文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業収益の改善、個人消費の回復を背景に緩やかな回復基調で推移しております。
当リース業界におきましては、平成29年4月~12月累計のリース取扱高(公益社団法人リース事業協会統計)は、工作機械、土木建設機械が増加した一方、産業機械が減少となった結果、前年同期比5.2%減となっております。
当社グループでは、平成29年4月に事業開発部を開設し、また、新規連結子会社キューディーアセット株式会社にてストレージ事業へ参入いたしました。さらに同5月に東京支店を開設するなど、当社グループの強みである情報力と各事業の融合による多様な商品ラインナップで顧客ニーズへの対応を図ってまいりました。
この結果、当第3四半期連結累計期間における経営成績は、リース・割賦事業、フィービジネス事業が増収となり、売上高は17,502百万円(前年同期比13.6%増)となりました。営業利益は販管費の増加により2,311百万円(前年同期比6.9%減)となりましたが、経常利益は破産更生債権等の売却に伴う利益計上により2,749百万円(前年同期比10.3%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は、賃貸不動産売却益の計上などにより2,499百万円(前年同期比24.6%増)となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
① リース・割賦
新規実行高は商業用設備や土木建設機械の取組を中心に前年同期を上回りました。また、リース料収入の増加に加え、物件売却収入が増加したことにより、売上高は13,088百万円(前年同期比24.0%増)となりましたが、貸倒引当金繰入額の増加によりセグメント利益(営業利益)は920百万円(前年同期比6.4%減)となりました。なお、営業資産残高は62,930百万円(前期末比0.2%減)となりました。
② ファイナンス
当第3四半期における貸付実行高の増加により、営業資産残高は23,780百万円(前期末比11.9%増)となりました。一方、金利低下による利息収入の減少により売上高は715百万円(前年同期比6.4%減)となり、貸倒引当金戻入益の減少などによりセグメント利益(営業利益)は410百万円(前年同期比18.8%減)となりました。
③ 不動産
前年度下半期に取得した賃貸不動産が寄与し、不動産賃貸収入は増加いたしました。一方、前年同期に大口の不動産売却収入が計上されていた影響などにより売上高は3,063百万円(前年同期比15.5%減)、セグメント利益(営業利益)は1,129百万円(前年同期比2.7%減)となりました。なお、営業資産残高は29,414百万円(前期末比2.4%減)となりました。
④ フィービジネス
保険代理店収入や自動車リースの紹介手数料収入が増加したことにより、売上高は363百万円(前年同期比19.3%増)となり、セグメント利益(営業利益)は156百万円(前年同期比26.0%増)となりました。
当第3四半期連結会計期間末の資産合計は131,498百万円(前期末比0.5%増)と前連結会計年度末に比べ692百万円の増加となりました。これは主に営業貸付金の増加2,526百万円、現金及び預金の減少1,643百万円などであります。
負債合計は105,301百万円(前期末比1.9%減)と前連結会計年度末に比べ2,038百万円の減少となりました。これは主に借入金の減少1,795百万円、社債の減少856百万円などであります。
純資産合計は26,196百万円(前期末比11.6%増)と前連結会計年度末に比べ2,730百万円の増加となりました。これは主に利益剰余金の増加2,214百万円、その他有価証券評価差額金の増加487百万円などであります。