第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1)財政状態及び経営成績の状況

当第2四半期連結累計期間(6ヶ月間:2020年4月1日~2020年9月30日)においては、新型コロナウイルス感染症の拡大により、緊急事態宣言が発令され、経済活動が大きく制限されたことに伴い、景況は急速に悪化しました。緊急事態宣言解除後は、一部持ち直しの動きが見られたものの、先行きは依然として不透明な状況で推移しました。

当社の主要顧客である大手製造業各社においても、次代を見据えた技術開発投資は一部で弱含みとなり、当社の受注環境は厳しい状況となりました。

このような状況の中、新型コロナウイルス感染症が拡大する前からの積極的な採用活動により、4月入社の新入社員は616名(MT:399名、MF:217名)となり、グループのエンジニア社員数は増加しました。しかし、新型コロナウイルス感染症の拡大防止を最優先とした研修を余儀なくされた結果、新入社員の配属は例年より大きく遅延し、さらに厳しい受注環境も加わった為、例年と比較して稼働率は低下しました。また、春先の夜間外出自粛要請で顧客の残業時間削減が強まり、その後の回復も弱かったため、稼働時間は例年と比べて低下しました。

これらを主因として、連結売上高は、前年同期比24億86百万円(5.0%)減収470億91百万円となりました。連結売上原価は、エンジニア社員の増員に伴う労務費増加要因があったものの、稼働時間低下を主因とする労務費減少等により、前年同期比11億53百万円(3.2%)減少353億7百万円、連結販売費及び一般管理費は、前期のような一時的なシステム費用等が発生しなかったため、前年同期比2億8百万円(2.9%)減少69億5百万円となりました。連結営業利益は、前年同期比11億24百万円(18.7%)減益48億78百万円となりました。

連結経常利益は、前年同期比11億12百万円(18.5%)減益49億7百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は、前年同期比8億31百万円(21.0%)減益31億38百万円となりました

 

 セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。

① エンジニアリングソリューション事業

連結売上高の9割超を占めるエンジニアリングソリューション事業、特に中核事業のエンジニア派遣事業においては、エンジニア社員数は増加したものの、稼働率の低下および時間外労働減少による稼働時間の低下を背景に、売上高は、前年同期比22億66百万円(4.6%)減収464億92百万円となりました。営業利益は、前年同期比10億62百万円(18.4%)減益47億3百万円となりました

なお、当社単体の稼働率(全体)は89.5%(前年同期95.1%)、稼働時間については8.17h/day(前年同期8.52h/day)と前年同期で低下しました。

 

② エンジニア紹介事

エンジニアに特化した職業紹介事業を行っている株式会社メイテックネクストにおいては、紹介決定数の減少により、売上高は、前年同期比2億1百万円(23.3%)減収6億65百万円、営業利益は前年同期比62百万円(26.3%)減益1億74百万円となりました

 

(注) 上記金額には、消費税等は含まれておりません。

 

 当第2四半期連結会計期間末(2020年9月30日)の資産合計は、前連結会計年度末(2020年3月31日)比で35億30百万円減少739億62百万円となりました。これは、流動資産が前連結会計年度末比で32億42百万円減少した事が要因です

 なお、流動資産の減少は現金及び預金の減少などが主因です。

 

 当第2四半期連結会計期間末の負債合計は、前連結会計年度末比で36億10百万円減少し、295億55百万円となりました。これは、流動負債が前連結会計年度末比で36億95百万円減少した事が要因です。

 なお、流動負債の減少は未払消費税等の納付及び賞与引当金の減少などが主因です。

 

 当第2四半期連結会計期間末の純資産合計は、前連結会計年度末比で79百万円増加し、444億7百万円となりました。これは、当期の経営成績の結果による親会社株主に帰属する四半期純利益の獲得に、配当金の支払の影響が相殺された事などが主因です。

 

(2)キャッシュ・フローの状況

 当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度末比21億95百万円減少448億38百万円となりました。

 当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

 営業活動により得られた資金は、前第2四半期連結累計期間比12億23百万円減少10億70百万円となりました。

得られた資金の主な内訳は、税金等調整前四半期純利益などによるものです。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

 投資活動により使用した資金は、前第2四半期連結累計期間比2億6百万円減少79百万円となりました。

使用した資金の主な内訳は、無形固定資産の取得による支出52百万円です。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

 財務活動により使用した資金は、前第2四半期連結累計期間比17億43百万円減少31億86百万円となりました。

使用した資金の主な内訳は、配当金の支払額31億84百万円です

 

(3)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

 前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。

 

(4)経営方針・経営戦略等

 当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略について重要な変更はありません。

 

(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

 当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません

 

(6)研究開発活動

 該当事項はありません。

 

3【経営上の重要な契約等】

 特記すべき事項はありません