文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績の状況
当社グループは、2018年度より第13次中期3カ年経営計画「RAISE 2020」をスタートさせました。「日本・ASEANをメインフィールドとし お客さまに選ばれる先進的なコンシューマーファイナンスカンパニー」という中期経営ビジョンの実現に向けて、「国内事業の持続的成長」「海外事業の成長拡大」「生産性の向上と成長基盤の強化」を重点方針とする経営戦略を実行し、さらなる成長拡大を目指しています。
当第2四半期連結累計期間の経営成績は、第1四半期に続き国内各事業の取扱いが堅調に推移したことに加え、海外事業では、昨年連結子会社化したインドネシアのPT Mitra Pinasthika Mustika Financeの取扱いが好調に推移したことで、営業収益が増加しました。
営業費用は、取扱高の拡大による販管費及び金融費用、成長と効率化に向けたシステム関連費用が増加しました。また、営業総債権残高の拡大に伴う貸倒関連費用が増加しました。
以上の結果、当社グループの業績は、連結取扱高2兆2,172億41百万円(前年同期比9.7%増)、連結営業収益713億59百万円(前年同期比10.0%増)、連結経常利益72億68百万円(前年同期比4.2%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益45億76百万円(前年同期比10.7%増)となりました。
当社グループは、第1四半期連結会計期間より「国内事業」と「海外事業」の2つのセグメント区分に変更することといたしました。なお、以下の前年同四半期比較については、前年同四半期の数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較しております。
セグメント業績の概要は、次のとおりであります。
「国内事業」
(包括信用購入あっせん)
カードショッピングは、家電量販店及び生活用品店等の提携カードの取扱いが引き続き好調に推移しました。また、新たにリリースした提携カードにおいても順調に推移し、取扱高の増加に繋がりました。家賃関連商品は、主要提携先の安定的な取引の継続に加え、新規提携先が順調に稼働したことで取扱高が増加しました。
(個別信用購入あっせん)
ショッピングクレジットは、主要業種である二輪車や高級腕時計等が堅調に推移し、さらに住宅関連商品の取扱いに力強さが増したことで、取扱高が増加しました。
オートローンは、輸入車マーケットにおいて、提携先との関係強化により好調さを維持しました。また、中古車マーケットにおいても新規店・未稼働店を中心とした各種施策の展開により、取扱高が増加しました。
(信用保証)
投資用マンション向け住宅ローン保証は、主要提携先の販売戸数の増加に伴い取扱高が堅調に推移しました。また、新規提携先の拡大により取扱高が増加しました。
銀行個人ローン保証は、株式会社三菱UFJ銀行のWeb申込みローンの推進を強化し、地方銀行等に対しては、積極的なアプローチを行ってきたことで、取扱高が増加しました。
しかしながら、一部の商品において個別信用購入あっせんへシフトしたことから、信用保証全体の取扱高は減少しました。
(融資)
融資は、カードキャッシングが微減で推移するなか、その他融資の拡大により取扱高が増加しました。
(その他)
集金代行業務は、家賃及びスポーツクラブ等の継続課金の取扱いが順調に推移しました。また、新規提携先拡大キャンペーンの実施により提携社数が増え、取扱高が増加しました。
連結子会社のジャックスリース株式会社におけるリース事業も堅調に推移しました。
以上の結果、国内事業におけるセグメント取扱高は2兆1,822億94百万円(前年同期比8.9%増)、セグメント営業収益は640億34百万円(前年同期比4.9%増)、セグメント利益は71億91百万円(前年同期比9.5%増)となりました。
「海外事業」
(個別信用購入あっせん)
ベトナムでは、ローンカウンターの新規出店や各種プロモーションを行ってきましたが、競争激化の影響により主力の二輪車ローン等の取扱いが振るわず、取扱高が減少しました。
インドネシアでは、各種プロモーションの実施により、二輪車及び四輪車の取扱いが好調に推移し、取扱高が増加しました。
カンボジアでは、本年3月より営業を本格的に開始し、二輪車ローンの取扱い加盟店を開拓するなど、順調に取扱いを拡大しています。引き続き営業基盤の構築に鋭意取り組んでいきます。
以上の結果、海外事業におけるセグメント取扱高は349億46百万円(前年同期比89.5%増)、セグメント営業収益は73億24百万円(前年同期比91.4%増)、セグメント利益は5億22百万円(前年同期比51.0%増)となりました。
連結部門別取扱高
|
部門 |
前第2四半期連結累計期間 (自 2017年4月1日 至 2017年9月30日) |
当第2四半期連結累計期間 (自 2018年4月1日 至 2018年9月30日) |
前年同期比 |
||
|
金額(百万円) |
構成比(%) |
金額(百万円) |
構成比(%) |
||
|
包括信用購入あっせん |
616,923 |
30.5 |
639,330 |
28.8 |
3.6 |
|
個別信用購入あっせん |
355,543 |
17.6 |
502,574 |
22.7 |
41.4 |
|
信用保証 |
427,765 |
21.2 |
400,896 |
18.1 |
△6.3 |
|
融資 |
37,473 |
1.8 |
40,585 |
1.8 |
8.3 |
|
その他 |
583,892 |
28.9 |
633,854 |
28.6 |
8.6 |
|
合計 |
2,021,598 |
100.0 |
2,217,241 |
100.0 |
9.7 |
(2)財政状態の分析
(資産)
当第2四半期連結会計期間の資産は、前連結会計年度に比べ3,187億24百万円増加し、4兆5,117億83百万円となりました。
これは、現金及び預金は減少したものの、割賦売掛金、信用保証割賦売掛金、未収入金、リース投資資産が増加したこと等によるものであります。
(負債)
当第2四半期連結会計期間の負債は、前連結会計年度に比べ3,163億70百万円増加し、4兆3,563億4百万円となりました。
これは、長期借入金等有利子負債、信用保証買掛金、支払手形及び買掛金、割賦利益繰延の増加等によるものであります。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間の純資産は、前連結会計年度に比べ23億54百万円増加し、1,554億78百万円となりました。
これは、為替換算調整勘定は減少したものの、利益剰余金が増加したこと等によるものであり
ます。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前第2四半期連結累計期間に比べ70億73百万円増加し、570億69百万円となりました。
各事業活動におけるキャッシュ・フローの状況は以下のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果使用した資金は2,124億79百万円(前年同期は923億24百万円の使用)となりました。収入の主な内訳は、仕入債務の増加額1,077億44百万円であり、支出の主な内訳は、売上債権の増加額2,883億67百万円であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は39億80百万円(前年同期は73億84百万円の使用)となりました。支出の主な内訳は、有形及び無形固定資産の取得による支出39億63百万円であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果獲得した資金は1,923億90百万円(前年同期は1,001億55百万円の獲得)となりました。収入の主な内訳は、長期借入れによる収入1,657億89百万円、短期借入金の増加額348億24百万円、コマーシャル・ペーパーの増加額330億円、社債の発行による収入300億円であり、支出の主な内訳は、長期借入金の返済による支出540億26百万円、社債の償還による支出150億円であります。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。