第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第2四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。

 また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

 

2【経営上の重要な契約等】

 当社は、平成28年5月13日付で、日立キャピタル株式会社(以下「日立キャピタル」)、株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ(以下「MUFG」)、株式会社三菱東京UFJ銀行(以下「BTMU」)及び株式会社日立製作所(以下「日立」)と業務提携を行うことについて合意いたしました。

 この基本合意に基づき、平成28年8月3日付で当社と日立キャピタルは2社間で業務提携契約を締結したのち、平成28年8月29日付で当社、日立キャピタル、MUFG、BTMU、日立の5社間で金融プラットフォームに関する業務提携契約を締結しております。

 また、この基本合意に基づき、平成28年10月3日付で日立が保有する日立キャピタル株式の一部取得手続きを完了しております。その結果、当社及びMUFGが保有する日立キャピタル株式の議決権所有割合は当社が4.2%、MUFGが23.0%となっております。

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期報告書提出日現在において当グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)が判断したものであります。

 

(1)業績の状況

 当第2四半期連結累計期間の連結業績は次のとおりとなりました。

 当第2四半期連結累計期間の売上高は、前年同期比横ばいの4,037億円となりました。また、売上総利益は前年同期比5.7%減少の755億円、営業利益は前年同期比7.1%減少の422億円、経常利益は前年同期比7.6%減少の443億円となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同期比0.8%増加の291億円となり、第2四半期連結累計期間の最高益を更新いたしました。

 契約実行高は、航空機リースにおける実行機体数が前年同期比で減少したことや、円高等の影響により前年同期比6.5%減少して7,187億円となりました。

 事業の種類別契約実行高は、賃貸事業が前年同期比13.8%減少の3,380億円(うちファイナンス・リース取引2,324億円、オペレーティング・リース取引1,056億円)、割賦販売事業が前年同期比0.7%増加の457億円、貸付事業が前年同期比6.5%増加の3,209億円、その他の事業が前年同期比52.5%減少の139億円となりました。

 セグメント別の業績は次のとおりとなります。(記載の売上高は外部顧客に対する売上高、セグメント利益は配賦不能営業費用控除前の営業損益を記載しております。)

 カスタマーファイナンス事業の契約実行高は、前年同期比3.3%増加の5,705億円となりました。損益面では、売上高は前年同期比2.9%増加の2,872億円、セグメント利益は前年同期比1.8%増加の222億円となりました。

 アセットファイナンス事業の契約実行高は、前年同期比31.4%減少の1,482億円となりました。損益面では、売上高は前年同期比6.4%減少の1,165億円、セグメント利益は前年同期比13.5%減少の241億円となりました。

 当グループでは、中期経営計画で掲げる成長戦略を着実に推し進めることに加え、日立キャピタルとの提携を通じ協業領域における事業成長を加速させ、既存事業の更なる機能強化を図るとともに、金融プラットフォームに関する業務提携により、国内外の社会インフラ事業の取り組みを推進し事業基盤を一層強化していくことで、持続的な成長を実現してまいります。

(2)キャッシュ・フローの状況

 当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前期末比470億円増加して1,581億円となりました。

 当第2四半期連結累計期間において資金が470億円増加した内訳は、財務活動により733億円、投資活動により18億円の資金獲得があった一方、営業活動により206億円の資金を使用したことによるものです。

 営業活動におけるキャッシュ・フローは、税金等調整前四半期純利益474億円に、賃貸資産に係る減価償却費・除却損及び売却原価819億円を調整した収入を、賃貸資産の取得による支出1,111億円、貸付債権の増加による支出220億円、仕入債務の減少による支出195億円等に振り向けた結果、差し引き206億円の資金支出となりました(前年同期は11億円の支出)。

 投資活動におけるキャッシュ・フローは、投資有価証券の売却及び償還による収入56億円等に対し、投資有価証券の取得による支出25億円及び社用資産の取得による支出14億円等により、18億円の資金収入となりました(前年同期は10億円の支出)。

 財務活動におけるキャッシュ・フローは、銀行借入等の間接調達で463億円の純収入、直接調達で334億円の純収入となり、配当金の支払額63億円等を差し引き733億円の資金収入となりました(前年同期は239億円の収入)。

(3)財政状態

 当第2四半期連結会計期間末の総資産は、前期末比1,368億円減少して4兆9,843億円となりました。純資産は、為替換算調整勘定の減少等により、前期末比256億円減少の6,167億円、自己資本比率は前期末比0.2ポイント低下して11.8%となりました。

(4)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第2四半期連結累計期間において、当グループが対処すべき課題について重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

(5)研究開発活動

 該当事項はありません。

(6)特定金融会社等の開示に関する内閣府令(平成11年5月19日 大蔵省令第57号)に基づく営業貸付金の状況

 当社の営業貸付金の状況は次のとおりであります。

① 貸付金の種別残高内訳

平成28年9月30日現在

 

貸付種別

件数(件)

構成割合(%)

残高(百万円)

構成割合(%)

平均約定金利(%)

消費者向

 

 

 

 

 

無担保(住宅向を除く)

有担保(住宅向を除く)

住宅向

事業者向

 

 

 

 

 

27,459

100.00

1,385,425

100.00

2.50

合計

27,459

100.00

1,385,425

100.00

2.50

 

② 資金調達内訳

平成28年9月30日現在

 

借入先等

残高(百万円)

平均調達金利(%)

金融機関等からの借入

1,395,059

0.72

その他

1,608,890

0.61

 

社債・CP

1,529,309

0.61

合計

3,003,950

0.66

自己資本

450,435

 

資本金・出資額

33,196

(注)当第2四半期累計期間における貸付債権の譲渡の合計額は、420百万円であります。

 

③ 業種別貸付金残高内訳

平成28年9月30日現在

 

業種別

先数(件)

構成割合(%)

残高(百万円)

構成割合(%)

製造業

500

19.83

56,065

4.05

建設業

66

2.62

6,736

0.49

電気・ガス・熱供給・水道業

44

1.74

59,598

4.30

運輸・通信業

100

3.97

369,102

26.64

卸売・小売業、飲食店

636

25.23

63,369

4.57

金融・保険業

42

1.67

317,498

22.92

不動産業

304

12.06

150,506

10.86

サービス業

719

28.52

312,970

22.59

農業

1

0.04

11

0.00

個人

その他

109

4.32

49,566

3.58

合計

2,521

100.00

1,385,425

100.00

 

④ 担保別貸付金残高内訳

平成28年9月30日現在

 

受入担保の種類

残高(百万円)

構成割合(%)

有価証券

437

0.03

 

うち株式

437

0.03

債権

22,851

1.65

 

うち預金

5,109

0.37

商品

1,455

0.11

不動産

119,768

8.65

財団

1,129

0.08

その他

12,935

0.93

158,578

11.45

保証

24,866

1.79

無担保

1,201,981

86.76

合計

1,385,425

100.00

 

⑤ 期間別貸付金残高内訳

平成28年9月30日現在

 

期間別

件数(件)

構成割合(%)

残高(百万円)

構成割合(%)

1年以下

690

2.51

449,692

32.46

1年超 5年以下

20,823

75.83

193,066

13.94

5年超 10年以下

5,471

19.92

638,108

46.06

10年超 15年以下

334

1.22

50,344

3.63

15年超 20年以下

123

0.45

34,461

2.49

20年超 25年以下

10

0.04

3,189

0.23

25年超

8

0.03

16,563

1.19

合計

27,459

100.00

1,385,425

100.00

一件当たり平均期間

5.95年

(注)期間は、約定期間によっております。