第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第2四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。

また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

 

 

2【経営上の重要な契約等】

  当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1)業績の状況

(単位:百万円)

 

前第2四半期

連結累計期間

当第2四半期

連結累計期間

増減額

増減率

(%)

売上高

51,446

51,062

△384

△0.7

営業利益

2,507

2,664

156

6.3

経常利益

2,629

2,774

145

5.5

四半期純利益

1,531

1,606

74

4.9

 

 当第2四半期連結累計期間(平成27年3月1日~平成27年8月31日)におけるわが国経済は、企業収益が総じて改善傾向にあるなか、雇用・所得環境が改善するなど、緩やかな回復が持続しております。

 乃村工藝社グループ(以下「当社グループ」といいます。)を取り巻く事業環境におきましては、訪日外国人の増加などを背景に、商業施設を中心とした新装・改装需要は比較的堅調に推移しており、緩やかな回復基調で推移いたしました。

 このような状況のなか、当社グループは、エンドユーザーの視点に立ってお客様の事業繁栄を実現する「プロスペリティ・パートナー」への進化の追求に向けて、中期経営計画(平成27年2月期~平成29年2月期)に則り、「ナンバーワンの価値の連鎖」をテーマに、お客様への提供価値の向上を目指してまいりました。

 この結果、当第2四半期連結累計期間におきましては、売上高は510億62百万円(前年同期比0.7%減)となり、前年同期並みの実績を残すことができました。利益面におきましては、採算を重視した受注の徹底や原価低減への継続した取り組みなどが寄与し、営業利益は26億64百万円(前年同期比6.3%増)、経常利益は27億74百万円(前年同期比5.5%増)、四半期純利益は16億6百万円(前年同期比4.9%増)となりました。

 

 セグメントの状況は、次のとおりであります。

 

   ①ディスプレイ事業

  専門店市場につきましては前年同期に比べてわずかに減少いたしましたが、訪日外国人の増加を見越した免税店のほか、モバイル関連店舗の什器制作、アパレル関連店舗の出店や改装などを手掛け、高い売上水準を確保いたしました。また、電機メーカーや住関連企業のショールームを手掛けた広報・販売促進市場、科学館や歴史博物館などの文化施設を手掛けた博物館市場において順調に売上が伸長いたしました。

 この結果、ディスプレイ事業の売上高は497億99百万円(前年同期比0.8%減)、営業利益25億26百万円(前年同期比7.6%増)となりました。

 (単位:百万円)

概  要

売 上 高

増減額

増減率

(%)

市場分野名

当期主要プロジェクト

前第2四半期

連結累計期間

当第2四半期

連結累計期間

専門店市場

(物販店、飲食店、サービス業態店等)

大型書店やアパレル関連店舗のほか、免税制度の改正にともなう免税店の店舗内装制作等

21,912

21,438

△473

△2.2

百貨店・量販店市場

首都圏や地方都市の百貨店におけるリニューアル等

3,180

3,564

384

12.1

複合商業施設市場

(ショッピングセンター等)

駅周辺や空港内における商業施設の新装や改装、空間演出等

3,902

3,979

76

2.0

広報・販売促進市場

(企業PR施設、ショールーム、セールスプロモーション、CI等)

電機メーカーや住宅関連企業のショールーム、各種展示会等

7,466

8,834

1,368

18.3

博物館・美術館市場

(博物館、文化施設、美術館等)

科学館や歴史博物館等における文化施設のリニューアル、指定管理者制度(注1)にもとづく施設の管理・運営等

3,969

5,539

1,570

39.6

余暇施設市場

(テーマパーク、ホテル・リゾート施設、アミューズメント施設、エンターテイメント施設、動物園、水族館等)

ホテルやテーマパークのリニューアル等

4,310

2,076

△2,233

△51.8

博覧会・イベント市場

(博覧会、見本市、文化イベント等)

行政や民間企業が主催するイベント等

278

178

△100

△36.1

その他市場

(上記以外の市場に係るもの)

(オフィス、ブライダル施設、サイン、モニュメント等)

オフィスの改装や「マチハコ(注2)」を利用したプロスポーツ企業のグッズショップ設置等

5,179

4,187

△992

△19.2

ディスプレイ事業

50,199

49,799

△399

△0.8

(注)1 指定管理者制度 :地方公共団体やその外郭団体に限定していた公の施設の管理・運営を、法人その他の団体に包括的に代行させることができる制度。平成15年9月より施行されている。

2 マチハコ    :コンテナ的建築工法を活用した空間作りのブランド。低コストで、より短期間に、狭小かつ不定形な土地も含め、建物を設置し事業を開始することが可能。

 

   ②飲食・物販事業

  羽生パーキングエリア「鬼平江戸処」(東北自動車道/埼玉県羽生市)のほか、「江戸東京博物館ミュージアムショップ」(東京都墨田区)や「名古屋市科学館ミュージアムカフェ&レストラン」(愛知県名古屋市)など、飲食、物販の各店舗運営などを手掛け、売上高は12億62百万円(前年同期比1.2%増)、営業利益は1億74百万円(前年同期比10.8%減)となりました。

 

(2)生産、受注及び販売の状況

①セグメント別(ディスプレイ事業は市場分野別)の生産高、受注および売上高の状況

 ア 生産高の状況

セグメントの名称

前第2四半期連結累計期間

(自 平成26年3月1日

至 平成26年8月31日)

当第2四半期連結累計期間

(自 平成27年3月1日

至 平成27年8月31日)

金額

(百万円)

金額

(百万円)

(ディスプレイ事業)

 

 

専門店市場

21,213

21,469

百貨店・量販店市場

3,036

3,679

複合商業施設市場

4,342

4,377

広報・販売促進市場

8,845

9,168

博物館・美術館市場

3,718

4,488

余暇施設市場

3,785

2,178

博覧会・イベント市場

216

1,005

その他市場

4,140

3,541

小計

49,300

49,908

(飲食・物販事業)

合計

49,300

49,908

 (注)1 セグメント間の取引については、相殺消去しております。

    2 生産高の金額は販売価格によっております。

    3 飲食・物販事業は生産概念が異なるため、記載しておりません。

 

 イ 期中受注高および受注残高の状況

セグメントの名称

前第2四半期連結累計期間

(自 平成26年3月1日

至 平成26年8月31日)

当第2四半期連結累計期間

(自 平成27年3月1日

至 平成27年8月31日)

受注高

(百万円)

受注残高

(百万円)

受注高

(百万円)

受注残高

(百万円)

(ディスプレイ事業)

 

 

 

 

専門店市場

22,622

10,102

24,533

12,934

百貨店・量販店市場

3,166

1,486

3,997

1,845

複合商業施設市場

4,598

3,317

4,136

4,180

広報・販売促進市場

9,046

6,064

10,815

5,254

博物館・美術館市場

6,012

6,368

4,608

6,210

余暇施設市場

2,502

1,446

2,887

1,990

博覧会・イベント市場

313

183

737

1,276

その他市場

3,136

2,263

4,241

4,035

小計

51,399

31,233

55,957

37,727

(飲食・物販事業)

合計

51,399

31,233

55,957

37,727

 (注)1 セグメント間の取引については、相殺消去しております。

    2 飲食・物販事業は受注概念が異なるため、記載しておりません。

 ウ 売上高の状況

セグメントの名称

前第2四半期連結累計期間

(自 平成26年3月1日

至 平成26年8月31日)

当第2四半期連結累計期間

(自 平成27年3月1日

至 平成27年8月31日)

金額

(百万円)

金額

(百万円)

(ディスプレイ事業)

 

 

専門店市場

21,912

21,438

百貨店・量販店市場

3,180

3,564

複合商業施設市場

3,902

3,979

広報・販売促進市場

7,466

8,834

博物館・美術館市場

3,969

5,539

余暇施設市場

4,310

2,076

博覧会・イベント市場

278

178

その他市場

5,179

4,187

小計

50,199

49,799

(飲食・物販事業)

1,247

1,262

合計

51,446

51,062

 (注)1 セグメント間の取引については、相殺消去しております。

     2 売上高総額に対する割合が10%以上となる相手先はありません。

 

②セグメント別(ディスプレイ事業は制作品別)の生産高、受注および売上高の状況

 ア 生産高の状況

セグメントの名称

前第2四半期連結累計期間

(自 平成26年3月1日

至 平成26年8月31日)

当第2四半期連結累計期間

(自 平成27年3月1日

至 平成27年8月31日)

金額

(百万円)

金額

(百万円)

(ディスプレイ事業)

 

 

内装制作

20,707

20,568

展示制作

10,802

12,002

環境演出制作

2,313

2,296

販促品制作

998

533

企画・設計・監理

4,059

5,361

その他

10,419

9,147

小計

49,300

49,908

(飲食・物販事業)

合計

49,300

49,908

 (注)1 セグメント間の取引については、相殺消去しております。

    2  生産高の金額は販売価格によっております。

        3  飲食・物販事業は生産概念が異なるため、記載しておりません。

 

 イ 期中受注高および受注残高の状況

セグメントの名称

前第2四半期連結累計期間

(自 平成26年3月1日

至 平成26年8月31日)

当第2四半期連結累計期間

(自 平成27年3月1日

至 平成27年8月31日)

受注高

(百万円)

受注残高

(百万円)

受注高

(百万円)

受注残高

(百万円)

(ディスプレイ事業)

 

 

 

 

内装制作

19,415

10,555

24,312

16,499

展示制作

11,255

8,048

14,360

10,080

環境演出制作

1,399

834

2,238

945

販促品制作

2,006

1,320

489

57

企画・設計・監理

5,422

5,870

5,179

5,099

その他

11,900

4,604

9,376

5,045

小計

51,399

31,233

55,957

37,727

(飲食・物販事業)

合計

51,399

31,233

55,957

37,727

 (注)1 セグメント間の取引については、相殺消去しております。

    2 飲食・物販事業は受注概念が異なるため、記載しておりません。

 

 ウ 売上高の状況

セグメントの名称

前第2四半期連結累計期間

(自 平成26年3月1日

至 平成26年8月31日)

当第2四半期連結累計期間

(自 平成27年3月1日

至 平成27年8月31日)

金額

(百万円)

金額

(百万円)

(ディスプレイ事業)

 

 

内装制作

22,506

20,407

展示制作

10,162

11,834

環境演出制作

2,349

2,297

販促品制作

725

559

企画・設計・監理

3,261

4,926

その他

11,192

9,773

小計

50,199

49,799

(飲食・物販事業)

1,247

1,262

合計

51,446

51,062

 (注)1 セグメント間の取引については、相殺消去しております。

    2 売上高総額に対する割合が10%以上となる相手先はありません。

 

(3)財政状態の分析

 当第2四半期連結会計期間末の総資産は574億76百万円(前連結会計年度末比53億28百万円減)、負債は273億25百万円(前連結会計年度末比54億87百万円減)、純資産は301億51百万円(前連結会計年度末比1億58百万円増)となりました。

 総資産は、前期末完成工事の代金回収により、受取手形及び売掛金等が減少したため、減少しております。

 負債は、工事関係の債務支払により、支払手形及び買掛金等が減少したため、減少しております。

 純資産は、配当金の支払いがありましたが、四半期純利益の計上や保有株式の時価上昇によるその他有価証券評価差額金の増加等により、増加しております。

  この結果、自己資本比率は前連結会計年度末の47.8%から52.5%となりました。

 

(4)キャッシュ・フローの状況

 当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物は前連結会計年度末に比べて19億21百万円増加し、当第2四半期連結会計期間末残高は174億26百万円となりました。

営業活動によるキャッシュ・フローは、税金納付等がありましたが、債権回収が進んだこと等により36億88百万円の収入となりました。前年同期との比較では、当期は工事関係の収支改善により増加しております。

投資活動によるキャッシュ・フローは、システム関連の設備投資がありましたが投資有価証券の償還等により24百万円の収入となりました。前年同期との比較では、前期は子会社譲渡による株式売却収入等があったため大幅に減少しております。

 財務活動によるキャッシュ・フローは、配当金の支払いや借入金の返済等により18億1百万円の支出となりました。前年同期との比較では、当期は前期に比べ配当(10円増配)が多かったこと等により、増加しております。

 

(5)事業上及び財務上の対処すべき課題

  当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(6)研究開発活動

  当第2四半期連結累計期間において、特記すべき重要な事項はありません。