871

△4,709

△5,281

△325

75,960

5,095

△3,801

デリバティブ資産

および負債(純額):

19,230

△3,492

△950

△4,442

30

14,818

△3,492

△950

オプションの買建/

売建、その他

19,230

△3,492

△950

△4,442

30

14,818

△3,492

△950

その他資産:

18,206

△12,759

△12,759

2,064

△218

7,293

△12,759

再保険貸 ※5

18,206

△12,759

△12,759

2,064

△218

7,293

△12,759

保険契約債務

および保険契約者勘定:

300,739

△34,141

△892

△35,033

△45,499

290,273

△34,141

△892

変額年金保険契約

および変額保険契約 ※6

300,739

△34,141

△892

△35,033

△45,499

290,273

△34,141

△892

※1  主に、売却可能負債証券から生じるものは有価証券売却・評価損益および受取配当金、有価証券評価損または生命保険料収入および運用益、持分証券から生じるものは有価証券売却・評価損益および受取配当金、デリバティブ資産および負債(純額)から生じるものはその他の損益にそれぞれ計上しています。また、売却可能負債証券については、金融収益として表示される、利息の償却による調整を含んでいます。

※2  売却可能負債証券から生じるものは未実現有価証券評価損益および為替換算調整勘定、持分証券およびデリバティブ資産および負債(純額)から生じるものは主に為替換算調整勘定、保険契約債務および保険契約者勘定から生じるものは金融負債評価調整に含んでいます。

※3  買収および再保険会社への出再による増加を含んでいます。

※4  再保険収入の受取による減少、死亡、解約および運用期間満了に伴う変額年金保険契約者および変額保険契約者への支払等による減少を含んでいます。

※5  上表の四半期純利益に含まれる額のうち、再保険契約の公正価値の変動額を生命保険費用に計上し、再保険料から再保険収入を控除した金額を収益のマイナスとして生命保険料収入および運用益に計上しています。

  上表の四半期純利益に含まれる額は、変額年金保険契約者および変額保険契約者のために運用する裏付投資資産の運用見合いの損益、変額年金保険契約および変額保険契約の最低保証の履行リスクの変動に伴う保険契約債務および保険契約者勘定の公正価値の変動、ならびに保険金や年金の支払事由等の発生に伴う費用等を含んでおり、それらを生命保険費用に計上しています。

 

  第3四半期連結累計期間において、社債のうち2,991百万円を観察可能なインプットがとれるようになったため、レベル3からレベル2に転出しています。第3四半期連結累計期間において、社債のうち2,000百万円および投資ファンドのうち325百万円を観察可能なインプットがとれるようになったため、レベル3からレベル2へ転出しています。

 

  重要な観察不能なインプット(レベル3)を用いて継続的に公正価値測定を行った資産および負債(純額)の前第3四半期連結会計期間および当第3四半期連結会計期間における調整表は以下のとおりです。

前第3四半期連結会計期間

内容

前第2

四半期

連結会計

期間末

(百万円)

(未実現および実現)損益

購入

(百万円)

※3

売却

(百万円)

 

決済

(百万円)

※4

レベル3

への転入/からの転出(純額)

(百万円)

前第3

四半期

連結会計

期間末

(百万円)

四半期純利益に含まれる損益のうち、

前第3四半期

連結会計

期間末現在

保有する資産

および負債の

未実現損益

(百万円)

※1

四半期純利益に含まれる額

(百万円)

※1

その他の包括利益に含まれる額

(百万円)

※2

合計

(百万円)

売却可能負債証券:

87,265

244

1,122

1,366

17,532

△3,293

△1,904

100,966

141

日本および海外の地方債

2,808

43

43

2,851

社債

3,638

△15

△15

900

△307

4,216

その他資産担保証券等

80,819

244

1,094

1,338

16,632

△3,293

△1,597

93,899

141

持分証券:

65,854

929

1,283

2,212

4,639

△3,368

△3,155

66,182

1,137

投資ファンド

65,854

929

1,283

2,212

4,639

△3,368

△3,155

66,182

1,137

デリバティブ資産

および負債(純額):

16,275

△6,123

265

△5,858

10,417

△6,123

オプションの買建/

売建、その他

16,275

△6,123

265

△5,858

10,417

△6,123

その他資産:

11,382

△2,874

△2,874

750

△39

9,219

△2,874

再保険貸 ※5

11,382

△2,874

△2,874

750

△39

9,219

△2,874

保険契約債務

および保険契約者勘定:

336,840

△10,387

△94

△10,481

△14,304

333,017

△10,387

変額年金保険契約

および変額保険契約 ※6

336,840

△10,387

△94

△10,481

△14,304

333,017

△10,387

 

 

当第3四半期連結会計期間

内容

当第2

四半期

連結会計

期間末

(百万円)

(未実現および実現)損益

購入

(百万円)

※3

売却

(百万円)

 

決済

(百万円)

※4

レベル3

への転入/からの転出(純額)

(百万円)

当第3

四半期

連結会計

期間末

(百万円)

四半期純利益に含まれる損益のうち、

当第3四半期

連結会計

期間末現在

保有する資産

および負債の

未実現損益

(百万円)

※1

その他の包括利益に含まれる損益のうち、

当第3四半期

連結会計

期間末現在

保有する資産

および負債の

未実現損益

(百万円)

※2

四半期純利益に含まれる額

(百万円)

※1

その他の包括利益に含まれる額

(百万円)

※2

合計

(百万円)

売却可能負債証券:

101,292

△680

1,264

584

10,305

△875

△1,924

109,382

△107

1,191

日本および海外の地方債

2,753

△60

△60

2,693

△60

社債

1,501

△239

1,262

△1

その他資産担保証券等

97,038

△680

1,324

644

10,305

△875

△1,685

105,427

△107

1,252

持分証券:

76,664

3,464

△1,562

1,902

2

△1,337

△1,271

75,960

3,319

△1,562

投資ファンド

76,664

3,464

△1,562

1,902

2

△1,337

△1,271

75,960

3,319

△1,562

デリバティブ資産

および負債(純額):

20,492

△5,283

△391

△5,674

14,818

△5,283

△391

オプションの買建/

売建、その他

20,492

△5,283

△391

△5,674

14,818

△5,283

△391

その他資産:

9,062

△2,400

△2,400

691

△60

7,293

△2,400

再保険貸 ※5

9,062

△2,400

△2,400

691

△60

7,293

△2,400

保険契約債務

および保険契約者勘定:

296,810

△16,700

△151

△16,851

△23,388

290,273

△16,700

△151

変額年金保険契約

および変額保険契約 ※6

296,810

△16,700

△151

△16,851

△23,388

290,273

△16,700

△151

※1  主に、売却可能負債証券から生じるものは有価証券売却・評価損益および受取配当金、有価証券評価損または生命保険料収入および運用益、持分証券から生じるものは有価証券売却・評価損益および受取配当金、デリバティブ資産および負債(純額)から生じるものはその他の損益にそれぞれ計上しています。また、売却可能負債証券については、金融収益として表示される、利息の償却による調整を含んでいます。

※2  売却可能負債証券から生じるものは未実現有価証券評価損益および為替換算調整勘定、持分証券およびデリバティブ資産および負債(純額)から生じるものは主に為替換算調整勘定、保険契約債務および保険契約者勘定から生じるものは金融負債評価調整に含んでいます。

※3  買収および再保険会社への出再による増加を含んでいます。

※4  再保険収入の受取による減少、死亡、解約および運用期間満了に伴う変額年金保険契約者および変額保険契約者への支払等による減少を含んでいます。

※5  上表の四半期純利益に含まれる額のうち、再保険契約の公正価値の変動額を生命保険費用に計上し、再保険料から再保険収入を控除した金額を収益のマイナスとして生命保険料収入および運用益に計上しています。

  上表の四半期純利益に含まれる額は、変額年金保険契約者および変額保険契約者のために運用する裏付投資資産の運用見合いの損益、変額年金保険契約および変額保険契約の最低保証の履行リスクの変動に伴う保険契約債務および保険契約者勘定の公正価値の変動、ならびに保険金や年金の支払事由等の発生に伴う費用等を含んでおり、それらを生命保険費用に計上しています。

 

  第3四半期連結会計期間および当第3四半期連結会計期間において、レベル3から転入/転出したものはありません。

 

  前連結会計年度および当第3四半期連結累計期間において、非継続的に公正価値測定を行った主な資産の内訳は以下のとおりです。なお、これらの資産は主に減損の認識のために非継続的な公正価値測定を行っています。

前連結会計年度

資産内容

合計

(百万円)

測定日における公正価値による測定に用いるインプット

同一資産の活発な

市場における市場価額

(百万円)

その他の重要な

観察可能なインプット

(百万円)

重要な観察不能な

インプット

(百万円)

レベル1

レベル2

レベル3

売却予定の営業貸付金

4,823

4,823

不動産担保価値依存の営業貸付金

(貸倒引当金控除後)

12,557

12,557

オペレーティング・リース投資

および事業用資産

5,731

1,193

4,538

一部の関連会社投資

11,213

8,741

2,472

合計

34,324

8,741

1,193

24,390

 

当第3四半期連結累計期間

資産内容

合計

(百万円)

測定日における公正価値による測定に用いるインプット

同一資産の活発な

市場における市場価額

(百万円)

その他の重要な

観察可能なインプット

(百万円)

重要な観察不能な

インプット

(百万円)

レベル1

レベル2

レベル3

売却予定の営業貸付金

524

524

不動産担保価値依存の営業貸付金

(信用損失引当金控除後)

7,752

7,752

オペレーティング・リース投資

および事業用資産

1,489

1,317

172

一部の持分証券

3,523

3,523

一部の関連会社投資

10,366

8,799

1,567

合計

23,654

8,799

1,841

13,014

 

  公正価値測定の主な評価技法は、以下のとおりです。

 

売却予定の営業貸付金

  営業貸付金のうち、当社が予測可能な将来において第三者へ売却を行う意図と能力を有しているものは売却予定の営業貸付金とみなされます。米州の売却予定の営業貸付金は、国債レートやスワップレート、マーケットスプレッド等の市場価額以外の観察可能なインプットを使用したマーケットアプローチに基づき評価しているものについては、レベル2に分類しています。市場で観察不能なインプットを含む割引キャッシュ・フロー法に基づき評価しているものについては、レベル3に分類しています。

 

不動産担保価値依存の営業貸付金

  信用損失引当金の見積もりにおいて、大口で均質でない営業貸付金は、将来キャッシュ・フローの現在価値、観察可能な市場価額、あるいは貸付金が担保に依存している場合には貸付金を保全する担保の公正価値に基づいて、個別に評価されます。会計基準編纂書820(公正価値測定)によると、信用の質が悪化した営業貸付金の評価を、現在価値技法を用いて行っている場合には公正価値測定とはみなされません。しかし、信用の質が悪化した営業貸付金の評価において、貸付金の観察可能な市場価額または担保依存貸付金につき保全する担保の公正価値に基づいて評価を行っている場合は公正価値測定とみなされ、非継続的な公正価値測定の開示対象とされています。

  不動産担保の公正価値については、状況に応じて、同種の資産の売却を含む最近の取引事例やその他の評価技法、例えば稼動中の既存資産または開発プロジェクトの完成により生み出されると見積もられる将来キャッシュ・フローを使った割引キャッシュ・フロー法などに基づき、独立した鑑定機関や内部の不動産鑑定士により評価されます。通常、年1回新しい鑑定評価を取得しています。さらに、担保不動産の状況を定期的にモニタリングし、公正価値に重要な影響を及ぼすかもしれない重要な変化が生じた場合には新しい鑑定評価を取得しています。これらの鑑定価格には、観察不能なインプットを含むと考えられるため、レベル3に分類しています。これらの観察不能なインプットには割引率やキャップレートおよび担保不動産の見積もり将来キャッシュ・フローが含まれ、一般的に公正価値は割引率やキャップレートの下落によって上昇し、上昇によって下落します。また、見積もり将来キャッシュ・フローの減少によって公正価値は下落し、増加によって上昇します。

 

オペレーティング・リース投資および事業用資産、開発中および未開発の土地や建物

  公正価値測定を行っているオペレーティング・リース投資は、ほとんどが不動産です。オペレーティング・リース投資および事業用資産、開発中または未開発の土地および建物の公正価値は、状況に応じて、同種の資産の売却を含む最近の取引事例やその他の評価技法、例えば稼動中の既存資産または開発プロジェクトの完成により生み出されると見積もられる将来キャッシュ・フローを使った割引キャッシュ・フロー法などに基づき、独立した鑑定機関や内部の不動産鑑定士により評価され、観察不能なインプットを含むため、レベル3に分類しています。これらの観察不能なインプットには割引率や当該資産またはプロジェクトの見積もり将来キャッシュ・フローを含み、一般的に公正価値は割引率の下落によって上昇し、上昇によって下落します。また、見積もり将来キャッシュ・フローの減少によって公正価値は下落し、増加によって上昇します。

  一部の子会社で保有する動産について、類似した資産の相場価額など、レベル1に含まれる公表価額以外の観察可能なインプットに基づき公正価値測定を行うものについては、レベル2に分類しています。

 

短期売買目的負債証券および売却可能負債証券

  活発な市場での市場価額が入手できるものについては、市場価額を使用し、レベル1に分類しています。活発な市場での市場価額が入手できない場合、類似した資産の相場価額など、レベル1に含まれる公表価額以外の観察可能なインプットに基づき公正価値測定を行うものについては、レベル2に分類しています。市場価額が入手できず、観察可能なインプットもない場合には、公正価値測定は割引キャッシュ・フロー法および第三者の算定する価格に基づき評価しています。評価モデルおよび第三者の算定する価格を使用する場合には観察不能なインプットを含むため、レベル3に分類しています。なお、第三者の算定する価格に基づき評価を行う場合には、類似する金融商品の価格や関連するベンチマーク等の市場のデータを元にその妥当性を検証しています。

 

  米州のCMBS/RMBSおよびその他資産担保証券は、取引価格や入札価格等のインプットが観察可能なものはレベル2に、観察不能なインプットを使用して公正価値評価しているものはレベル3に分類しています。インプットが観察可能かどうかの判断に際しては、最近の取引事例の欠如、取得した価格情報が最近の情報に基づいていない、または時期や値付業者によって当該価格情報が大きく変わる状況、リスク・プレミアムの大幅な上昇を示唆する何らかの状況、売気配と買気配の幅の拡大、新規発行の大幅な減少、相対取引等のため公開情報がまったくないかほとんどないような状況、その他の諸要因を評価し判断しています。米州のCMBS/RMBSおよびその他資産担保証券については、取引価格や入札価格等の観察可能なインプットに基づき公正価値測定を行うものはレベル2に分類しています。一方、発行年度の古いものや投資適格未満とされるものについては、観察可能な取引は不足し、ブローカーや独立したプライシングサービスからの価格情報に依拠することはできないと判断しています。その結果、それらの負債証券の公正価値を測定するために、割引キャッシュ・フロー法などを用いて(レベル3インプットを含む)自社モデルを開発し、それらをレベル3に分類しています。このモデルの使用にあたって、該当する証券の予想キャッシュ・フローを、市場参加者が想定するであろうクレジット・リスクと流動性リスクを見積もって織り込んだ割引率で割り引いています。また、予想キャッシュ・フローは、デフォルト率や繰上償還率、当該証券への返済の優先順位等の想定に基づき見積もっています。米州のCMBS/RMBSおよびその他資産担保証券の公正価値は、一般的に割引率とデフォルト率の下落によって上昇し、割引率とデフォルト率の上昇によって下落します。

 

持分証券および関連会社投資

  活発な市場での公表価額が入手できるものについては、市場価額を使用し、レベル1に分類しています。活発な市場での市場価額が入手できない場合、類似した資産の相場価額など、レベル1に含まれる公表価額以外の観察可能なインプットに基づき公正価値測定を行うものについては、レベル2に分類しています。投資会社に該当する一部の海外子会社が保有する投資ファンド、一部の持分証券および一部の関連会社投資については、割引キャッシュ・フロー法およびマルチプル法の組合せならびに第三者の算定する価格に基づき公正価値評価しているため、レベル3に分類しています。割引キャッシュ・フロー法は、投資先の将来キャッシュ・フローおよび加重平均資本コストなどを使用しています。マルチプル法は、投資先のキャッシュ・フローの実績や予測、類似の企業および類似の買収事例におけるEBITDAマルチプル等を使用しています。また、一部の子会社が保有する一部の投資ファンドについては、公正価値オプションを選択し、市場で観察不能なインプットに基づいた純資産価額をもとに割引計算する方法で公正価値評価しているため、レベル3に分類しています。

 

デリバティブ

  取引所取引を行っているデリバティブについては取引市場価額を用い、レベル1に分類しています。店頭取引を行っているデリバティブの公正価値は一般的なモデルおよび割引キャッシュ・フロー法に基づいています。その際に使用するイールドカーブやボラティリティなどのインプットが市場で観察可能なものであればレベル2、市場で観察可能でないものであればレベル3にそれぞれ分類しています。これらの観察不能なインプットには割引率が含まれ、公正価値は割引率の下落によって上昇し、上昇によって下落します。

 

再保険貸

  一部の子会社は、一部の再保険契約について、変額年金保険契約および変額保険契約にかかる最低保証の履行リスクの変動に伴う保険契約債務および保険契約者勘定の公正価値の変動から生じる損益の一部を減殺するため公正価値オプションを選択しています。当該子会社は、再保険契約を割引キャッシュ・フロー法に基づいて算定し、観察不能なインプットを使用しているため、当該再保険契約の公正価値測定をレベル3に分類しています。

 

変額年金保険契約および変額保険契約

  一部の子会社は、保有する変額年金保険契約および変額保険契約全体について、当該保険契約の公正価値の変動による損益の大部分を、保険契約者のために保有する運用資産、デリバティブ契約から生じる損益、および再保険契約の公正価値変動による損益によって減殺する目的で、公正価値オプションを選択しています。変額年金保険の公正価値は、変額年金保険契約者および変額保険契約者のために運用する投資有価証券等の公正価値の変動に連動しています。保険契約者のために運用する投資有価証券は主に市場で取引される持分証券で構成されています。さらに、変額年金保険契約および変額保険契約は、最低保証リスクにさらされているため、当該子会社は、変額年金保険契約および変額保険契約全体の公正価値を、裏付けとなる投資の公正価値に最低保証リスクの公正価値を調整して測定しています。当該子会社は、当該最低保証リスクによる調整金額を割引キャッシュ・フロー法に基づいて算定し、観察不能なインプットを使用しているため、変額年金保険契約および変額保険契約全体の公正価値測定をレベル3に分類しています。

 

  前連結会計年度末および当第3四半期連結会計期間末現在において、重要な観察不能なインプット(レベル3)を用いて継続的に公正価値測定を行った資産および負債のインプットに関する情報は以下のとおりです。

前連結会計年度末

資産および負債内容

公正価値

(百万円)

評価技法

重要な観察不能なインプット

インプットの範囲(加重平均値)

 

売却可能負債証券:

 

 

 

 

 

日本および海外の地方債

2,832

割引キャッシュ・フロー法

割引率

8.5%

 

(8.5%)

 

社債

1,995

割引キャッシュ・フロー法

割引率

0.4%-2.5%

 

(0.8%)

 

1,999

第三者算定価格

 

その他資産担保証券等

20,582

割引キャッシュ・フロー法

割引率

1.0%-51.2%

(12.1%)

デフォルト率

1.9%

(1.9%)

60,945

第三者算定価格

 

持分証券:

 

 

 

 

 

投資ファンド

5,714

内部キャッシュ・フロー法

割引率

0.0%

 

(0.0%)

 

54,898

割引キャッシュ・フロー法

加重平均資本コスト

7.6%-19.1%

 

(16.5%)

 

EV/ターミナルEBITDAマルチプル

7.0倍-11.9倍

 

(9.3倍)

 

マルチプル法

EV/過去12カ月EBITDAマルチプル

7.5倍-11.8倍

 

(9.4倍)

 

EV/将来12カ月EBITDAマルチプル

6.5倍-10.3倍

 

(8.4倍)

 

EV/過去12カ月

類似取引EBITDAマルチプル

7.5倍-12.1倍

 

(9.5倍)

 

23,289

第三者算定価格

 

デリバティブ資産:

 

 

 

 

 

オプションの買建/売建、その他

19,170

割引キャッシュ・フロー法

割引率

12.0%-33.0%

 

(14.4%)

 

60

第三者算定価格

 

その他資産:

 

 

 

 

 

再保険貸

18,206

割引キャッシュ・フロー法

割引率

△0.2%-0.6%

 

(0.2%)

 

死亡率

0.0%-100.0%

 

(1.4%)

 

解約率

1.5%-14.0%

 

(7.1%)

 

年金開始率

(最低年金額保証)

0.0%-100.0%

 

(100.0%)

資産合計

209,690

 

 

 

 

 

保険契約債務および保険契約者勘定:

 

 

 

 

 

変額年金保険契約および変額保険契約

300,739

割引キャッシュ・フロー法

割引率

△0.2%-0.6%

 

(0.2%)

 

死亡率

0.0%-100.0%

 

(1.3%)

 

解約率

1.5%-30.0%

 

(6.9%)

 

年金開始率

(最低年金額保証)

0.0%-100.0%

 

(80.9%)

負債合計

300,739

 

 

 

 

 

当第3四半期連結会計期間末

資産および負債内容

公正価値

(百万円)

評価技法

重要な観察不能なインプット

インプットの範囲(加重平均値)

 

売却可能負債証券:

 

 

 

 

 

日本および海外の地方債

2,693

割引キャッシュ・フロー法

割引率

8.5%

 

(8.5%)

 

社債

1,262

割引キャッシュ・フロー法

割引率

0.3%-1.8%

 

(0.7%)

 

その他資産担保証券等

21,204

割引キャッシュ・フロー法

割引率

1.0%-51.2%

(10.9%)

デフォルト率

1.9%

(1.9%)

84,223

第三者算定価格

 

持分証券:

 

 

 

 

 

投資ファンド

3,630

内部キャッシュ・フロー法

割引率

0.0%

 

(0.0%)

 

64,895

割引キャッシュ・フロー法

加重平均資本コスト

13.1%-18.7%

 

(16.6%)

 

EV/ターミナルEBITDAマルチプル

6.4倍-10.5倍

 

(9.0倍)

 

マルチプル法

EV/過去12カ月EBITDAマルチプル

5.2倍-7.2倍

 

(6.0倍)

 

EV/将来12カ月EBITDAマルチプル

6.2倍-9.2倍

 

(7.3倍)

 

EV/過去12カ月

類似取引EBITDAマルチプル

5.9倍-11.2倍

 

(8.7倍)

 

7,435

第三者算定価格

 

デリバティブ資産:

 

 

 

 

 

オプションの買建/売建、その他

14,786

割引キャッシュ・フロー法

割引率

12.0%-33.0%

 

(14.9%)

 

68

第三者算定価格

 

その他資産:

 

 

 

 

 

再保険貸

7,293

割引キャッシュ・フロー法

割引率

0.0%-0.4%

 

(0.1%)

 

死亡率

0.0%-100.0%

 

(1.5%)

 

解約率

1.5%-14.0%

 

(7.0%)

 

年金開始率

(最低年金額保証)

0.0%-100.0%

 

(100.0%)

資産合計

207,489

 

 

 

 

 

デリバティブ負債:

 

 

 

 

 

オプションの買建/売建、その他

36

第三者算定価格

 

 

保険契約債務および保険契約者勘定:

 

 

 

 

 

変額年金保険契約および変額保険契約

290,273

割引キャッシュ・フロー法

割引率

0.0%-0.4%

 

(0.1%)

 

死亡率

0.0%-100.0%

 

(1.4%)

 

解約率

1.5%-30.0%

 

(7.1%)

 

年金開始率

(最低年金額保証)

0.0%-100.0%

 

(78.8%)

負債合計

290,309

 

 

 

 

  前連結会計年度および当第3四半期連結累計期間において、重要な観察不能なインプット(レベル3)を用いて非継続的に公正価値測定を行った資産のインプットに関する情報は以下のとおりです。

前連結会計年度

資産内容

公正価値

(百万円)

評価技法

重要な観察不能な

インプット

インプットの範囲(加重平均値)

売却予定の営業貸付金

4,823

割引キャッシュ・フロー法

割引率

5.7%-7.7%

(6.8%)

不動産担保価値依存の

営業貸付金

(貸倒引当金控除後)

12,557

直接還元法

キャップレート

5.6%-7.0%

(6.0%)

第三者算定価格

オペレーティング・リース投資および事業用資産

302

直接還元法

キャップレート

4.3%

(4.3%)

割引キャッシュ・フロー法

割引率

4.1%

(4.1%)

4,236

第三者算定価格

一部の関連会社投資

359

割引キャッシュ・フロー法

加重平均資本コスト

14.0%

(14.0%)

マルチプル法

EV/過去12カ月

類似取引EBITDA

マルチプル

7.0倍

(7.0倍)

EV/過去3年平均

類似取引EBITDA

マルチプル

7.0倍

(7.0倍)

2,113

第三者算定価格

合計

24,390

 

 

 

 

当第3四半期連結累計期間

資産内容

公正価値

(百万円)

評価技法

重要な観察不能な

インプット

インプットの範囲(加重平均値)

不動産担保価値依存の

営業貸付金

(信用損失引当金控除後)

2,207

直接還元法

キャップレート

5.1%-7.0%

(5.9%)

5,545

第三者算定価格

オペレーティング・リース投資および事業用資産

172

第三者算定価格

一部の持分証券

3,523

第三者算定価格

一部の関連会社投資

1,567

第三者算定価格

合計

13,014

 

 

 

 

  当社および子会社は、レベル3の資産および負債の公正価値を決定するために、割引キャッシュ・フロー法や自社で開発したモデルを使用しています。これらの評価技法を使用するために、資産および負債に関連するインプットや前提条件を決定します。インプットや前提条件には、上表に記載しているような重要な観察不能なインプットを含み、これらの観察不能なインプットが変動した場合、公正価値に重要な影響を与える可能性があります。

 

  ある観察不能なインプットは、その変動が資産および負債の公正価値に一貫した方向で影響します。一方、その資産および負債の公正価値は、他のインプットの変動に対して逆方向に変動する可能性があります。複数のインプットが資産および負債の評価技法に使用されている場合、ひとつのインプットのある方向への変動は、他のインプットの逆方向の変動により相殺され、全体としては当該資産および負債の公正価値への影響が弱められることがあります。加えて、ある観察不能なインプットの変動が、他の観察不能なインプットを変動させることがあり、公正価値への影響を弱めることも強めることもあります。

 

  観察不能なインプットは、資産および負債の公正価値で加重平均しています。

 

  各インプットの不確実性に関する分析は、上記の主な評価技法をご参照ください。

 

4  買収および事業売却

(1) 事業取得

第3四半期連結累計期間および当第3四半期連結累計期間において、重要な企業結合はありませんでした。

また、前第3四半期連結会計期間に完全子会社化した、風力発電事業を行うインドの投資先について、当第1四半期

連結会計期間に取得原価の配分が完了しました。この結果、取得資産と引受負債の差額である純資産の公正価値を、取得対価の公正価値が4,365百万円下回り、当該金額をバーゲン・パーチェス益として計上しました。

 

(2) 事業売却

前第3四半期連結累計期間および当第3四半期連結累計期間における子会社・関連会社株式売却損益および清算損は、それぞれ58,488百万円および9,436百万円です。第3四半期連結累計期間に計上した子会社・関連会社株式売却損益および清算損は、主に不動産で16,216百万円、ORIX USAで24,052百万円、および事業投資・コンセッションで18,127百万円です。当第3四半期連結累計期間に計上した子会社・関連会社株式売却損益および清算損は、主にORIX USAで2,451百万円、アジア・豪州で4,936百万円、法人営業・メンテナンスリースで574百万円、環境エネルギーで1,131百万円です。

 

また、前第3四半期連結会計期間および当第3四半期連結会計期間における子会社・関連会社株式売却損益および清算損は、それぞれ25,200百万円および1,755百万円です。第3四半期連結会計期間に計上した子会社・関連会社株式売却損益および清算損は、主に事業投資・コンセッションで16,193百万円、ORIX USAで8,700百万円です。当第3四半期連結会計期間に計上した子会社・関連会社株式売却損益および清算損は、主に法人営業・メンテナンスリースで538百万円、環境エネルギーで1,114百万円です。

 

当連結会計年度より、報告セグメントの区分を変更しました。この変更により、前連結会計年度のセグメント数値を

組替再表示しています。

 

5  顧客との契約から生じる収益

  前第3四半期連結累計期間、当第3四半期連結累計期間、第3四半期連結会計期間および当第3四半期連結会計期間における、顧客との契約およびその他の源泉から認識した収益は以下のとおりです。

 

前第3四半期連結累計期間

(百万円)

当第3四半期連結累計期間

(百万円)

顧客との契約から認識した収益

866,201

781,423

その他の源泉から認識した収益 ※

851,584

884,271

営業収益合計

1,717,785

1,665,694

 

 

前第3四半期連結会計期間

(百万円)

当第3四半期連結会計期間

(百万円)

顧客との契約から認識した収益

289,145

275,680

その他の源泉から認識した収益 ※

293,195

305,276

営業収益合計

582,340

580,956

※ その他の源泉から認識した収益は、生命保険料収入および運用益やオペレーティング・リース収益、金利収入等の金融収益等、顧客との契約から生じる収益の範囲外の収益を含んでいます。

 

  当社および子会社は、顧客との契約において約束した財またはサービスの支配が移転したときに、その移転した財またはサービスと交換に権利を得ると見込む対価を反映した金額で収益を認識しています。収益からは、値引き、リベートおよび返品等を控除し、また、第三者のために回収する金額を除いています。特定された財またはサービスごとに、当社および子会社が取引の本人か代理人かを判定します。他の当事者が関与する取引においては、顧客に財またはサービスの支配が移転する前に当社および子会社がそれらを支配している場合には、取引の本人として収益を総額で認識します。なお、下記アセットマネジメント業務における成功報酬を除き、収益に含まれる対価に重要な変動性はありません。また、取引対価に重大な金融要素は含んでいません。

 

  財またはサービスの種類別および地域別の収益のセグメント別の内訳は、注記25「セグメント情報」をご参照ください。

 

  財またはサービスの種類別の主な収益認識方法は以下のとおりです。

 

商品売上高

  当社および子会社は、貴金属や医療用機器、業務ソフトウエア他様々な商品を顧客へ販売しています。商品販売による収益は、顧客へ商品の支配が移転した時点で認識しています。当社および子会社は支配の移転を、顧客への商品の出荷または引き渡し、あるいは顧客による検収に基づき決定しています。

 

不動産売上高

  一部の子会社は、不動産の住宅分譲事業を行っています。一戸建ておよび分譲マンション等の販売によって得られる収益は、顧客へ不動産を引き渡した時点で認識しています。

 

アセットマネジメントおよびサービシング収入

  一部の子会社は、金融商品の運用、不動産等の運用および維持管理サービスを顧客に提供しています。また、当社および子会社は顧客に代わって貸付金等の回収業務を行っています。アセットマネジメントおよびサービシング収入には主に管理手数料、サービシング手数料および成功報酬が含まれます。管理手数料およびサービシング手数料収入は、履行義務の充足につれて顧客がサービスの提供を受けると同時に消費するため、顧客との契約期間にわたり認識しています。管理手数料は、管理する投資ファンドの純資産額または運用資産の市場価値に、契約上定められた率を乗じて計算しています。サービシング手数料は、管理する資産額に契約で定められた率を乗じて計算しています。ファンドの業績に基づく成功報酬は、履行義務が充足された時に、不確実性がその後解消された際に認識した収益の累計額に重大な戻入れが生じない可能性が高い金額で認識しています。成功報酬の見積もりには、契約条件に基づき最も起こり得ると考える金額(最頻値法)を適用しています。なお、自社で組成し投資家へ売却した金融資産にかかるサービシング手数料は、報酬として適正な水準を上回る場合にはサービス資産を、下回る場合にはサービス負債として会計処理しており、顧客との契約から生じる収益の範囲外です。

 

自動車関連サービス収入

  一部の子会社は、自動車関連サービスとして、主に車両メンテナンスサービスを顧客に提供しています。このサービスにおいては、履行義務の充足につれて顧客がサービスの提供を受けると同時に消費するため、収益は、顧客との契約期間にわたり認識しています。進捗度は、顧客への支配の移転を適切に表す発生原価に基づき測定しています。顧客から対価の一部を履行義務の充足前に受領しており、契約負債として、連結貸借対照表上、その他負債へ計上しています。

 

施設運営事業収入

  当社および子会社は、ホテル・旅館、研修所、多目的ドーム等を運営しています。これらにかかる収益は、履行義務の充足につれて顧客がサービスの提供を受けると同時に消費するため、顧客による施設利用期間にわたり認識しており、その利用期間を基に、顧客に移転するサービスの価値を直接測定しています。多目的ドーム運営において顧客から対価の一部を履行義務の充足前に受領しており、契約負債として連結貸借対照表上、その他負債へ計上しています。なお、サービス収入に含まれる事業用資産の売却益は、顧客ではない相手への非金融資産の譲渡であり、顧客との契約から生じる収益の範囲外です。

 

環境エネルギー事業関連サービス収入

  当社および子会社は、工場やオフィスビル、その他の施設向けに電力供給事業を行っています。仕入または発電所の運営による、電力供給サービスにかかる収益は、履行義務の充足につれて顧客がサービスの提供を受けると同時に消費するため、顧客との電力供給契約期間にわたり認識しており、顧客の電気使用量により、顧客に移転するサービスの価値を直接測定しています。また、一部の子会社は、廃棄物処理施設を運営しています。資源および廃棄物処理サービスにかかる収益は、主に履行義務の充足につれて顧客がサービスの提供を受けると同時に消費するため、顧客とのサービス契約期間にわたり認識しており、資源および廃棄物の処理量により、顧客に移転するサービスの価値を直接測定しています。

 

不動産管理および仲介収入

  一部の子会社は、不動産管理および仲介事業として、主にマンションやオフィスビル、施設等の維持・管理サービスを顧客へ提供しています。これらの管理事業にかかる収益は、履行義務の充足につれて顧客がサービスの提供を受けると同時に消費するため、顧客との管理契約期間にわたり認識しています。進捗度は、時の経過に基づき、顧客に移転するサービスの価値を直接測定しています。顧客から対価の一部を履行義務の充足前に受領しており、契約負債として、連結貸借対照表上、その他負債へ計上しています。

 

不動産請負工事売上高

  一部の子会社は、マンションやオフィスビル、施設等にかかる修繕工事や建設工事を請け負っています。これらの工事は顧客が所有または賃借する不動産において行われ、工事が進捗するにつれて価値が増加し、かつ顧客がその資産を支配します。また、履行により当該子会社にとって他に転用できる資産が創出されず、かつ、現在までに完了した履行に対する支払いを受ける強制可能な権利を実質的に有していることから、工事期間にわたって収益を認識しています。進捗度は、顧客への支配の移転を適切に表す発生原価に基づき測定しています。当該子会社が履行した義務の一部について契約資産を認識し、連結貸借対照表上、その他資産へ計上しています。また、顧客から対価の一部を履行義務の充足前に受領しており、契約負債として連結貸借対照表上、その他負債へ計上しています。

 

その他

  その他、当社および子会社は、様々な事業を展開しています。主な収益は以下のとおりです。

 

ソフトウエアおよび測定機器等の保守サービス:

  一部の子会社は、業務ソフトウエアおよび測定機器等の製品保守および周辺業務支援サービスを顧客に提供しています。本サービスにおいては、履行義務の充足につれて顧客がサービスの提供を受けると同時に消費するため、顧客との契約期間にわたり収益を認識しています。進捗度は、顧客への支配の移転を適切に表す発生原価に基づき測定しています。顧客から対価の一部を履行義務の充足前に受領しており、契約負債として連結貸借対照表上、その他負債へ計上しています。

 

手数料収入:

  当社および子会社は、保険契約者の紹介およびその他の仲介事業を行っています。これらの事業による手数料収入は、主に顧客と紹介先または仲介先の契約が成立した時点で認識しています。

 

  前連結会計年度末および当第3四半期連結会計期間末現在の顧客との契約における受取債権、契約資産および契約負債の残高は以下のとおりです。

 

前連結会計年度末

(百万円)

当第3四半期連結会計期間末

(百万円)

受取手形、売掛金および未収入金

165,676

179,051

契約資産(その他資産に含む)

3,811

7,186

契約負債(その他負債に含む)

32,805

32,570

 

  前第3四半期連結累計期間および当第3四半期連結累計期間における契約資産の重要な変動はありません。第3四半期連結累計期間において、オリックス・リビングの売却に伴い施設運営に関連する契約負債14,342百万円が非連結となった影響により、契約負債が減少しました。当第3四半期連結累計期間における契約負債の重要な変動はありません。

 

  第3四半期連結累計期間および第3四半期連結累計期間に認識した収益のうち、2019年4月1日および前連結会計年度末の契約負債残高に含まれていたものは、それぞれ28,209百万円および27,842百万円です。

 

  前第3四半期連結会計期間および当第3四半期連結会計期間に認識した収益のうち、2019年4月1日および前連結会計年度末の契約負債残高に含まれていたものは、それぞれ5,262百万円および6,263百万円です。

 

  当第3四半期連結会計期間末現在における、未充足または一部未充足の履行義務に配分した取引価格は、148,813百万円であり、自動車関連サービスや不動産販売などに関連しています。これらの収益認識の最長残存期間は14年です。なお、主なものは自動車関連サービスに関するもので、10年間にわたり収益認識される予定です。当社および子会社は、当開示において実務上の簡便法を適用し、当初の契約期間が1年以内のもの、また、顧客に請求する履行対価を基にサービスの価値を直接測定して収益認識するものは含めていません。なお、充足されない履行義務へ配分された取引価格に、重要な変動対価の見積りは含まれていません。

 

6  リース取引

貸手のリース取引

  前第3四半期連結累計期間、当第3四半期連結累計期間、前第3四半期連結会計期間および当第3四半期連結会計期間における貸手のリース収益の内訳は以下のとおりです。

 

前第3四半期連結累計期間

(百万円)

当第3四半期連結累計期間

(百万円)

ファイナンス・リース収益

 

 

利息収入

56,155

51,698

その他

1,601

1,325

オペレーティング・リース収益 ※

321,428

296,520

 合計

379,184

349,543

※ オペレーティング・リース収益には、前第3四半期連結累計期間および当第3四半期連結累計期間において、賃貸不動産売却益をそれぞれ23,044百万円および13,745百万円、賃貸不動産以外のオペレーティング・リース資産の売却益をそれぞれ14,234百万円および6,625百万円含んでいます。

 

 

前第3四半期連結会計期間

(百万円)

当第3四半期連結会計期間

(百万円)

ファイナンス・リース収益

 

 

利息収入

18,900

17,385

その他

511

460

オペレーティング・リース収益 ※

106,503

98,559

 合計

125,914

116,404

※ オペレーティング・リース収益には、前第3四半期連結会計期間および当第3四半期連結会計期間において、賃貸不動産売却益をそれぞれ4,636百万円および991百万円、賃貸不動産以外のオペレーティング・リース資産の売却益をそれぞれ6,047百万円および3,491百万円含んでいます。

 

  リース純投資からのファイナンス・リース収益およびリース純投資の処分に関わる損益は、連結損益計算書の金融収益に計上しています。前第3四半期連結累計期間、当第3四半期連結累計期間、前第3四半期連結会計期間および当第3四半期連結会計期間において、リース純投資の処分に関わる重要な損益は生じていません。

 

7  金融債権の信用の質および貸倒引当金

当社および子会社は、以下の情報をポートフォリオ・セグメント別またはそれをさらに細分化した金融債権のクラス別に開示しています。

 

  ・貸倒引当金に関する情報 - ポートフォリオ・セグメント別に開示

  ・金融債権に関する情報   - クラス別に開示

  減損している営業貸付金

  信用の質

  支払期日経過および収益計上停止

  ・問題債権のリストラクチャリングに関する情報 - クラス別に開示

 

ポートフォリオ・セグメントとは、企業が貸倒引当金を決定するために策定および文書化した体系的手法が適用されるレベル、と定義されています。当社および子会社におけるポートフォリオ・セグメントは、営業貸付金の商品別およびリース純投資に区分しています。また、金融債権のクラスとは、取得時の測定方法や金融債権のリスク特性、債務者の信用リスクをモニタリングし、評価する方法に基づいて決定され、財務諸表の利用者が金融債権に固有のリスクを理解するために十分詳細なレベルと定義されています。金融債権のクラスは一般的に、ポートフォリオ・セグメントを細分化したものであり、当社および子会社においては、ポートフォリオ・セグメントを地域別、商品別または貸出先の業種別に細分化しています。

 

  前第3四半期連結累計期間、前第3四半期連結会計期間および前連結会計年度末における貸倒引当金に関する情報は以下のとおりです。

前第3四半期連結累計期間

 

営業貸付金

リース純投資(百万円)

合計

(百万円)

個人向け

(百万円)

法人向け

買取債権

(百万円)

※1

ノンリコース

ローン

(百万円)

その他

(百万円)

貸倒引当金:

 

 

 

 

 

 

期首残高

21,195

919

20,662

3,186

12,049

58,011

繰入額(△戻入額)

9,931

353

3,240

△133

2,333

15,724

取崩額

△9,360

△1

△5,046

△470

△1,937

△16,814

繰戻額

419

142

48

23

632

その他 ※2

△26

△6

△609

11

△1

△631

期末残高

22,159

1,265

18,389

2,642

12,467

56,922

個別引当対象

3,528

229

6,009

1,488

11,254

個別引当対象外

18,631

1,036

12,380

1,154

12,467

45,668

金融債権:

 

 

 

 

 

 

期末残高

2,126,058

143,103

1,251,329

14,806

1,142,339

4,677,635

個別引当対象

26,147

2,516

38,119

2,998

69,780

個別引当対象外

2,099,911

140,587

1,213,210

11,808

1,142,339

4,607,855

 

前第3四半期連結会計期間

 

営業貸付金

リース純投資

(百万円)

合計

(百万円)

個人向け

(百万円)

法人向け

買取債権

(百万円)

※1

ノンリコース

ローン

(百万円)

その他

(百万円)

貸倒引当金:

 

 

 

 

 

 

期首残高

21,789

1,055

17,333

2,760

12,236

55,173

繰入額(△戻入額)

2,956

192

1,499

△55

559

5,151

取崩額

△2,740

△687

△107

△599

△4,133

繰戻額

146

45

28

13

232

その他 ※2

8

18

199

16

258

499

期末残高

22,159

1,265

18,389

2,642

12,467

56,922

 

前連結会計年度末

 

営業貸付金

リース純投資

(百万円)

合計

(百万円)

個人向け

(百万円)

法人向け

買取債権

(百万円)

※1

ノンリコース

ローン

(百万円)

その他

(百万円)

貸倒引当金:

 

 

 

 

 

 

期末残高

20,542

1,786

21,358

1,458

11,692

56,836

個別引当対象

3,602

228

8,950

667

13,447

個別引当対象外

16,940

1,558

12,408

791

11,692

43,389

金融債権:

 

 

 

 

 

 

期末残高

2,171,139

132,081

1,296,854

13,218

1,080,964

4,694,256

個別引当対象

26,533

2,466

55,216

1,605

85,820

個別引当対象外

2,144,606

129,615

1,241,638

11,613

1,080,964

4,608,436

 

 

(注) 上表には、売却予定の営業貸付金は含んでいません。

※1 買取債権とは、当初契約実行時より債務者の信用リスクが悪化し、取得時において契約上要求されている支払額の全額は回収できないと想定される債権です。

※2 その他には、主に為替相場の変動および子会社の売却に伴う貸倒引当金の減少を含んでいます。

 

 

貸倒引当金の計上において、当社および子会社は、多数の要因の中でもとりわけ以下の要因を考慮しています。

 

・債務者の事業特性と財政状態

・経済状況およびそのトレンド

・過去の貸倒償却実績

・未収状況および過去のトレンド

・債権に対する担保および保証の価値

 

当社および子会社においては、営業貸付金のうち減損しているものについては個別に貸倒引当金を計上しています。また、減損していない営業貸付金(個別に減損判定を行わないものを含む)およびリース純投資については、債務者の業種や資金用途による区分を行い、当該区分ごとに過去の貸倒実績率を算出し、その貸倒実績率と現在の経済状況等を勘案し見積もった貸倒見込みに基づいて貸倒引当金を計上しています。

 

すべてのポートフォリオ・セグメントに共通して、債務者の業況悪化により元利金返済が滞るリスクがあります。個人向け営業貸付金については、債務者固有の状況や担保および保証の価値や過去の貸倒償却実績の変動により貸倒引当金の設定額は変動します。法人向けその他の営業貸付金およびリース純投資については、債務者の状況に加え、その属している業界の経済状況およびトレンド、担保および保証の価値、過去の貸倒償却実績などの要素により貸倒引当金の設定額は変動します。

 

また、営業貸付金およびリース純投資の担保資産の価値が下落し、回収不能となるリスクも存在します。特に、不動産からのキャッシュ・フローを返済原資とするノンリコースローンについては、その回収可能額は主に不動産担保の価値に依存しています。そのため、不動産市場の流動性の悪化、賃貸不動産の空室率の上昇、賃貸料の下落などにより、その担保価値が下落するリスクがあります。このようなリスクにより、貸倒引当金の設定額は変動します。買取債権については、その回収可能額は不動産担保の価値の下落や債務者の信用状況の悪化により減少します。したがって、これらのリスクにより貸倒引当金の設定額は変動します。

 

当社および子会社は、すべてのポートフォリオ・セグメントに共通して、債務者の財政状態および担保資産の処分状況等から将来の回収可能性がほとんどないと判断した場合には、当該債権を償却しています。

 

  前連結会計年度末における減損している営業貸付金に関する情報は以下のとおりです。

前連結会計年度末

ポートフォリオ・セグメント

クラス

個別引当対象の

営業貸付金残高

(百万円)

左記のうち

元本残高

(百万円)

個別引当対象の

貸倒引当金残高

(百万円)

 

全額回収可能債権額 ※1:

 

36,528

36,524

 

 

個人向け営業貸付金

 

997

995

 

 

 

不動産ローン

584

582

 

 

 

カードローン

 

 

 

その他

413

413

 

 

法人向け営業貸付金

 

35,423

35,421

 

 

 ノンリコースローン

米州

1,705

1,705

 

 

 ノンリコースローン以外

国内不動産業

2,268

2,267

 

 

 

海外不動産業

11,231

11,231

 

 

 

国内商工業

およびその他

8,831

8,830

 

 

 

海外商工業

およびその他

11,388

11,388

 

 

買取債権

 

108

108

 

要引当対象債権額 ※2:

 

49,292

48,936

13,447

 

 

個人向け営業貸付金

 

25,536

25,316

3,602

 

 

 

不動産ローン

5,178

5,162

817

 

 

 

カードローン

3,932

3,924

632

 

 

 

その他

16,426

16,230

2,153

 

 

法人向け営業貸付金

 

22,259

22,123

9,178

 

 

 ノンリコースローン

米州

761

761

228

 

 

 ノンリコースローン以外

国内不動産業

1,233

1,219

374

 

 

 

海外不動産業

1,260

1,260

486

 

 

 

国内商工業

およびその他

3,649

3,527

2,371

 

 

 

海外商工業

およびその他

15,356

15,356

5,719

 

 

買取債権

 

1,497

1,497

667

 

合計:

 

85,820

85,460

13,447

 

 

個人向け営業貸付金

 

26,533

26,311

3,602

 

 

 

不動産ローン

5,762

5,744

817

 

 

 

カードローン

3,932

3,924

632

 

 

 

その他

16,839

16,643

2,153

 

 

法人向け営業貸付金

 

57,682

57,544

9,178

 

 

 ノンリコースローン

米州

2,466

2,466

228

 

 

 ノンリコースローン以外

国内不動産業

3,501

3,486

374

 

 

 

海外不動産業

12,491

12,491

486

 

 

 

国内商工業

およびその他

12,480

12,357

2,371

 

 

 

海外商工業

およびその他

26,744

26,744

5,719

 

 

買取債権

 

1,605

1,605

667

 

(注) 上表には、売却予定の営業貸付金を含んでいません。

※1 全額回収可能債権額とは、減損している営業貸付金のうち、債権全額が回収可能であるとして貸倒引当金を計上していない営業貸付金です。

※2 要引当対象債権額とは、減損している営業貸付金のうち、債権全額もしくはその一部が回収不可能であるとして貸倒引当金を計上している営業貸付金です。

 

当社および子会社は、買取債権および個人向け以外の営業貸付金について、元本または利息が期日から90日以上経過しても回収されない状況や、債務者の法的整理の申請、銀行取引停止処分、手形不渡りなどの状況の発生、その他債務者の経済状況が悪化したことにより、契約に従った支払条件に沿って元本および利息を回収できない可能性が高いと判断した場合に、減損したものと考えています。また、ノンリコースローンについては、これらの状況に加え、財務制限条項および期限の利益喪失、LTV(担保掛目)比率やその他の入手可能な関連情報を用いて減損の判定を行っています。買取債権については、不動産担保の価値の下落や、債務者の経済状況が債権の取得時よりも悪化したことにより、その債権に対する帳簿価額全額を回収できない可能性が高いと判断した場合に減損したものと考えています。個人向け不動産ローン、個人向けカードローンおよび個人向けその他のクラスに分類される営業貸付金については、契約条件の緩和により回収条件が変更された場合に、減損したものと考えています。

 

買取債権以外の減損した営業貸付金から生じる利息回収額は、貸付元本残高に回収可能性があると見込まれる場合は利息収入として計上し、回収可能性が乏しい場合は、貸付元本の回収額として処理しています。また、買取債権は法的には貸付債権として保有されますが、債務不履行の状態にある債権は通常の回収手段により回収されることは期待できず、買い取り後の担保の回収にあたっては個別の方策が必要とされるため、回収額、回収時期、回収方法を合理的に見積もることはできません。このため、買取債権については減損の有無にかかわらず原価回収基準による方法で収益認識を行っています。

 

すべてのクラスに共通して、減損した営業貸付金を将来キャッシュ・フローの現在価値、債権の観察可能な市場価額または、担保依存のものは担保の公正価値に基づいて個別に評価しています。ノンリコースローンにおいては、その回収可能額が主に不動産担保に依存しているため、原則として担保不動産の公正価値に基づいて回収可能額を評価しています。また、一部のノンリコースローンについては、その回収可能額を将来キャッシュ・フローの現在価値に基づいて評価しています。不動産担保の公正価値については、状況に応じて、同種の資産の売却を含む最近の取引事例やその他の評価技法、例えば稼働中の既存資産または開発プロジェクトの完成により生み出されると見積もられる将来キャッシュ・フローを使った割引現在価値法などに基づき、独立した鑑定機関や内部の不動産鑑定士により評価されます。通常、年1回新しい鑑定評価を取得しています。さらに、担保不動産の状況を定期的にモニタリングし、公正価値に重要な影響を及ぼすかもしれない重要な変化が生じた場合には新しい鑑定評価を取得しています。なお、減損した買取債権について、その帳簿価額と回収可能額との差額に対して貸倒引当金を計上しています。

 

前第3四半期連結累計期間および前第3四半期連結会計期間における減損している営業貸付金の期中平均残高および貸付金収益計上額に関する情報は以下のとおりです。

前第3四半期連結累計期間

ポートフォリオ・セグメント

クラス

減損した営業貸付金

の期中平均残高 ※

(百万円)

減損した営業貸付金

の貸付金収益計上額

(百万円)

左記のうち

現金回収額

(百万円)

 

個人向け営業貸付金

 

24,268

341

300

 

 

不動産ローン

4,906

109

105

 

 

カードローン

3,924

44

38

 

 

その他

15,438

188

157

 

法人向け営業貸付金

 

31,962

106

104

 

 ノンリコースローン

日本

172

2

2

 

 

米州

3,077

 

 ノンリコースローン以外

国内不動産業

1,518

25

25

 

 

海外不動産業

3,742

 

 

国内商工業

およびその他

5,718

65

63

 

 

海外商工業

およびその他

17,735

14

14

 

買取債権

 

3,484

139

139

合計

 

59,714

586

543

 

 

前第3四半期連結会計期間

ポートフォリオ・セグメント

クラス

減損した営業貸付金

の期中平均残高 ※

(百万円)

減損した営業貸付金

の貸付金収益計上額(百万円)

左記のうち

現金回収額

(百万円)

 

個人向け営業貸付金

 

25,781

106

100

 

 

不動産ローン

5,840

34

32

 

 

カードローン

3,908

13

13

 

 

その他

16,033

59

55

 

法人向け営業貸付金

 

33,618

54

54

 

 ノンリコースローン

日本

111

 

 

米州

2,495

 

 その他

国内不動産業

1,406

6

6

 

 

海外不動産業

6,906

 

 

国内商工業

およびその他

5,282

38

38

 

 

海外商工業

およびその他

17,418

10

10

 

買取債権

 

3,110

53

53

合計

 

62,509

213

207

(注) 上表には、売却予定の営業貸付金を含んでいません。

※ 平均残高は、期首残高および四半期末残高により算出しています。

 

    前連結会計年度末における信用の質に関する情報は以下のとおりです。

前連結会計年度末

ポートフォリオ・セグメント

クラス

一般債権

(百万円)

不良債権

合計

(百万円)

個別引当対象

(百万円)

個別引当対象外

90日以上未収債権

(百万円)

不良債権合計

(百万円)

 

個人向け営業貸付金

 

2,134,342

26,533

10,264

36,797

2,171,139

 

 

不動産ローン

1,877,227

5,762

1,370

7,132

1,884,359

 

 

カードローン

218,011

3,932

1,708

5,640

223,651

 

 

その他

39,104

16,839

7,186

24,025

63,129

 

法人向け営業貸付金

 

1,371,253

57,682

57,682

1,428,935

 

 ノンリコースローン

日本

48,566

48,566

 

 

米州

81,049

2,466

2,466

83,515

 

 ノンリコースローン以外

国内不動産業

297,483

3,501

3,501

300,984

 

 

海外不動産業

119,403

12,491

12,491

131,894

 

 

国内商工業

およびその他

242,831

12,480

12,480

255,311

 

 

海外商工業

およびその他

581,921

26,744

26,744

608,665

 

買取債権

 

11,613

1,605

1,605

13,218

 

リース純投資

 

1,065,618

15,346

15,346

1,080,964

 

 

日本

741,636

5,971

5,971

747,607

 

 

海外

323,982

9,375

9,375

333,357

合計

 

4,582,826

85,820

25,610

111,430

4,694,256

(注)上表には、売却予定の営業貸付金は含んでいません。

 

  当社および子会社は、すべてのクラスに共通して、信用の質を一般債権および不良債権として管理しています。不良債権に分類している債権は、法的整理の申請先、銀行取引停止処分先、手形不渡り発生先経済状況が悪化した先、90日以上未収先および契約条件の緩和により回収条件が変更された債権などであり、一般債権はそれ以外の債権をいいます。なお、買取債権については、その債権に対する帳簿価額全額を回収できない可能性が高いと判断された、減損した債権を不良債権として管理し、それ以外の債権を一般債権としています。

 

  不良債権のうち、1つのグループとして評価される多数の同種小口の営業貸付金(契約条件の緩和を行っていない個人向けの不動産ローン・カードローン等を含んでいます)やリース純投資を、個別引当対象外90日以上未収債権、それ以外を個別引当対象債権として個別に管理しています。不良債権に対し引当金を計上した後も、担保の価値、債務者の経営状況、およびその他の重要な要因を少なくとも四半期ごとにモニタリングし経営陣に報告するとともに、必要に応じて追加の貸倒引当金を設定しています。

 

前連結会計年度末における支払期日経過および収益計上停止に関する情報は以下のとおりです。

前連結会計年度末

ポートフォリオ・セグメント

クラス

支払期日経過債権

金融債権

合計

(百万円)

収益計上

停止債権額

(百万円)

30日以上

90日未満

(百万円)

90日以上

(百万円)

支払期日経過債権合計

(百万円)

 

個人向け営業貸付金

 

6,604

13,607

20,211

2,171,139

13,607

 

 

不動産ローン

1,863

2,469

4,332

1,884,359

2,469

 

 

カードローン

595

2,114

2,709

223,651

2,114

 

 

その他

4,146

9,024

13,170

63,129

9,024

 

法人向け営業貸付金

 

3,365

26,999

30,364

1,428,935

44,622

 

 ノンリコースローン

日本

48,566

 

 

米州

2,466

2,466

83,515

2,466

 

 ノンリコースローン以外

国内不動産業

586

586

300,984

586

 

 

海外不動産業

1

12,386

12,387

131,894

12,491

 

 

国内商工業

およびその他

226

2,409

2,635

255,311

2,409

 

 

海外商工業

およびその他

3,138

9,152

12,290

608,665

26,670

 

リース純投資

 

13,702

15,346

29,048

1,080,964

15,346

 

 

日本

2,755

5,971

8,726

747,607

5,971

 

 

海外

10,947

9,375

20,322

333,357

9,375

合計

 

23,671

55,952

79,623

4,681,038

73,575

(注)上表には、売却予定の営業貸付金および買取債権は含んでいません。

 

  当社および子会社は、すべてのクラスに共通して、元本または利息が支払期日より30日以上経過しても回収されない債権を、支払期日経過債権として認識しています。なお、支払条件を緩和した債権について、緩和後の条件に従い、元本または利息の未収期間が支払期日より30日以上経過していない債権は、支払期日経過債権に含んでいません。

 

  支払期日経過債権のうち90日以上経過しても回収されない場合、またはそれ以前であっても、個々の顧客の信用状況、および過去の償却実績、未収およびその発生状況などの要因に基づいて経営陣が回収可能性に懸念があると判断した場合は、営業貸付金およびリース純投資にかかる収益の計上を停止しています。収益計上停止対象となった債権から現金回収があった場合には、契約条件や債務者の状況等を考慮して、先ず未収利息に充当し残余を元本に充当しています。また、一定額が継続的に入金されるなど、約定に従った元本の返済の可能性が高くなったと判断した場合、営業貸付金およびリース純投資の収益計上を再開しています。収益計上を再開するまでに必要となる継続的な入金期間は、債務者の事業特性や財政状態、経済環境およびトレンドなど、その債務者の支払能力を評価するときに考慮される諸状況に応じて変わります。

 

  前第3四半期連結累計期間および前第3四半期連結会計期間において発生した金融債権に関する問題債権のリストラクチャリングについての情報は以下のとおりです。

前第3四半期連結累計期間

ポートフォリオ・セグメント

クラス

条件修正前残高

(百万円)

条件修正後残高

(百万円)

 

個人向け営業貸付金

 

9,187

6,935

 

 

不動産ローン

16

14

 

 

カードローン

1,422

1,052

 

 

その他

7,749

5,869

 

法人向け営業貸付金

 

4,196

4,196

 

 ノンリコースローン

米州

340

340

 

 ノンリコースローン以外

海外商工業

およびその他

3,856

3,856

合計

 

13,383

11,131

 

前第3四半期連結会計期間

ポートフォリオ・セグメント

クラス

条件修正前残高

(百万円)

条件修正後残高

(百万円)

 

個人向け営業貸付金

 

3,079

2,301

 

 

不動産ローン

477

364

 

 

カードローン

2,602

1,937

 

法人向け営業貸付金

 

1,749

1,749

 

 ノンリコースローン

米州

340

340

 

 ノンリコースローン以外

海外商工業

およびその他

1,409

1,409

合計

 

4,828

4,050

 

 

  問題債権のリストラクチャリングは、金融債権のリストラクチャリングのうち、債務者の財政難に関連して、経済的な理由等により、債権者が債務者に譲歩を行うものと定義されています。

 

当社および子会社は、問題債権のリストラクチャリングに際し、可能な限り債権の保全を図るために、様々な形式の譲歩を債務者に対して行っています。ノンリコースローンの債務者に対しては、その債権と類似したリスク特性を有する債務における市場金利を下回る金利での支払期日の延長などにより譲歩を行っています。ノンリコースローン以外のすべての金融債権の債務者に対しては、元本の減免、一時的な金利の減免や、その債権と類似したリスク特性を有する債務における市場金利を下回る金利での支払期日の延長などにより譲歩を行っています。なお、問題債権のリストラクチャリングに際し、当社および子会社は、債務者からの担保物件の取得によって、元本または未収利息の全部または一部に充当する場合があります。

 

すべてのポートフォリオ・セグメントに共通して、問題債権のリストラクチャリングに該当した金融債権は減損した金融債権として、個別にその回収可能額を評価し、貸倒引当金を計上します。なお、問題債権のリストラクチャリングに該当する金融債権の大部分は、リストラクチャリングが行われる以前から減損した金融債権として個別に貸倒引当金を計上していますが、そのようなリストラクチャリングを行った結果、当社および子会社は、追加の貸倒引当金を計上する場合もあります。

 

  前第3四半期連結会計期間末から過去12ヶ月間に問題債権のリストラクチャリングに該当する条件変更を行った金融債権のうち、前第3四半期連結累計期間および前第3四半期連結会計期間に債務不履行となった金融債権についての情報は以下のとおりです。

前第3四半期連結累計期間

ポートフォリオ・セグメント

クラス

条件修正後残高

(百万円)

 

個人向け営業貸付金

 

1,497

 

 

カードローン

7

 

 

その他

1,490

 

法人向け営業貸付金

 

127

 

 ノンリコースローン以外

海外商工業

およびその他

127

合計

 

1,624

 

前第3四半期連結会計期間

ポートフォリオ・セグメント

クラス

条件修正後残高

(百万円)

 

個人向け営業貸付金

 

444

 

 

カードローン

4

 

 

その他

440

 

法人向け営業貸付金

 

127

 

 ノンリコースローン以外

海外商工業

およびその他

127

合計

 

571

 

  当社および子会社は、リストラクチャリング後の契約において、元本または利息が支払期日より90日以上経過しても回収されない債権などを、債務不履行となった金融債権として認識しています。

 

  すべてのポートフォリオ・セグメントに共通して、債務不履行となった金融債権については、収益の計上を停止し、また必要に応じて追加の貸倒引当金を設定する場合もあります。

 

  前連結会計年度末において、担保権の行使により取得した居住用不動産はありません。また、差押えの過程にある居住用不動産の担保権付個人向け住宅ローンの帳簿価額は前連結会計年度末において109百万円です。

 

8  金融資産の信用の質および信用損失引当金

当社および子会社は、以下の情報をポートフォリオ・セグメント別、またはそれをさらに細分化した金融資産のクラス別に開示しています。

 

  ・信用損失引当金に関する情報 - ポートフォリオ・セグメント別に開示

  ・金融資産に関する情報   - クラス別に開示

  信用の質

  支払期日経過

  収益計上停止

  ・問題債権のリストラクチャリングに関する情報 - クラス別に開示

 

ポートフォリオ・セグメントとは、企業が信用損失引当金を決定するために策定および文書化した体系的手法が適用されるレベル、と定義されています。当社および子会社におけるポートフォリオ・セグメントは、営業貸付金の商品別、リース純投資および償却原価で測定するその他の金融資産に区分しています。また、金融資産のクラスとは、取得時の測定方法や金融債権のリスク特性、債務者の信用リスクをモニタリングし、評価する方法に基づいて決定され、財務諸表の利用者が金融資産に固有のリスクを理解するために十分詳細なレベルと定義されています。金融資産のクラスは一般的に、ポートフォリオ・セグメントを細分化したものであり、当社および子会社においては、ポートフォリオ・セグメントを地域別、商品別または貸出先の業種別に細分化しています。

 

  当第3四半期連結累計期間および当第3四半期連結会計期間における営業貸付金、リース純投資および償却原価で測定するその他の金融資産に対する信用損失引当金に関する情報は以下のとおりです。

当第3四半期連結累計期間

 

営業貸付金

リース

純投資

(百万円)

償却原価で測定する

その他の

金融資産

(百万円)

※2

合計

(百万円)

個人向け

(百万円)

法人向け

買取債権

(百万円)

※1

ノンリコース

ローン

(百万円)

ノンリコースローン以外

(百万円)

信用損失引当金:

 

 

 

 

 

 

 

期首残高

20,542

1,786

20,209

1,458

11,692

1,149

56,836

ASU2016-13適用による

累積的影響額

14,500

1,601

10,725

3,550

1,369

31,745

オペレーティング・リース

投資に係る引当金への組替 ※3

△312

△312

2020年4月1日残高

35,042

3,387

30,934

1,458

15,242

2,206

88,269

繰入額(△戻入額)

5,648

162

6,529

36

3,064

599

16,038

報告期間に取得した

買取債権の取得日における

信用損失引当金

1,636

1,636

取崩額 ※4

△7,905

△12,621

△1,724

△1,448

△290

△23,988

繰戻額

401

72

38

9

6

526

その他 ※6

302

△170

△1,330

102

211

65

△820

期末残高

33,488

3,379

23,584

1,546

17,078

2,586

81,661

集合評価対象

29,118

3,162

16,108

654

9,627

944

59,613

個別評価対象

4,370

217

7,476

892

7,451

1,642

22,048

 

 

当第3四半期連結会計期間

 

営業貸付金

リース純投資

(百万円)

償却原価で測定するその他の金融資産

(百万円)

※2

合計

(百万円)

個人向け

(百万円)

法人向け

買取債権

(百万円)

※1

ノンリコース

ローン

(百万円)

ノンリコースローン以外

(百万円)

信用損失引当金:

 

 

 

 

 

 

 

期首残高

34,350

3,414

28,421

1,508

16,206

2,896

86,795

繰入額(△戻入額)

1,641

38

380

31

1,600

△183

3,507

報告期間に取得した

買取債権の取得日における

信用損失引当金

1,296

1,296

取崩額 ※5

△2,727

△4,718

△1,297

△844

△144

△9,730

繰戻額

150

3

8

1

6

168

その他 ※6

74

△73

△502

115

11

△375

期末残高

33,488

3,379

23,584

1,546

17,078

2,586

81,661

(注)1 上表には、売却予定の営業貸付金および保険契約者貸付金を含んでいません。

  2 当社および子会社における満期保有目的負債証券は、日本国債および日本国債を担保とした債券であり、信用損失が僅少であるため信用損失引当金は計上しておりません。また、支払い期日経過および収益計上停止もありません。

※1 買取債権とは、当初契約実行時より債務者の信用リスクが悪化し、取得時において契約上要求されている支払額の全額は回収できないと想定される債権です。信用損失基準適用に伴い2020年4月1日付で買取債権の信用損失グロスアップ処理として引当金を176,714百万円計上しておりますが、同額を償却しています。

※2 償却原価で測定するその他の金融資産は、主に関連会社貸付金や売掛金等の金融債権に対する引当金です。なお、関連会社貸付金に対する信用損失費用6百万円は持分法投資損益に計上しております。また、関連会社貸付金に対する信用損失引当金795百万円が関連会社投資残高に含まれております。

※3 オペレーティング・リース投資の未収リース料に係る引当金を、信用損失基準適用に伴い2020年4月1日にオペレーティング・リース投資残高へ組み替えております。

※4 取崩額には買取債権の償却額1,636百万円を含んでいます。

※5 取崩額には買取債権の償却額1,296百万円を含んでいます。

※6 その他には、主に為替相場の変動および子会社の非連結化に伴う信用損失引当金の減少を含んでいます。

 

 

当第3四半期連結累計期間および当第3四半期連結会計期間において購入した買取債権に関する情報は以下のとおりです。

 

当第3四半期連結累計期間

(百万円)

取得価額

1,221

取得日における信用損失引当金

1,636

その他の要因によるディスカウント・プレミアム

152

額面価額

3,009

 

 

当第3四半期連結会計期間

(百万円)

取得価額

834

取得日における信用損失引当金

1,296

その他の要因によるディスカウント・プレミアム

95

額面価額

2,225

 

 

信用損失引当金は、金融資産の残存期間において将来的に発生すると予測されるすべての信用損失を見積り、経営陣の判断により十分な引当を行っています。信用損失引当金の計上において、当社および子会社は、多数の要因の中でもとりわけ以下の要因をポートフォリオごとの集合評価および個別評価に考慮しています。

・債務者の事業特性と財政状態

・過去の貸倒償却実績

・未収状況および過去のトレンド

・債権に対する担保および保証の価値

・経済環境や事業環境の現状ならびに予想される将来の見通し

 

当社および子会社は、すべてのクラスに共通して、信用の質を正常債権および不良債権として管理しています。不良債権に分類している債権は、法的整理の申請先、銀行取引停止処分先、手形不渡り発生先、経済状況が悪化した先、90日以上未収先および契約条件の緩和により回収条件が変更された債権などであり、正常債権はそれ以外の債権をいいます。なお、買取債権については、取得価額を回収できない可能性が高いと判断された買取債権を不良債権として管理し、それ以外の債権を正常債権としています。

 

正常債権は、主に、特定の金融資産が他の金融資産と類似のリスク特性を有すると判断した場合には、それらの金融資産を1つのプールとして集合的な評価を行います。これに対して、金融資産が他の金融資産と類似のリスク特性を有さないと判断した場合には、その金融資産に対して個別評価を実施しています。

 

個人向け営業貸付金は、主に不動産ローンおよびカードローンから構成されています。不動産ローンの信用の質は不動産から生じるキャッシュ・フローや担保価値から影響を受けます。カードローンの信用の質は顧客の属性や過去の返済状況など支払能力から影響を受けます。これらの要因は、各ポートフォリオの債務不履行率および債務不履行となった債権の損失率に反映されるので、信用損失引当金の見積もりに使用しています。

 

法人向け営業貸付金は、ノンリコースローンとノンリコースローン以外に区分しています。ノンリコースローン以外は、さらに不動産業と商工業およびその他に区分し、それぞれ国内と海外に分類しています。不動産業向け営業貸付金の信用の質は不動産市場の動向から影響を受けます。多様な業種向けの営業貸付金から構成されている商工業およびその他向けの営業貸付金の信用の質は、より広範な金融、経済情勢の動向から影響を受けます。法人向け営業貸付金における信用損失引当金の見積もりは、債務者の状況に加え、その属している業界の経済状況およびトレンド、担保および保証の価値、債務不履行率および債務不履行となった債権の損失率を使用しています。

 

リース純投資は、OA機器をはじめ、産業機械、輸送機器、不動産など様々な物件のリースからなります。リース純投資における信用損失引当金の見積もりには、リース物件の価値および債務者の状況に加え、その属している業界の経済状況およびトレンド、債務不履行率および債務不履行となった債権の損失率を使用しています。

 

信用損失引当金の見積もりには貸倒償却実績の推移と相関する経済指標の将来予測を反映しています。貸倒償却実績の推移と相関する経済指標は、合理的かつ裏付け可能な方法により予測できる期間にわたって決定しています。経済指標には、GDP成長率や消費者物価指数、失業率、国債金利等があり、選択した経済指標が将来どのように変化するかの将来予測シナリオを考慮しています。当社および子会社は、国や日本銀行等が公表している経済レポートや第三者の情報提供機関から、入手可能な直近の経済予測を経済指標に使用しています。新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響については、参照している経済指標への影響分析に基づいて、必要な調整を反映した上で将来予測シナリオを見直しています。

 

一方、金融資産の残存期間について合理的かつ裏付け可能な方法で予測できない場合、過去の貸倒実績に立ち戻る方法を用いて残存期間の予想信用損失を見積もっています。

 

なお、当第3四半期連結累計期間において、信用損失基準の見積もりに使用された算定方法や指標等に重要な変更はありませんでした。

 

信用の質が悪化した不良債権のうち、金融資産が他の金融資産と類似のリスク特性を有すると判断した場合には、債務不履行となった債権の損失率などに基づく集合的な評価を行います。一方、金融資産が他の金融資産と類似のリスク特性を有さないと判断した場合には、個別評価を行います。個別評価は、将来キャッシュ・フローの現在価値、債権の観察可能な市場価額または、担保依存のものは担保の公正価値に基づいて個別に信用損失引当金を見積もります。担保依存の金融債権は、債務者の財政難が見込まれ、回収可能額を大幅に担保に依存している債権と定義され、担保不動産からのキャッシュ・フローを返済原資とするノンリコースローンや買取債権が該当します。その回収可能額は主に不動産担保の価値に依存しています。そのため、不動産市場の流動性の悪化、賃貸不動産の空室率の上昇、賃貸料の下落などにより、その担保価値が下落するリスクがあります。買取債権については、その回収可能額は不動産担保の価値の下落や債務者の信用状況の悪化により減少します。したがって、これらのリスクの変動は、信用損失引当金の設定額に影響します。

 

当社および子会社は、すべてのポートフォリオ・セグメントに共通して、債務者の財政状態および担保資産の処分状況等から将来の回収可能性がほとんどないと判断した場合には、当該債権を償却しています。

 

  当第3四半期連結会計期間末現在、金融資産の組成年度別に関する情報は以下のとおりです。個人向け営業貸付金のカードローンは組成年度別に区分することができないリボルビング返済のため、以下の組成年度別情報から除いています。

 

 

 

当第3四半期連結会計期間末

ポートフォリオ・セグメント

組成年度(期末日:3月31日)

合計

(百万円)

 

クラス

 

 

 

信用の質

2021年

(百万円)

2020年

(百万円)

2019年

(百万円)

2018年

(百万円)

2017年

(百万円)

2016年以前

(百万円)

個人向け営業貸付金

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

正常債権

306,241

449,219

339,465

229,865

231,464

524,416

2,080,670

 

 

 

不良債権

10,041

10,792

6,293

3,500

2,953

4,407

37,986

 

不動産ローン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

正常債権

300,663

435,567

332,312

225,245

229,665

523,126

2,046,578

 

 

 

不良債権

3

692

1,692

1,687

2,225

4,012

10,311

 

その他 ※

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

正常債権

5,578

13,652

7,153

4,620

1,799

1,290

34,092

 

 

 

不良債権

10,038

10,100

4,601

1,813

728

395

27,675

法人向け営業貸付金

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

正常債権

226,317

421,009

238,450

138,144

78,102

117,712

1,219,734

 

 

 

不良債権

4,103

10,778

4,270

4,481

5,356

12,447

41,435

 

ノンリコースローン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日本

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

正常債権

5,283

24,475

5,283

2,815

8,922

46,778

 

 

米州

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

正常債権

957

44,530

25,691

15,664

4,523

7,612

98,977

 

 

 

不良債権

1,177

1,177

 

ノンリコースローン以外

 

 

 

 

 

 

 

 

 

国内不動産業

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

正常債権

85,807

76,554

39,335

29,591

26,242

25,889

283,418

 

 

 

不良債権

383

192

628

564

1,767

 

 

海外不動産業

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

正常債権

16,005

54,567

15,015

6,316

1,852

2,898

96,653

 

 

 

不良債権

13

2,970

1,625

261

3,152

8,021

 

 

国内商工業およびその他

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

正常債権

60,044

55,369

32,004

13,092

11,682

23,701

195,892

 

 

 

不良債権

666

4,200

210

932

85

1,416

7,509

 

 

海外商工業およびその他

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

正常債権

58,221

165,514

121,122

70,666

33,803

48,690

498,016

 

 

 

不良債権

3,424

3,225

3,868

1,924

4,382

6,138

22,961

買取債権

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

正常債権

8

186

121

10,573

10,888

 

 

 

不良債権

1,236

1,236

リース純投資

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

正常債権

250,106

291,675

190,741

119,324

74,386

86,537

1,012,769

 

 

 

不良債権

1,015

3,138

3,476

3,307

3,010

6,800

20,746

 

日本

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

正常債権

142,489

178,878

133,242

95,377

66,669

83,942

700,597

 

 

 

不良債権

86

769

1,088

1,588

1,321

4,161

9,013

 

海外

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

正常債権

107,617

112,797

57,499

23,947

7,717

2,595

312,172

 

 

 

不良債権

929

2,369

2,388

1,719

1,689

2,639

11,733

償却原価で測定する

その他の金融資産

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

正常債権

15,691

920

325

863

2,630

12,108

32,537

 

 

 

不良債権

1,171

1,171

合計

カードローンリボルビング返済除く

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

正常債権

798,355

1,162,831

768,981

488,382

386,703

751,346

4,356,598

 

 

 

不良債権

15,159

24,708

14,039

12,459

11,319

24,890

102,574

(注)上表には、売却予定の営業貸付金および保険契約者貸付金は含んでいません。

※ 個人向け営業貸付金のその他には、一般個人ローン保証の保証履行がされた債権が含まれています。詳細については、注記24 「契約債務、保証債務および偶発債務」をご参照ください。

 

  当第3四半期連結会計期間末現在、個人向け営業貸付金の組成年度別に区分することができないリボルビング返済のカードローンは、以下のとおりです。

 

当第3四半期連結会計期間末

ポートフォリオ・セグメント

リボルビング

返済のカードローン

(百万円)

契約条件の

緩和による

回収条件変更

(百万円)

リボルビング返済の

カードローン

合計

(百万円)

組成年度別合計

(リボルビング

返済のカードローン除く)

(百万円)

償却原価で

測定する

金融資産

合計

(百万円)

 

信用の質

個人向け営業貸付金

 

 

 

 

 

 

正常債権

188,618

188,618

4,356,598

4,545,216

 

不良債権

1,934

3,757

5,691

102,574

108,265

 

  不良債権のうち、1つのグループとして評価される多数の同種小口の営業貸付金(契約条件の緩和を行っていない個人向けの不動産ローン・カードローン等を含んでいます)やリース純投資を、個別評価対象外90日以上未収債権、それ以外を個別評価対象債権として個別に管理しています。不良債権に対し引当金を計上した後も、担保の価値、債務者の経営状況、およびその他の重要な要因を少なくとも四半期ごとにモニタリングし経営陣に報告するとともに、必要に応じて追加の信用損失引当金を設定しています。

 

当第3四半期連結会計期間末現在における支払期日経過に関する情報は以下のとおりです。

当第3四半期連結会計期間末

ポートフォリオ・セグメント

クラス

支払期日経過債権

金融資産

合計

(百万円)

30日以上

90日未満

(百万円)

90日以上

(百万円)

支払期日経過債権合計

(百万円)

 

個人向け営業貸付金

 

4,319

15,243

19,562

2,312,965

 

 

不動産ローン

1,407

2,995

4,402

2,056,889

 

 

カードローン

357

1,956

2,313

194,309

 

 

その他

2,555

10,292

12,847

61,767

 

法人向け営業貸付金

 

5,230

23,790

29,020

1,261,169

 

 ノンリコースローン

日本

46,778

 

 

米州

1,588

1,177

2,765

100,154

 

 ノンリコースローン以外

国内不動産業

31

904

935

285,185

 

 

海外不動産業

8,008

8,008

104,674

 

 

国内商工業

およびその他

234

5,396

5,630

203,401

 

 

海外商工業

およびその他

3,377

8,305

11,682

520,977

 

リース純投資

 

12,446

17,322

29,768

1,033,515

 

 

日本

5,198

6,586

11,784

709,610

 

 

海外

7,248

10,736

17,984

323,905

合計

 

21,995

56,355

78,350

4,607,649

(注)上表には、売却予定の営業貸付金、保険契約者貸付金および買取債権は含んでいません。

 

  当社および子会社は、すべてのクラスに共通して、元本または利息が支払期日より30日以上経過しても回収されない債権を、支払期日経過債権として認識しています。なお、支払条件を緩和した債権について、緩和後の条件に従い、元本または利息の未収期間が支払期日より30日以上経過していない債権は、支払期日経過債権に含んでいません。

 

当第3四半期連結会計期間末現在における収益計上停止に関する情報は以下のとおりです。

当第3四半期連結会計期間末

 

営業貸付金

リース

純投資

(百万円)

合計

(百万円)

個人向け

(百万円)

法人向け

ノンリコース

ローン

(百万円)

ノンリコースローン以外

(百万円)

収益計上停止債権:

 

 

 

 

 

 

期首残高

13,607

2,466

42,156

15,346

73,575

 

期末残高

15,286

9,382

34,050

17,322

76,040

 

報告期間に計上した利息収益

412

147

559

 

収益停止している償却原価ベースの金融資産のうち、信用損失引当金を計上していない債権残高

771

11,892

12,663

 

  支払期日経過債権のうち90日以上経過しても回収されない場合、またはそれ以前であっても、個々の顧客の信用状況、および過去の償却実績、未収およびその発生状況などの要因に基づいて経営陣が回収可能性に懸念があると判断した場合は、営業貸付金およびリース純投資にかかる収益の計上を停止しています。収益計上停止対象となった債権から現金回収があった場合には、契約条件や債務者の状況等を考慮して、先ず未収利息に充当し残余を元本に充当しています。また、一定額が継続的に入金されるなど、約定に従った元本の返済の可能性が高くなったと判断した場合、営業貸付金およびリース純投資の収益計上を再開しています。収益計上を再開するまでに必要となる継続的な入金期間は、債務者の事業特性や財政状態、経済環境およびトレンドなど、その債務者の支払能力を評価するときに考慮される諸状況に応じて変わります。

 

 

当第3四半期連結累計期間および当第3四半期連結会計期間において発生した金融債権に関する問題債権のリストラクチャリングについての情報は以下のとおりです。

当第3四半期連結累計期間

ポートフォリオ・セグメント

クラス

条件修正前残高

(百万円)

条件修正後残高

(百万円)

 

個人向け営業貸付金

 

7,236

5,262

 

 

不動産ローン

22

17

 

 

カードローン

1,285

965

 

 

その他

5,929

4,280

 

法人向け営業貸付金

 

10,485

9,237

 

 ノンリコースローン

米州

340

340

 

 ノンリコースローン以外

海外不動産業

104

104

 

 

国内商工業

およびその他

38

38

 

 

海外商工業

およびその他

10,003

8,755

合計

 

17,721

14,499

 

 

当第3四半期連結会計期間

ポートフォリオ・セグメント

クラス

条件修正前残高

(百万円)

条件修正後残高

(百万円)

 

個人向け営業貸付金

 

1,857

1,111

 

 

不動産ローン

7

4

 

 

カードローン

416

295

 

 

その他

1,434

812

 

法人向け営業貸付金

 

3,384

2,469

 

 ノンリコースローン以外

海外商工業

およびその他

3,384

2,469

合計

 

5,241

3,580

 

  問題債権のリストラクチャリングは、金融債権のリストラクチャリングのうち、債務者の財政難に関連して、経済的な理由等により、債権者が債務者に譲歩を行うものと定義されています。

 

当社および子会社は、問題債権のリストラクチャリングに際し、可能な限り債権の保全を図るために、様々な形式の譲歩を債務者に対して行っています。ノンリコースローンの債務者に対しては、その債権と類似したリスク特性を有する債務における市場金利を下回る金利での支払期日の延長などにより譲歩を行っています。ノンリコースローン以外のすべての金融債権の債務者に対しては、元本の減免、一時的な金利の減免や、その債権と類似したリスク特性を有する債務における市場金利を下回る金利での支払期日の延長などにより譲歩を行っています。なお、問題債権のリストラクチャリングに際し、当社および子会社は、債務者からの担保物件の取得によって、元本または未収利息の全部または一部に充当する場合があります。

 

すべてのポートフォリオ・セグメントに共通して、問題債権のリストラクチャリングに該当した金融債権は信用の質が悪化した金融債権として、個別にその回収可能額を評価し、信用損失引当金を計上します。なお、問題債権のリストラクチャリングに該当する金融債権の大部分は、リストラクチャリングが行われる以前から信用の質が悪化した金融債権として個別に信用損失引当金を計上していますが、そのようなリストラクチャリングを行った結果、当社および子会社は、追加の信用損失引当金を計上する場合もあります。

 

当第3四半期連結累計期間において新型コロナウイルス感染症の拡大により、上述の問題債権のリストラクチャリングとしたものの他にも支払猶予の要請を受け入れた金融債権がありますが、問題債権のリストラクチャリングの定義に該当しないと判断したものは上述の問題債権のリストラクチャリングには含めていません。

 

  当第3四半期連結会計期間末から過去12ヶ月間に問題債権のリストラクチャリングに該当する条件変更を行った金融債権のうち、当第3四半期連結累計期間および当第3四半期連結会計期間に債務不履行となった金融債権についての情報は以下のとおりです。

当第3四半期連結累計期間

ポートフォリオ・セグメント

クラス

条件修正後残高

(百万円)

 

個人向け営業貸付金

 

334

 

 

カードローン

32

 

 

その他

302

 

法人向け営業貸付金

 

1

 

 ノンリコースローン以外

海外商工業

およびその他

1

合計

 

335

 

当第3四半期連結会計期間

ポートフォリオ・セグメント

クラス

条件修正後残高

(百万円)

 

個人向け営業貸付金

 

64

 

 

カードローン

14

 

 

その他

50

合計

 

64

 

  当社および子会社は、リストラクチャリング後の契約において、元本または利息が支払期日より90日以上経過しても回収されない債権などを、債務不履行となった金融債権として認識しています。

 

  すべてのポートフォリオ・セグメントに共通して、債務不履行となった金融債権については、収益の計上を停止し、また必要に応じて追加の信用損失引当金を設定する場合もあります。

 

  当第3四半期連結会計期間末現在において、担保権の行使により取得した居住用不動産はありません。また、当第3四半期連結会計期間末現在において差押えの過程にある居住用不動産の担保権付個人向け住宅ローンの帳簿価額は295百万円です。

 

9  投資有価証券

  前連結会計年度末および当第3四半期連結会計期間末現在における投資有価証券の内訳は以下のとおりです。

 

前連結会計年度末

(百万円)

当第3四半期連結会計期間末

(百万円)

持分証券  ※

492,902

537,485

短期売買目的負債証券

7,431

2,748

売却可能負債証券

1,631,185

1,893,060

満期保有目的負債証券

113,805

113,403

合計

2,245,323

2,546,696

※ 持分証券には、前連結会計年度末および第3四半期連結会計期間末現在において、変額年金保険契約および変額保険契約の運用資産をそれぞれ254,853百万円および269,056百万円計上しています。また、前連結会計年度末および第3四半期連結会計期間末現在において、持分に応じて損益取込を行っている投資ファンドをそれぞれ70,129百万円および81,347百万円公正価値オプションを選択した投資ファンドをそれぞれ6,326百万円および4,471百万円計上しています。

 

持分証券の売却損益および評価損益は、有価証券売却・評価損益および受取配当金、生命保険料収入および運用益、および有価証券評価損に計上しています(注記18「生命保険事業」参照)第3四半期連結会計期間末に保有する持分証券の評価損益は、第3四半期連結累計期間および前第3四半期連結会計期間において、それぞれ34,529百万円および22,522百万円の評価益です。第3四半期連結会計期間末現在保有する持分証券の評価損益は、当第3四半期連結累計期間および当第3四半期連結会計期間において、それぞれ67,858百万円および30,525百万円の評価益です。なお、持分に応じて損益取込を行っている投資ファンドおよび公正価値オプションを選択した投資ファンドからの評価損益は含めていません。

 

  持分証券には、代替的測定法を選択した市場性のない株式および優先出資証券等を含んでいます。観察可能な価格の変動による下方修正額および上方修正額は、有価証券売却・評価損益および受取配当金、生命保険料収入および運用益に計上しています。また、減損額は、有価証券評価損に計上しています。前連結会計年度末、前第3四半期連結累計期間および前第3四半期連結会計期間ならびに第3四半期連結会計期間末現在、当第3四半期連結累計期間および当第3四半期連結会計期間における、減損および観察可能な価格の変動の加減算に関する情報は以下のとおりです。

 

前連結会計年度末

(百万円)

前第3四半期連結累計期間

(百万円)

前第3四半期連結会計期間

(百万円)

 

帳簿残高

減損累計額

および

下方修正累計額

上方修正

累計額

減損額

および

下方修正額

上方修正額

減損額

および

下方修正額

上方修正額

代替的測定法を

選択した持分証券

35,968

△13,428

112

△38

43

5

 

 

当第3四半期連結会計期間末

(百万円)

当第3四半期連結累計期間

(百万円)

当第3四半期連結会計期間

(百万円)

 

帳簿残高

減損累計額

および

下方修正累計額

上方修正

累計額

減損額

および

下方修正額

上方修正額

減損額

および

下方修正額

上方修正額

代替的測定法を

選択した持分証券

44,660

△13,252

253

△961

142

△187

46

 

  短期売買目的負債証券の売却損益および評価損益は、有価証券売却・評価損益および受取配当金に計上しています。第3四半期連結会計期間末に保有する短期売買目的負債証券の評価損益は、第3四半期連結累計期間および前第3四半期連結会計期間において、それぞれ7百万円および74百万円の評価損です。第3四半期連結会計期間末現在保有する短期売買目的負債証券の評価損益は、当第3四半期連結累計期間および当第3四半期連結会計期間において、それぞれ45百万円および41百万円の評価益です。

 

  一部の子会社は、持分証券に含まれる一部の投資ファンドについて、公正価値オプションを選択しました。これらの投資は流動性に乏しいため、当該投資ファンドの純資産価値は公正価値を示していないと考えられます。当該子会社はこれらの投資を公正価値基準で管理し、公正価値オプションを選択することでより適切な前提に基づいてこれらの投資の公正価値を測定することができます。前連結会計年度末および第3四半期連結会計期間末現在において、持分証券は公正価値オプションを選択した投資ファンドをそれぞれ6,326百万円および4,471百万円含んでいます。

 

  一部の子会社は、売却可能負債証券に含まれる海外の国債について公正価値オプションを選択しました。この公正価値オプションの選択は、国債と当該国債の金利変動リスクおよび為替変動リスクを低減する目的で使用しているデリバティブの認識方法の違いによって生じる連結損益計算書上の変動軽減を目的としています。前連結会計年度末および第3四半期連結会計期間末現在において、売却可能負債証券に含まれる海外の国債は、公正価値オプションを選択した投資をそれぞれ780百万円および1,406百万円含んでいます。

 

  一部の子会社は、売却可能負債証券に含まれる海外の社債について公正価値オプションを選択しました。この公正価値オプションの選択は、社債と当該社債の金利変動リスクおよび為替変動リスクを低減する目的で使用しているデリバティブの認識方法の違いによって生じる連結損益計算書上の変動軽減を目的としています。前連結会計年度末および第3四半期連結会計期間末現在において、売却可能負債証券に含まれる海外の社債は、公正価値オプションを選択した投資をそれぞれ18,189百万円および2,895百万円含んでいます。

 

  前連結会計年度末および第3四半期連結会計期間末現在における、売却可能負債証券および満期保有目的負債証券の種類別の償却原価、未実現評価益総額、未実現評価損総額および公正価値の内訳は以下のとおりです。

 

前連結会計年度末

償却原価

(百万円)

未実現評価益総額

(百万円)

未実現評価損総額

(百万円)

公正価値

(百万円)

売却可能負債証券:

 

 

 

 

日本および海外の国債

640,197

21,063

△7,315

653,945

日本および海外の地方債

251,738

2,031

△3,414

250,355

社債

595,625

8,727

△7,875

596,477

米州のCMBS/RMBS

56,957

929

△9,214

48,672

その他資産担保証券等

92,363

3,267

△13,894

81,736

 小計

1,636,880

36,017

△41,712

1,631,185

満期保有目的負債証券:

 

 

 

 

日本の国債等

113,805

29,384

143,189

 合計

1,750,685

65,401

△41,712

1,774,374

 

 

当第3四半期連結会計期間末

償却原価

(百万円)

未実現評価益総額

(百万円)

未実現評価損総額

(百万円)

公正価値

(百万円)

売却可能負債証券:

 

 

 

 

日本および海外の国債

773,305

10,407

△29,643

754,069

日本および海外の地方債

270,648

3,991

△2,299

272,340

社債

725,795

11,610

△7,354

730,051

米州のCMBS/RMBS

33,089

396

△2,515

30,970

その他資産担保証券等

103,141

3,875

△1,386

105,630

 小計

1,905,978

30,279

△43,197

1,893,060

満期保有目的負債証券:

 

 

 

 

日本の国債等

113,403

27,576

140,979

 合計

2,019,381

57,855

△43,197

2,034,039

 

  前連結会計年度末および第3四半期連結会計期間末現在において、未実現評価損を計上している売却可能負債証券の未実現評価損継続期間別の内訳は以下のとおりです。

 

前連結会計年度末

 

12ヶ月未満

12ヶ月以上

合計

 

公正価値

(百万円)

未実現

評価損総額

(百万円)

公正価値

(百万円)

未実現

評価損総額

(百万円)

公正価値

(百万円)

未実現

評価損総額

(百万円)

売却可能負債証券:

 

 

 

 

 

 

日本および海外の国債

116,967

△2,881

165,642

△4,434

282,609

△7,315

日本および海外の地方債

143,563

△3,413

219

△1

143,782

△3,414

社債

260,738

△4,643

22,631

△3,232

283,369

△7,875

米州のCMBS/RMBS

30,830

△7,486

5,768

△1,728

36,598

△9,214

その他資産担保証券等

26,612

△3,759

22,727

△10,135

49,339

△13,894

 合計

578,710

△22,182

216,987

△19,530

795,697

△41,712

 

 

当第3四半期連結会計期間末

 

12ヶ月未満

12ヶ月以上

合計

 

公正価値

(百万円)

未実現

評価損総額

(百万円)

公正価値

(百万円)

未実現

評価損総額

(百万円)

公正価値

(百万円)

未実現

評価損総額

(百万円)

売却可能負債証券:

 

 

 

 

 

 

日本および海外の国債

410,619

△17,190

178,497

△12,453

589,116

△29,643

日本および海外の地方債

92,069

△1,627

12,666

△672

104,735

△2,299

社債

259,418

△5,185

46,724

△2,169

306,142

△7,354

米州のCMBS/RMBS

21,814

△2,433

1,914

△82

23,728

△2,515

その他資産担保証券等

8,087

△169

27,134

△1,217

35,221

△1,386

 合計

792,007

△26,604

266,935

△16,593

1,058,942

△43,197

(注)当第3四半期連結会計期間末現在において、未実現評価損を計上している売却可能負債証券のうち、信用損失引当

金が計上されているものはありません。

 

  前連結会計年度末および当第3四半期連結会計期間末現在において、それぞれ678銘柄および574銘柄から未実現評価損が生じています。これらの負債証券の未実現評価損は、利率、クレジットスプレッドおよび市場動向の変化を含む多くの要因により生じています。

 

  第3四半期連結会計期間末現在における売却可能負債証券の未収利息は、その他資産に6,183百万円計上しています。当社および子会社はこれらの未収利息について信用損失を見積もり、信用損失引当金を設定しています。当第3四半期連結会計期間末現在における信用損失引当金の残高はありません。

 

  2020年4月1日より、信用損失基準が適用されました。

 

  信用損失基準の適用以前の売却可能負債証券について、公正価値が償却原価を下回っている場合、回収可能性に関するすべての利用可能な情報をもとに減損が一時的でないか否かの判断をしています。判断をするにあたり、(1)売却意図がなく、(2)公正価値が償却原価まで回復する前に売却しなければならない可能性が50%超でなく、(3)回収見込みキャッシュ・フローの現在価値により償却原価全額を十分に回収できるという条件をすべて満たした場合は、一時的でない減損は生じていないとしています。一方で、上記の3つの条件のいずれかを満たさない場合には、一時的でない減損が生じているとしています。

 

  前第3四半期連結累計期間において、その他の包括利益(損失)および期間損益に認識した売却可能負債証券の一時的でない減損はありません。

 

信用損失基準の適用以降、公正価値が償却原価を下回った場合、その証券は減損しており、償却原価を下回る公正価値の下落が信用損失またはその他の要素のいずれから生じているかを個別の証券ごとに決定します。売却可能負債証券の信用損失に伴う減損は信用損失引当金を通じて期間損益に計上しています。その他の要素から生じた減損は、税効果控除後の金額でその他の包括利益(損失)に計上しています。信用損失の見積もりにおいて、回収見込キャッシュ・フローの現在価値が償却原価ベースを下回る場合には、信用損失が存在するとみなしています。信用損失引当金を計上している負債証券を売却する意図がある場合、または当該証券の公正価値が償却原価まで回復する前に売却しなければならない可能性が50%超となった場合は、信用損失引当金を直接償却し、追加減損を期間損益に計上したうえで償却原価を公正価値まで減額しています。なお、公正価値が償却原価を下回った時点において売却可能負債証券の売却が見込まれる場合、信用損失引当金を通さずに公正価値と償却原価の差額の金額を直接減額する方法により評価損として期間損益に計上しています。その結果、当第3四半期連結累計期間において、直接減額をしていない売却可能負債証券については、信用損失が発生していないことから、信用損失引当金を計上していません。なお、当社および子会社は、これらの負債証券の売却意図はなく、また、償却原価の回復前に売却しなければならない可能性も50%超ではありません。

 

  売却可能負債証券に関する未実現評価損は、主に市場金利および為替相場の動向とリスク・プレミアムの変化により生じています。これらの負債証券の回収可能性を評価するために、入手可能なすべての情報(発行者の財政状態および事業の見通し等)を考慮しています。日本および海外の国債、日本および海外の地方債、および社債の公正価値は、主に類似した資産の相場価額等に基づいて見積もられ、それらが入手できない場合には、割引キャッシュ・フロー法および第三者の算定する価格に基づき見積もられています。米州のCMBS/RMBSおよびその他資産担保証券等の公正価値は、取引価格や入札価格等ブローカーや独立したプライシングサービスからの価格を参照し、それらに依拠できない場合には、割引キャッシュ・フロー法および第三者の算定する価格を使用しています。割引キャッシュ・フロー法は、デフォルト率や繰上償還率、当該証券への返済の優先順位等の想定に基づき見積もった予想キャッシュ・フローを、クレジット・リスクと流動性リスクを考慮した割引率で割り引いています。

 

  前第3四半期連結会計期間末において保有していた売却可能負債証券について、一時的でない減損のうち信用損失に関連する累積減損額の増減は、前第3四半期連結累計期間および前第3四半期連結会計期間において以下のとおりです。

 

前第3四半期連結累計期間

(百万円)

期首残高

2,102

期中増減

期末残高

2,102

 

 

前第3四半期連結会計期間

(百万円)

期首残高

2,102

期中増減

期末残高

2,102

 

  また、上記の売却可能負債証券について、一時的でない減損のうち信用損失以外の部分は未実現評価損として税効果控除後金額で、その他の包括利益(損失)に計上しています。これらの減損には、一時的でない減損を期間損益認識した後の、当該売却可能負債証券の公正価値の変動による未実現評価損益の金額を含んでいます。前連結会計年度末において、これらの銘柄につきその他の包括利益累計額に計上した未実現評価益の金額に重要性はありません。

 

10  金融資産の譲渡

  当社および子会社は、営業貸付金(商業不動産担保ローンおよび個人向け不動産担保ローン等)等の金融資産を証券化および債権譲渡しています。

 

  証券化の過程で、これらの金融資産はSPEに譲渡され、SPEはこれらの金融資産を担保にした信託受益権および証券を投資家に対し発行します。SPEに譲渡された資産から生じるキャッシュ・フローは、これらの信託受益権および証券の分配に使用されます。これらの資産は当社および子会社から隔離され、投資家およびSPEは譲渡された資産の債務者および発行者の債務不履行に際し、当社および子会社の他の資産への請求権は持っていません。

 

  当社および子会社は多くの場合、譲渡した金融資産に対し、回収業務の受託や信託受益権の形でSPEの持分を継続して保有することで、継続的関与を持つ場合があります。継続して保有する持分は譲渡した資産の権益を含み、多くの場合、他の持分よりも劣後しています。当社および子会社が継続して保有する持分は、譲渡した資産の貸倒リスク、金利変動リスクおよび期限前返済リスクの影響を受けます。特に劣後持分は、譲渡された資産の貸倒および期限前返済によるキャッシュ・フローの減少リスクを最初に被るため、優先持分とは異なる貸倒リスクおよび期限前返済リスクにさらされています。また、投資家に対して契約利率による配当を支払った後に残る余剰資金の多くの部分は、当社および子会社への劣後持分の配当として支払われます。このような証券化取引において、当社および子会社が主たる受益者となるSPEを連結しています。

 

  連結対象とならない譲受人に対して金融資産を譲渡する場合は、当社および子会社が対象となる資産に対する支配を放棄した時点で、売却として会計処理しています。

 

  前第3四半期連結累計期間および当第3四半期連結累計期間において新たな証券化および債権譲渡により認識を中止した営業貸付金は、それぞれ431,379百万円および968,819百万円です。前第3四半期連結累計期間および当第3四半期連結累計期間における当該証券化および債権譲渡による譲渡損益は、連結損益計算書上、金融収益にそれぞれ13,378百万円および25,271百万円計上しています。

 

  前第3四半期連結会計期間および当第3四半期連結会計期間において新たな証券化および債権譲渡により認識を中止した営業貸付金は、それぞれ154,890百万円および415,914百万円です。前第3四半期連結会計期間および当第3四半期連結会計期間における当該証券化および債権譲渡による譲渡損益は、連結損益計算書上、金融収益にそれぞれ3,675百万円および9,226百万円計上しています。

 

  一部の子会社は、自社で組成した営業貸付金を、回収義務を保持したまま投資家に売却しています。また、他社が組成した営業貸付金の回収業務を受託しています。このような回収業務に関するサービス資産は、連結貸借対照表上、その他資産に計上しており、第3四半期連結累計期間、当第3四半期連結累計期間、前第3四半期連結会計期間および当第3四半期連結会計期間における増減は以下のとおりです。

 

前第3四半期

連結累計期間

(百万円)

当第3四半期

連結累計期間

(百万円)

前第3四半期

連結会計期間

(百万円)

当第3四半期

連結会計期間

(百万円)

期首残高

31,572

57,705

32,364

57,701

債権売却等による増加

6,354

11,823

2,253

4,861

償却等による減少

△3,764

△9,032

△1,339

△3,687

為替変動による増加(減少)

△388

△2,887

496

△1,266

期末残高

33,774

57,609

33,774

57,609

 

  前連結会計年度末および当第3四半期連結会計期間末現在のサービス資産の公正価値は以下のとおりです。

 

前連結会計年度末

(百万円)

当第3四半期連結会計期間末

(百万円)

期首残高

39,846

60,419

期末残高

60,419

63,947

 

11  変動持分事業体

  当社および子会社は、通常の営業活動においてSPEを利用しています。

  これらのSPEは、議決権が存在しない場合もあり、必ずしも議決権により支配されているわけではありません。当社および子会社は、これらのSPEのうち、(a)リスクを負担する出資の合計が、出資者を含む他者からの追加的な劣後金融支援なしでは営業活動のための資金調達を行うのに十分ではないか、(b)リスクを負担する出資者がグループとして(1)その事業体の経済的パフォーマンスに最も重要な影響を与える活動の意思決定を行う議決権または同様の権利、(2)事業体の期待損失を引き受ける義務、または、(3)期待残余利益を受け取る権利、を持っていないSPEをVIEと判定しています。

 

  当社および子会社は、定性的な分析に基づき、以下の両方の特徴を有している変動持分保有者がVIEを連結すべき主たる受益者であると判断しています。

 

・VIEの経済的パフォーマンスに最も重要な影響を与える事業体の活動を指図するパワー

・VIEにとって潜在的に重要な損失を吸収する義務あるいはVIEにとって潜在的に重要な利益を享受する権利

 

  当社および子会社は、すべての事実や状況を考慮に入れて、主たる受益者に該当する、すなわち、当該VIEを連結するか否かを決定し、継続的に再評価しています。

 

  当社および子会社は定性的評価をするにあたり、以下の事項を検討しています。

 

・事業体の経済的パフォーマンスに最も影響を与える活動と、その活動を指図するパワーを誰が有するかの特定

・当社および子会社が保有している変動持分の性質およびその他の関与(関連当事者および事実上の代理人の関与を含む)

・他の変動持分保有者による関与

・VIEの目的およびデザイン(当該VIEに発生し、その変動持分の保有者に移転するようにデザインされたリスクを含む)

 

  当社および子会社が、通常、主たる受益者の決定にあたり、重要と考えているVIEへの関与は以下のとおりです。

 

・取引のストラクチャーを設計すること

・出資および貸付を行うこと

・運用者やアセットマネージャー、サービサーとなり、変動型の報酬を受け取ること

・流動性の供与やその他の財務的支援を行うこと

 

  VIEの経済的パフォーマンスに最も重要な影響を与える事業体の活動を指図するパワーが複数の独立した当事者の間で共有されている場合、当社および子会社は当該活動を指図するパワーを有しません。その場合、当社および子会社は当該VIEを連結していません。

 

  当社および子会社に関係するVIEの情報は以下のとおりです。

 

①  連結対象VIE

前連結会計年度末

VIE種別

総資産

(百万円)

※1

総負債

(百万円)

※1

担保に供して

いる資産

(百万円)

※2

コミットメント(百万円)

※3

(a)顧客の資産の流動化のためのVIE

(b)顧客の不動産購入および不動産開発の

  ためのVIE

2,546

2

(c)不動産関連事業に関連して当社および

  子会社が不動産を取得するためのVIE

80,385

17,941

21,970

5,153

(d)企業の再生支援事業のためのVIE

465

9

(e)有価証券投資を行うためのVIE

82,098

28

(f)リース債権、貸付債権等の金融資産を

  証券化するためのVIE

267,548

159,181

267,548

(g)第三者が行う貸付債権の証券化の

  ためのVIE

2,358

3,037

2,358

(h)発電事業を行うためのVIE

393,797

284,772

355,107

40,111

(i)その他のVIE

163,948

66,411

141,988

合計

993,145

531,381

788,971

45,264

 

当第3四半期連結会計期間末

VIE種別

総資産

(百万円)

※1

総負債

(百万円)

※1

担保に供して

いる資産

(百万円)

※2

コミットメント(百万円)

※3

(a)顧客の資産の流動化のためのVIE

(b)顧客の不動産購入および不動産開発の

  ためのVIE

2,031

(c)不動産関連事業に関連して当社および

  子会社が不動産を取得するためのVIE

62,658

12,500

18,078

4,543

(d)企業の再生支援事業のためのVIE

398

10

(e)有価証券投資を行うためのVIE

80,142

169

32

(f)リース債権、貸付債権等の金融資産を

  証券化するためのVIE

299,184

181,030

299,184

(g)第三者が行う貸付債権の証券化の

  ためのVIE

443

920

443

(h)発電事業を行うためのVIE

392,540

279,142

365,182

33,993

(i)その他のVIE

167,309

66,323

139,189

合計

1,004,705

540,094

822,108

38,536

※1  多くのVIEが保有する資産はVIEの債務等の返済のみに使用され、多くのVIEの負債の債権者は当社および子会社の他の資産に対して請求権を持っていません。

※2  VIEの資金調達のために、VIEが担保に供している資産。

※3  当社および子会社がVIEに対して、出資や貸付について結んでいるコミットメント契約の未使用額。

 

 

②  連結していないVIE

連結会計年度末

VIE種別

総資産

(百万円)

当社および子会社の計上額

最大損失エクス

ポージャー

(百万円)

ノンリコース

ローン拠出額

(百万円)

出資額

(百万円)

(a)顧客の資産の流動化のためのVIE

8,508

991

991

(b)顧客の不動産購入および不動産開発の

  ためのVIE

51,746

4,542

4,542

(c)不動産関連事業に関連して当社および

  子会社が不動産を取得するためのVIE

(d)企業の再生支援事業のためのVIE

(e)有価証券投資を行うためのVIE

3,820,403

55,645

72,527

(f)リース債権、貸付債権等の金融資産を

  証券化するためのVIE

(g)第三者が行う貸付債権の証券化の

  ためのVIE

1,239,325

15,663

15,668

(h)発電事業を行うためのVIE

25,037

1,719

1,719

(i)その他のVIE

200,325

2,837

10,523

13,476

合計

5,345,344

2,837

89,083

108,923

 

第3四半期連結会計期間末

VIE種別

総資産

(百万円)

当社および子会社の計上額

最大損失エクス

ポージャー

(百万円)

ノンリコース

ローン拠出額

(百万円)

出資額

(百万円)

(a)顧客の資産の流動化のためのVIE

65,507

1,495

991

2,486

(b)顧客の不動産購入および不動産開発の

  ためのVIE

335,942

12,631

4,496

17,487

(c)不動産関連事業に関連して当社および

  子会社が不動産を取得するためのVIE

(d)企業の再生支援事業のためのVIE

(e)有価証券投資を行うためのVIE

3,523,298

53,076

70,107

(f)リース債権、貸付債権等の金融資産を

  証券化するためのVIE

775

2

2

(g)第三者が行う貸付債権の証券化の

  ためのVIE

1,593,913

18,922

18,925

(h)発電事業を行うためのVIE

24,690

1,710

1,710

(i)その他のVIE

335,970

2,672

9,837

12,509

合計

5,880,095

16,798

89,034

123,226

※  当社および子会社がVIEに対して結んでいるコミットメント契約の未使用額を含みます。

 

(a)顧客の資産の流動化のためのVIE

  当社および子会社は、顧客の特定の資産の流動化に基づきストラクチャードファイナンスを行う際にVIEを利用します。VIEは、典型的には顧客からの倒産隔離のストラクチャーを提供するために使用され、VIEを利用した取組は、顧客からの要請によるものです。そのような顧客から流動化用の資産を取得するVIEは、金融機関よりノンリコースローンを借り入れ、顧客より出資を受けます。当社および子会社は、そのようなVIEに対し、ノンリコースローン供与、出資を行います。VIEは流動化対象資産からのキャッシュ・フローによりローンを返済し、十分な資金があれば、出資者に分配を行います。

  当社および子会社が保有する連結していないVIEの変動持分は、連結貸借対照表上、ノンリコースローンは営業貸付金に計上し、出資は主にその他資産に計上しています。

 

(b)顧客の不動産購入および不動産開発のためのVIE

  顧客や当社および子会社は、不動産の取得および開発プロジェクトのためにVIEを利用します。このような場合、顧客は、顧客から倒産隔離されたVIEを設立し、出資を行います。VIEは、不動産の取得および開発プロジェクトを行います。

  当社および子会社は、そのようなVIEに対し、ノンリコースローン供与および特定社債の購入、出資を行い、一部のVIEについてはアセットマネージャーになることで実質的に支配しているため連結しています。

  連結貸借対照表上、連結したVIEの資産は、主に現金および現金等価物および関連会社投資に計上しています。

  当社および子会社が保有する連結していないVIEの変動持分は、連結貸借対照表上、ノンリコースローンは営業貸付金に計上し、出資は主に投資有価証券、関連会社投資およびその他資産に計上しています。当社および子会社は、第三者がVIEに対して指図するパワーを有していることから、当該VIEを連結しないと判断しています。また当社および子会社は、一部のVIEに対し複数の独立した当事者の間でパワーを共有していることから、当該VIEを連結しないと判断しています。

 

(c)不動産関連事業に関連して当社および子会社が不動産を取得するためのVIE

  当社および子会社は、外部の金融機関よりノンリコースローンによる資金調達を行うため、あるいは不動産に必要な管理業務を簡略化するためVIEを設立して不動産を取得します。

  当社および子会社は、議決権を保有しない場合でも、そのようなVIEの劣後持分が実質的にすべて当社および子会社に対して発行されていることから、当社および子会社により支配され、利用されているのでVIEを連結しています。

  連結貸借対照表上、連結したVIEの資産は、主に現金および現金等価物、使途制限付現金、オペレーティング・リース投資、投資有価証券、事業用資産およびその他資産に計上し、負債は、主に長期借入債務およびその他負債に計上しています。当社および一部の子会社は、このような連結したVIEに対して将来投資または貸付を行うコミッ
トメント契約を結んでいます。

 

(d)企業の再生支援事業のためのVIE

  金融機関や当社および子会社は、企業の再生支援事業のためにVIEを利用します。VIEは、金融機関を含む顧客、当社および子会社から出資を受け、再生の可能性のある企業向けの貸付債権を買い取ります。債権回収業務は当社の子会社が行います。

  当社および子会社は、このようなVIEの出資持分の大部分を保有し、また債権回収業務を通じてVIEの経済的パフォーマンスに最も重要な影響を与えるVIEの活動を指図するパワーを有しているためVIEを連結しています。

  連結貸借対照表上、連結したVIEの資産は、主に営業貸付金に計上し、負債は、主にその他負債に計上しています。

 

(e)有価証券投資を行うためのVIE

  当社および子会社は、主に株式や債券に投資する様々なVIE、いわゆる投資ファンドの持分を取得しています。これらのVIEは、当社の子会社により管理・運営されているか、または、当社および子会社から独立している運営会社等により管理されています。

  これらのうち一部のVIEについては、一部の子会社が出資持分の大部分を保有し、また取組のデザインに関与するなど、VIEの経済的パフォーマンスに最も重要な影響を与えるVIEの活動を指図するパワーを有していることから連結しています。

  連結貸借対照表上、連結したVIEの資産は、主に投資有価証券および関連会社投資に計上し、負債は、主にその他負債に計上しています。

  当社および子会社が保有する連結していないVIEの変動持分は、連結貸借対照表上、投資有価証券に計上しています。当社および一部の子会社は、このような連結していないVIEに対して将来投資を行うコミットメント契約を結んでいます。

 

(f)リース債権、貸付債権等の金融資産を証券化するためのVIE

  当社および子会社は、リース債権、貸付債権等の金融資産を証券化するためにVIEを利用します。証券化において、これらの金融資産はSPEに譲渡され、SPEはその金融資産を裏付けとして信託受益権および証券を投資家に発行します。当社および子会社は証券化後も劣後部分を継続して保有し、債権回収業務も行います。

  当社および子会社はスキームの組成や債権回収業務を行うことで一部のVIEの経済的パフォーマンスに最も重要な影響を与えるVIEの活動を指図するパワーを有し、かつ劣後部分により潜在的に重要な損失を吸収する義務があるため、該当VIEを連結しています。

  連結貸借対照表上、連結したVIEの資産は、主に使途制限付現金、リース純投資および営業貸付金に計上し、負債は、主に長期借入債務に計上しています。当社が保有する連結していないVIEの変動持分は、連結貸借対照表上、使途制限付現金に計上しています。

 

(g)第三者が行う貸付債権の証券化のためのVIE

  当社および子会社は、第三者が行う証券化により発行されたCMBS、RMBSおよびその他資産担保証券を保有しています。これらのうち、一部の証券化案件において、一部の子会社は劣後部分を保有するとともに、当該証券化案件のスペシャル・サービサー業務を引き受けている場合があります。スペシャル・サービサー業務では、証券化対象である不動産担保ローンにかかる担保物件の処分権限を有しています。

  当該子会社は、担保物件処分の権限を含むスペシャル・サービサー業務を行うことでVIEの経済的パフォーマンスに最も重要な影響を与えるVIEの活動を指図するパワーを有し、かつ劣後部分により潜在的に重要な損失を吸収する義務があるため、該当VIEを連結しています。

  連結貸借対照表上、連結したVIEの資産は、主に営業貸付金に計上し、負債は、主に長期借入債務に計上しています。

  当社および子会社が保有する連結していないVIEの変動持分は、連結貸借対照表上、投資有価証券に計上しています。当社は、このような連結していないVIEに対して将来投資を行うコミットメント契約を結んでいます。

 

(h)発電事業を行うためのVIE

  当社および子会社は、発電事業を行う際にVIEを利用しています。VIEは、当社および子会社から出資を受け、取得または賃借した土地に太陽光発電所、火力発電所および風力発電所を建設し発電した電力を電力会社に売却しています。当社および子会社は、そのようなVIEに対し出資持分の大部分を保有し、一部のVIEについてはアセットマネージャーになることで実質的に支配しているため連結しています。

  連結貸借対照表上、連結したVIEの資産は、主に現金および現金等価物、使途制限付現金、事業用資産およびその他資産に計上し、負債は、主に短期借入債務、長期借入債務、その他負債に計上しています。当社および一部の子会社は、このような連結したVIEに対して将来投資または貸付を行うコミットメント契約を結んでいます。

  当社が保有する連結していないVIEの変動持分は、連結貸借対照表上、関連会社投資に計上しています。

 

(i)その他のVIE

  当社および子会社はその他様々な目的でVIEを利用しています。連結しているVIEおよび連結していないVIEのうち主なものに、組合ストラクチャーがあります。また、一部の子会社は、上記(a)~(h)に該当しない一部のVIEについて、劣後部分を保有し、かつそのVIEは子会社に実質的に支配されているため連結しています。

  日本において、一部の子会社は自らの子会社のSPEが営業者となっている組合として知られる契約構造を利用した投資商品を顧客に提供しています。第三者にリースする目的の航空機またはその他大型の物件を購入するための資金調達の手段として、当社および子会社は、組合に必要な資金を部分的に提供する投資家に組合商品を組成し販売します。残りの購入資金は、単独または複数の金融機関からノンリコースローンを組合が借り入れます。組合投資家および組合への貸し手は、購入および賃貸活動に関する組合の経済的なリスクおよびリワードを留保し、すべての関連した利益または損失は、組合の投資家の財務諸表に計上されます。当社および子会社は、商品の組成および販売に責任を持ち、サービサーおよび組合の業務の管理者となります。組成および管理に対する報酬は、連結損益計算書に認識されます。当社および子会社は、一部の組合に対して出資を行い、潜在的に重要な損失を吸収する義務があり、かつその経済的パフォーマンスに最も重要な影響を与える活動を指図するパワーを有するため、当該組合を連結しています。その他の組合については、重要な出資、保証、その他の財務上の重要な責任またはエクスポージャーを保有していないため、主たる受益者とはならないと判断しています。

  当社は、資金調達を行うためにVIEを利用しています。当社は、自らが保有する資産をSPEに譲渡し、SPEは当該資産を裏付けとしてノンリコースローンによる資金調達を実行します。当社は、SPEへの資産の譲渡後も当該SPEの劣後部分を継続して保有し、資産の管理業務も行います。当社はスキームの組成や資産の管理業務を行うことでVIEの経済的パフォーマンスに最も重要な影響を与えるVIEの活動を指図するパワーを有し、かつ劣後部分により潜在的に重要な損失を吸収する義務があるため、VIEを連結しています。

  連結貸借対照表上、連結したVIEの資産は、主にオペレーティング・リース投資、関連会社投資、社用資産およびその他資産に計上し、負債は、主に長期借入債務およびその他負債に計上しています。

  当社および子会社が保有する連結していないVIEの変動持分は、連結貸借対照表上、ノンリコースローンは営業貸付金に計上し、出資は、主に投資有価証券および関連会社投資に計上しています。一部の子会社は、このような連結していないVIEに対して将来投資を行うコミットメント契約を結んでいます。

 

12  関連会社投資

  前連結会計年度末および当第3四半期連結会計期間末現在の関連会社投資の内訳は以下のとおりです。

 

前連結会計年度末

(百万円)

当第3四半期連結会計期間末

(百万円)

株式

770,750

740,696

貸付金等

50,912

33,708

合計

821,662

774,404

 

13  償還可能非支配持分

  前第3四半期連結累計期間および当第3四半期連結累計期間における償還可能非支配持分の変動は以下のとおりです。

 

前第3四半期連結累計期間

(百万円)

当第3四半期連結累計期間

(百万円)

期首残高

9,780

10,331

非支配持分との取引

△10,028

四半期包括利益(△損失)

 

 

四半期純利益(△損失)

359

△23

その他の包括利益(△損失)

 

 

為替換算調整勘定

△130

△280

その他の包括利益(△損失)  計

△130

△280

四半期包括利益(△損失)  計

229

△303

配当

△289

期末残高

9,720

 

14  その他の包括利益累計額

  第3四半期連結累計期間および当第3四半期連結累計期間におけるその他の包括利益累計額(税効果控除後)の推移は以下のとおりです。

前第3四半期連結累計期間

 

未実現

有価証券

評価損益

(百万円)

金融負債

評価調整

(百万円)

確定給付

年金制度

(百万円)

為替換算

調整勘定

(百万円)

未実現

デリバティブ

評価損益

(百万円)

その他の

包括利益

累計額

(百万円)

期首残高

17,389

582

△27,902

△43,558

△7,854

△61,343

未実現有価証券評価損益

(税金相当額△2,053百万円控除後)

5,472

 

 

 

 

5,472

四半期純利益への組替修正額

(税金相当額1,700百万円控除後)

△4,195

 

 

 

 

△4,195

金融負債評価調整

(税金相当額△65百万円控除後)

 

168

 

 

 

168

四半期純利益への組替修正額

(税金相当額12百万円控除後)

 

△32

 

 

 

△32

確定給付年金制度

(税金相当額△32百万円控除後)

 

 

129

 

 

129

四半期純利益への組替修正額

(税金相当額△142百万円控除後)

 

 

363

 

 

363

為替換算調整勘定

(税金相当額△823百万円控除後)

 

 

 

△18,801

 

△18,801

四半期純利益への組替修正額

(税金相当額△1,058百万円控除後)

 

 

 

2,216

 

2,216

未実現デリバティブ評価損益

(税金相当額996百万円控除後)

 

 

 

 

△4,444

△4,444

四半期純利益への組替修正額

(税金相当額△323百万円控除後)

 

 

 

 

884

884

その他の包括利益(△損失) 計

1,277

136

492

△16,585

△3,560

△18,240

非支配持分に帰属するその他の包括利益(△損失)

△6

△1

△1,541

1

△1,547

償還可能非支配持分に帰属するその他の包括利益(△損失)

△130

△130

期末残高

18,672

718

△27,409

△58,472

△11,415

△77,906

 

 

当第3四半期連結累計期間

 

未実現

有価証券

評価損益

(百万円)

金融負債

評価調整

(百万円)

確定給付

年金制度

(百万円)

為替換算

調整勘定

(百万円)

未実現

デリバティブ

評価損益

(百万円)

その他の

包括利益

累計額

(百万円)

期首残高

△5,001

1,457

△26,375

△72,471

△16,142

△118,532

未実現有価証券評価損益 ※

(税金相当額2,542百万円控除後)

△4,571

 

 

 

 

△4,571

四半期純利益への組替修正額

(税金相当額73百万円控除後)

344

 

 

 

 

344

金融負債評価調整

(税金相当額230百万円控除後)

 

△593

 

 

 

△593

四半期純利益への組替修正額

(税金相当額19百万円控除後)

 

△50

 

 

 

△50

確定給付年金制度

(税金相当額152百万円控除後)

 

 

△380

 

 

△380

四半期純利益への組替修正額

(税金相当額△268百万円控除後)

 

 

576

 

 

576

為替換算調整勘定

(税金相当額△4,573百万円控除後)

 

 

 

△13,538

 

△13,538

四半期純利益への組替修正額

(税金相当額△864百万円控除後)

 

 

 

1,921

 

1,921

未実現デリバティブ評価損益

(税金相当額902百万円控除後)

 

 

 

 

△2,933

△2,933

四半期純利益への組替修正額

(税金相当額△1,505百万円控除後)

 

 

 

 

4,204

4,204

その他の包括利益(△損失) 計

△4,227

△643

196

△11,617

1,271

△15,020

非支配持分に帰属するその他の包括利益(△損失)

26

△3

△2,362

121

△2,218

償還可能非支配持分に帰属するその他の包括利益(△損失)

△280

△280

期末残高

△9,254

814

△26,176

△81,446

△14,992

△131,054

  ※ 当第3四半期連結累計期間において、未実現有価証券評価損益のうち、信用損失引当金を計上した売却可能負債証

券に関連した未実現有価証券評価損益はありません。

  第3四半期連結会計期間および当第3四半期連結会計期間におけるその他の包括利益累計額(税効果控除後)の推移は以下のとおりです。

前第3四半期連結会計期間

 

未実現

有価証券

評価損益

(百万円)

金融負債

評価調整

(百万円)

確定給付

年金制度

(百万円)

為替換算

調整勘定

(百万円)

未実現

デリバティブ

評価損益

(百万円)

その他の

包括利益

累計額

(百万円)

期首残高

22,300

786

△27,116

△79,587

△13,511

△97,128

未実現有価証券評価損益

(税金相当額1,116百万円控除後)

△2,838

 

 

 

 

△2,838

四半期純利益への組替修正額

(税金相当額313百万円控除後)

△789

 

 

 

 

△789

金融負債評価調整

(税金相当額21百万円控除後)

 

△54

 

 

 

△54

四半期純利益への組替修正額

(税金相当額5百万円控除後)

 

△14

 

 

 

△14

確定給付年金制度

(税金相当額151百万円控除後)

 

 

△406

 

 

△406

四半期純利益への組替修正額

(税金相当額△40百万円控除後)

 

 

112

 

 

112

為替換算調整勘定

(税金相当額6,858百万円控除後)

 

 

 

20,802

 

20,802

四半期純利益への組替修正額

(税金相当額△348百万円控除後)

 

 

 

658

 

658

未実現デリバティブ評価損益

(税金相当額△584百万円控除後)

 

 

 

 

1,877

1,877

四半期純利益への組替修正額

(税金相当額△109百万円控除後)

 

 

 

 

291

291

その他の包括利益(△損失) 計

△3,627

△68

△294

21,460

2,168

19,639

非支配持分に帰属するその他の包括利益(△損失)

1

△1

200

72

272

償還可能非支配持分に帰属するその他の包括利益

145

145

期末残高

18,672

718

△27,409

△58,472

△11,415

△77,906

 

 

当第3四半期連結会計期間

 

未実現

有価証券

評価損益

(百万円)

金融負債

評価調整

(百万円)

確定給付

年金制度

(百万円)

為替換算

調整勘定

(百万円)

未実現

デリバティブ

評価損益

(百万円)

その他の

包括利益

累計額

(百万円)

期首残高

△3,130

923

△26,248

△79,142

△16,667

△124,264

未実現有価証券評価損益 ※

(税金相当額2,093百万円控除後)

△5,761

 

 

 

 

△5,761

四半期純利益への組替修正額

(税金相当額90百万円控除後)

△345

 

 

 

 

△345

金融負債評価調整

(税金相当額34百万円控除後)

 

△85

 

 

 

△85

四半期純利益への組替修正額

(税金相当額8百万円控除後)

 

△24

 

 

 

△24

確定給付年金制度

(税金相当額47百万円控除後)

 

 

△121

 

 

△121

四半期純利益への組替修正額

(税金相当額△90百万円控除後)

 

 

192

 

 

192

為替換算調整勘定

(税金相当額△1,107百万円控除後)

 

 

 

△3,281

 

△3,281

四半期純利益への組替修正額

(税金相当額△185百万円控除後)

 

 

 

413

 

413

未実現デリバティブ評価損益

(税金相当額109百万円控除後)

 

 

 

 

△827

△827

四半期純利益への組替修正額

(税金相当額△1,032百万円控除後)

 

 

 

 

2,618

2,618

その他の包括利益(△損失) 計

△6,106

△109

71

△2,868

1,791

△7,221

非支配持分に帰属するその他の包括利益(△損失)

18

△1

△564

116

△431

期末残高

△9,254

814

△26,176

△81,446

△14,992

△131,054

  ※ 当第3四半期連結会計期間において、未実現有価証券評価損益のうち、信用損失引当金を計上した売却可能負債証

券に関連した未実現有価証券評価損益はありません。

  第3四半期連結累計期間および当第3四半期連結累計期間において、その他の包括利益累計額から四半期純利益へ組替えられた金額は以下のとおりです。

前第3四半期連結累計期間

その他の包括利益累計額の

構成要素の詳細

四半期純利益への

組替修正額(百万円)

四半期連結損益計算書に影響する項目

未実現有価証券評価損益

 

 

負債証券の売却により実現した利益

2,159

有価証券売却・評価損益および受取配当金

負債証券の売却により実現した利益

5,133

生命保険料収入および運用益

負債証券の償却額

△784

金融収益

負債証券の償却額

△613

生命保険料収入および運用益

 

5,895

税引前合計

 

△1,700

税金相当額

 

4,195

税金相当額控除後

金融負債評価調整

 

 

保険契約債務の履行

および保険契約者勘定の償却額

44

生命保険費用

 

44

税引前合計

 

△12

税金相当額

 

32

税金相当額控除後

確定給付年金制度

 

 

過去勤務費用の当期償却額

730

注記17「年金制度」を参照

年金数理上の純損失の当期償却額

△1,233

注記17「年金制度」を参照

移行時債務の当期償却額

△2

注記17「年金制度」を参照

 

△505

税引前合計

 

142

税金相当額

 

△363

税金相当額控除後

為替換算調整勘定

 

 

為替予約

△1,875

子会社・関連会社株式売却損益および清算損/支払利息/その他の損益

売却および清算

△1,399

子会社・関連会社株式売却損益および清算損

 

△3,274

税引前合計

 

1,058

税金相当額

 

△2,216

税金相当額控除後

未実現デリバティブ評価損益

 

 

金利スワップ契約

△584

支払利息

為替予約

△255

支払利息

通貨スワップ契約

△368

支払利息/その他の損益

 

△1,207

税引前合計

 

323

税金相当額

 

△884

税金相当額控除後

 

 

当第3四半期連結累計期間

その他の包括利益累計額の

構成要素の詳細

四半期純利益への

組替修正額(百万円)

四半期連結損益計算書に影響する項目

未実現有価証券評価損益

 

 

負債証券の売却により実現した利益

1,335

有価証券売却・評価損益および受取配当金

負債証券の売却により実現した利益

4,329

生命保険料収入および運用益

負債証券の償却額

△1,489

金融収益

負債証券の償却額

△1,032

生命保険料収入および運用益

その他

△3,414

有価証券評価損等

 

△271

税引前合計

 

△73

税金相当額

 

△344

税金相当額控除後

金融負債評価調整

 

 

保険契約債務の履行

および保険契約者勘定の償却額

69

生命保険費用

 

69

税引前合計

 

△19

税金相当額

 

50

税金相当額控除後

確定給付年金制度

 

 

過去勤務費用の当期償却額

355

注記17「年金制度」を参照

年金数理上の純損失の当期償却額

△1,198

注記17「年金制度」を参照

移行時債務の当期償却額

△1

注記17「年金制度」を参照

 

△844

税引前合計

 

268

税金相当額

 

△576

税金相当額控除後

為替換算調整勘定

 

 

為替予約

△2,421

子会社・関連会社株式売却損益および清算損/支払利息/その他の損益

売却および清算

△364

子会社・関連会社株式売却損益および清算損

 

△2,785

税引前合計

 

864

税金相当額

 

△1,921

税金相当額控除後

未実現デリバティブ評価損益

 

 

金利スワップ契約

△833

支払利息

為替予約

△193

支払利息/その他の損益

通貨スワップ契約

△4,683

支払利息/その他の損益

 

△5,709

税引前合計

 

1,505

税金相当額

 

△4,204

税金相当額控除後

 

  第3四半期連結会計期間および当第3四半期連結会計期間において、その他の包括利益累計額から四半期純利益へ組替えられた金額は以下のとおりです。

前第3四半期連結会計期間

その他の包括利益累計額の

構成要素の詳細

四半期純利益への

組替修正額(百万円)

四半期連結損益計算書に影響する項目

未実現有価証券評価損益

 

 

負債証券の売却により実現した利益

245

有価証券売却・評価損益および受取配当金

負債証券の売却により実現した利益

1,578

生命保険料収入および運用益

負債証券の償却額

△405

金融収益

負債証券の償却額

△316

生命保険料収入および運用益

 

1,102

税引前合計

 

△313

税金相当額

 

789

税金相当額控除後

金融負債評価調整

 

 

保険契約債務の履行

および保険契約者勘定の償却額

19

生命保険費用

 

19

税引前合計

 

△5

税金相当額

 

14

税金相当額控除後

確定給付年金制度

 

 

過去勤務費用の当期償却額

249

注記17「年金制度」を参照

年金数理上の純損失の当期償却額

△401

注記17「年金制度」を参照

移行時債務の当期償却額

△0

注記17「年金制度」を参照

 

△152

税引前合計

 

40

税金相当額

 

△112

税金相当額控除後

為替換算調整勘定

 

 

為替予約

393

子会社・関連会社株式売却損益および清算損/支払利息/その他の損益

売却および清算

△1,399

子会社・関連会社株式売却損益および清算損

 

△1,006

税引前合計

 

348

税金相当額

 

△658

税金相当額控除後

未実現デリバティブ評価損益

 

 

金利スワップ契約

△218

支払利息/その他の損益

為替予約

△107

支払利息

通貨スワップ契約

△75

支払利息/その他の損益

 

△400

税引前合計

 

109

税金相当額

 

△291

税金相当額控除後

 

 

当第3四半期連結会計期間

その他の包括利益累計額の

構成要素の詳細

四半期純利益への

組替修正額(百万円)

四半期連結損益計算書に影響する項目

未実現有価証券評価損益

 

 

負債証券の売却により実現した利益

967

有価証券売却・評価損益および受取配当金

負債証券の売却により実現した利益

408

生命保険料収入および運用益

負債証券の償却額

△360

金融収益

負債証券の償却額

△405

生命保険料収入および運用益

その他

△175

有価証券評価損等

 

435

税引前合計

 

△90

税金相当額

 

345

税金相当額控除後

金融負債評価調整

 

 

保険契約債務の履行

および保険契約者勘定の償却額

32

生命保険費用

 

32

税引前合計

 

△8

税金相当額

 

24

税金相当額控除後

確定給付年金制度

 

 

過去勤務費用の当期償却額

119

注記17「年金制度」を参照

年金数理上の純損失の当期償却額

△401

注記17「年金制度」を参照

移行時債務の当期償却額

△0

注記17「年金制度」を参照

 

△282

税引前合計

 

90

税金相当額

 

△192

税金相当額控除後

為替換算調整勘定

 

 

為替予約

△210

子会社・関連会社株式売却損益および清算損/支払利息

売却および清算

△388

子会社・関連会社株式売却損益および清算損

 

△598

税引前合計

 

185

税金相当額

 

△413

税金相当額控除後

未実現デリバティブ評価損益

 

 

金利スワップ契約

△287

支払利息

為替予約

△44

支払利息/その他の損益

通貨スワップ契約

△3,319

支払利息/その他の損益

 

△3,650

税引前合計

 

1,032

税金相当額

 

△2,618

税金相当額控除後

 

15  当社株主資本等

  前第3四半期連結累計期間および当第3四半期連結累計期間における当社株主資本等の状況は以下のとおりです。

 

  配当に関する事項

前第3四半期連結累計期間

(1)

配当金支払額

 

決議

2019年5月22日取締役会

株式の種類

普通株式

配当金の総額

58,962百万円

1株当たり配当額

46.00円

基準日

2019年3月31日

効力発生日

2019年6月3日

配当の原資

利益剰余金

決議

2019年10月28日取締役会

株式の種類

普通株式

配当金の総額

44,862百万円

1株当たり配当額

35.00円

基準日

2019年9月30日

効力発生日

2019年12月3日

配当の原資

利益剰余金

(2)

基準日が前第3四半期連結累計期間に属する配当のうち、

配当の効力発生日が前第3四半期連結会計期間末後となるもの

該当事項なし

(注)1 2019年5月22日取締役会決議による配当金の総額には、役員報酬BIP信託が保有する当社株式に対する配当金83百万円が含まれています。

2 2019年10月28日取締役会決議による配当金の総額には、役員報酬BIP信託が保有する当社株式に対する配当金62百万円が含まれています。

 

 

当第3四半期連結累計期間

(1)

配当金支払額

 

決議

2020年5月21日取締役会

株式の種類

普通株式

配当金の総額

51,493百万円

1株当たり配当額

41.00円

基準日

2020年3月31日

効力発生日

2020年6月18日

配当の原資

利益剰余金

決議

2020年11月2日取締役会

株式の種類

普通株式

配当金の総額

43,670百万円

1株当たり配当額

35.00円

基準日

2020年9月30日

効力発生日

2020年12月9日

配当の原資

利益剰余金

(2)

基準日が当第3四半期連結累計期間に属する配当のうち、

配当の効力発生日が当第3四半期連結会計期間末後となるもの

該当事項なし

(注)1 2020年5月21日取締役会決議による配当金の総額には、役員報酬BIP信託が保有する当社株式に対する配当金60百万円が含まれています。

2 2020年11月2日取締役会決議による配当金の総額には、役員報酬BIP信託が保有する当社株式に対する配当金76百万円が含まれています。

 

16  販売費および一般管理費

  前第3四半期連結累計期間および当第3四半期連結累計期間における販売費および一般管理費の内訳は以下のとおりです。

 

前第3四半期連結累計期間

(百万円)

当第3四半期連結累計期間

(百万円)

人件費

192,526

194,368

販売費

53,759

47,467

管理費

86,033

86,963

社用資産減価償却費

5,436

6,130

合計

337,754

334,928

 

  前第3四半期連結会計期間および当第3四半期連結会計期間における販売費および一般管理費の内訳は以下のとおりです。

 

前第3四半期連結会計期間

(百万円)

当第3四半期連結会計期間

(百万円)

人件費

66,736

66,239

販売費

18,578

18,854

管理費

29,361

29,162

社用資産減価償却費

1,888

2,054

合計

116,563

116,309

 

17  年金制度

  当社および一部の子会社は、実質的に全従業員を対象とした拠出型および非拠出型の年金制度を採用しています。拠出型年金制度には、確定給付型と確定拠出型があります。この制度により従業員には、定年退職時に一括で退職金を受け取るか、分割で年金を受け取る権利が付与されています。確定給付型年金制度には勤続年数と退職時の給与に基づいて支払金額を決定するもの(最終給与比例方式による制度)およびキャッシュバランスプランがあります。

 

  当社および一部の子会社の積立方針は、年金数理計算された金額を毎年積み立てるというものです。年金資産は主として負債証券や市場性のある持分証券で運用されています。

 

  前第3四半期連結累計期間および当第3四半期連結累計期間の期間純年金費用の内訳は以下のとおりです。

 

前第3四半期連結累計期間

当第3四半期連結累計期間

国内制度

(百万円)

海外制度

(百万円)

国内制度

(百万円)

海外制度

(百万円)

勤務費用

4,384

2,649

4,243

2,440

利息費用

438

1,275

520

1,247

年金資産の期待収益

△2,083

△3,242

△1,820

△2,677

過去勤務費用の当期償却額

△615

△115

△133

△222

年金数理上の純損失の当期償却額

865

368

990

208

移行時債務の当期償却額

2

1

期間純年金費用

2,989

937

3,800

997

(注) 連結損益計算書上、勤務費用以外の期間純年金費用を構成する要素は、販売費および一般管理費に含まれる人件費に計上しています。

 

  前第3四半期連結会計期間および当第3四半期連結会計期間の期間純年金費用の内訳は以下のとおりです。

 

前第3四半期連結会計期間

当第3四半期連結会計期間

国内制度

(百万円)

海外制度

(百万円)

国内制度

(百万円)

海外制度

(百万円)

勤務費用

1,507

883

1,414

814

利息費用

151

426

174

420

年金資産の期待収益

△713

△1,101

△607

△904

過去勤務費用の当期償却額

△210

△39

△44

△75

年金数理上の純損失の当期償却額

288

113

330

71

移行時債務の当期償却額

0

0

期間純年金費用

1,023

282

1,267

326

(注) 連結損益計算書上、勤務費用以外の期間純年金費用を構成する要素は、販売費および一般管理費に含まれる人件費に計上しています。

 

18  生命保険事業

  第3四半期連結累計期間、当第3四半期連結累計期間、第3四半期連結会計期間および当第3四半期連結会計期間の生命保険料収入および運用益の内訳は以下のとおりです。

 

前第3四半期連結累計期間

(百万円)

当第3四半期連結累計期間

(百万円)

生命保険料収入

254,683

289,112

生命保険事業にかかる運用益 ※

35,973

67,035

合計

290,656

356,147

※  第3四半期連結累計期間および当第3四半期連結累計期間における生命保険事業にかかる運用益には、前第3四半期連結会計期間末および当第3四半期連結会計期間末現在保有している持分証券の評価益24,609百万円および55,050百万円を含んでいます。

 

 

前第3四半期連結会計期間

(百万円)

当第3四半期連結会計期間

(百万円)

生命保険料収入

87,421

98,112

生命保険事業にかかる運用益 ※

20,767

24,284

合計

108,188

122,396

※  第3四半期連結会計期間および当第3四半期連結会計期間における生命保険事業にかかる運用益には、前第3四半期連結会計期間末および当第3四半期連結会計期間末現在保有している持分証券の評価益18,043百万円および22,250百万円を含んでいます。

 

  生命保険料収入は、再保険収入を含み、支払再保険料を控除しています。第3四半期連結累計期間、当第3四半期連結累計期間、第3四半期連結会計期間および当第3四半期連結会計期間における、生命保険料収入に含まれる再保険収入および支払再保険料は以下のとおりです。

 

前第3四半期連結累計期間

(百万円)

当第3四半期連結累計期間

(百万円)

再保険収入

1,949

1,423

支払再保険料

△3,933

△3,805

 

 

前第3四半期連結会計期間

(百万円)

当第3四半期連結会計期間

(百万円)

再保険収入

774

260

支払再保険料

△1,282

△1,279

 

  連結損益計算書上、生命保険費用に含まれている生命保険事業の給付および経費は契約期間にわたり保険料収入に対応するように計上しています。この処理を行うために将来の保険給付に備えて保険契約準備金を積み立てるとともに、契約時に一時に発生する募集費用(主として、代理店手数料、その他保険証券の発行および保険引き受けにかかる諸経費)の繰延および償却を行っています。前第3四半期連結累計期間および当第3四半期連結累計期間における償却した繰延募集費用はそれぞれ13,839百万円および15,719百万円です。また、前第3四半期連結会計期間および当第3四半期連結会計期間における償却した繰延募集費用はそれぞれ4,707百万円および5,801百万円です。

 

  変額年金保険契約および変額保険契約の契約者のために運用する資産から生じる売却損益および評価損益は、生命保険料収入および運用益に計上しています。当該保険契約にかかる最低保証リスクの一部を経済的にヘッジする目的で先物契約、為替予約およびオプション契約を保有しており、それらのデリバティブ取引から生じる損益を生命保険料収入および運用益に計上しています。また、当該保険契約全体について、当該保険契約の公正価値の変動による損益を保険契約者のために保有する運用資産、デリバティブ契約から生じる損益、および再保険契約の公正価値変動による損益によって減殺する目的で、公正価値オプションを選択しました。当該保険契約の公正価値の変動、および当該保険契約の保険金や年金の支払事由等の発生に伴う費用を相殺した金額を生命保険費用に計上しています。当該保険契約にかかる最低保証の履行リスクの変動に伴う保険契約債務および保険契約者勘定の公正価値の変動から生じる損益の一部を減殺するため、一部の再保険契約に対して公正価値オプションを選択し、当該再保険契約の公正価値の変動を生命保険費用に計上しています。

 

  なお、変額年金保険契約および変額保険契約にかかる全体の公正価値の変動のうち、金融商品固有の信用リスクの変動から生じる公正価値の変動部分は、税効果控除後の金額でその他の包括利益(損失)に計上しています。

 

  第3四半期連結累計期間、当第3四半期連結累計期間、第3四半期連結会計期間および当第3四半期連結会計期間において、上記の変額年金保険契約および変額保険契約に関連して生じた主な損益は以下のとおりです。

勘定科目

内容

前第3四半期連結累計期間

(百万円)

当第3四半期連結累計期間

(百万円)

生命保険料収入

および運用益

運用資産から生じる売却損益および評価損益(純額)

25,962

63,475

デリバティブ取引から生じる損益(純額):

△3,477

△8,398

 先物契約

△3,292

△7,875

 為替予約

△5

75

 オプション契約

△180

△598

生命保険費用

保険契約債務および保険契約者勘定の公正価値の変動による損益

△26,992

△11,358

保険金や年金の支払事由等の発生に伴う費用

39,418

45,499

再保険契約の公正価値の変動による損益

3,230

10,913

 

勘定科目

内容

前第3四半期連結会計期間

(百万円)

当第3四半期連結会計期間

(百万円)

生命保険料収入

および運用益

運用資産から生じる売却損益および評価損益(純額)

18,661

23,575

デリバティブ取引から生じる損益(純額):

△2,653

△2,388

 先物契約

△2,284

△2,415

 為替予約

△284

36

 オプション契約

△85

△9

生命保険費用

保険契約債務および保険契約者勘定の公正価値の変動による損益

△3,917

△6,688

保険金や年金の支払事由等の発生に伴う費用

14,304

23,388

再保険契約の公正価値の変動による損益

2,163

1,769

 

19  長期性資産評価損

  当社および子会社は、使用目的で保有する長期性資産に対して減損の兆候を示唆する状況や環境の変化が生じた場合、回収可能性の判定を実施しています。当該資産の利用や最終処分の結果から得られる割引前見積将来キャッシュ・フローが帳簿価額より低い場合は、帳簿価額の回収が困難であるとみなし、公正価値が帳簿価額を下回る場合には、公正価値まで評価減しています。

 

  また、前連結会計年度末および当第3四半期連結会計期間末現在において、連結貸借対照表上、売却目的保有に分類される長期性資産は以下のとおりです。

 

前連結会計年度末

(百万円)

当第3四半期連結会計期間末

(百万円)

オペレーティング・リース投資

5,208

7,254

事業用資産

436

 

  なお、前連結会計年度末の売却目的保有に分類される長期性資産は、不動産および環境エネルギーに、当第3四半期連結会計期間末の売却目的保有に分類される長期性資産は、法人営業・メンテナンスリース、不動産および輸送機器に含まれています。

 

  公正価値は、状況に応じて、同種の資産の売却を含む最近の取引事例やその他の評価技法、例えば稼働中の既存資産または開発プロジェクトの完成により生み出されると見積もられる将来キャッシュ・フローを使った割引現在価値法などに基づき、独立した鑑定機関や内部の不動産鑑定士によって評価されます。

 

  前第3四半期連結累計期間および当第3四半期連結累計期間において、当社および子会社は、長期性資産の帳簿価額と公正価値との差異について、それぞれ554百万円および591百万円の評価損を認識し、長期性資産評価損へ計上しました。その内訳は以下のとおりです。

 

前第3四半期連結累計期間

当第3四半期連結累計期間

売却予定

キャッシュ・フロー減少

売却予定

キャッシュ・フロー減少

金額

(百万円)

件数

 

金額

(百万円)

件数

 

金額

(百万円)

件数

 

金額

(百万円)

件数

 

商業施設

529

2

賃貸マンション

64

2

開発中および

未開発の土地

17

1

その他 ※

25

510

合計

554

591

※ 「その他」については、件数の記載を省略しています。なお、当第3四半期連結累計期間に計上した評価損には、

      ホテルにかかる433百万円を含んでいます。

 

  なお、前第3四半期連結累計期間に計上した評価損は、不動産で20百万円、ORIX USAで509百万円およびアジア・豪州で25百万円、当第3四半期連結累計期間に計上した評価損は、不動産で433百万円、環境エネルギーで17百万円、ORIX USAで60百万円およびアジア・豪州で81百万円です。

 

 

  前第3四半期連結会計期間および当第3四半期連結会計期間において、当社および子会社は、長期性資産の帳簿価額と公正価値との差異について、それぞれ518百万円および8百万円の評価損を認識し、長期性資産評価損へ計上しました。その内訳は以下のとおりです。

 

前第3四半期連結会計期間

当第3四半期連結会計期間

売却予定

キャッシュ・フロー減少

売却予定

キャッシュ・フロー減少

金額

(百万円)

件数

 

金額

(百万円)

件数

 

金額

(百万円)

件数

 

金額

(百万円)

件数

 

商業施設

509

1

その他 ※

9

8

合計

518

8

※ 「その他」については、件数の記載を省略しています。

 

  なお、前第3四半期連結会計期間に計上した評価損は、ORIX USAで509百万円およびアジア・豪州で9百万円です。当第3四半期連結会計期間に計上した評価損は、アジア・豪州で8百万円です。

 

  当連結会計年度より、報告セグメントの区分を変更しました。この変更により、前連結会計年度のセグメント数値を組替再表示しています。

 

20  1株当たり情報

  前第3四半期連結累計期間および当第3四半期連結累計期間、前第3四半期連結会計期間および当第3四半期連結会計期間における基本的および希薄化後1株当たり利益の調整計算は以下のとおりです。

 

  前第3四半期連結累計期間および当第3四半期連結累計期間、前第3四半期連結会計期間および当第3四半期連結会計期間において、逆希薄化効果を有する株式報酬はありません。

 

 

前第3四半期連結累計期間

(百万円)

当第3四半期連結累計期間

(百万円)

当社株主に帰属する四半期純利益

244,319

142,015

 

 

 

 

前第3四半期連結会計期間

(百万円)

当第3四半期連結会計期間

(百万円)

当社株主に帰属する四半期純利益

85,169

48,173

 

 

 

 

前第3四半期連結累計期間

(千株)

当第3四半期連結累計期間

(千株)

加重平均株式数

1,279,196

1,242,765

希薄化効果:

 

 

株式報酬

1,138

1,107

希薄化後1株当たり利益の計算に用いる加重平均株式数

1,280,334

1,243,872

 

 

 

 

前第3四半期連結会計期間

(千株)

当第3四半期連結会計期間

(千株)

加重平均株式数

1,278,048

1,235,177

希薄化効果:

 

 

株式報酬

1,245

1,139

希薄化後1株当たり利益の計算に用いる加重平均株式数

1,279,293

1,236,316

 

 

 

 

前第3四半期連結累計期間

(円)

当第3四半期連結累計期間

(円)

1株当たり当社株主に帰属する四半期純利益:

 

 

基本的

190.99

114.27

希薄化後

190.82

114.17

 

 

 

 

前第3四半期連結会計期間

(円)

当第3四半期連結会計期間

(円)

1株当たり当社株主に帰属する四半期純利益:

 

 

基本的

66.64

39.00

希薄化後

66.58

38.97

(注)役員報酬BIP信託として保有する当社株式は、1株当たり情報の計算上、加重平均株式数の算定において控除する自己株式に含んでいます。(前第3四半期連結累計期間1,813,193株、当第3四半期連結累計期間1,821,098株、前第3四半期連結会計期間1,796,993株、当第3四半期連結会計期間2,197,628株

 

21  デリバティブとヘッジ活動

 

リスク管理方針

  当社および子会社は、資産・負債の統合管理(ALM)により金利リスクを管理しています。金利変動により不利な影響が及ばないように金利リスクをヘッジするためにデリバティブを利用しています。金利変動の結果、ヘッジ対象の資産、負債の公正価値またはキャッシュ・フローは上昇、または下落しますが、ヘッジ手段のデリバティブを利用することにより、そのような変動は通常減殺されます。当社および子会社が金利リスク管理の一部として利用しているデリバティブには、金利スワップがあります。

  当社および子会社は、外貨建ての営業取引、海外投資に伴う為替変動リスクに対して、原則的に外貨建借入、為替予約および通貨スワップ等を利用してヘッジしています。海外子会社についても同様に、各地域の資産通貨に合わせて負債を構成することを原則としています。また、一部の子会社は、保険事業における変額年金保険契約および変額保険契約の最低保証リスクを経済的にヘッジするために、オプション契約、先物契約および為替予約を保有しています。

  デリバティブを利用することにより、当社および子会社は、取引相手方の不履行が起こった場合の信用リスクにさらされています。当社および子会社は、デリバティブの取引相手方も含めた取引内容の承認、取引相手方ごとの想定元本、時価、取引の種類等に関するモニタリング等を定期的に行い、信用リスクを管理しています。

  当社および子会社は、前連結会計年度末および当第3四半期連結会計期間末現在、信用リスク関連の偶発特性を有するデリバティブは保有していません。

 

(a)キャッシュ・フロー・ヘッジ

  当社および子会社は、金利スワップ契約、通貨スワップ契約および為替予約を利用して、変動金利の借入金や予定取引から発生するキャッシュ・フローの変動リスク、為替変動リスクをヘッジしています。

 

(b)公正価値ヘッジ

  当社および子会社は、金利変動リスクおよび為替変動リスクをヘッジする目的で、公正価値ヘッジとして指定されたデリバティブを利用しています。当社および子会社は、外貨建ての社債等の為替変動リスクをヘッジするために為替予約を利用しています。また、当社および子会社は、外貨建ての国債等の金利変動に伴う公正価値の変動をヘッジするために金利スワップ契約を利用しています。

 

(c)海外子会社の純投資ヘッジ

  当社は、海外子会社への純投資の為替変動リスクをヘッジする目的で、為替予約、外貨による借入金および社債を利用しています。

 

(d)ヘッジ手段の指定を行っていないデリバティブ

  当社および子会社は、主に金利変動リスクおよび為替変動リスクをヘッジする目的で、金利スワップ契約、先物契約および為替予約を保有しています。また、一部の子会社は、保険事業における変額年金保険契約および変額保険契約の最低保証リスクを経済的にヘッジする目的でオプション契約、先物契約および為替予約を保有しています。

 

  前第3四半期連結累計期間におけるデリバティブの連結損益計算書に与える影響(税効果控除前)は以下のとおりです。

(1)キャッシュ・フロー・ヘッジにおけるデリバティブ

 

その他の包括利益に

認識された

デリバティブ損益(百万円)

その他の包括利益(損失)から損益に

振替られたデリバティブ損益(百万円)

支払利息

その他の損益

金利スワップ契約

△4,610

584

為替予約

△369

255

通貨スワップ契約

△461

260

108

 

(2)公正価値ヘッジにおけるデリバティブ

 

損益認識されたデリバティブ等の損益

(百万円)

損益認識されたヘッジ対象の損益(百万円)

生命保険料

収入および

運用益

その他の損益

生命保険料

収入および

運用益

その他の損益

金利スワップ契約

△5,794

5,431

為替予約

1,172

153

△910

△128

 

(3)純投資ヘッジにおけるデリバティブおよびその他のヘッジ手段

 

その他の包括利益に

認識された

デリバティブ損益(百万円)

その他の包括利益(損失)から損益に

振替られたデリバティブ損益(百万円)

子会社・関連会社株式

売却損益および清算損

支払利息

その他の損益

為替予約

4,380

1,594

3,448

21

外貨建の借入金

および社債

8,342

 

(4)ヘッジ手段の指定を行っていないデリバティブ

 

損益認識されたデリバティブ損益(百万円)

生命保険料収入および

運用益 ※

支払利息

その他の損益

金利スワップ契約

5

120

先物契約

△3,292

2,367

為替予約

177

3,635

1,494

クレジット・デリバティブの買建

△6

オプションの買建/売建、その他

△180

1,202

※  上表における先物契約、為替予約およびオプションの買建/売建、その他には、前第3四半期連結累計期間において、保険事業における変額年金保険契約および変額保険契約の最低保証リスクを経済的にヘッジするために保有する先物契約、為替予約およびオプションの買建から生じる損益を含んでいます(注記18「生命保険事業」参照)。

 

  当第3四半期連結累計期間におけるデリバティブの連結損益計算書に与える影響(税効果控除前)は以下のとおりです。

(1)キャッシュ・フロー・ヘッジにおけるデリバティブ

 

その他の包括利益に

認識された

デリバティブ損益(百万円)

その他の包括利益(損失)から損益に

振替られたデリバティブ損益(百万円)

支払利息

その他の損益

金利スワップ契約

851

833

為替予約

△141

415

△222

通貨スワップ契約

△4,545

400

4,283

 

(2)公正価値ヘッジにおけるデリバティブ

 

損益認識されたデリバティブ等の損益

(百万円)

損益認識されたヘッジ対象の損益(百万円)

生命保険料

収入および

運用益

その他の損益

生命保険料

収入および

運用益

その他の損益

金利スワップ契約

3,506

△3,264

為替予約

6,440

435

△7,114

△398

 

(3)純投資ヘッジにおけるデリバティブおよびその他のヘッジ手段

 

その他の包括利益に

認識された

デリバティブ損益(百万円)

その他の包括利益(損失)から損益に

振替られたデリバティブ損益(百万円)

子会社・関連会社株式

売却損益および清算損

支払利息

その他の損益

為替予約

△13,097

265

2,665

21

外貨建の借入金

および社債

23,292

 

(4)ヘッジ手段の指定を行っていないデリバティブ

 

損益認識されたデリバティブ損益(百万円)

生命保険料収入および

運用益 ※

支払利息

その他の損益

金利スワップ契約

5

△1

先物契約

△7,875

6,202

為替予約

56

1,923

640

オプションの買建/売建、その他

△598

△1

※  上表における先物契約、為替予約およびオプションの買建/売建、その他には、当第3四半期連結累計期間において、保険事業における変額年金保険契約および変額保険契約の最低保証リスクを経済的にヘッジするために保有する先物契約、為替予約およびオプションの買建から生じる損益を含んでいます(注記18「生命保険事業」参照)。

 

  前第3四半期連結会計期間におけるデリバティブの連結損益計算書に与える影響(税効果控除前)は以下のとおりです。

(1)キャッシュ・フロー・ヘッジにおけるデリバティブ

 

その他の包括利益に

認識された

デリバティブ損益(百万円)

その他の包括利益(損失)から損益に

振替られたデリバティブ損益(百万円)

支払利息

その他の損益

金利スワップ契約

2,481

218

0

為替予約

△255

107

通貨スワップ契約

235

△25

100

 

(2)公正価値ヘッジにおけるデリバティブ

 

損益認識されたデリバティブ等の損益

(百万円)

損益認識されたヘッジ対象の損益(百万円)

生命保険料

収入および

運用益

その他の損益

生命保険料

収入および

運用益

その他の損益

金利スワップ契約

3,346

△3,299

為替予約

△934

127

1,370

△98

 

(3)純投資ヘッジにおけるデリバティブおよびその他のヘッジ手段

 

その他の包括利益に

認識された

デリバティブ損益(百万円)

その他の包括利益(損失)から損益に

振替られたデリバティブ損益(百万円)

子会社・関連会社株式

売却損益および清算損

支払利息

その他の損益

為替予約

△12,324

1,594

1,194

7

外貨建の借入金

および社債

△10,477

 

(4)ヘッジ手段の指定を行っていないデリバティブ

 

損益認識されたデリバティブ損益(百万円)

生命保険料収入および

運用益 ※

支払利息

その他の損益

金利スワップ契約

2

△12

先物契約

△2,284

1,760

為替予約

△337

1,119

6,017

クレジット・デリバティブの買建

10

オプションの買建/売建、その他

△85

1,328

※  上表における先物契約、為替予約およびオプションの買建/売建、その他には、第3四半期連結会計期間において、保険事業における変額年金保険契約および変額保険契約の最低保証リスクを経済的にヘッジするために保有する先物契約、為替予約およびオプションの買建から生じる損益を含んでいます(注記18「生命保険事業」参照)。

 

  当第3四半期連結会計期間におけるデリバティブの連結損益計算書に与える影響(税効果控除前)は以下のとおりです。

(1)キャッシュ・フロー・ヘッジにおけるデリバティブ

 

その他の包括利益に

認識された

デリバティブ損益(百万円)

その他の包括利益(損失)から損益に

振替られたデリバティブ損益(百万円)

支払利息

その他の損益

金利スワップ契約

1,493

287

為替予約

△62

160

△116

通貨スワップ契約

△2,367

117

3,202

 

(2)公正価値ヘッジにおけるデリバティブ

 

損益認識されたデリバティブ等の損益

(百万円)

損益認識されたヘッジ対象の損益(百万円)

生命保険料

収入および

運用益

その他の損益

生命保険料

収入および

運用益

その他の損益

金利スワップ契約

2,398

△2,354

為替予約

2,948

215

△3,046

△190

 

(3)純投資ヘッジにおけるデリバティブおよびその他のヘッジ手段

 

その他の包括利益に

認識された

デリバティブ損益(百万円)

その他の包括利益(損失)から損益に

振替られたデリバティブ損益(百万円)

子会社・関連会社株式

売却損益および清算損

支払利息

為替予約

△5,088

419

629

外貨建の借入金

および社債

10,477

 

(4)ヘッジ手段の指定を行っていないデリバティブ

 

損益認識されたデリバティブ損益(百万円)

生命保険料収入および

運用益 ※

支払利息

その他の損益

金利スワップ契約

2

△5

先物契約

△2,415

2,403

為替予約

△40

411

△752

オプションの買建/売建、その他

△9

317

※  上表における先物契約、為替予約およびオプションの買建/売建、その他には、第3四半期連結会計期間において、保険事業における変額年金保険契約および変額保険契約の最低保証リスクを経済的にヘッジするために保有する先物契約、為替予約およびオプションの買建から生じる損益を含んでいます(注記18「生命保険事業」参照)。

 

  前第3四半期連結累計期間において、ヘッジの有効性の評価から除かれた構成要素が、連結損益計算書に与える影響(税効果控除前)は以下のとおりです。

公正価値ヘッジ

 

損益認識された金額(百万円)

生命保険料収入および運用益

為替予約

△1,324

 

  前第3四半期連結会計期間において、ヘッジの有効性の評価から除かれた構成要素が、連結損益計算書に与える影響(税効果控除前)は以下のとおりです。

公正価値ヘッジ

 

損益認識された金額(百万円)

生命保険料収入および運用益

為替予約

△904

 

  前連結会計年度末における連結貸借対照表に含まれる公正価値ヘッジのヘッジ対象として指定された資産および負債の帳簿価額および帳簿価額に含まれる公正価値ヘッジ調整額の累計額は以下のとおりです。

ヘッジ対象指定された資産

ヘッジ対象指定された負債

勘定科目

帳簿価額

(百万円)

帳簿価額に含

まれる公正価

値ヘッジ調整

額の累計額

(百万円)

勘定科目

帳簿価額

(百万円)

帳簿価額に含

まれる公正価

値ヘッジ調整

額の累計額

(百万円)

投資有価証券  ※

320,344

24,397

※  ヘッジ会計が中止されたヘッジ対象に関する公正価値ヘッジ調整額の累計額△1,599百万円を含んでいます。

 

  当第3四半期連結累計期間において、ヘッジの有効性の評価から除かれた構成要素が、連結損益計算書に与える影響(税効果控除前)は以下のとおりです。

公正価値ヘッジ

 

損益認識された金額(百万円)

生命保険料収入および運用益

支払利息

その他の損益

為替予約

△1,080

5

オプションの買建/売建、その他

24

 

  当第3四半期連結会計期間において、ヘッジの有効性の評価から除かれた構成要素が、連結損益計算書に与える影響(税効果控除前)は以下のとおりです。

公正価値ヘッジ

 

損益認識された金額(百万円)

生命保険料収入および運用益

支払利息

その他の損益

為替予約

△158

オプションの買建/売建、その他

8

 

  当第3四半期連結会計期間末現在における連結貸借対照表に含まれる公正価値ヘッジのヘッジ対象として指定された資産および負債の帳簿価額および帳簿価額に含まれる公正価値ヘッジ調整額の累計額は以下のとおりです。

ヘッジ対象指定された資産

ヘッジ対象指定された負債

勘定科目

帳簿価額

(百万円)

帳簿価額に含

まれる公正価

値ヘッジ調整

額の累計額

(百万円)

勘定科目

帳簿価額

(百万円)

帳簿価額に含

まれる公正価

値ヘッジ調整

額の累計額

(百万円)

投資有価証券

332,701

22,974

 

 

  前連結会計年度末および当第3四半期連結会計期間末現在におけるデリバティブ等の想定元本および相殺前の公正価値は以下のとおりです。

前連結会計年度末

 

 

想定元本

(百万円)

デリバティブ資産

デリバティブ負債

 

公正価値

(百万円)

勘定科目

公正価値

(百万円)

勘定科目

 

ヘッジ目的でヘッジ手段指定されたデリバティブおよびその他のヘッジ手段

 

金利スワップ契約

494,893

43,889

その他負債

 

オプションの買建/売建、

その他

742

28

その他資産

 

先物契約、為替予約

623,172

7,555

その他資産

4,365

その他負債

 

通貨スワップ契約

68,840

5,079

その他資産

137

その他負債

 

外貨建の長期借入債務

612,536

 

ヘッジ手段の指定を行っていないデリバティブ

 

金利スワップ契約

7,644

113

その他負債

 

オプションの買建/売建、

その他 ※

670,044

21,318

その他資産

20,004

その他負債

 

先物契約、為替予約 ※

372,948

5,710

その他資産

5,141

その他負債

※  上表におけるオプションの買建/売建、その他および先物契約、為替予約の想定元本には、保険事業における変額年金保険契約および変額保険契約の最低保証リスクを経済的にヘッジするために保有するオプションの買建、先物契約および為替予約をそれぞれ16,754百万円、35,875百万円および16,656百万円含んでいます。また、上表におけるデリバティブ資産にはオプションの買建、先物契約および為替予約の公正価値をそれぞれ598百万円、165百万円および111百万円、デリバティブ負債には先物契約および為替予約の公正価値をそれぞれ1,564百万円および178百万円含んでいます。

 

当第3四半期連結会計期間末

 

 

想定元本

(百万円)

デリバティブ資産

デリバティブ負債

 

公正価値

(百万円)

勘定科目

公正価値

(百万円)

勘定科目

 

ヘッジ目的でヘッジ手段指定されたデリバティブおよびその他のヘッジ手段

 

金利スワップ契約

560,309

97

その他資産

36,895

その他負債

 

オプションの買建/売建、

その他

705

0

その他資産

 

先物契約、為替予約

605,879

2,458

その他資産

7,016

その他負債

 

通貨スワップ契約

75,182

417

その他資産

2,637

その他負債

 

外貨建の長期借入債務

530,009

 

ヘッジ手段の指定を行っていないデリバティブ

 

金利スワップ契約

6,245

86

その他負債

 

オプションの買建/売建、

その他 ※

688,202

16,725

その他資産

16,956

その他負債

 

先物契約、為替予約 ※

299,483

2,604

その他資産

2,659

その他負債

※  上表におけるオプションの買建/売建、その他および先物契約、為替予約の想定元本には、保険事業における変額年金保険契約および変額保険契約の最低保証リスクを経済的にヘッジするために保有するオプションの買建、先物契約および為替予約をそれぞれ3,560百万円21,950百万円および8,621百万円含んでいます。また、上表におけるデリバティブ資産にはオプションの買建、先物契約および為替予約の公正価値をそれぞれ0百万円6百万円および35百万円、デリバティブ負債には先物契約および為替予約の公正価値をそれぞれ489百万円および81百万円含んでいます。

 

22  資産および負債の相殺表示

  前連結会計年度末および当第3四半期連結会計期間末現在、当社および子会社における、デリバティブ資産および負債に関する認識済みの金額、相殺している金額、および連結貸借対照表上の金額の情報は以下のとおりです。

前連結会計年度末

 

認識済みの金額

(百万円)

相殺している

金額

(百万円)

連結貸借対照表

上の金額

(百万円)

連結貸借対照表上、

相殺していない金額 ※

純額

(百万円)

金融商品

(百万円)

担保

(百万円)

デリバティブ資産

39,690

△9,152

30,538

△598

△843

29,097

資産合計

39,690

△9,152

30,538

△598

△843

29,097

デリバティブ負債

73,649

△9,152

64,497

△25,997

38,500

負債合計

73,649

△9,152

64,497

△25,997

38,500

 

当第3四半期連結会計期間末

 

認識済みの金額

(百万円)

相殺している

金額

(百万円)

連結貸借対照表

上の金額

(百万円)

連結貸借対照表上、

相殺していない金額 ※

純額

(百万円)

金融商品

(百万円)

担保

(百万円)

デリバティブ資産

22,301

△1,462

20,839

20,839

資産合計

22,301

△1,462

20,839

20,839

デリバティブ負債

66,249

△1,462

64,787

△19,092

△998

44,697

負債合計

66,249

△1,462

64,787

△19,092

△998

44,697

※  法的拘束力のあるマスターネッティング契約および、それと同様の契約のうち、相殺していない金額です。

 

23  金融商品の見積公正価値

  以下の情報は金融商品の連結貸借対照表上の帳簿価額と、市場価額または公正価値との関連性について理解を高めるために開示するものです。この開示は、リース純投資、関連会社投資、年金債務、投資契約に区分されない保険契約や再保険契約を含んでいません。

 

前連結会計年度末

 

帳簿価額

(百万円)

見積公正価値

(百万円)

公正価値測定に使用したインプット

(百万円)

 

レベル1

レベル2

レベル3

資産:

 

 

 

 

 

現金および現金等価物

982,666

982,666

982,666

使途制限付現金

152,618

152,618

152,618

営業貸付金(貸倒引当金控除後)

3,695,342

3,653,042

207,950

3,445,092

持分証券 ※1

375,174

375,174

58,400

232,873

83,901

短期売買目的負債証券

7,431

7,431

7,431

売却可能負債証券

1,631,185

1,631,185

21,490

1,521,342

88,353

満期保有目的負債証券

113,805

143,189

118,472

24,717

その他資産

 

 

 

 

 

定期預金

5,918

5,918

5,918

デリバティブ資産 ※2

30,538

30,538

再保険貸(投資契約)

8,625

8,298

8,298

負債:

 

 

 

 

 

短期借入債務

336,832

336,832

336,832

預金

2,086,765

2,088,513

2,088,513

保険契約債務および保険契約者勘定(投資契約)

213,885

214,048

214,048

長期借入債務

4,279,354

4,291,697

1,247,587

3,044,110

その他負債

 

 

 

 

 

デリバティブ負債 ※2

64,497

64,497

※1  1株当たり純資産価値で測定された投資ファンド11,631百万円を含んでいません。

※2  取引相手毎の相殺後の金額です。相殺前のインプット情報につきましては注記3「公正価値測定」をご参照ください。

 

 

当第3四半期連結会計期間末

 

帳簿価額

(百万円)

見積公正価値

(百万円)

公正価値測定に使用したインプット

(百万円)

 

レベル1

レベル2

レベル3

資産:

 

 

 

 

 

現金および現金等価物

998,058

998,058

998,058

使途制限付現金

134,980

134,980

134,980

営業貸付金(信用損失引当金控除後)

3,637,813

3,629,061

237,266

3,391,795

持分証券 ※1

398,998

398,998

81,169

241,869

75,960

短期売買目的負債証券

2,748

2,748

2,748

売却可能負債証券

1,893,060

1,893,060

6,303

1,777,375

109,382

満期保有目的負債証券

113,403

140,979

117,318

23,661

その他資産

 

 

 

 

 

定期預金

4,296

4,296

4,296

デリバティブ資産 ※2

20,839

20,839

再保険貸(投資契約)

7,615

7,830

7,830

負債:

 

 

 

 

 

短期借入債務

371,455

371,455

371,455

預金

2,181,301

2,182,692

2,182,692

保険契約債務および保険契約者勘定(投資契約)

193,284

193,397

193,397

長期借入債務

4,336,490

4,366,298

1,225,889

3,140,409

その他負債

 

 

 

 

 

デリバティブ負債 ※2

64,787

64,787

※1  1株当たり純資産価値で測定された投資ファンド12,480百万円を含んでいません。

※2  取引相手毎の相殺後の金額です。相殺前のインプット情報につきましては注記3「公正価値測定」をご参照ください。

 

公正価値のインプットレベル

  活発な市場での市場価額が入手できるものについては、市場価額を使用し、レベル1に分類しています。活発な市場での市場価額が入手できない場合、類似した資産の相場価額など、レベル1に含まれる公表価額以外の観察可能なインプットに基づき公正価値測定を行うものについては、レベル2に分類しています。市場価額が入手できず、観察可能なインプットもない場合には、公正価値測定は割引キャッシュ・フロー法、一般的なオプション・プライシング・モデルなどの評価モデルおよび第三者の算定する価格に基づき評価しています。評価モデルおよび第三者の算定する価格を使用する場合には観察不能なインプットを含むため、レベル3に分類しています。

 

24  契約債務、保証債務および偶発債務

 

契約債務

  前連結会計年度末および当第3四半期連結会計期間末現在、当社および一部の子会社が行っているリース資産の買付予約額はそれぞれ3,027百万円および4,343百万円です。

 

  当社および一部の子会社は、解約不可能なシステム運用・管理のアウトソーシング契約を締結し、前第3四半期連結累計期間および当第3四半期連結累計期間にそれぞれ5,301百万円および4,748百万円の委託料を支払っています。前第3四半期連結会計期間および当第3四半期連結会計期間にそれぞれ1,787百万円および1,614百万円の委託料を支払っています。前連結会計年度末および当第3四半期連結会計期間末現在における今後の支払予定額は以下のとおりです。

 

前連結会計年度末

(百万円)

当第3四半期連結会計期間末

(百万円)

一年以内

3,183

3,802

一年超

2,728

2,826

合計

5,911

6,628

 

  当社および一部の子会社は、不動産開発案件の見積建設費用にかかるコミットメントおよびその他のコミットメント契約を結び、前連結会計年度末および当第3四半期連結会計期間末現在の総額はそれぞれ78,509百万円および68,744百万円です。

 

  当社および一部の子会社は、契約上合意された条件に合致する限りにおいて、顧客に将来貸付を行うコミットメント契約およびファンドに将来投資を行うコミットメント契約を結んでいます。未実行枠は前連結会計年度末および当第3四半期連結会計期間末現在において、それぞれ377,870百万円および392,734百万円です。

 

保証

  当社および子会社は、会計基準編纂書460(保証)の適用範囲に該当する保証契約の公正価値を、契約の開始時点において、連結貸借対照表に負債計上しています。前連結会計年度末および当第3四半期連結会計期間末現在の、保証契約の支払限度額、負債計上されている帳簿価額、契約の最長期限は以下のとおりです。

保証の種類

前連結会計年度末

当第3四半期連結会計期間末

保証の

支払限度額

(百万円)

保証債務の

帳簿価額

(百万円)

契約の

最長期限

保証の

支払限度額

(百万円)

保証債務の

帳簿価額

(百万円)

契約の

最長期限

事業性資金債務保証

490,839

6,065

2026年

474,217

4,769

2027年

譲渡債権保証

355,452

2,371

2060年

531,216

4,800

2061年

一般個人ローン保証

341,466

41,019

2031年

298,624

53,281

2031年

不動産ローン保証

29,235

4,422

2048年

10,999

4,184

2048年

その他

130

0

2024年

672

269

2035年

合計

1,217,122

53,877

1,315,728

67,303

 

  事業性資金債務保証:当社および一部の子会社は、主に、金融機関が顧客に対し融資した資金の返済を保証しています。当社および当該子会社は、債務者である顧客が、契約に基づいて元本もしくは利息の支払を行わなかった場合に、債務者に代わり債務を履行します。一部の契約については、債務者である顧客の資産が融資の担保に差し入れられています。当社および当該子会社が債務者に代わり債務を履行する場合、当社および当該子会社はその担保資産を得ることができます。また、金融機関が顧客に対し融資した資金の返済を保証する契約には、保証履行額が保証料の一定の範囲内に限定されている契約を含んでいます。当該保証の前連結会計年度末および当第3四半期連結会計期間末現在の保証契約の総額は715,000百万円および715,000百万円であり、前連結会計年度末および当第3四半期連結会計期間末現在の保証債務の帳簿価額は、2,498百万円および1,938百万円です。当該保証の支払限度額の金額は保証料の一定の範囲内に限定され、上記の保証契約の総額より小さな金額となっています。保証履行額が保証料の一定の範囲内に限定されていない契約については、契約期間内における保証の支払限度額が予め金融機関と取り決めた保証枠を基に算定されます。このため、当該支払限度額には将来発生し得る保証の額が含まれ、前連結会計年度末および当第3四半期連結会計期間末現在における実行済みの保証残高より大きな金額となっています。また、実行済みの保証残高には保証履行時に当社が一時的に負担する金融機関が負担すべき金額が含まれ、金融機関と精算を行うまでの期間、金融機関への信用リスクを内包しています。金融機関への信用リスクを除く当社の実質的な保証履行額は、金融機関と予め取り決めた分担方法に基づき当社が負担する金額に限定されています。

  保証の履行リスクは、過去に発生したクレジットイベントに基づいて検討しています。当第3四半期連結累計期間において、保証の履行リスクに大きな変動はありません。

 

  譲渡債権保証:米国の子会社は、主に、ファニーメイのDelegated Underwriting and ServicingプログラムおよびフレディマックのDelegated Underwriting Initiativeプログラムに基づいて、事前にファニーメイおよびフレディマックの承認を得ることなしに、集合住宅や高齢者向け住宅ローン債権の引き受け、実行、資金提供およびサービシングを行う権限を有しています。これらのプログラムにおいて、ファニーメイおよびフレディマックは債権購入のコミットメントを提供しています。

  これらのプログラムでは、当該子会社は、ファニーメイおよびフレディマックに譲渡した一部の債権のパフォーマンスを保証し、それらの債権から損失が発生した場合に、その損失の一部を負担する保証の履行リスクを有しています。当第3四半期連結累計期間において、保証の履行リスクに大きな変動はありません。

  なお、前連結会計年度末および当第3四半期連結会計期間末現在において、これらのプログラムに基づいて売却した、当該子会社が一部の損失を負担する債権残高は、それぞれ1,643,060百万円および1,709,329百万円です。

 

  一般個人ローン保証:一部の子会社は、日本の金融機関が行ったカードローン等について、債務者の支払を保証しています。当該子会社は、それらのローンの延滞が主として3ヶ月以上になった場合に、その債務者に代わり債務を履行します。

  保証の履行リスクは、過去に発生したクレジットイベントに基づいて検討しています。当第3四半期連結累計期間において、保証の履行リスクに大きな変動はありません。

 

  不動産ローン保証:当社および一部の子会社は、日本の金融機関が第三者に対し融資した個人向け不動産ローンの返済を保証しています。当社および当該子会社は、それらのローンの延滞が主として3ヶ月以上になった場合に、債務者に代わって債務を履行します。不動産ローンには通常、当該不動産が担保として差し入れられています。当社および当該子会社が債務者に代わり債務を履行する場合、当社および当該子会社はその担保資産を得ることができます。

  保証の履行リスクは、過去に発生したクレジットイベントに基づいて検討しています。当第3四半期連結累計期間において、保証の履行リスクに大きな変動はありません。

 

  その他:その他の債務保証契約には、金融機関に対する支払保証および債権の代理回収契約に伴う支払保証があります。金融機関に対する支払保証契約において一部の子会社は、金融機関の顧客が債務者となり、その債務が不履行となった場合に、債務者に代わって当該金融機関に債務を支払います。また、債権の代理回収契約において当社および一部の子会社は、第三者の債務を回収しますが、当該債務を回収できなかった場合には、債務者に代わって債権者に支払いを行います。

 

オフバランスシート信用エクスポージャーに対する引当金

  カードローンや営業貸付金の貸付枠のローン・コミットメントおよび金融保証契約に関連する信用損失は、信用損失引当金の対象になります。ローン・コミットメントは、企業が信用を供与する現在の契約上の義務を負い、その義務が無条件にキャンセル可能なものでない条件を満たした場合、将来実行される可能性を見積もり、予想実行額に対して信用損失引当金を計上します。金融保証契約は、信用リスクエクスポージャーを創出する偶発義務に対して、引当金を計上します。このようなオフバランスシート信用エクスポージャーに対する引当金は、連結貸借対照表上、その他負債に計上されており、当第3四半期連結会計期間末現在で27,190百万円です。

 

 

訴訟

  当社および一部の子会社は通常の営業の中で生じる損害賠償請求に係わっていますが、経営者は当社の財政状態および経営成績に重要な影響を与える訴訟等はないと考えています。

 

担保

  注記11「変動持分事業体」に記載の連結しているVIEが担保に供している資産以外に、金融機関からの長短借入債務には、前連結会計年度末および当第3四半期連結会計期間末現在において、以下の資産を担保に供しています。

 

前連結会計年度末

(百万円)

当第3四半期連結会計期間末

(百万円)

リース債権、営業貸付金、

オペレーティング・リース投資

198,160

146,882

投資有価証券

167,800

171,097

事業用資産

28,275

27,555

その他資産等

26,982

26,013

合計

421,217

371,547

 

  前連結会計年度末および当第3四半期連結会計期間末現在において、借入債務に対して連結消去されている連結子会社株式それぞれ166,888百万円および244,487百万円、関連会社の借入債務に対して関連会社投資それぞれ60,104百万円および52,773百万円、借入債務に対して連結消去されている連結子会社貸付金それぞれ10,587百万円および10,257百万円を担保に供しています。また、前連結会計年度末および当第3四半期連結会計期間末現在において、主に取引保証金に対する投資有価証券や不動産取引にかかる差入保証金としてそれぞれ69,313百万円および71,460百万円を差し入れています。

 

  銀行および一部の保険会社からの長短借入債務は、借入契約上、貸し手の要請があった場合には担保を差し入れることとなっています。しかしながら、当第3四半期連結会計期間末現在、当社および子会社は借入先からそのような要請を受けていません。

 

 

25  セグメント情報

  以下に報告されている事業セグメントの財務情報は、そのセグメントの財務情報が入手可能なもので、かつ経営上の最高意思決定者による業績の評価および経営資源の配分の決定に定期的に使用されているものです。

 

10セグメントの事業内容は以下のとおりです。

 

法人営業・メンテナンスリース

 

金融・各種手数料ビジネス、自動車および電子計測器・IT関連機器などのリースおよびレンタル、弥生

不動産

 

不動産開発・賃貸・管理、施設運営、不動産のアセットマネジメント

事業投資・コンセッション

 

企業投資、コンセッション

環境エネルギー

 

国内外再生可能エネルギー、電力小売、省エネルギーサービス、ソーラーパネル・蓄電池販売、廃棄物処理

保険

 

生命保険

銀行・クレジット

 

銀行、カードローン

輸送機器

 

航空機のリース・管理、船舶関連投融資

ORIX USA

 

米州における金融、投資、アセットマネジメント

ORIX Europe

 

株式・債券のアセットマネジメント

アジア・豪州

 

アジア・豪州における金融、投資

 

  2020年4月1日より、経営上の最高意思決定者による業績の評価および経営資源の配分におけるセグメント区分を変更したため、報告セグメントの区分を変更しました。なお、前第3四半期連結累計期間、前第3四半期連結会計期間および前連結会計年度末のセグメント数値は、変更後のセグメント区分に基づいて組替再表示しています。

 

  2020年4月1日より、これまで各セグメントに配賦してきた販売費および一般管理費のうち、オリックスグループ全体で負担すべき費用については、各セグメントへ配賦する方法から、セグメント利益と四半期連結財務諸表との調整額に含めて表示する方法に変更しています。なお、この変更により、前第3四半期連結累計期間および前第3四半期連結会計期間のセグメント数値を組替再表示しています。

 

  2020年4月1日より、信用損失基準を適用しており、貸倒引当金を信用損失引当金に組み替えています。詳細については、注記2「重要な会計方針(ah)新たに公表または適用された会計基準」をご参照ください。

 

 

  前第3四半期連結累計期間および当第3四半期連結累計期間のセグメント収益およびセグメント利益の情報、および前連結会計年度末および当第3四半期連結会計期間末現在のセグメント資産の情報は以下のとおりです。

 

 

前第3四半期連結累計期間

当第3四半期連結累計期間

前連結会計年度末

当第3四半期

連結会計期間末

 

セグメント収益

セグメント利益

セグメント収益

セグメント利益

セグメント資産

セグメント資産

 

(百万円)

(百万円)

(百万円)

(百万円)

(百万円)

(百万円)

法人営業・

メンテナンスリース

321,201

49,797

318,673

41,191

1,789,693

1,690,586

不動産

332,859

57,958

253,921

15,603

821,194

834,678

事業投資・

コンセッション

223,891

43,656

243,903

4,257

322,522

398,970

環境エネルギー

112,912

11,585

103,448

17,794

478,796

479,280

保険

293,296

43,577

359,208

50,663

1,580,158

1,887,966

銀行・クレジット

62,830

29,441

63,071

36,959

2,603,736

2,707,265

輸送機器

46,392

33,294

22,569

3,116

585,304

559,971

ORIX USA

100,054

50,289

95,084

27,548

1,374,027

1,235,854

ORIX Europe

117,923

25,112

116,759

25,916

317,847

337,172

アジア・豪州

106,337

26,076

92,818

8,383

1,010,268

1,017,211

合計

1,717,695

370,785

1,669,454

231,430

10,883,545

11,148,953

 

  前第3四半期連結会計期間および当第3四半期連結会計期間のセグメント収益およびセグメント利益の情報は以下のとおりです。

 

 

前第3四半期連結会計期間

当第3四半期連結会計期間

 

セグメント収益

セグメント利益

セグメント収益

セグメント利益

 

(百万円)

(百万円)

(百万円)

(百万円)

法人営業・

メンテナンスリース

109,655

17,216

110,082

16,243

不動産

103,431

10,514

86,645

5,248

事業投資・

コンセッション

80,047

24,007

86,077

180

環境エネルギー

34,585

3,058

32,030

3,662

保険

109,096

17,651

123,454

15,947

銀行・クレジット

21,042

10,672

21,410

12,720

輸送機器

16,958

16,452

7,693

△1,597

ORIX USA

34,132

14,395

37,225

16,134

ORIX Europe

40,721

8,424

43,713

9,625

アジア・豪州

33,585

6,889

33,856

3,748

合計

583,252

129,278

582,185

81,910

 

 

  セグメント情報の会計方針は、税金費用、非支配持分に帰属する四半期純利益、償還可能非支配持分に帰属する四半期純利益の取り扱いを除き、注記2の「重要な会計方針」における記載と概ね同一です。また、セグメント情報では当社株主に帰属する損益(税引前)で業績を評価しているため、非支配持分または償還可能非支配持分に帰属する四半期純利益はセグメント損益に含んでいません。セグメント情報では税引前当期純利益で業績を評価しているため、税金費用はセグメント損益に含んでいません。各セグメントの営業活動に直接関連している人件費を含め、オリックスグループ全体で負担すべき費用を除く販売費および一般管理費の大部分は各セグメントに集計され、計上されています。また一部の長期性資産評価損や為替差損益(その他の損益に含まれる)など、経営者がセグメントの業績評価にあたって考慮していない損益はセグメント損益に含めず、本社部門の項目として扱っています。

 

  各セグメントに帰属させている資産は、リース純投資、営業貸付金、オペレーティング・リース投資、投資有価証券、事業用資産、関連会社投資、棚卸資産、賃貸資産前渡金(その他資産に含まれる)、事業用資産前渡金(その他資産に含まれる)、営業権、企業結合で取得した無形資産(その他資産に含まれる)、サービス資産(その他資産に含まれる)です。なお、社用資産の減価償却費はセグメント損益に含めていますが、対応する資産はセグメント資産に含めていません。しかし、これらの影響額は軽微です。

 

  セグメント数値と連結財務諸表との調整は以下のとおりです。

 

  調整が重要な項目は、セグメント収益、セグメント利益およびセグメント資産です。その他の項目はセグメント数値と連結財務諸表の数値の間に重要な差異はありません。

 

 

前第3四半期連結累計期間

(百万円)

当第3四半期連結累計期間

(百万円)

セグメント収益

 

 

セグメント収益合計

1,717,695

1,669,454

本社部門保有の資産にかかる収入

14,043

8,957

内部取引消去

△13,953

△12,717

四半期連結財務諸表上の営業収益

1,717,785

1,665,694

セグメント利益

 

 

セグメント利益合計

370,785

231,430

本社部門の損益

△24,532

△25,902

非支配持分および償還可能非支配持分に帰属する

四半期純利益

4,205

4,053

四半期連結財務諸表上の税引前四半期純利益

350,458

209,581

 

 

 

前第3四半期連結会計期間

(百万円)

当第3四半期連結会計期間

(百万円)

セグメント収益

 

 

セグメント収益合計

583,252

582,185

本社部門保有の資産にかかる収入

3,803

3,024

内部取引消去

△4,715

△4,253

四半期連結財務諸表上の営業収益

582,340

580,956

セグメント利益

 

 

セグメント利益合計

129,278

81,910

本社部門の損益

△9,122

△8,393

非支配持分および償還可能非支配持分に帰属する

四半期純利益

1,673

1,890

四半期連結財務諸表上の税引前四半期純利益

121,829

75,407

 

 

前連結会計年度末

(百万円)

当第3四半期連結会計期間末

(百万円)

セグメント資産

 

 

セグメント資産合計

10,883,545

11,148,953

現金および現金等価物・使途制限付現金

1,135,284

1,133,038

貸倒引当金

△56,836

信用損失引当金

△80,866

受取手形、売掛金および未収入金

312,744

294,615

その他の本社資産

792,791

828,751

四半期連結財務諸表(連結財務諸表)の総資産

13,067,528

13,324,491

 

  前第3四半期連結累計期間および当第3四半期連結累計期間における当社および子会社の所在地別に分類した地域別情報は以下のとおりです。

 

前第3四半期連結累計期間

 

日本

(百万円)

米州地域

(百万円)

その他海外

(百万円)

連結合計

(百万円)

営業収益

1,346,578

154,143

217,064

1,717,785

税引前四半期純利益

218,366

65,204

66,888

350,458

 

当第3四半期連結累計期間

 

日本

(百万円)

米州地域

(百万円)

その他海外

(百万円)

連結合計

(百万円)

営業収益

1,323,978

147,647

194,069

1,665,694

税引前四半期純利益

136,934

41,401

31,246

209,581

 

  前第3四半期連結会計期間および当第3四半期連結会計期間における当社および子会社の所在地別に分類した地域別情報は以下のとおりです。

 

前第3四半期連結会計期間

 

日本

(百万円)

米州地域

(百万円)

その他海外

(百万円)

連結合計

(百万円)

営業収益

456,958

52,623

72,759

582,340

税引前四半期純利益

77,642

19,471

24,716

121,829

 

当第3四半期連結会計期間

 

日本

(百万円)

米州地域

(百万円)

その他海外

(百万円)

連結合計

(百万円)

営業収益

453,651

55,776

71,529

580,956

税引前四半期純利益

40,474

21,675

13,258

75,407

  (注) 本邦以外の区分に属する主な国または地域

米州地域  ・・・米国

その他海外・・・アジア地域、欧州地域、豪州地域、中東地域

 

 

  第3四半期連結累計期間および当第3四半期連結累計期間における、顧客との契約から認識した収益の財またはサービスの種類別、および地域別による分解は以下のとおりです。

 

前第3四半期連結累計期間

 

セグメント区分

 

法人営業・メンテナンスリース

不動産

事業投資・コンセッション

環境

エネルギー

保険

銀行・

クレジット

輸送機器

 

(百万円)

(百万円)

(百万円)

(百万円)

(百万円)

(百万円)

(百万円)

財またはサービスの種類別

 

 

 

 

 

 

 

商品売上高

9,057

3,257

194,055

3,417

2,680

不動産売上高

64,518

アセットマネジメントおよびサービシング収入

237

5,962

28

122

15

自動車関連サービス収入

45,782

172

施設運営事業収入

56,535

環境エネルギー事業関連サービス収入

2,298

105,810

不動産管理および仲介収入

79,744

不動産請負工事売上高

65,338

その他

33,395

3,060

27,188

1,539

784

2,268

6,368

顧客との契約から認識した収益合計

90,769

278,414

221,271

110,938

784

2,390

9,063

地域別

 

 

 

 

 

 

 

日本

90,204

278,414

221,271

109,877

784

2,390

3,126

米州地域

その他海外

565

1,061

5,937

顧客との契約から認識した収益合計

90,769

278,414

221,271

110,938

784

2,390

9,063

その他の源泉から認識した収益 ※

230,432

54,445

2,620

1,974

292,512

60,440

37,329

セグメント収益/営業収益合計

321,201

332,859

223,891

112,912

293,296

62,830

46,392

 

前第3四半期連結累計期間

 

セグメント区分

本社部門の

収入および

内部消去

 

連結合計

 

ORIX USA

ORIX Europe

アジア・

豪州

合計

 

(百万円)

(百万円)

(百万円)

(百万円)

(百万円)

(百万円)

財またはサービスの種類別

 

 

 

 

 

 

商品売上高

739

437

213,642

1,216

214,858

不動産売上高

751

65,269

65,269

アセットマネジメントおよびサービシング収入

19,106

113,887

4

139,361

△81

139,280

自動車関連サービス収入

12,980

58,934

22

58,956

施設運営事業収入

363

56,898

1,272

58,170

環境エネルギー事業関連サービス収入

787

108,895

△548

108,347

不動産管理および仲介収入

79,744

△1,886

77,858

不動産請負工事売上高

65,338

65,338

その他

3,492

328

892

79,314

△1,189

78,125

顧客との契約から認識した収益合計

24,875

114,215

14,676

867,395

△1,194

866,201

地域別

 

 

 

 

 

 

日本

20

706,086

1,337

707,423

米州地域

24,875

51,492

76,367

76,367

その他海外

62,723

14,656

84,942

△2,531

82,411

顧客との契約から認識した収益合計

24,875

114,215

14,676

867,395

△1,194

866,201

その他の源泉から認識した収益 ※

75,179

3,708

91,661

850,300

1,284

851,584

セグメント収益/営業収益合計

100,054

117,923

106,337

1,717,695

90

1,717,785

 

 

当第3四半期連結累計期間

 

セグメント区分

 

法人営業・メンテナンスリース

不動産

事業投資・コンセッション

環境

エネルギー

保険

銀行・

クレジット

輸送機器

 

(百万円)

(百万円)

(百万円)

(百万円)

(百万円)

(百万円)

(百万円)

財またはサービスの種類別

 

 

 

 

 

 

 

商品売上高

7,422

1,796

222,327

2,459

不動産売上高

53,539

アセットマネジメントおよびサービシング収入

249

4,942

25

146

18

自動車関連サービス収入

45,233

169

施設運営事業収入

18,186

環境エネルギー事業関連サービス収入

2,404

97,240

不動産管理および仲介収入

77,240

不動産請負工事売上高

54,544

その他

36,316

1,212

15,563

1,319

1,191

3,350

2,231

顧客との契約から認識した収益合計

91,624

211,459

237,915

101,187

1,191

3,496

2,249

地域別

 

 

 

 

 

 

 

日本

90,823

211,459

237,915

91,564

1,191

3,496

621

米州地域

その他海外

801

9,623

1,628

顧客との契約から認識した収益合計

91,624

211,459

237,915

101,187

1,191

3,496

2,249

その他の源泉から認識した収益 ※

227,049

42,462

5,988

2,261

358,017

59,575

20,320

セグメント収益/営業収益合計

318,673

253,921

243,903

103,448

359,208

63,071

22,569

 

当第3四半期連結累計期間

 

セグメント区分

本社部門の

収入および

内部消去

 

連結合計

 

ORIX USA

ORIX Europe

アジア・

豪州

合計

 

(百万円)

(百万円)

(百万円)

(百万円)

(百万円)

(百万円)

財またはサービスの種類別

 

 

 

 

 

 

商品売上高

1,904

59

235,967

528

236,495

不動産売上高

507

54,046

54,046

アセットマネジメントおよびサービシング収入

11,203

107,428

124,011

△69

123,942

自動車関連サービス収入

8,614

54,016

△2

54,014

施設運営事業収入

18,186

384

18,570

環境エネルギー事業関連サービス収入

789

100,433

△1,088

99,345

不動産管理および仲介収入

77,240

△1,505

75,735

不動産請負工事売上高

54,544

△144

54,400

その他

2,341

67

447

64,037

839

64,876

顧客との契約から認識した収益合計

16,744

107,495

9,120

782,480

△1,057

781,423

地域別

 

 

 

 

 

 

日本

1

637,070

△356

636,714

米州地域

16,744

45,363

62,107

62,107

その他海外

62,132

9,119

83,303

△701

82,602

顧客との契約から認識した収益合計

16,744

107,495

9,120

782,480

△1,057

781,423

その他の源泉から認識した収益 ※

78,340

9,264

83,698

886,974

△2,703

884,271

セグメント収益/営業収益合計

95,084

116,759

92,818

1,669,454

△3,760

1,665,694

 

  第3四半期連結会計期間および当第3四半期連結会計期間における、顧客との契約から認識した収益の財またはサービスの種類別、および地域別による分解は以下のとおりです。

 

前第3四半期連結会計期間

 

セグメント区分

 

法人営業・メンテナンスリース

不動産

事業投資・コンセッション

環境

エネルギー

保険

銀行・

クレジット

輸送機器

 

(百万円)

(百万円)

(百万円)

(百万円)

(百万円)

(百万円)

(百万円)

財またはサービスの種類別

 

 

 

 

 

 

 

商品売上高

3,033

346

70,354

998

不動産売上高

19,948

アセットマネジメントおよびサービシング収入

77

2,060

9

42

5

自動車関連サービス収入

16,270

48

施設運営事業収入

15,901

環境エネルギー事業関連サービス収入

610

31,591

不動産管理および仲介収入

26,813

不動産請負工事売上高

22,657

その他

11,862

972

8,254

878

260

827

2,322

顧客との契約から認識した収益合計

31,852

88,697

78,617

33,515

260

869

2,327

地域別

 

 

 

 

 

 

 

日本

31,661

88,697

78,617

33,272

260

869

979

米州地域

その他海外

191

243

1,348

顧客との契約から認識した収益合計

31,852

88,697

78,617

33,515

260

869

2,327

その他の源泉から認識した収益 ※

77,803

14,734

1,430

1,070

108,836

20,173

14,631

セグメント収益/営業収益合計

109,655

103,431

80,047

34,585

109,096

21,042

16,958

 

前第3四半期連結会計期間

 

セグメント区分

本社部門の

収入および

内部消去

 

連結合計

 

ORIX USA

ORIX Europe

アジア・

豪州

合計

 

(百万円)

(百万円)

(百万円)

(百万円)

(百万円)

(百万円)

財またはサービスの種類別

 

 

 

 

 

 

商品売上高

261

303

75,295

140

75,435

不動産売上高

250

20,198

20,198

アセットマネジメントおよびサービシング収入

8,573

38,810

1

49,577

△39

49,538

自動車関連サービス収入

4,350

20,668

9

20,677

施設運営事業収入

107

16,008

347

16,355

環境エネルギー事業関連サービス収入

206

32,407

△187

32,220

不動産管理および仲介収入

26,813

△421

26,392

不動産請負工事売上高

22,657

22,657

その他

901

22

278

26,576

△903

25,673

顧客との契約から認識した収益合計

10,191

38,832

5,039

290,199

△1,054

289,145

地域別

 

 

 

 

 

 

日本

1

234,356

△256

234,100

米州地域

10,191

17,183

27,374

27,374

その他海外

21,649

5,038

28,469

△798

27,671

顧客との契約から認識した収益合計

10,191

38,832

5,039

290,199

△1,054

289,145

その他の源泉から認識した収益 ※

23,941

1,889

28,546

293,053

142

293,195

セグメント収益/営業収益合計

34,132

40,721

33,585

583,252

△912

582,340

 

 

当第3四半期連結会計期間

 

セグメント区分

 

法人営業・メンテナンスリース

不動産

事業投資・コンセッション

環境

エネルギー

保険

銀行・

クレジット

輸送機器

 

(百万円)

(百万円)

(百万円)

(百万円)

(百万円)

(百万円)

(百万円)

財またはサービスの種類別

 

 

 

 

 

 

 

商品売上高

2,761

406

77,910

1,181

不動産売上高

14,636

アセットマネジメントおよびサービシング収入

81

1,975

8

△0

51

5

自動車関連サービス収入

16,093

50

施設運営事業収入

△0

10,542

環境エネルギー事業関連サービス収入

664

29,224

不動産管理および仲介収入

27,030

不動産請負工事売上高

20,866

その他

12,888

398

6,029

657

411

1,317

739

顧客との契約から認識した収益合計

32,487

75,853

83,947

31,112

411

1,368

744

地域別

 

 

 

 

 

 

 

日本

32,108

75,853

83,947

27,854

411

1,368

266

米州地域

その他海外

379

3,258

478

顧客との契約から認識した収益合計

32,487

75,853

83,947

31,112

411

1,368

744

その他の源泉から認識した収益 ※

77,595

10,792

2,130

918

123,043

20,042

6,949

セグメント収益/営業収益合計

110,082

86,645

86,077

32,030

123,454

21,410

7,693

 

当第3四半期連結会計期間

 

セグメント区分

本社部門の

収入および

内部消去

 

連結合計

 

ORIX USA

ORIX Europe

アジア・

豪州

合計

 

(百万円)

(百万円)

(百万円)

(百万円)

(百万円)

(百万円)

財またはサービスの種類別

 

 

 

 

 

 

商品売上高

702

2

82,962

222

83,184

不動産売上高

68

14,704

14,704

アセットマネジメントおよびサービシング収入

4,386

40,526

47,032

△17

47,015

自動車関連サービス収入

3,074

19,217

19,217

施設運営事業収入

10,542

141

10,683

環境エネルギー事業関連サービス収入

180

30,068

△363

29,705

不動産管理および仲介収入

27,030

△249

26,781

不動産請負工事売上高

20,866

△25

20,841

その他

902

15

130

23,486

64

23,550

顧客との契約から認識した収益合計

6,238

40,541

3,206

275,907

△227

275,680

地域別

 

 

 

 

 

 

日本

221,807

36

221,843

米州地域

6,238

16,200

22,438

22,438

その他海外

24,341

3,206

31,662

△263

31,399

顧客との契約から認識した収益合計

6,238

40,541

3,206

275,907

△227

275,680

その他の源泉から認識した収益 ※

30,987

3,172

30,650

306,278

△1,002

305,276

セグメント収益/営業収益合計

37,225

43,713

33,856

582,185

△1,229

580,956

 

  ※  その他の源泉から認識した収益は、生命保険料収入および運用益やオペレーティング・リース収益、金利収入等の金融収益等、顧客との契約から生じる収益の範囲外の収益を含んでいます。

 

26  重要な後発事象

  当社は、2020年11月2日開催の取締役会決議に基づく自己株式の取得を終了し、2019年10月28日開催の取締役会決議に基づく自己株式の消却を実施しました。決算日後に取得した自己株式および消却した自己株式は、以下のとおりです。

 

(1) 自己株式の取得状況

  ・ 取得した株式の種類   :当社普通株式

  ・ 取得した株式の総数   :3,130,100 株

  ・ 株式の取得価額の総額 :5,280,520,400 円

  ・ 取得期間             :2021年1月1日~2021年1月8日

  ・ 取得方法             :自己株式取得にかかる取引一任契約に基づく市場買付

 

(ご参考)上記取締役会決議に基づき、2021年1月8日までに取得した自己株式の累計

  ・ 取得した株式の種類   :当社普通株式

  ・ 取得した株式の総数   :28,230,500 株

  ・ 株式の取得価額の総額 :44,199,883,050 円

  ・ 取得期間             :2020年11月9日~2021年1月8日

  ・ 取得方法             :自己株式取得にかかる取引一任契約に基づく市場買付

 

(2) 自己株式の消却

  ・ 消却した株式の種類   :当社普通株式

  ・ 消却した株式の総数   :28,230,500 株

  ・ 消却日               :2021年1月29日

 

2【その他】

  (1)  当社は2020年11月日開催の取締役会において、2020年9月30日を基準日とする剰余金の配当を行うことを決議しました。

     ①  配当金の総額             43,670百万円

     ②  1株当たり配当額         35.00円

  (注) 配当金の総額には、役員報酬BIP信託が保有する当社株式に対する配当金76百万円が含まれています。

 

  (2)  その他、特記すべき事項はありません。