第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
 なお、重要事象等は存在しておりません。

 

 

2 【経営上の重要な契約等】

(1)業務提携基本契約

契約会社名

相手方の名称

契約の名称

契約内容

契約期間

セントラル警備保障㈱(当社)

東日本旅客鉄道㈱
 (JR東日本)

業務提携基本契約書

当社との資本提携及びJR東日本グループに対する警備サービスの提供に関する業務提携(対価:物件ごとの個別警備契約書による)。

平成9年12月18日締結、以後1年ごとに自動更新

 

 

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において、当社グループが判断したものであります。

(1) 業績の状況

(経営成績)

当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、政府による経済政策や日銀による金融施策を背景に、企業業績や雇用環境が改善したことにより緩やかな回復基調で推移したものの、企業収益の改善や個人消費の回復に足踏みが見られました。また、米国経済の動向や英国のEU離脱問題など、海外経済の不確実性の高まりもあり、依然として先行き不透明な状況で推移いたしました。

当警備業界におきましては、テロ警戒や犯罪抑止などへの期待を背景に、防犯カメラや画像解析など画像関連のセキュリティニーズは依然高いものの、厳しい価格競争が続く経営環境に置かれております。

このような状況の中、当社グループは5ヵ年中期経営計画「CSPパワフル50計画」の最終年にあって、引き続き、画像関連サービスと鉄道会社向け警備サービスの拡販を図るとともに、CS(顧客満足)を軸としたサービス力と画像関連の最先端技術を取り込むことで、品質・コストそして技術で競争力のあるパワフルな企業を目指してまいりました。

その結果、当第3四半期連結累計期間における当社グループの業績は、売上高は364億1千3百万円(前年同期比5.6%増)となりました。利益面では、営業利益16億4千7百万円(前年同期比66.1%増)、経常利益18億4千3百万円(前年同期比67.0%増)と大幅な増益となりましたが、前期計上していた退職金制度の見直しによる特別利益がなくなったこともあり、親会社株主に帰属する四半期純利益は10億6千8百万円(前年同期比34.8%減)となりました。

セグメントごと及び業務別の業績は次のとおりであります。

① セキュリティ事業

常駐警備部門につきましては、伊勢志摩サミットなどの臨時警備が好調であったことから、当第3四半期連結累計期間の売上高は179億3千万円(前年同期比5.0%増)となりました。

機械警備部門につきましては、これまでのM&Aの効果に加えて画像関連サービスが堅調に推移したことから、当第3四半期連結累計期間の売上高は115億5千3百万円(前年同期比4.7%増)となりました。

運輸警備部門につきましては、集配金サービスの拡販に努めた結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は24億1千万円(前年同期比13.1%増)となりました。

工事・機器販売部門につきましては、画像関連システムの販売及び鉄道系ICカードが利用できる入退室管理システム「centrics(セントリックス)」などが堅調であったこともあり、当第3四半期連結累計期間の売上高は33億8千1百万円(前年同期比5.8%増)となりました。

これらの結果、当第3四半期連結累計期間のセキュリティ事業セグメントの売上高は352億7千5百万円(前年同期比5.5%増)、セグメント利益(営業利益)は14億1千3百万円(前年同期比77.6%増)となりました。

② ビル管理・不動産事業

ビル管理・不動産事業につきましては、清掃業務や電気設備の保安業務等の建物総合管理サービス及び不動産賃貸を中心に事業を行っております。当第3四半期連結累計期間のビル管理・不動産事業セグメントの売上高は11億3千7百万円(前年同期比10.3%増)、セグメント利益(営業利益)は2億3千2百万円(前年同期比17.8%増)となりました。

 

(財政状況)

総資産及び負債、純資産の著しい増加要因は、主に当第3四半期連結会計期間より、株式会社特別警備保障の株式を取得し、同社を連結の範囲に含めたことによるものであります。

当第3四半期連結累計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ48億6千9百万円増加し、470億2千5百万円(前連結会計年度末比11.6%増)となりました。その主な内容は、現金及び預金の増加5億4千8百万円、受取手形及び売掛金の増加1億4百万円、投資有価証券の増加5億6千9百万円などであります。

負債は、前連結会計年度末に比べ30億6千万円増加し、255億2千4百万円(同13.6%増)となりました。その主な内容は、短期借入金の増加18億3千2百万円、未払法人税等の増加1億8千3百万円、賞与引当金の増加7億4千1百万円、預り金の減少7億5千3百万円、長期借入金の減少1億3千6百万円などによるものです。

純資産は、利益剰余金の増加5億8千7百万円、その他有価証券評価差額金の増加4億9千4百万円などにより、前連結会計年度末に比べ18億8百万円増加し、215億円(同9.2%増)となりました。

 

(2) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(3) 研究開発活動

当第3四半期連結累計期間において、当社グループにおける研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

(4) 生産、受注及び販売の状況

(生産実績)

当社グループは生産活動を行っておりませんが、当第3四半期連結会計期間末日現在保有のセグメントごとの契約件数は、次のとおりであります。なお、当第3四半期連結累計期間において、契約件数の著しい増減はありません。

 

セグメント名称及び業務別名称

契約件数(件)

前年同四半期比(%)

(セキュリティ事業)

 

 

常駐警備

833

103.6

機械警備

103,189

106.4

運輸警備

3,124

113.1

小計

107,146

106.6

(ビル管理・不動産事業)

5,687

101.9

合計

112,833

106.3

 

(注)当第3四半期連結会計期間より、株式会社特別警備保障を連結範囲に含めておりますが、販売実績には同社の実績を含めていないため、契約件数もこれに合わせ含めておりません。

 

(販売実績)

当第3四半期連結累計期間におけるセグメントごとの販売実績は、次のとおりであります。なお、当第3四半期連結累計期間において、販売実績の著しい増減はありません。

 

セグメント名称及び業務別名称

金額(千円)

前年同四半期比(%)

(セキュリティ事業)

 

 

常駐警備

17,930,895

105.0

機械警備

11,553,013

104.7

運輸警備

2,410,472

113.1

工事・機器販売

3,381,131

105.8

小計

35,275,512

105.5

(ビル管理・不動産事業)

1,137,775

110.3

合計

36,413,287

105.6

 

  (注) 1 上記金額には消費税等を含んでおりません。

  2 主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合

相手先

前第3四半期連結累計期間

当第3四半期連結累計期間

金額(千円)

割合(%)

金額(千円)

割合(%)

東日本旅客鉄道㈱

3,690,463

10.1

 

  3 前第3四半期連結累計期間では10%未満となりましたので記載を省略しております。