第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第2四半期連結累計期間において、財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の異常な変動等又は、前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」について重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1)財政状態及び経営成績の状況

第1四半期連結会計期間より、デジタル・コンテンツの販売に係る会計方針の変更を行っており、遡及適用後の数値で前年同四半期比較を行っております。

 

当社グループは、報告セグメントをデジタルエンタテインメント事業、アミューズメント事業、出版事業、及びライツ・プロパティ等事業と定め、各々のセグメントにおいて、事業基盤の強化と収益力の向上に努めております。

当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高は120,762百万円(前年同期比8.2%増)、営業利益は15,918百万円(前年同期比62.9%増)、経常利益は15,609百万円(前年同期比6.1%増)親会社株主に帰属する四半期純利益は10,969百万円(前年同期比32.0%増)となりました

 

当第2四半期連結累計期間の報告セグメント別の状況は次のとおりであります。

 

①デジタルエンタテインメント事業

ゲームを中心とするデジタルエンタテインメント・コンテンツの企画、開発、販売及び運営を行っております。デジタルエンタテインメント・コンテンツは、顧客のライフスタイルにあわせて、家庭用ゲーム機 (携帯ゲーム機含む)、PC、スマートデバイス等、多様な利用環境に対応しています。

当第2四半期連結累計期間は、家庭用ゲーム機向けタイトルにおいては、「ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて S」や「ファイナルファンタジーX/X-2 HD リマスター」Nintendo Switch版・Xbox One版等を発売いたしましたが、前年同期に新規大型タイトルの発売があったため、その反動により前年同期比で減収となりました。また、前期に発売した新作のリピート販売が弱かったため営業損失となりました。

スマートデバイス・PCブラウザ等をプラットフォームとしたコンテンツにおいては、「ロマンシング サガ リ・ユニバース」の好調に加えて、2019年9月に配信開始した「ドラゴンクエストウォーク」が好調な出足を切り、前年同期比で増収増益となりました。

多人数参加型オンラインロールプレイングゲームにおいては、「ファイナルファンタジーXIV」拡張パッケージの発売とそれに伴う課金会員者数の増加により、前年同期比で増収増益となりました。

当事業における当第2四半期連結累計期間の売上高は85,406百万円(前年同期比4.2%増)となり、営業利益は16,686百万円(前年同期比33.0%増)となりました。

 

②アミューズメント事業

アミューズメント施設の運営、並びにアミューズメント施設向けの業務用ゲーム機器・関連商製品の企画、開発及び販売を行っております。

当第2四半期連結累計期間は、アミューズメント機器で新規タイトルの発売がなかったものの、店舗運営が好調に推移したことから前年同期比で増収増益となりました。

当事業における当第2四半期連結累計期間の売上高は22,822百万円(前年同期比11.2%増)となり、営業利益は1,330百万円(前年同期比83.3%増)となりました。

 

 

③出版事業

コミック雑誌、コミック単行本、ゲーム関連書籍等の出版、許諾等を行っております。

当第2四半期連結累計期間は、マンガアプリの「マンガUP!」を含む電子書籍形式の販売が大幅に増加いたしました。また、紙媒体での販売も好調に推移し、前年同期比で増収増益となりました。

当事業における当第2四半期連結累計期間の売上高は9,064百万円(前年同期比42.3%増)となり、営業利益は3,211百万円(前年同期比87.2%増)となりました。

 

④ライツ・プロパティ等事業

主として当社グループのコンテンツに関する二次的著作物の企画・制作・販売及びライセンス許諾を行っております。

当第2四半期連結累計期間は、自社コンテンツの新規キャラクターグッズ等の投入があったことから、前年同期比で増収増益となりました。

当事業における当第2四半期連結累計期間の売上高は4,511百万円(前年同期比35.3%増)となり、営業利益は631百万円(前年同期比112.9%増)となりました。

 

当第2四半期連結会計期間の財政状態の概要は次のとおりであります。

 

資産

当第2四半期連結会計期間末における流動資産は234,551百万円となり、前連結会計年度末に比べ259百万円減少しました。これは主に現金及び預金が5,666百万円、受取手形及び売掛金が4,617百万円減少したこと、コンテンツ制作勘定が10,120百万円増加したことによるものであります。固定資産は50,472百万円となり、前連結会計年度末に比べ2,669百万円増加しました。

この結果、総資産は、285,024百万円となり、前連結会計年度末に比べ2,410百万円増加しました。

②負債

当第2四半期連結会計期間末における流動負債は61,596百万円となり、前連結会計年度末に比べ5,852百万円減少しました。これは主に支払手形及び買掛金が3,897百万円、返品調整引当金が3,444百万円減少したこと、未払法人税等が2,938百万円増加したことによるものであります。固定負債は10,400百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,681百万円増加しました。

この結果、負債合計は、71,997百万円となり、前連結会計年度末に比べ4,171百万円減少しました。

③純資産

当第2四半期連結会計期間末における純資産合計は213,027百万円となり、前連結会計年度末に比べ6,581百万円増加しました。これは主に親会社株主に帰属する四半期純利益10,969百万円、剰余金の配当4,410百万円によるものであります。

この結果、自己資本比率は74.5%(前連結会計年度末は72.8%)となりました。

 

(2)キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物の残高は、前年同期に比べ12,975百万円増加して、121,644百万円となりました。

当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

①営業活動によるキャッシュ・フロー

営業活動の結果得られた資金は4,906百万円(前年同期は14,720百万円の支出)となりました。

これは主として、税金等調整前四半期純利益15,502百万円、たな卸資産11,038百万円の増加によるものであり、全体としては資金が増加しました。

②投資活動によるキャッシュ・フロー

投資活動の結果使用した資金は、5,034百万円(前年同期比21.9%減)となりました。

これは主として、有形固定資産の取得による支出2,530百万円及び投資有価証券の取得による支出1,308百万円によるものであります。

③財務活動によるキャッシュ・フロー

財務活動の結果使用した資金は、4,493百万円(前年同期比30.4%減)となりました。

これは主として、配当金の支払額4,407百万円によるものであります。

 

(3)事業上及び財務上の対処すべき課題

当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(4)研究開発活動

当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、1,140百万円であります。

なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

3【経営上の重要な契約等】

 当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。