【注記事項】
(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)

1 連結の範囲に関する事項

(1)連結子会社の数 165社 

主要な子会社名は「第1企業の概況」の4関係会社の状況に記載しているため省略しております。

なお、当連結会計年度における連結範囲の異動は増加5社、減少6社であり、主な内容は以下のとおりであります。

(株式取得による増加)…5社

ADT SERVICES(M)SDN.BHD.他4社

(株式売却による減少)…3社

セコムホームライフ㈱他2社

(吸収合併による減少)…1社

ニッタン電子㈱

(会社清算による減少)…2社

㈱くらしテル他1社

(2)非連結子会社

永信電子㈱、㈱共同設備他5社

(連結の範囲から除いた理由)

非連結子会社7社は、いずれも小規模であり、総資産、売上高、当期純損益(持分に見合う額)および利益剰余金(持分に見合う額)等は、いずれも連結財務諸表に重要な影響を及ぼしていないためであります。

(3)他の会社等の議決権の過半数を所有しているにもかかわらず子会社としなかった当該他の会社の名称

Katzkin Holdings, LLC、United Tactical Systems Holdings, LLC、CLP Legal Services, LLC、

CLP Landscape Services, LLC、PF Holdco, LLC、Austin Fitness Holdings, LLC、Handel's Holdco, LLC、

CLP ICS Holdings, LLC、Genea Energy Partners, Inc.
(子会社としなかった理由)
ウェステック・セキュリティ・グループ Inc.の子会社が営業取引として投資育成目的で取得したものであり、傘下に入れる目的ではないためであります。

2 持分法の適用に関する事項

(1)持分法を適用した関連会社の数 16

主要な関連会社名は「第1企業の概況」の4関係会社の状況に記載しているため省略しております。

なお、当連結会計年度における持分法適用範囲の異動はありません。

(2)持分法を適用しない関連会社

持分法非適用関連会社8社については、当期純損益(持分に見合う額)および利益剰余金(持分に見合う額)等に及ぼす影響がいずれも軽微であり、かつ全体としても重要性がないので持分法を適用しておりません。

 

3 連結子会社及び持分法適用関連会社の事業年度等に関する事項

在外連結子会社のうち、ウェステック・セキュリティ・グループInc.他の米国6社、セコムオーストラリア Pty., Ltd.他の豪州およびニュージーランド8社、セコムPLC他の英国5社、西科姆(中国)有限公司他の中国17社、セコムベトナムセキュリティサービス・ジョイントストックカンパニー他のベトナム6社、セコムシンガポール Pte. Ltd.、セコムメディカルシステム(シンガポール) Pte. Ltd.、ディガードセキュリティ Pte. Ltd.、タクシャシーラ ホスピタルズ オペレーティング Pvt. Ltd.、タクシャシーラ ヘルスケア アンド リサーチ サービス Pvt. Ltd.、PT.ヌサンタラ セコム インフォテック、PT.セコムインドネシア、PT.セコムバヤンカラ、PT. セコムリアルティ インドネシア、パスコタイ Co., Ltd.、タイセコムセキュリティ Co., Ltd.、パスコ フィリピン Corp.、台湾能美防災(股)、PASCO DO BRASIL CONSULTORIA TECNICA LTDA.、TMJP BPO SERVICES,INC.、セコムアクティフギュベンリックヤトゥルム A.S.およびセコムアクティフエレクトロニックギュベンリックチョズムレリ A.S.の決算日は12月31日であり、連結財務諸表の作成にあたっては、当該決算日に係る財務諸表を使用しております。また、ADT SERVICES(M)SDN.BHD.、ADT INTEGRATED SECURITY SOLUTIONS PTE.LTD.の決算日は9月30日でありますが、連結財務諸表の作成にあたっては、12月31日で実施した仮決算に基づく財務諸表を使用しております。なお、ADT Alarm Monitoring Hong Kong Limitedの決算日は9月30日でありますが、連結財務諸表の作成にあたっては、3月31日で実施した仮決算に基づく財務諸表を使用しております。

国内連結子会社のうち、㈱蔵王アーバンプロパティーズの決算日は12月31日でありますが、連結財務諸表の作成にあたっては、3月31日で実施した仮決算に基づく財務諸表を使用しております。

持分法適用関連会社のうち、㈱エスワン、タイワンセコム Co., Ltd.他の6社の決算日は12月31日でありますが、連結財務諸表の作成にあたっては、当該決算日に係る財務諸表を使用しております。また、㈱コーアツの決算日は9月30日でありますが、連結財務諸表の作成にあたっては、3月31日で実施した仮決算に基づく財務諸表を使用しております。

なお、連結決算日との間に生じた重要な取引については、連結上必要な調整を行っております。その他の連結子会社および持分法適用関連会社の決算日は、連結決算日と一致しております。

 

4 会計方針に関する事項

(1) 重要な資産の評価基準及び評価方法

①有価証券

満期保有目的の債券

償却原価法によっております。

その他有価証券

時価のあるもの

株式及び受益証券

期末日前1ヶ月の市場価格等の平均に基づく時価法によっております。

それ以外

期末日の市場価格等に基づく時価法によっております。

なお、評価差額は主として全部純資産直入法により処理し、売却原価は主として移動平均法により算出しております。

時価のないもの

主として移動平均法による原価法によっております。

②デリバティブ

時価法によっております。

③たな卸資産

主として移動平均法に基づく原価法(貸借対照表価額については収益性の低下に基づく簿価切下げの方法)によっております。

④販売用不動産

個別法による原価法(貸借対照表価額については収益性の低下に基づく簿価切下げの方法)によっております。

(2) 重要な減価償却資産の減価償却の方法

①有形固定資産(リース資産を除く)

警報機器及び設備

定率法により、平均見積使用期間(5~8年)にわたり償却しております。

それ以外の有形固定資産

定額法によっております。
主な耐用年数は以下のとおりであります。

建物

33~50年

工具、器具及び備品

2~20年

 

②無形固定資産(リース資産を除く)

定額法によっております。

なお、自社利用のソフトウエアについては、社内における利用可能期間(5年)に基づく定額法によっております。

③リース資産

所有権移転ファイナンス・リース取引に係るリース資産

自己所有の固定資産に適用する減価償却方法と同一の方法によっております。

所有権移転外ファイナンス・リース取引に係るリース資産

リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法によっております。

なお、2008年3月31日以前に契約した所有権移転外ファイナンス・リース取引については、通常の賃貸借取引に係る方法に準じた会計処理によっております。

④長期前払費用

定額法によっております。

なお、警備契約先における機器設置工事費のうち、契約先からの受取額を超える部分は「長期前払費用」として処理し、契約期間(5年)に基づく定額法によっております。

 

(3) 重要な引当金の計上基準

①貸倒引当金

売上債権、貸付金等の貸倒損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権については個別に回収可能性を検討し、回収不能見込額を計上しております。

②賞与引当金

従業員に対する賞与の支給に備え、支給見込額のうち当連結会計年度に負担する金額を計上しております。

③工事損失引当金

受注工事等に係る将来の損失に備えるため、当連結会計年度末における未引渡工事等の損失見込額を計上しております。

④役員退職慰労引当金

国内連結子会社においては、役員の退職慰労金の支出に備えるため、役員退職慰労金規則に基づく当連結会計年度末要支給額を計上しております。

(4) 退職給付に係る会計処理の方法

①退職給付見込額の期間帰属方法

退職給付債務の算定にあたり、退職給付見込額を当連結会計年度末までの期間に帰属させる方法については、給付算定式基準によっております。

②数理計算上の差異及び過去勤務費用の費用処理方法

過去勤務費用は、発生年度に全額損益処理しております。

数理計算上の差異は、発生時の従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(主として10年)による定額法により、発生の翌連結会計年度から損益処理しております。

未認識数理計算上の差異については、税効果を調整の上、純資産の部におけるその他の包括利益累計額の退職給付に係る調整累計額に計上しております。

③小規模企業等における簡便法の採用

一部の連結子会社は、退職給付に係る負債および退職給付費用の計算に、退職給付に係る期末自己都合要支給額を退職給付債務とする方法を用いた簡便法を適用しております。

(5) 重要な収益及び費用の計上基準

①完成工事高及び完成工事原価の計上基準

当連結会計年度末までの進捗部分について成果の確実性が認められる工事については工事進行基準(工事の進捗率の見積りは原価比例法)を、その他の工事については工事完成基準を適用しております。

②ファイナンス・リース取引に係る収益及び費用の計上基準

ファイナンス・リース取引に係る収益及び費用については、リース料受取時に売上高と売上原価を計上する方法によっております。

(6) 重要なヘッジ会計の方法

①ヘッジ会計の方法

主として繰延ヘッジ処理によっております。なお、金利スワップについては、特例処理の要件を満たしている場合には特例処理によっております。

②ヘッジ手段と対象

ヘッジ手段

 

ヘッジ対象

金利スワップ

 

借入金

 

③ヘッジ方針

主として当社のリスク管理方針に基づき、金利変動リスクをヘッジしております。

④ヘッジの有効性評価の方法

ヘッジ開始時から有効性判定時点までの期間において、ヘッジ対象とヘッジ手段の相場変動の累計を比較し、両者の変動額等を基礎にして判断しております。ただし、特例処理の要件に該当すると判定される場合には、有効性の判定は省略しております。

 

(7) のれんの償却に関する事項

のれんは、5年から20年間で均等償却しております。

(8) 連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲

連結キャッシュ・フロー計算書における資金(現金及び現金同等物)は、手許現金、随時引き出し可能な預金及び容易に換金可能であり、かつ、価値の変動について僅少なリスクしか負わない取得日から概ね3ヶ月以内に償還期限の到来する短期投資からなっております。

(9) 消費税等の会計処理

税抜方式によっております。

 

(重要な会計上の見積り)

1 貸倒引当金

(1) 当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額

当連結会計年度の連結貸借対照表において、短期貸付金 3,053百万円、長期貸付金 33,301百万円、流動資産の貸倒引当金 1,715百万円、固定資産の貸倒引当金 13,538百万円を計上しております。

これらの貸付金は、連結子会社であるセコム医療システム株式会社が主として行う、メディカルサービス事業に係る提携先の医療法人等に対する貸付金 33,709百万円が含まれており、当該貸付金に対しては貸倒引当金 12,305百万円を計上しております。

 

(2) 識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報

「 注記事項 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項 4 会計方針に関する事項(3)重要な引当金の計上基準 ①貸倒引当金」に記載のとおり、売上債権、貸付金等の貸倒損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権については個別に回収可能性を検討し、回収不能見込額を貸倒引当金として計上しております。

提携先の医療法人等に対する貸付金のうち、個別に回収可能性を検討する必要のある特定の貸付金の識別に当たっては、債務の弁済の延滞状況のほか、提携先の医療法人等の財務内容、過去の経営成績及び将来の事業計画を考慮しております。

このうち提携先の医療法人等の将来の事業計画は、診療報酬の改定などの今後の医療制度の改定による影響を受けるため、不確実性が高くなっております。

また、識別した特定の貸付金に対する回収不能見込額の見積りは、提携先の医療法人等の財務内容及び将来の事業計画を基礎として見積りますが、今後の医療制度の改定による影響を適切に考慮しているか否かを含め、提携先の医療法人等がその事業計画において策定した将来の収益及び費用の計画が実現可能であるか否かについて、経営者による重要な判断が伴います。

 

 

2 のれん及びその他無形資産

(1) 当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額

当連結会計年度の連結貸借対照表において、のれん 65,604百万円、その他の無形固定資産 31,789百万円を計上しております。このうち 83,879百万円は、セキュリティサービス事業、BPO・ICT事業における以下の連結子会社の持分取得から生じたものであり、総資産の 4.5%を占めております。

 

① セキュリティサービス事業

株式会社アサヒセキュリティ

(のれん:42,418百万円、その他の無形固定資産:8,589百万円)

 

② BPO・ICT事業

株式会社アット東京、株式会社TMJ

(のれん:19,271百万円、その他の無形固定資産:13,600百万円)

 

(2) 識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報

のれん及びその他の無形固定資産は規則的に償却しておりますが、これらの無形固定資産を含む資産グループに減損の兆候があると認められる場合には、資産グループから得られる割引前将来キャッシュ・フローの総額と帳簿価額を比較することによって、減損損失の認識の要否を判定する必要があります。また、判定の結果、減損損失の認識が必要と判定された場合には、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、その帳簿価額の減少額を減損損失として計上しております。

減損の兆候には、営業活動から生ずる損益等が継続してマイナスとなっている場合のほか、事業に関連する経営環境の著しい悪化が生じた場合、あるいはそのような見込みがある場合等が含まれます。なお、当連結会計年度は、セキュリティサービス事業においては毎期営業利益を計上し今後も安定的な需要を見込んでおり、また、BPO・ICT事業においては、業績も好調に推移し今後も市場の拡大を見込んでいることから、減損の兆候はないと判断しております。

のれん及びその他の無形固定資産の帳簿価額には、各連結子会社の買収時点における将来の事業の成長見込みに基づいた超過収益力や顧客基盤の価値等を反映しております。このため、これらのセキュリティサービス事業、BPO・ICT事業の無形固定資産を含む資産グループが使用されている営業活動から生ずる損益が継続してマイナスとなっていない場合であっても、各連結子会社の買収時点で見込んでいた将来の事業の成長が達成されない場合や事業計画の前提となった経営環境に著しい悪化が認められた場合、あるいはそのような見込みがある場合には、減損の兆候があると認められ、減損損失の認識の判定が必要となる可能性があります。

 

 

(未適用の会計基準等)

・「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)

・「収益認識に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第30号 2021年3月26日)

 

(1) 概要

国際会計基準審議会(IASB)及び米国財務会計基準審議会(FASB)は、共同して収益認識に関する包括的な会計基準の開発を行い、2014年5月に「顧客との契約から生じる収益」(IASBにおいてはIFRS第15号、FASBにおいてはTopic606)を公表しており、IFRS第15号は2018年1月1日以後開始する事業年度から、Topic606は2017年12月15日より後に開始する事業年度から適用される状況を踏まえ、企業会計基準委員会において、収益認識に関する包括的な会計基準が開発され、適用指針と合わせて公表されたものです。

企業会計基準委員会の収益認識に関する会計基準の開発にあたっての基本的な方針として、IFRS第15号と整合性を図る便益の1つである財務諸表間の比較可能性の観点から、IFRS第15号の基本的な原則を取り入れることを出発点とし、会計基準を定めることとされ、また、これまで我が国で行われてきた実務等に配慮すべき項目がある場合には、比較可能性を損なわせない範囲で代替的な取扱いを追加することとされております。

 

(2) 適用予定日

2022年3月期の期首より適用予定であります。

 

(3) 当該会計基準等の適用による影響

影響額は、当連結財務諸表の作成時において評価中であります。

 

(表示方法の変更)

(「会計上の見積りの開示に関する会計基準の適用)

会計上の見積りの開示に関する会計基準」(企業会計基準第31号 2020年3月31日)を当連結会計年度の年度末に係る連結財務諸表から適用し、連結財務諸表に重要な会計上の見積りに関する注記を記載しております。

ただし、当該注記においては、当該会計基準第11項のただし書きに定める経過的な取扱いに従って、前連結会計年度に係る内容については記載しておりません。

 

(追加情報)

(新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響に関する会計上の見積り)

当社グループは、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響が少なくとも一定期間続くとの仮定を用いて固定資産の減損会計および貸倒引当金等の会計上の見積りを行っており、現時点において連結財務諸表に重要な影響を与えるものではないと判断しております。しかしながら、新型コロナウイルス感染症拡大による影響は不確定要素が多いことから、翌連結会計年度以降の当社グループの財政状態、経営成績に重要な影響を及ぼす可能性があります。

 

 

(連結貸借対照表関係)

※1 現金及び預金、投資その他の資産「その他」

前連結会計年度(2020年3月31日)

連結子会社において、投資有価証券の譲渡契約に係る条項により、現金及び預金のうち141百万円、投資その他の資産「その他」のうち352百万円について使用が制限されております。

 

当連結会計年度(2021年3月31日)

連結子会社において、投資有価証券の譲渡契約に係る条項により、現金及び預金のうち340百万円、投資その他の資産「その他」のうち10百万円について使用が制限されております。

 

※2 現金護送業務用現金及び預金、短期借入金、現金護送業務用預り金

前連結会計年度(2020年3月31日)

当社グループの現金護送業務の中には、銀行等の金融機関が設置している自動現金受払機の現金補填業務、現金回収管理業務および現金集配金業務があります。現金護送業務用現金及び預金残高には、現金補填業務に関連した現金及び預金残高18,143百万円が含まれており、当社グループによる使用が制限されております。なお、短期借入金残高には、当該業務に関連した資金調達額3,879百万円が含まれております。

現金回収管理業務に関連した現金残高21,121百万円が現金護送業務用現金及び預金残高に含まれており、当社グループによる使用が制限されております。なお、当該業務に関連した資金調達額18,685百万円が短期借入金残高に含まれております。

現金集配金業務に関連した現金及び預金残高101,640百万円が現金護送業務用現金及び預金残高に、同じく現金集配金業務に関連した預り金残高101,622百万円が現金護送業務用預り金残高に含まれており、当社グループによる使用が制限されております。

 

当連結会計年度(2021年3月31日)

当社グループの現金護送業務の中には、銀行等の金融機関が設置している自動現金受払機の現金補填業務、現金回収管理業務および現金集配金業務があります。現金護送業務用現金及び預金残高には、現金補填業務に関連した現金及び預金残高20,261百万円が含まれており、当社グループによる使用が制限されております。なお、短期借入金残高には、当該業務に関連した資金調達額2,767百万円が含まれております。

現金回収管理業務に関連した現金残高19,314百万円が現金護送業務用現金及び預金残高に含まれており、当社グループによる使用が制限されております。なお、当該業務に関連した資金調達額16,749百万円が短期借入金残高に含まれております。

現金集配金業務に関連した現金及び預金残高99,313百万円が現金護送業務用現金及び預金残高に、同じく現金集配金業務に関連した預り金残高99,295百万円が現金護送業務用預り金残高に含まれており、当社グループによる使用が制限されております。

 

 

※3 担保に供している資産と関係債務

担保に供している資産と関係債務は次のとおりであります。

 

前連結会計年度
(2020年3月31日)

当連結会計年度
(2021年3月31日)

現金及び預金(定期預金)

1,234百万円

1,356百万円

短期貸付金

32

35

その他の流動資産(未収入金)

697

707

建物及び構築物

18,798

18,664

土地

23,980

23,980

建設仮勘定

363

その他の無形固定資産(借地権)

818

818

投資有価証券

1,275

1,579

長期貸付金

630

594

合計

47,830

47,737

 

 

同上の債務

 

前連結会計年度
(2020年3月31日)

当連結会計年度
(2021年3月31日)

短期借入金

1,153百万円

1,201百万円

1年内償還予定の社債

2,355

398

社債

4,082

3,878

長期借入金

5,049

7,608

合計

12,639

13,087

 

 

上記債務のほか、短期貸付金、投資有価証券および長期貸付金は、関係会社等の債務に対して、担保に供しております。

 

※4 仕掛販売用不動産の保有目的の変更

当連結会計年度(2021年3月31日)

仕掛販売用不動産5,279百万円については、保有目的の変更により有形固定資産の建物及び構築物、土地に振り替えております。

 

※5 圧縮記帳額

国庫補助金等により、固定資産の取得価額から控除している圧縮記帳額およびその内訳は次のとおりであります。

 

前連結会計年度
(2020年3月31日)

当連結会計年度
(2021年3月31日)

建物及び構築物

369百万円

365百万円

機械装置及び運搬具

1

6

工具、器具及び備品

18

30

土地

463

463

ソフトウエア

12

12

合計

864

878

 

 

 

※6 非連結子会社及び関連会社の株式の額は次のとおりであります。

(固定資産)

 

前連結会計年度
(2020年3月31日)

当連結会計年度
(2021年3月31日)

投資有価証券(株式)

56,844百万円

58,761百万円

 

 

7 偶発債務

(債務保証)

下記の法人、個人の借入金等について債務保証を行っております。

 

前連結会計年度
(2020年3月31日)

当連結会計年度
(2021年3月31日)

個人住宅ローン等

644百万円

250百万円

医療法人社団三喜会

15

その他

127

120

合計

787

371

 

 

※8 当座貸越契約及び貸出コミットメントライン契約

(借手側)

当社グループにおいては、運転資金の効率的な調達を行うため取引銀行30行と当座貸越契約及び貸出コミットメント契約を締結しております。当連結会計年度末における当座貸越契約及び貸出コミットメントに係る借入未実行残高等は次のとおりであります。

 

前連結会計年度
(2020年3月31日)

当連結会計年度
(2021年3月31日)

当座貸越極度額及び
貸出コミットメントの総額

86,830百万円

83,070百万円

借入実行残高

11,374

12,810

差引額

75,456

70,260

 

 

(連結損益計算書関係)

※1 売上原価に含まれる販売用不動産評価損

 

前連結会計年度

(自  2019年4月1日

至  2020年3月31日)

当連結会計年度

(自  2020年4月1日

至  2021年3月31日)

販売用不動産評価損

66百万円

20百万円

 

 

※2 一般管理費及び売上原価に含まれる研究開発費

 

前連結会計年度

(自  2019年4月1日

至  2020年3月31日)

当連結会計年度

(自  2020年4月1日

至  2021年3月31日)

研究開発費

7,167

百万円

8,059

百万円

 

 

 

※3 固定資産売却廃棄損の内訳

 

前連結会計年度

(自  2019年4月1日

至  2020年3月31日)

当連結会計年度

(自  2020年4月1日

至  2021年3月31日)

警報機器及び設備

1,728百万円

1,576百万円

その他

157

136

合計

1,885

1,712

 

上記の固定資産売却廃棄損は、事業活動の中で経常的に発生するものであります。

 

※4 固定資産売却益の内訳

 

前連結会計年度

(自  2019年4月1日

至  2020年3月31日)

当連結会計年度

(自  2020年4月1日

至  2021年3月31日)

建物及び構築物

73百万円

△ 17百万円

土地

95

156

その他

74

4

合計

243

143

 

建物と土地等が一体となった固定資産を売却した際、各資産種類毎では売却益、売却損が発生しているため、売却損益を通算して固定資産売却益を計上しております。

 

※5 のれん償却額

「連結財務諸表における資本連結手続に関する実務指針」(日本公認会計士協会、最終改正2018年2月16日、会計制度委員会報告第7号)第32項の規定に基づき、のれんの一部をのれん償却額として計上しております。

 

※6 減損損失

前連結会計年度(自  2019年4月1日 至  2020年3月31日)

当連結会計年度において、当社グループは以下の資産グループについて減損損失(1,671百万円)を計上しました。

当社および連結子会社の資産グルーピングは、事業資産においては管理会計上の区分とし、遊休資産においては個別物件単位で区分しております。事業資産における業績の低迷等により、当連結会計年度において収益性が著しく低下した事業資産、遊休資産の帳簿価額を回収可能価額まで減額しております。

用途

種類

地域

減損損失

(百万円)

事業資産

建物および土地等

関東10件、その他5件

1,627

遊休資産

建物および土地

関東1件、その他1件

43

 

なお、当資産グループの回収可能価額は正味売却価額または使用価値により測定しており、正味売却価額については処分価額または不動産鑑定評価額等により、使用価値については将来キャッシュ・フローを主として割引率4.5%で算出しております。

 

当連結会計年度(自  2020年4月1日 至  2021年3月31日)

当連結会計年度において、減損損失を計上しておりますが、重要性が乏しいため内訳は省略しております。

 

 

(連結包括利益計算書関係)

※1 その他の包括利益に係る組替調整額及び税効果額

 

前連結会計年度

(自  2019年4月1日

至  2020年3月31日)

当連結会計年度

(自  2020年4月1日

至  2021年3月31日)

その他有価証券評価差額金

 

 

当期発生額

△ 10,055百万円

15,089百万円

組替調整額

1,270

△   534

税効果調整前

△ 8,784

14,555

税効果額

2,496

△ 4,103

その他有価証券評価差額金

△ 6,288

10,451

為替換算調整勘定

 

 

当期発生額

△   811

△ 4,563

組替調整額

△   456

78

税効果調整前

△ 1,268

△ 4,485

税効果額

31

為替換算調整勘定

△ 1,236

△ 4,485

退職給付に係る調整額

 

 

当期発生額

△ 6,659

5,772

組替調整額

△ 1,541

△   415

税効果調整前

△ 8,201

5,356

税効果額

2,506

△ 1,641

退職給付に係る調整額

△ 5,695

3,715

持分法適用会社に対する持分相当額

 

 

当期発生額

△ 1,555

499

組替調整額

86

26

持分法適用会社に対する持分相当額

△ 1,468

525

その他の包括利益合計

△ 14,688

10,206

 

 

 

(連結株主資本等変動計算書関係)

前連結会計年度(自 2019年4月1日  至  2020年3月31日)

1 発行済株式及び自己株式に関する事項

株式の種類

当連結会計年度期首
株式数(株)

当連結会計年度
増加株式数(株)

当連結会計年度
減少株式数(株)

当連結会計年度末
株式数(株)

発行済株式

 

 

 

 

普通株式

233,292,219

1,779

233,293,998

自己株式

 

 

 

 

普通株式

15,031,867

1,791

70

15,033,588

 

 

(変動事由の概要)

普通株式の発行済株式の増加数1,779株は、譲渡制限付株式の発行による増加であります。

普通株式の自己株式の増加数1,791株は、単元未満株式の買取りによる増加であります

普通株式の自己株式の減少数70株は、単元未満株式の買増請求による減少であります。

 

2 配当に関する事項

(1) 配当金支払額

決議

株式の種類

配当金の総額
(百万円)

1株当たり配当額
(円)

基準日

効力発生日

2019年6月26日
定時株主総会

普通株式

18,552

85

2019年3月31日

2019年6月27日

2019年11月8日
取締役会

普通株式

18,552

85

2019年9月30日

2019年12月6日

 

 

(2) 基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの

決議

株式の種類

配当の原資

配当金の総額
(百万円)

1株当たり
配当額(円)

基準日

効力発生日

2020年6月25日
定時株主総会

普通株式

利益剰余金

18,552

85

2020年3月31日

2020年6月26日

 

 

当連結会計年度(自 2020年4月1日  至  2021年3月31日)

1 発行済株式及び自己株式に関する事項

株式の種類

当連結会計年度期首
株式数(株)

当連結会計年度
増加株式数(株)

当連結会計年度
減少株式数(株)

当連結会計年度末
株式数(株)

発行済株式

 

 

 

 

普通株式

233,293,998

1,928

233,295,926

自己株式

 

 

 

 

普通株式

15,033,588

977

15,034,565

 

 

(変動事由の概要)

普通株式の発行済株式の増加数1,928株は、譲渡制限付株式の発行による増加であります。

普通株式の自己株式の増加数977株は、単元未満株式の買取りによる増加であります

 

2 配当に関する事項

(1) 配当金支払額

決議

株式の種類

配当金の総額
(百万円)

1株当たり配当額
(円)

基準日

効力発生日

2020年6月25日
定時株主総会

普通株式

18,552

85

2020年3月31日

2020年6月26日

2020年11月9日
取締役会

普通株式

18,552

85

2020年9月30日

2020年12月7日

 

 

(2) 基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの

決議

株式の種類

配当の原資

配当金の総額
(百万円)

1株当たり
配当額(円)

基準日

効力発生日

2021年6月25日
定時株主総会

普通株式

利益剰余金

18,552

85

2021年3月31日

2021年6月28日

 

 

(連結キャッシュ・フロー計算書関係)

1 現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係

 

前連結会計年度

(自  2019年4月1日

至  2020年3月31日)

当連結会計年度

(自  2020年4月1日

至  2021年3月31日)

現金及び預金勘定

414,199百万円

499,247百万円

有価証券勘定

32,442

21,579

預入期間が3ヶ月を超える定期預金等

△ 9,077

△ 9,567

償還期間が3ヶ月を超える債券等

△31,084

△21,219

現金及び現金同等物

406,479

490,039

 

 

2 重要な非資金取引の内容

ファイナンス・リース取引に係る資産及び債務の額は、以下のとおりであります。

 

前連結会計年度

(自  2019年4月1日

至  2020年3月31日)

当連結会計年度

(自  2020年4月1日

至  2021年3月31日)

ファイナンス・リース取引に係る
資産及び債務の額

4,136百万円

4,550百万円

 

 

株式の取得により新たに連結子会社となった会社の資産及び負債の主な内訳

当連結会計年度(自  2020年4月1日 至  2021年3月31日)

株式の取得により新たにADT SERVICES(M)SDN.BHD.、ADT INTEGRATED SECURITY SOLUTIONS PTE.LTD.およびADT Alarm Monitoring Hong Kong Limitedを連結したことに伴う連結開始時の資産及び負債の内訳並びに株式の取得価額と取得のための支出(純増)との関係は次のとおりであります。

(1)ADT SERVICES(M)SDN.BHD.

流動資産

665

百万円

固定資産

94

 

のれん

4,475

 

流動負債

△  105

 

固定負債

△   15

 

株式の取得価額

5,113

 

現金及び現金同等物

△  486

 

差引:取得のための支出

4,627

 

 

 

(2)ADT INTEGRATED SECURITY SOLUTIONS PTE.LTD.

流動資産

216

百万円

固定資産

29

 

のれん

1,567

 

流動負債

△   95

 

株式の取得価額

1,717

 

現金及び現金同等物

△  148

 

差引:取得のための支出

1,569

 

 

 

(3)ADT Alarm Monitoring Hong Kong Limited

流動資産

225

百万円

のれん

1,263

 

流動負債

△  111

 

株式の取得価額

1,377

 

現金及び現金同等物

△  172

 

未払金

△  444

 

差引:取得のための支出

760

 

 

 

なお、その他当連結会計年度において株式の取得により新たに連結子会社となった会社の資産及び負債の金額は、重要性が乏しいため開示を省略しております。

 

株式の売却により連結子会社でなくなった会社の資産及び負債の主な内訳

当連結会計年度(自  2020年4月1日 至  2021年3月31日)

株式の売却により、セコムホームライフ株式会社が連結子会社でなくなったことに伴う売却時の資産及び負債の内訳並びに株式の売却価額と売却による収入は次のとおりです。

 

流動資産

26,747

百万円

固定資産

1,648

 

流動負債

△23,511

 

固定負債

△   644

 

未実現利益等

△ 1,666

 

株式売却に伴う付随費用

194

 

株式の売却損

△ 2,767

 

株式の売却価額

0

 

株式売却に伴う付随費用

△   194

 

貸付金の回収による収入

19,677

 

現金及び現金同等物

△ 4,718

 

差引:売却による収入

14,763

 

 

 

なお、その他当連結会計年度において株式の売却により連結子会社でなくなった会社の資産及び負債の金額は、重要性が乏しいため開示を省略しております。

 

 

(リース取引関係)

1 リース取引開始日が2008年3月31日以前の所有権移転外ファイナンス・リース取引

(1) 借手側

①リース物件の取得価額相当額、減価償却累計額相当額及び期末残高相当額

取得価額相当額

 

前連結会計年度
(2020年3月31日)

当連結会計年度
(2021年3月31日)

建物及び構築物

5,086百万円

5,086百万円

 

 

減価償却累計額相当額

 

前連結会計年度
(2020年3月31日)

当連結会計年度
(2021年3月31日)

建物及び構築物

4,054百万円

4,224百万円

 

 

期末残高相当額

 

前連結会計年度
(2020年3月31日)

当連結会計年度
(2021年3月31日)

建物及び構築物

1,031百万円

861百万円

 

 

②未経過リース料期末残高相当額

 

前連結会計年度
(2020年3月31日)

当連結会計年度
(2021年3月31日)

1年以内

248百万円

265百万円

1年超

1,548

1,283

合計

1,796

1,548

 

③支払リース料、減価償却費相当額及び支払利息相当額

 

前連結会計年度

(自  2019年4月1日

至  2020年3月31日)

当連結会計年度

(自  2020年4月1日

至  2021年3月31日)

支払リース料

359百万円

359百万円

減価償却費相当額

169百万円

169百万円

支払利息相当額

126百万円

110百万円

 

④減価償却費相当額及び利息相当額の算定方法

減価償却費相当額の算定方法

リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法によっております。

利息相当額の算定方法

リース料総額とリース物件の取得価額相当額との差額を利息相当額とし、各期への配分方法については、利息法によっております。

 

 

(2) 貸手側

①固定資産に含まれているリース物件の取得価額、減価償却累計額及び期末残高

取得価額

 

前連結会計年度
(2020年3月31日)

当連結会計年度
(2021年3月31日)

工具、器具及び備品

459百万円

434百万円

 

 

減価償却累計額

 

前連結会計年度
(2020年3月31日)

当連結会計年度
(2021年3月31日)

工具、器具及び備品

459百万円

434百万円

 

 

期末残高

 

前連結会計年度
(2020年3月31日)

当連結会計年度
(2021年3月31日)

工具、器具及び備品

0百万円

0百万円

 

 

②未経過リース料期末残高相当額

 

前連結会計年度
(2020年3月31日)

当連結会計年度
(2021年3月31日)

1年以内

141百万円

148百万円

1年超

148

合計

290

148

 

③受取リース料及び受取利息相当額

 

前連結会計年度

(自  2019年4月1日

至  2020年3月31日)

当連結会計年度

(自  2020年4月1日

至  2021年3月31日)

受取リース料

152百万円

152百万円

受取利息相当額

16百万円

10百万円

 

④利息相当額の算定方法

リース料総額と見積残存価額の合計額からリース物件の購入価額を控除した額を利息相当額とし、各期への配分方法については、利息法によっております。

 

 

2 ファイナンス・リース取引

(貸手側)

前連結会計年度(2020年3月31日)

①リース投資資産の内訳

(流動資産)

リース料債権部分

60,702百万円

受取利息相当額

△18,044

リース投資資産

42,658

 

②リース債権及びリース投資資産に係るリース料債権部分の連結会計年度末後の回収予定額

(流動資産)

 

リース債権(百万円)

リース投資資産(百万円)

1年以内

56

18,573

1年超2年以内

56

15,388

2年超3年以内

12,014

3年超4年以内

7,977

4年超5年以内

4,104

5年超

2,643

 

 

当連結会計年度(2021年3月31日)

①リース投資資産の内訳

(流動資産)

リース料債権部分

59,094百万円

受取利息相当額

△17,638

リース投資資産

41,456

 

②リース債権及びリース投資資産に係るリース料債権部分の連結会計年度末後の回収予定額

(流動資産)

 

リース債権(百万円)

リース投資資産(百万円)

1年以内

56

18,587

1年超2年以内

15,245

2年超3年以内

11,225

3年超4年以内

7,350

4年超5年以内

4,232

5年超

2,452

 

 

 

 

3 オペレーティング・リース取引

(1) 借手側

オペレーティング・リース取引のうち解約不能のものに係る未経過リース料

 

前連結会計年度
(2020年3月31日)

当連結会計年度
(2021年3月31日)

1年以内

10,646百万円

9,827百万円

1年超

38,396

32,007

合計

49,043

41,834

 

(2) 貸手側

オペレーティング・リース取引のうち解約不能のものに係る未経過リース料

 

前連結会計年度
(2020年3月31日)

当連結会計年度
(2021年3月31日)

1年以内

7,069百万円

7,302百万円

1年超

6,138

5,256

合計

13,207

12,559

 

 

 

(金融商品関係)

1  金融商品の状況に関する事項

(1) 金融商品に対する取組方針

当社グループ(保険事業を除く)では、「社会システム産業」の構築に向けて、必要な資金を市場調達および金融機関からの借入等により、調達しております。また、事業推進および資金運用の目的で、金融商品を保有しております。デリバティブは、主として借入金等の市場リスクを回避するために利用しており、投機的な取引は行わない方針であります。

当社グループの保険事業では、保険引受により保険契約者から収入した保険料を将来の保険金支払原資として安全確実に保管・運用することを目的として金融商品を利用した資産運用を行っております。投資を行っている金融商品は、金利変動等の市場リスクを負っているため、当該リスクによる不利な影響が生じないように、資産および負債の総合的管理(ALM)を行っております。

 

(2) 金融商品の内容およびそのリスク

当社グループ(保険事業を除く)の主な金融商品の内容およびそのリスクは、次の通りであります。

営業債権である受取手形及び売掛金、未収契約料ならびにリース債権及びリース投資資産は、顧客の信用リスクにさらされております。有価証券及び投資有価証券は、株式や債券等であり、市場リスク(市場価格や金利、為替等の変動リスク)および発行体の信用リスクにさらされておりますが、これらは主に事業推進および資金運用目的で保有しております。貸付債権は、主にメディカルサービス事業に係る提携先の医療法人等に対する貸付金であり、債務者の契約不履行によってもたらされる信用リスクにさらされております。

営業債務である支払手形及び買掛金は、そのほとんどが1年以内の支払期日であります。借入金のうち、短期借入金は主に現金護送業務など営業取引に係る資金調達であり、長期借入金は主に事業資産の購入など設備投資に係る資金調達であります。営業債務や借入金は、流動性リスクにさらされております。また変動金利の借入金は、金利の変動リスクにさらされておりますが、このうち一部については、支払金利の変動リスクを回避し支払利息の固定化を図るために、個別契約ごとにデリバティブ取引(金利スワップ取引)をヘッジ手段として利用しております。なお、ヘッジ会計に関するヘッジ手段とヘッジ対象、ヘッジ方針、ヘッジの有効性評価の方法等については、前述の「会計方針に関する事項」に記載されている「重要なヘッジ会計の方法」をご覧下さい。

当社グループの保険事業で保有する主な金融資産は、有価証券および貸付金であります。有価証券は、具体的には、株式、債券、投資信託、組合出資金等であり、将来の保険金支払いを安全確実に行う目的で保有しております。これらは、有価証券の発行体や貸付金の相手先の信用リスク、金利の変動リスクおよび市場価格の変動リスクにさらされております。

 

(3) 金融商品に係るリスク管理体制

 当社グループ(保険事業を除く)では、信用リスク、市場リスクおよび流動性リスクを、次の通り管理し、適宜、取締役会へ報告しております。

 

①信用リスク(取引先の契約不履行等に係るリスク)の管理

営業債権については、特定の大口契約を有していないため、リスクは分散されておりますが、グループ各社の管理規程に従い、各社の管理部門が取引先ごとに期日および残高を管理しております。満期保有目的の債券は、主に格付の高い債券を対象としているため、信用リスクは僅少であります。提携先の医療法人等への貸付金については、メディカルサービス事業における管理部門が債務者の状況を定期的にモニタリングし、債務者ごとに期日および残高を管理しております。デリバティブ取引の利用にあたっては、カウンターパーティーリスクを軽減するために、格付の高い金融機関とのみ取引を行っております。

 

 

②市場リスク(市場価格や金利、為替等の変動リスク)の管理

当社グループでは、借入金に係る支払金利の変動リスクを抑制するために、金利スワップ取引を利用しております。有価証券及び投資有価証券については、定期的に時価や発行体(取引先企業)の財務状況等を把握し、取引先企業との関係を勘案して保有状況を継続的に見直しております。

 

③流動性リスク(支払期日に支払いを実行できなくなるリスク)の管理

当社グループでは、グループ内でキャッシュマネジメントを推進することや、月次で財政状態を管理することなどにより、流動性リスクを管理しております。

 

当社グループの保険事業では、損害保険会社のリスク管理委員会において諮問され、取締役会で決定された方針に基づき、財務部が金融商品取引の実務を行っております。また、総合企画部において資産運用リスクについて総合的にモニタリングしており、定期的にリスク管理委員会および取締役会へ報告しております。

 

①信用リスクの管理

有価証券の発行体の信用リスクに関しては、信用情報や時価の把握を定期的に行い、信用状況に応じた保有限度を設定し、残高管理をしております。貸付金に関しては、財務部において社内規程に従い、個別案件ごとの与信審査、信用情報管理、保証や担保の設定、問題債権への対応など与信管理に関する体制を整備し運営しております。また、総合企画部において、信用リスクの状況についてモニタリングし、その状況を定期的にリスク管理委員会および取締役会へ報告しております。

 

②市場リスクの管理

市場リスクの状況については、総合企画部において定期的に把握し、社内規程に定める運用基準に適合しない状況が生じた場合には、速やかにリスク管理委員会へ報告することとしております。

(a)金利リスクの管理

金利リスクに関しては、有価証券の残高・含み損益の状況把握に加え、保有債券の金利感応度分析等により、リスクの把握、管理を行い、定期的にリスク管理委員会および取締役会へ報告しております。

 

(b) 為替リスクの管理

為替の変動リスクに関して、個別の案件ごとに管理し、その評価損益の状況を定期的にALM小委員会へ報告しております。

 

(c) 価格変動リスクの管理

価格変動リスクに関して、時価の変動を管理しており、定期的にALM小委員会へ報告しております。

 

③流動性リスクの管理

資金繰りの状況について、十分な流動性を確保・維持するため、現預金および国内債券を始めとする流動性の高い有価証券を十分に保有しており、その状況を定期的にリスク管理委員会および取締役会へ報告しております。

 

(4) 金融商品の時価等に関する事項についての補足説明

当社グループが保有する金融商品の時価には、市場価格に基づく価額のほか、市場価格がない場合には合理的に算定された価額が含まれております。当該価額の算定においては一定の前提条件等を採用しているため、異なる前提条件等によった場合、当該価額が異なることもあります。また、「デリバティブ取引関係」注記におけるデリバティブ取引に関する契約額等については、その金額自体がデリバティブ取引に係る市場リスクを示すものではありません。

 

 

2  金融商品の時価等に関する事項

連結貸借対照表計上額、時価およびこれらの差額については、次のとおりであります。なお、時価を把握することが極めて困難と認められるものは、次表には含めておりません((注2)をご参照ください)。

前連結会計年度(2020年3月31日

(単位:百万円)

 

連結貸借対照表
計上額

時価

差額

(1) 現金及び預金

414,199

414,199

(2) 現金護送業務用現金及び預金

140,905

140,905

(3) 受取手形及び売掛金

141,609

141,609

(4) 未収契約料

40,745

40,745

(5) 有価証券及び投資有価証券

 

 

 

① 満期保有目的の債券

13,030

14,478

1,447

② 関係会社株式

47,109

109,765

62,656

③ その他有価証券

202,956

202,956

(6) リース債権及びリース投資資産

42,768

42,764

△    4

(7) 短期貸付金

4,525

 

 

貸倒引当金

 

 

 

4,525

4,525

(8) 長期貸付金

34,351

 

 

貸倒引当金(※1)

△ 11,525

 

 

 

22,825

23,101

275

(9) 敷金及び保証金(※2)

14,591

14,563

△   28

資産計

1,085,266

1,149,613

64,347

(1) 支払手形及び買掛金

47,409

47,409

(2) 短期借入金

38,364

38,364

(3) 未払金

42,927

42,927

(4) 未払法人税等

24,740

24,740

(5) 現金護送業務用預り金

118,302

118,302

(6) 社債

7,060

7,061

0

(7) 長期借入金

8,674

8,677

2

(8) 長期預り保証金

4,472

4,475

2

負債計

291,951

291,958

6

デリバティブ取引(※3)

 

 

 

① ヘッジ会計が適用されていないもの

② ヘッジ会計が適用されているもの

(4)

△    4

デリバティブ取引計

(4)

△    4

 

(※1) 貸付金に対応する貸倒引当金を控除しております。

(※2) 「連結貸借対照表計上額」および「時価」には、敷金の回収が最終的に見込めないと認められる部分の未償却残高が含まれております。

(※3) デリバティブ取引によって生じた正味の債権・債務は純額で表示しており、合計で正味の債務となる項目については、( )で表示しております。

 

 

当連結会計年度(2021年3月31日

(単位:百万円)

 

連結貸借対照表
計上額

時価

差額

(1) 現金及び預金

 499,247

499,247

(2) 現金護送業務用現金及び預金

138,889

138,889

(3) 受取手形及び売掛金

132,886

132,886

(4) 未収契約料

39,980

39,980

(5) 有価証券及び投資有価証券

 

 

 

① 満期保有目的の債券

 11,853

13,194

1,340

② 関係会社株式

 48,834

126,842

78,007

③ その他有価証券

 209,989

209,989

(6) リース債権及びリース投資資産

41,511

41,498

△   13

(7) 短期貸付金

 3,053

 

 

 

貸倒引当金

 

 

 

 3,053

 3,053

(8) 長期貸付金

33,301

 

 

貸倒引当金(※1)

△ 12,828

 

 

 

20,473

20,525

52

(9) 敷金及び保証金(※2)

16,458

16,392

△   65

資産計

 1,163,180

1,242,501

79,320

(1) 支払手形及び買掛金

42,858

42,858

(2) 短期借入金

33,806

33,806

(3) 未払金

42,215

42,215

(4) 未払法人税等

23,440

23,440

(5) 現金護送業務用預り金

119,334

119,334

(6) 社債

4,338

4,338

△    0

(7) 長期借入金

10,444

10,442

△    1

(8) 長期預り保証金

4,102

4,104

1

負債計

280,541

280,540

△    0

デリバティブ取引(※3)

 

 

 

① ヘッジ会計が適用されていないもの

② ヘッジ会計が適用されているもの

(0)

△    0

デリバティブ取引計

(0)

△    0

 

(※1) 貸付金に対応する貸倒引当金を控除しております。

(※2) 「連結貸借対照表計上額」および「時価」には、敷金の回収が最終的に見込めないと認められる部分の未償却残高が含まれております。

(※3) デリバティブ取引によって生じた正味の債権・債務は純額で表示しており、合計で正味の債務となる項目については、( )で表示しております。

 

 

(注1)金融商品の時価の算定方法並びに有価証券及びデリバティブ取引に関する事項

資  産

(1) 現金及び預金、(2) 現金護送業務用現金及び預金、(3) 受取手形及び売掛金、(4) 未収契約料、並びに(7) 短期貸付金

これらは主に短期間で決済されるため、時価は帳簿価額とほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっております。

 

(5) 有価証券及び投資有価証券

これらの時価については、株式は取引所の価格によっており、債券等は取引所の価格または取引金融機関から提示された価格によっております。

また、保有目的ごとの有価証券に関する注記事項については、「有価証券関係」注記をご参照ください。

 

(6) リース債権及びリース投資資産

元利金の合計額を、新規に同様のリース取引を行った場合に想定される利率で割り引いた現在価値により算定しております。

 

(8) 長期貸付金

貸付金の種類および内部格付、期間に基づく区分ごとに、元利金の合計額を同様の新規貸付を行った場合に想定される利率で割り引いた現在価値により算定しております。また、貸倒懸念債権については、見積キャッシュ・フローの割引現在価値、または、担保および保証による回収見込額等に基づいて貸倒見積高を算定しているため、時価は連結決算日における貸借対照表価額から現在の貸倒見積高を控除した金額に近似しており、当該価額をもって時価としております。なお、一部の連結子会社では、将来キャッシュ・フローを残存期間に応じ、国債の利回り等適切な指標に信用スプレッドを上乗せした利率で割り引いた現在価値により算定しております。

 

(9) 敷金及び保証金

将来のキャッシュ・フローを無リスクの利率で割り引いた現在価値により算定しております。

 

負  債

(1) 支払手形及び買掛金、(2) 短期借入金、(3) 未払金、 (4) 未払法人税等、並びに(5) 現金護送業務用預り金

これらは主に短期間で決済されるため、時価は帳簿価額とほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっております。

 

(6) 社債

元利金の合計額を当該社債の残存期間に応じて新規に同様の社債を発行した場合に想定される利率で割り引いた現在価値により算定しております。

 

(7) 長期借入金

元利金の合計額を、新規に同様の借入を行った場合に想定される利率で割り引いた現在価値により算定しております。

 

(8) 長期預り保証金

将来のキャッシュ・フローを無リスクの利率で割り引いた現在価値により算定しております。

 

デリバティブ取引

「デリバティブ取引関係」注記をご参照ください。

 

 

(注2)時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品の連結貸借対照表計上額

(単位:百万円)

区分

2020年3月31日

2021年3月31日

非上場株式(※1)

4,445

4,326

非上場関係会社株式(※1)

9,735

9,927

投資事業有限責任組合等への出資(※1)

7,464

8,771

営業預り保証金(※2)

28,159

26,592

 

(※1) 市場価格がなく、時価を把握することが極めて困難と認められるため、「(5)有価証券及び投資有価証券」には含めておりません。

(※2) 市場価格がなく、かつ実質的な預託期間を算定することは困難であることから、合理的なキャッシュ・フローを見積もることが極めて困難と認められるため、「(8)長期預り保証金」には含めておりません。

 

(注3)金銭債権及び満期がある有価証券の連結決算日後の償還予定額

前連結会計年度(2020年3月31日

(単位:百万円)

 

1年以内

1年超
5年以内

5年超
10年以内

10年超

現金及び預金

414,199

現金護送業務用現金及び預金

140,905

受取手形及び売掛金

141,609

未収契約料

40,745

有価証券及び投資有価証券

 

 

 

 

満期保有目的の債券(その他の債券)

1,499

117

11,412

その他有価証券のうち満期があるもの

 

 

 

 

(1) 債券

 

 

 

 

① 国債・地方債

21,865

17,322

3,805

1,256

② 社債

2,076

41,025

1,219

1,311

③ その他

5,642

23,419

7,284

リース債権及びリース投資資産

11,971

28,608

2,088

99

短期貸付金

742

長期貸付金(※1)

3,783

14,727

3,499

4,497

合計

785,041

125,220

17,896

18,578

 

(※1) 長期貸付金のうち、破綻先、実質破綻先および破綻懸念先に対する債権等、償還予定額が見込めない11,627百万円は含めておりません。

 

 

当連結会計年度(2021年3月31日

(単位:百万円)

 

1年以内

1年超
5年以内

5年超
10年以内

10年超

現金及び預金

499,247

現金護送業務用現金及び預金

138,889

受取手形及び売掛金

132,886

未収契約料

39,980

有価証券及び投資有価証券

 

 

 

 

満期保有目的の債券(その他の債券)

223

11,630

その他有価証券のうち満期があるもの

 

 

 

 

(1) 債券

 

 

 

 

① 国債・地方債

9,412

18,011

1,651

9,209

② 社債

6,107

43,247

2,100

914

③ その他

5,700

19,541

6,149

リース債権及びリース投資資産

12,042

27,457

1,912

98

短期貸付金

51

長期貸付金(※1)

3,002

11,233

4,782

3,931

合計

847,321

119,715

16,597

25,784

 

(※1) 長期貸付金のうち、破綻先、実質破綻先および破綻懸念先に対する債権等、償還予定額が見込めない13,354百万円は含めておりません。

 

(注4)社債、長期借入金及びその他の有利子負債の連結決算日後の返済予定額

前連結会計年度(2020年3月31日

(単位:百万円)

 

1年以内

1年超
2年以内

2年超
3年以内

3年超
4年以内

4年超
5年以内

5年超

短期借入金

35,520

社債

2,916

429

399

397

388

2,528

長期借入金

2,843

2,292

2,569

551

479

2,781

合計

41,280

2,722

2,969

948

868

5,309

 

 

当連結会計年度(2021年3月31日

(単位:百万円)

 

1年以内

1年超
2年以内

2年超
3年以内

3年超
4年以内

4年超
5年以内

5年超

短期借入金

30,892

社債

439

409

407

398

271

2,411

長期借入金

2,913

3,210

1,201

1,135

1,124

3,772

合計

34,246

3,620

1,609

1,534

1,395

6,183

 

 

 

(有価証券関係)

前連結会計年度(2020年3月31日)

 

1 満期保有目的の債券

 

種類

連結貸借対照表計上額
(百万円)

時価
(百万円)

差額
(百万円)

時価が連結貸借対照表計上額を超えるもの

(1) 国債・地方債

10,724

12,124

1,400

(2) 社債

1,499

1,508

8

(3) その他

256

294

38

小計

12,480

13,928

1,447

時価が連結貸借対照表計上額を超えないもの

(1) 国債・地方債

(2) 社債

540

540

(3) その他

10

10

小計

550

550

合計

13,030

14,478

1,447

 

 

2 その他有価証券

 

種類

連結貸借対照表計上額
(百万円)

取得原価
(百万円)

差額
(百万円)

連結貸借対照表計上額が取得原価を超えるもの

(1) 株式

31,695

15,629

16,065

(2) 債券

 

 

 

① 国債・地方債

33,774

33,072

701

② 社債

30,495

29,895

599

③ その他

30,865

28,920

1,945

(3) その他

2,019

1,151

868

小計

128,849

108,668

20,180

連結貸借対照表計上額が取得原価を超えないもの

(1) 株式

12,921

15,768

△ 2,846

(2) 債券

 

 

 

① 国債・地方債

10,476

10,487

△    11

② 社債

26,949

27,030

△    80

③ その他

5,481

6,303

△   822

(3) その他

18,279

18,675

△   396

小計

74,107

78,264

△ 4,157

合計

202,956

186,933

16,023

 

 

(注)市場価格がなく、時価を把握することが極めて困難な有価証券であるため、上表の「その他有価証券」に

含めていない有価証券は、以下のとおりであります。

内容

連結貸借対照表計上額(百万円)

非上場株式

4,445

投資事業有限責任組合等への出資

7,464

 

 

3 当連結会計年度中に売却したその他有価証券(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)

種類

売却額(百万円)

売却益の合計額(百万円)

売却損の合計額(百万円)

(1)株式

1,500

586

241

(2)債券

 

 

 

① 国債・地方債

17,681

29

13

② 社債

9,330

76

10

③ その他

7,047

794

(3)その他

合計

35,558

1,486

265

 

(注)投資事業組合運用損益は上記のその他有価証券売却損益に含めておりません。

 

4 減損処理を行った有価証券

当連結会計年度において、有価証券について2,274百万円(その他有価証券)減損処理を行っております。

なお、減損処理にあたっては、期末における時価等が取得原価に比べ著しく下落した場合に、回復可能性を考慮して必要と認められた額について減損処理を行っております。

 

 

当連結会計年度(2021年3月31日)

 

1 満期保有目的の債券

 

種類

連結貸借対照表計上額
(百万円)

時価
(百万円)

差額
(百万円)

時価が連結貸借対照表計上額を超えるもの

(1) 国債・地方債

10,671

11,974

1,302

(2) 社債

(3) その他

371

409

38

小計

11,043

12,384

1,340

時価が連結貸借対照表計上額を超えないもの

(1) 国債・地方債

(2) 社債

810

810

(3) その他

小計

810

810

合計

11,853

13,194

1,340

 

 

2 その他有価証券

 

種類

連結貸借対照表計上額
(百万円)

取得原価
(百万円)

差額
(百万円)

連結貸借対照表計上額が取得原価を超えるもの

(1) 株式

50,556

25,616

24,940

(2) 債券

 

 

 

① 国債・地方債

33,104

32,476

628

② 社債

56,597

55,584

1,013

③ その他

30,382

28,696

1,685

(3) その他

9,031

5,727

3,304

小計

179,672

148,100

31,572

連結貸借対照表計上額が取得原価を超えないもの

(1) 株式

4,961

5,792

△  830

(2) 債券

 

 

 

① 国債・地方債

5,181

5,224

△   43

② 社債

7,614

7,632

△   18

③ その他

1,009

1,020

△   11

(3) その他

11,550

11,560

△   10

小計

30,317

31,230

△  913

合計

209,989

179,330

30,658

 

 

(注)市場価格がなく、時価を把握することが極めて困難な有価証券であるため、上表の「その他有価証券」に

含めていない有価証券は、以下のとおりであります。

内容

連結貸借対照表計上額(百万円)

非上場株式

4,326

投資事業有限責任組合等への出資

8,771

 

 

3 当連結会計年度中に売却したその他有価証券(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)

種類

売却額(百万円)

売却益の合計額(百万円)

売却損の合計額(百万円)

(1)株式

907

415

61

(2)債券

 

 

 

① 国債・地方債

34,470

92

105

② 社債

5,585

83

3

③ その他

11,014

259

34

(3)その他

合計

51,977

851

204

 

(注)投資事業組合運用損益は上記のその他有価証券売却損益に含めておりません。

 

4 減損処理を行った有価証券

当連結会計年度において、有価証券について311百万円(その他有価証券)減損処理を行っております。

なお、減損処理にあたっては、期末における時価等が取得原価に比べ著しく下落した場合に、回復可能性を考慮して必要と認められた額について減損処理を行っております。

 

 

(デリバティブ取引関係)

前連結会計年度(2020年3月31日)

 

1 ヘッジ会計が適用されていないデリバティブ取引

該当事項はありません。

 

2 ヘッジ会計が適用されているデリバティブ取引

金利関連

(単位:百万円)

ヘッジ会計の方法

デリバティブ
取引の種類等

主なヘッジ対象

契約額等

契約額のうち
1年超

時価

金利スワップ
の特例処理

金利スワップ取引

長期借入金

246

31

△   4

支払固定・受取変動

合計

246

31

△   4

 

(注)  時価の算定方法  取引先金融機関から提示された価格等に基づき算定しております。

 

当連結会計年度(2021年3月31日)

 

1 ヘッジ会計が適用されていないデリバティブ取引

該当事項はありません。

 

2 ヘッジ会計が適用されているデリバティブ取引

金利関連

(単位:百万円)

ヘッジ会計の方法

デリバティブ
取引の種類等

主なヘッジ対象

契約額等

契約額のうち
1年超

時価

金利スワップ
の特例処理

金利スワップ取引

長期借入金

31

21

△   0

支払固定・受取変動

合計

31

21

△   0

 

(注)  時価の算定方法  取引先金融機関から提示された価格等に基づき算定しております。

 

(退職給付関係)

1 採用している退職給付制度の概要

当社および国内連結子会社の従業員は、通常、退職時に退職一時金または年金の受給資格を有しております。

当社および当社と同一の退職給付制度を有する国内連結子会社においては、退職金制度と確定拠出型年金制度を採用しており、2012年7月より加入者掛金拠出制度を導入しております。退職金制度における退職金算定方法は、年収の一定率を毎年累積した額に10年国債応募者利回り3年平均の利息を付与するものです。また、確定拠出型年金制度は、2003年4月に退職金制度の過去の積立分を含めた20%相当を移行したものであり、年収の一定率を拠出しております。なお、退職金制度の累積額と確定拠出型年金制度への拠出額の割合は、2005年4月に、退職金制度の一部について追加的に確定拠出型年金制度に移行しており、当該割合は過去の積立分も含めて70%:30%に変更しております。

海外連結子会社の大部分については、実質的に全従業員を対象とする各種の退職金制度を採用しており、その多くが確定拠出型年金制度となっております。

なお、一部の連結子会社が有する確定給付企業年金制度および退職一時金制度は、簡便法により退職給付に係る負債および退職給付費用を計算しております。

 

2 確定給付制度

(1) 退職給付債務の期首残高と期末残高の調整表(簡便法を適用した制度を除く。)

(百万円)

 

前連結会計年度

(自  2019年4月1日

至  2020年3月31日)

当連結会計年度

(自  2020年4月1日

至  2021年3月31日)

退職給付債務の期首残高

97,159

99,762

勤務費用

5,845

5,825

利息費用

303

385

数理計算上の差異の発生額

1,625

3,184

退職給付の支払額

△ 4,712

△  4,929

過去勤務債務の発生額

16

合併による増加額

64

簡便法から原則法への変更に伴う増加額

76

確定拠出年金制度への移行に伴う減少額

△   616

退職給付債務の期末残高

99,762

104,227

 

 

(2) 年金資産の期首残高と期末残高の調整表(簡便法を適用した制度を除く。)

(百万円)

 

前連結会計年度

(自  2019年4月1日

至  2020年3月31日)

当連結会計年度

(自  2020年4月1日

至  2021年3月31日)

年金資産の期首残高

115,908

111,355

期待運用収益

3,341

3,140

数理計算上の差異の発生額

△  5,017

8,956

事業主からの拠出額

1,920

5,300

退職給付の支払額

△  3,771

△  3,990

確定拠出年金制度への移行に伴う減少額

△  1,025

年金資産の期末残高

111,355

124,762

 

 

 

(3) 簡便法を適用した制度の、退職給付に係る負債の期首残高と期末残高の調整表

(百万円)

 

前連結会計年度

(自  2019年4月1日

至  2020年3月31日)

当連結会計年度

(自  2020年4月1日

至  2021年3月31日)

退職給付に係る負債の期首残高

3,213

3,513

退職給付費用

780

543

退職給付の支払額

△  250

△  256

制度への拠出額

△  134

△  134

連結除外に伴う減少額

△  581

合併による減少額

△   64

簡便法から原則法への変更に伴う減少額

△   76

その他

45

17

退職給付に係る負債の期末残高

3,513

3,102

 

 

(4) 退職給付債務及び年金資産の期末残高と連結貸借対照表に計上された退職給付に係る負債及び退職給付に係る資産の調整表

(百万円)

 

前連結会計年度
(2020年3月31日)

当連結会計年度
(2021年3月31日)

積立型制度の退職給付債務

85,125

89,445

年金資産

△113,750

△127,387

 

△ 28,625

△ 37,941

非積立型制度の退職給付債務

20,545

20,507

連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額

△  8,079

△ 17,433

 

 

 

退職給付に係る負債

23,710

22,098

退職給付に係る資産

△ 31,789

△ 39,532

連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額

△  8,079

△ 17,433

 

(注)簡便法を適用した制度を含みます。

 

(5) 退職給付費用及びその内訳項目の金額

(百万円)

 

前連結会計年度

(自  2019年4月1日

至  2020年3月31日)

当連結会計年度

(自  2020年4月1日

至  2021年3月31日)

勤務費用

5,845

5,825

利息費用

303

385

期待運用収益

△3,341

△3,140

数理計算上の差異の費用処理額

△1,591

△  415

過去勤務債務の費用処理額

16

簡便法で計算した退職給付費用

780

543

確定拠出年金制度への移行に伴う損益(注)

441

確定給付制度に係る退職給付費用

2,454

3,197

 

(注)特別損失に計上しております。

 

(6) 退職給付に係る調整額

退職給付に係る調整額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。

(百万円)

 

前連結会計年度

(自  2019年4月1日

至  2020年3月31日)

当連結会計年度

(自  2020年4月1日

至  2021年3月31日)

数理計算上の差異(注)

8,201

△5,356

合計

8,201

△5,356

 

(注)前連結会計年度における数理計算上の差異の金額には、確定給付企業年金制度から確定拠出年金制度への

移行に伴う組替調整額△33百万円が含まれております。

 

 

(7) 退職給付に係る調整累計額

退職給付に係る調整累計額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。

(百万円)

 

前連結会計年度
(2020年3月31日)

当連結会計年度
(2021年3月31日)

未認識数理計算上の差異

△1,333

△6,690

合計

△1,333

△6,690

 

 

(8) 年金資産に関する事項

①年金資産の主な内訳

年金資産合計に対する主な分類ごとの比率は、次のとおりであります。

 

前連結会計年度
(2020年3月31日)

当連結会計年度
(2021年3月31日)

株式

6%

5%

債券

3%

2%

合同運用(注)

67%

82%

一般勘定

6%

6%

現金及び預金

16%

5%

その他

2%

0%

合計

100%

100%

 

(注)合同運用の内訳は、前連結会計年度 株式12%、債券14%、投資信託67%、その他7%、

当連結会計年度 株式19%、債券12%、投資信託65%、その他4%であります。

 

②長期期待運用収益率の設定方法

年金資産の長期期待運用収益率を決定するため、現在および予想される年金資産の配分と、年金資産を構成する多様な資産からの現在および将来期待される長期の収益率を考慮しております。

 

 

(9) 数理計算上の計算基礎に関する事項

主要な数理計算上の計算基礎

 

 

前連結会計年度

(自  2019年4月1日

至  2020年3月31日)

当連結会計年度

(自  2020年4月1日

至  2021年3月31日)

割引率

主として0.4%

主として0.4%

長期期待運用収益率

主として3.0%

主として3.0%

 

 

3 確定拠出制度

当社および連結子会社の確定拠出制度への要拠出額は、前連結会計年度2,126百万円、当連結会計年度2,275百万円

であります。

 

 

(税効果会計関係)

1 繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳

 

前連結会計年度
(2020年3月31日)

当連結会計年度
(2021年3月31日)

繰延税金資産

 

 

保険契約準備金

13,002百万円

13,822百万円

退職給付に係る負債

7,278

6,435

未実現利益消去

6,562

6,021

賞与引当金

5,612

5,654

貸倒引当金

4,576

5,035

減損損失

5,338

4,970

子会社の連結開始時の時価評価による
簿価修正額(土地・建物)

4,932

4,767

固定資産評価損

4,811

4,695

繰越欠損金

4,735

2,500

仕掛販売用不動産評価損

316

その他

14,171

14,254

繰延税金資産小計

71,339

68,159

評価性引当額(注)

△ 18,474

△ 15,791

繰延税金資産合計

52,865

52,367

 

 

 

繰延税金負債

 

 

退職給付に係る資産

△  9,777

△ 11,836

その他有価証券評価差額金

△  4,387

△  8,491

子会社の連結開始時の時価評価による
簿価修正額(無形固定資産)

△  8,081

△  7,372

子会社の連結開始時の時価評価による
簿価修正額(土地・建物)

△  5,081

△  4,917

子会社の連結開始時の時価評価による
簿価修正額(その他固定資産)

△   968

△    960

その他

△    881

△  1,017

繰延税金負債合計

△ 29,177

△ 34,596

繰延税金資産の純額

23,687

17,771

 

(注)  評価性引当額が2,682百万円減少しております。この減少の主な内容は、連結子会社において、税務上の繰越欠損金に関する評価性引当額が2,253百万円減少したことに伴うものであります。

 

連結会計年度末日における繰延税金資産の純額は、連結貸借対照表の以下の項目に含まれております。

 

前連結会計年度
(2020年3月31日)

当連結会計年度
(2021年3月31日)

固定資産―繰延税金資産

31,554百万円

25,085百万円

固定負債―繰延税金負債

7,866

7,314

 

 

 

2 法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との差異の原因となった主な項目別の内訳

 

前連結会計年度
(2020年3月31日)

 

当連結会計年度
(2021年3月31日)

法定実効税率

―%

 

30.5%

(調整)

 

 

 

のれん償却額

 

2.7

持分法投資利益

 

△ 1.5

法人住民税の均等割

 

0.8

税務上の繰越欠損金の利用

 

△ 0.8

研究開発税制

 

△ 0.8

連結子会社との税率差異

 

0.6

関係会社株式売却損益の修正

 

0.6

評価性引当額の増減

 

0.5

交際費等永久に損金に算入されない項目

 

0.4

その他

 

0.3

税効果会計適用後の法人税等の負担率

―%

 

33.3%

 

 

(注)  前連結会計年度は、法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間の差異が法定実効税率の100分の5以下であるため注記を省略しております。

 

(資産除去債務関係)

前連結会計年度(自  2019年4月1日  至  2020年3月31日)

1 資産除去債務のうち連結貸借対照表に計上しているもの

金額的重要性が低いため、記載を省略しております。

 

2 資産除去債務のうち連結貸借対照表に計上していないもの

連結子会社の一部の建物は、建物賃貸借契約上、賃貸契約が終了し建物を返還する際に原状回復が求められておりますが、事業戦略上、同建物からの移転の予定はなく、契約の更新により同建物の取壊しまでの使用を前提としております。取壊しの場合には、原則として原状回復を行うことなく建物の取壊しを行う予定であるため、資産除去債務の履行は想定されておりません。このため、決算日現在入手可能な証拠を勘案し最善の見積りを行いましたが、資産除去債務の範囲および金額に対する蓋然性の予測が困難であるため、当該債務について、資産除去債務を計上しておりません。

 

当連結会計年度(自  2020年4月1日  至  2021年3月31日)

1 資産除去債務のうち連結貸借対照表に計上しているもの

金額的重要性が低いため、記載を省略しております。

 

2 資産除去債務のうち連結貸借対照表に計上していないもの

連結子会社の一部の建物は、建物賃貸借契約上、賃貸契約が終了し建物を返還する際に原状回復が求められておりますが、事業戦略上、同建物からの移転の予定はなく、契約の更新により同建物の取壊しまでの使用を前提としております。取壊しの場合には、原則として原状回復を行うことなく建物の取壊しを行う予定であるため、資産除去債務の履行は想定されておりません。このため、決算日現在入手可能な証拠を勘案し最善の見積りを行いましたが、資産除去債務の範囲および金額に対する蓋然性の予測が困難であるため、当該債務について、資産除去債務を計上しておりません。

 

 

(賃貸等不動産関係)

前連結会計年度(自  2019年4月1日  至  2020年3月31日)

当社および一部の連結子会社では、東京都などの全国主要都市を中心に、賃貸オフィスビル、病院等の医療施設の他、賃貸住宅等を所有しております。

これら賃貸等不動産の連結貸借対照表計上額、当連結会計年度増減額および時価は、次のとおりであります。

(単位:百万円)

 

連結貸借対照表計上額

当連結会計年度末の

時価

 

当連結会計年度期首

残高

当連結会計年度

増減額

当連結会計年度末

残高

オフィスビル

40,321

1,270

41,592

79,042

医療施設

53,938

347

54,285

65,668

その他

8,587

△  163

8,424

10,217

合計

102,847

1,454

104,302

154,928

 

(注)1  連結貸借対照表計上額は、取得原価から減価償却累計額および減損損失累計額を控除した金額であります。

2 当連結会計年度末の時価は、主要な物件については社外の不動産鑑定士による不動産鑑定評価書に基づく金額、その他の物件については主に「不動産鑑定評価基準」に基づいて自社で算定した金額であります。ただし、第三者からの取得時や直近の評価時点から、一定の評価額や適切に市場価格を反映していると考えられる指標に重要な変動が生じていない場合には、当該評価額や指標を用いて調整した金額によっております。

 

また、賃貸等不動産に関する2020年3月期における損益は、次のとおりであります。

(単位:百万円)

 

賃貸収益

賃貸費用

差額

その他

(売却損益等)

オフィスビル

3,557

1,488

2,069

△  26

医療施設

7,042

3,327

3,714

74

その他

399

191

208

△  0

合計

10,999

5,007

5,992

47

 

(注)1  賃貸費用には、減価償却費、修繕費、保険料、租税公課等が含まれております。

2  その他は、特別利益に計上されている「固定資産売却益」等であります。

 

 

当連結会計年度(自  2020年4月1日  至  2021年3月31日)

当社および一部の連結子会社では、東京都などの全国主要都市を中心に、賃貸オフィスビル、病院等の医療施設の他、賃貸住宅等を所有しております。

これら賃貸等不動産の連結貸借対照表計上額、当連結会計年度増減額および時価は、次のとおりであります。

(単位:百万円)

 

連結貸借対照表計上額

当連結会計年度末の

時価

 

当連結会計年度期首

残高

当連結会計年度

増減額

当連結会計年度末

残高

オフィスビル

41,592

2,427

44,020

80,412

医療施設

54,285

△ 1,548

52,737

62,428

その他

8,424

4,313

12,738

14,120

合計

104,302

5,193

109,495

156,961

 

(注)1  連結貸借対照表計上額は、取得原価から減価償却累計額および減損損失累計額を控除した金額であります。

2  その他の当連結会計年度増減額のうち、主な増加額は、保有目的の変更による仕掛販売用不動産からの振替5,279百万円であります。

3 当連結会計年度末の時価は、主要な物件については社外の不動産鑑定士による不動産鑑定評価書に基づく金額、その他の物件については主に「不動産鑑定評価基準」に基づいて自社で算定した金額であります。ただし、第三者からの取得時や直近の評価時点から、一定の評価額や適切に市場価格を反映していると考えられる指標に重要な変動が生じていない場合には、当該評価額や指標を用いて調整した金額によっております。

 

また、賃貸等不動産に関する2021年3月期における損益は、次のとおりであります。

(単位:百万円)

 

賃貸収益

賃貸費用

差額

その他

(売却損益等)

オフィスビル

3,583

1,542

2,040

△  23

医療施設

6,960

3,323

3,636

その他

457

214

242

97

合計

11,001

5,081

5,920

73

 

(注)1  賃貸費用には、減価償却費、修繕費、保険料、租税公課等が含まれております。

2  その他は、特別利益に計上されている「固定資産売却益」等であります。