第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第3四半期連結累計期間において、財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の異常な変動等又は、前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」について重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1)財政状態及び経営成績の状況

第1四半期連結会計期間より、デジタル・コンテンツの販売に係る会計方針の変更を行っており、遡及適用後の数値で前年同四半期比較を行っております。

 

当社グループは、報告セグメントをデジタルエンタテインメント事業、アミューズメント事業、出版事業、及びライツ・プロパティ等事業と定め、各々のセグメントにおいて、事業基盤の強化と収益力の向上に努めております。

当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高は189,715百万円(前年同期比4.4%増)、営業利益は27,770百万円(前年同期比124.3%増)、経常利益は27,995百万円(前年同期比68.4%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は19,190百万円(前年同期比106.6%増)となりました。

 

当第3四半期連結累計期間の報告セグメント別の状況は次のとおりであります

 

①デジタルエンタテインメント事業

ゲームを中心とするデジタルエンタテインメント・コンテンツの企画、開発、販売及び運営を行っております。デジタルエンタテインメント・コンテンツは、顧客のライフスタイルにあわせて、家庭用ゲーム機 (携帯ゲーム機含む)、PC、スマートデバイス等、多様な利用環境に対応しています。

当第3四半期連結累計期間は、家庭用ゲーム機向けタイトルにおいて、「ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて S」や「ファイナルファンタジーX/X-2 HD リマスター」Nintendo Switch版・Xbox One版等を発売いたしましたが、前年同期に新規大型タイトルの発売があったため、その反動により前年同期比で減収となりました。また、前期に発売した新作のリピート販売が弱かったため営業損失となりました。

スマートデバイス・PCブラウザ等をプラットフォームとしたコンテンツにおいては、「ロマンシング サガ リ・ユニバース」や2019年9月より配信を開始した「ドラゴンクエストウォーク」の好調により、前年同期比で増収増益となりました。

多人数参加型オンラインロールプレイングゲームにおいては、「ファイナルファンタジーXIV」と「ドラゴンクエストX」の拡張パッケージ発売とそれに伴う課金会員者数の増加により、前年同期比で増収増益となりました。

当事業における当第3四半期連結累計期間の売上高は136,968百万円(前年同期比3.1%増)となり、営業利益は29,515百万円(前年同期比93.6%増)となりました

 

②アミューズメント事業

アミューズメント施設の運営、並びにアミューズメント施設向けの業務用ゲーム機器・関連商製品の企画、開発及び販売を行っております。

当第3四半期連結累計期間は、アミューズメント機器で新規タイトルの発売がなかったため前年同期比で減収となったものの、店舗運営が好調に推移したことから営業利益は微増となりました。

当事業における当第3四半期連結累計期間の売上高は33,674百万円(前年同期比1.8%減)となり、営業利益は1,496百万円(前年同期比0.7%増)となりました

 

③出版事業

コミック雑誌、コミック単行本、ゲーム関連書籍等の出版、許諾等を行っております。

当第3四半期連結累計期間は、マンガアプリの「マンガUP!」や電子書籍等のデジタル媒体での販売が大幅に増加いたしました。また、紙媒体での販売も好調に推移し、前年同期比で増収増益となりました。

当事業における当第3四半期連結累計期間の売上高は13,888百万円(前年同期比35.0%増)となり、営業利益は4,986百万円(前年同期比65.1%増)となりました。

 

④ライツ・プロパティ等事業

主として当社グループのコンテンツに関する二次的著作物の企画・制作・販売及びライセンス許諾を行っております

当第3四半期連結累計期間は、自社コンテンツの新規キャラクターグッズ等の投入があったことから、前年同期比で増収増益となりました。

当事業における当第3四半期連結累計期間の売上高は6,564百万円(前年同期比28.0%増)となり、営業利益は733百万円(前年同期比33.5%増)となりました

 

当第3四半期連結会計期間の財政状態の概要は次のとおりであります。

 

資産

当第3四半期連結会計期間末における流動資産は240,873百万円となり、前連結会計年度末に比べ6,062百万円増加しました。これは主に、コンテンツ制作勘定が19,741百万円増加したこと、受取手形及び売掛金が7,611百万円、現金及び預金が5,613百万円減少したことによるものであります。固定資産は52,781百万円となり、前連結会計年度末に比べ4,978百万円増加しました。これは主に有形固定資産が3,044百万円及び投資その他の資産が1,717百万円増加したことによるものであります。

この結果、総資産は、293,655百万円となり、前連結会計年度末に比べ11,040百万円増加しました。

②負債

当第3四半期連結会計期間末における流動負債は61,239百万円となり、前連結会計年度末に比べ6,210百万円減少しました。これは主に、短期借入金が8,685百万円、返品調整引当金が4,209百万円減少したこと、未払法人税等が5,014百万円増加したことによるものであります。固定負債は11,910百万円となり、前連結会計年度末に比べ3,191百万円増加しました。

この結果、負債合計は、73,149百万円となり、前連結会計年度末に比べ3,019百万円減少しました。

③純資産

当第3四半期連結会計期間末における純資産合計は220,505百万円となり、前連結会計年度末に比べ14,059百万円増加しました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益19,190百万円剰余金の配当5,602百万円によるものであります

この結果、自己資本比率は74.8%(前連結会計年度末は72.8%)となりました。

 

(2)事業上及び財務上の対処すべき課題

当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(3)研究開発活動

当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、1,825百万円であります。

なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

3【経営上の重要な契約等】

 当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。