1.経営成績等の概況 ………………………………………………………………………………………………2
(1) 当四半期連結累計期間の経営成績の概況 …………………………………………………………………2
(2) 当四半期連結累計期間の財政状態の概況 …………………………………………………………………4
(3) 連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………………………………4
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………………5
(1) 四半期連結貸借対照表 ………………………………………………………………………………………5
(2) 四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 …………………………………………………7
(四半期連結損益計算書) ……………………………………………………………………………………7
(第1四半期連結累計期間) ………………………………………………………………………………7
(四半期連結包括利益計算書) ………………………………………………………………………………8
(第1四半期連結累計期間) ………………………………………………………………………………8
(3) 四半期連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………………9
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………………9
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………………9
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用) …………………………………………………9
(四半期連結貸借対照表に関する注記) ……………………………………………………………………9
(セグメント情報等の注記) …………………………………………………………………………………10
(キャッシュ・フロー計算書に関する注記) ………………………………………………………………11
3.その他 ……………………………………………………………………………………………………………11
生産、受注及び販売の実績 ………………………………………………………………………………………11
独立監査人の四半期連結財務諸表に対する期中レビュー報告書
1.経営成績等の概況
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものです。
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、緩やかに回復しているものの、欧米における高い金利水準の継続に伴う影響や中国経済の先行き懸念など、海外景気の下振れがわが国の景気を下押しするリスクとなっており、このところ足踏みもみられます。また、物価上昇、中東地域をめぐる情勢、金融資本市場の変動等の影響に十分注意する必要があります。
このような状況下において当社グループは、2030年に向けた経営ビジョン「Vision2030」を策定しています。
IT市場や技術、ESG等の環境変化を捉え、既存SIビジネスモデルの進化に加えてデジタル、ソリューションおよびサービスビジネスやそれらを実現する人材などへの積極的な投資により、新たな成長モデルを構築し、社会的価値・経済的価値の創出という両輪でさらなる企業価値の向上を目指します。
その実現に向け、「提案価値の向上」、「SI×デジタルのコンビネーション」、「新規領域・グローバルへの進出」、「ESGへの取り組み強化」、「自社経営基盤の改革」を重要課題に設定し、取り組んでいます。
また、当期では売上高1,250億円(前年同期比8.0%増)、EBITDA149.5億円(前年同期比10.0%増)を目指しています。
■「提案価値の向上」「SI×デジタルのコンビネーション」
「フォーカスビジネス」(注1)を、当社グループの成長領域として取り組みを強化しており、中期経営計画では、2025年3月期までに売上高に占めるフォーカスビジネス売上高の比率40%を目標として推進しています。当第1四半期連結累計期間のフォーカスビジネス売上高比率は52.0%となり順調に推移しています。
(注1) フォーカスビジネス
デジタルBiz・ソリューションBiz・サービスBizの3つの成長エンジンで構成される、今後注力していくビジネス領域。
■「ESGへの取り組み強化」
2024年4月、当社グループが人権を尊重する姿勢を明確に示すため、DTSグループ人権方針を策定しました。今後も人権デュー・ディリジェンスを通じて、人権への負の影響を特定し防止と軽減に努めていきます。
■「株主還元など」
成長投資の機会、資本の状況などを総合的に勘案し、資本効率の向上ならびに株主への一層の利益還元を図るため、2024年4月から12月に約60億円の自己株式取得、およびその消却について、2024年4月の取締役会で決議しました。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は、288億89百万円(前年同期比8.2%増)となりました。
売上総利益は、売上高の増加により62億40百万円(前年同期比14.9%増)となりました。
販売費及び一般管理費は、32億64百万円(前年同期比16.0%増)となりました。売上総利益が増加し、営業利益は、29億76百万円(前年同期比13.7%増)、経常利益は、30億33百万円(前年同期比11.9%増)となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益は、経常利益の増加などにより、20億41百万円(前年同期11.2%増)となりました。
<売上高の内訳>
各セグメントにおける営業概況は、次のとおりです。
業務&ソリューションセグメント
銀行業のモダナイゼーション関連案件などが好調に推移し、売上高は119億79百万円(前年同期比19.9%増)となりました。
フォーカスビジネスへの取り組みでは、「クラウドアーキテクチャーベースでのAP開発力強化」、「アジャイル/ローコード開発への対応力強化」および「業界特化ソリューション・サービス拡大・さらなる創出」などに努めています。
国内外の最新ガイドラインに対応したマネー・ローンダリング及びテロ資金供与対策のパッケージソフト「AMLion(アムリオン)」は、これまで大手証券会社を中心に導入していただいています。当期では、生命保険業界固有の要件とニーズに対応した「AMLion」を生命保険業界向けに提供を開始しました。今後のFATF(注1)第5次審査に向け、生命保険会社への提案を強化し、金融のあらゆる業態のマネー・ローンダリング対策業務の高度化・効率化に貢献していきます。
(注1)FATF
Financial Action Task Force(金融活動作業部会)の略称。マネー・ローンダリング対策の国際基準策定・履行を担う多国間の枠組みとして設立された組織。
テクノロジー&ソリューションセグメント
製造業向けソリューションの提供などが堅調に推移し、売上高は100億95百万円(前年同期比3.0%増)となりました。
フォーカスビジネスへの取り組みでは、クラウドビジネス技術の強化およびビジネスモデルの変革、パッケージ販売拡大に向けた機能強化、ERPビジネス拡大強化、およびエッジAIとサイバーセキュリティ技術の確立などに努めています。
サイバーセキュリティ技術を活用した取り組みでは、セキュリティ専門組織を新設するとともに、金融機関の要求レベルに対応したゼロトラストセキュリティの実現を導入から運用までワンストップでサポートする「DXセキュリティ導入・運用監視支援サービス」の提供を開始しました。今後も、セキュリティソリューションを提供することにより、安全で信頼性の高いシステム環境の実現を目指していきます。
プラットフォーム&サービスセグメント
運用、基盤構築案件は拡大したもののソフトウエアプロダクト販売の減少により、売上高は68億14百万円(前年同期比1.2%減)となりました。
フォーカスビジネスへの取り組みでは、当社のReSM(リズム)/ReSM plus(リズムプラス)を中心とした運用サービスメニューの拡大、HybridCloud、Data Management等の強化・拡販、およびネットワークインテグレーションビジネスの推進などに努めます。
顧客企業のヘルプデスク業務のDX化を実現するReSM plusの販売拡大に取り組んでいます。ReSM plusは顧客企業における社内ITサポート業務の効率化を実現するため、WEBポータルと有人オペレーターを組み合わせ、充実したFAQサービスを提供していきます。
財政状態としては、総資産は797億66百万円となりました。流動資産のその他に含まれる自己株式買付に伴う前払が41億7百万円増加しましたが、現金及び預金が54億90百万円、受取手形、売掛金及び契約資産が44億67百万円減少したことなどにより、前連結会計年度末に比べ総資産が51億15百万円減少しました。
負債は183億49百万円となりました。流動負債のその他に含まれる未払金が6億21百万円、同じく流動負債のその他に含まれる預り金が5億94百万円増加しましたが、賞与引当金が18億90百万円、未払法人税等が14億81百万円、買掛金が7億円減少したことなどにより、前連結会計年度末に比べ負債が31億30百万円減少しました。
純資産は614億17百万円となりました。親会社株主に帰属する当期純利益が20億41百万円、為替換算調整勘定が1億58百万円、その他有価証券評価差額金が1億50百万円増加しましたが、剰余金の配当24億88百万円、自己株式の取得19億円を行ったことなどにより、前連結会計年度末に比べ純資産が19億84百万円減少しました。なお、自己株式の消却により、自己株式および利益剰余金が59億37百万円それぞれ減少しています。
通期の連結業績予想については、2024年4月26日に公表した業績予想に変更ありません。
該当事項はありません。
該当事項はありません。
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
(税金費用の計算)
税金費用については、当第1四半期連結会計期間を含む連結会計年度の税引前当期純利益に対する税効果会計適用後の実効税率を合理的に見積り、税引前四半期純利益に当該見積実効税率を乗じて計算しています。
(四半期連結貸借対照表に関する注記)
(偶発債務)
当社の特定の海外子会社において、公務員とみなされる個人等に対し不適切な支払いがなされ、それらが現地の汚職防止法等の法令違反となり得ることが認識されたことから、将来現地当局による調査や起訴に至る可能性はあるものの、現時点では不確実な状況です。また、現時点で当局から課される罰金や課徴金の見積りにあたっても不確定要素が多く、具体的な将来の損失額を合理的に見積もることが困難です。
【セグメント情報】
Ⅰ 前第1四半期連結累計期間(自 2023年4月1日 至 2023年6月30日)
(注)1 セグメント利益の調整額に重要なものはありません。
2 セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っています。
2 報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
(のれんの金額の重要な変動)
第1四半期連結会計期間において、安心計画株式会社を子会社化したことに伴い、「テクノロジー&ソリューション」セグメントにおいてのれんが発生しています。当該事象によるのれんの増加額は、1,271百万円です。
Ⅱ 当第1四半期連結累計期間(自 2024年4月1日 至 2024年6月30日)
(注)1 セグメント利益の調整額に重要なものはありません。
2 セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っています。
2 報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
(のれんの金額の重要な変動)
該当事項はありません。
(キャッシュ・フロー計算書に関する注記)
当第1四半期連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していません。なお、第1四半期連結累計期間に係る減価償却費(のれんを除く無形固定資産に係る償却費を含む。)およびのれんの償却額は、次のとおりです。
3.その他
生産、受注及び販売の実績
当第1四半期連結累計期間において、「プラットフォーム&サービス」事業における受注高が前年同期に比べ著しく増加しました。これは、大型案件の受注によるものです。
当第1四半期連結累計期間における生産実績は、以下のとおりです。
(注) セグメント間の取引は、相殺消去しています。
当第1四半期連結累計期間における受注実績は、以下のとおりです。
(注) セグメント間の取引は、相殺消去しています。
(3) 販売実績
当第1四半期連結累計期間における販売実績は、以下のとおりです。
(注) セグメント間の取引は、相殺消去しています。
独立監査人の四半期連結財務諸表に対する期中レビュー報告書
2024年8月15日
株式会社DTS
取締役会 御中
監査人の結論
当監査法人は、四半期決算短信の「添付資料」に掲げられている株式会社DTSの2024年4月1日から2025年3月31日までの連結会計年度の第1四半期連結会計期間(2024年4月1日から2024年6月30日まで)及び第1四半期連結累計期間(2024年4月1日から2024年6月30日まで)に係る四半期連結財務諸表、すなわち、四半期連結貸借対照表、四半期連結損益計算書、四半期連結包括利益計算書及び注記について期中レビューを行った。
当監査法人が実施した期中レビューにおいて、上記の四半期連結財務諸表が、株式会社東京証券取引所の四半期財務諸表等の作成基準第4条第1項及び我が国において一般に公正妥当と認められる四半期財務諸表に関する会計基準(ただし、四半期財務諸表等の作成基準第4条第2項に定める記載の省略が適用されている。)に準拠して作成されていないと信じさせる事項が全ての重要な点において認められなかった。
監査人の結論の根拠
当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる期中レビューの基準に準拠して期中レビューを行った。期中レビューの基準における当監査法人の責任は、「四半期連結財務諸表の期中レビューにおける監査人の責任」に記載されている。当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社及び連結子会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。当監査法人は、結論の表明の基礎となる証拠を入手したと判断している。
四半期連結財務諸表に対する経営者及び監査等委員会の責任
経営者の責任は、株式会社東京証券取引所の四半期財務諸表等の作成基準第4条第1項及び我が国において一般に公正妥当と認められる四半期財務諸表に関する会計基準(ただし、四半期財務諸表等の作成基準第4条第2項に定める記載の省略が適用されている。)に準拠して四半期連結財務諸表を作成することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない四半期連結財務諸表を作成するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
四半期連結財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき四半期連結財務諸表を作成することが適切であるかどうかを評価し、株式会社東京証券取引所の四半期財務諸表等の作成基準第4条第1項及び我が国において一般に公正妥当と認められる四半期財務諸表に関する会計基準(ただし、四半期財務諸表等の作成基準第4条第2項に定める記載の省略が適用されている。)に基づいて継続企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。
監査等委員会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。
四半期連結財務諸表の期中レビューにおける監査人の責任
監査人の責任は、監査人が実施した期中レビューに基づいて、期中レビュー報告書において独立の立場から四半期連結財務諸表に対する結論を表明することにある。
監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる期中レビューの基準に従って、期中レビューの過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。
・ 主として経営者、財務及び会計に関する事項に責任を有する者等に対する質問、分析的手続その他の期中レビュー手続を実施する。期中レビュー手続は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して実施される年度の財務諸表の監査に比べて限定された手続である。
・ 継続企業の前提に関する事項について、重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認められると判断した場合には、入手した証拠に基づき、四半期連結財務諸表において、株式会社東京証券取引所の四半期財務諸表等の作成基準第4条第1項及び我が国において一般に公正妥当と認められる四半期財務諸表に関する会計基準(ただし、四半期財務諸表等の作成基準第4条第2項に定める記載の省略が適用されている。)に準拠して作成されていないと信じさせる事項が認められないかどうか結論付ける。また、継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、期中レビュー報告書において四半期連結財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する四半期連結財務諸表の注記事項が適切でない場合は、四半期連結財務諸表に対して限定付結論又は否定的結論を表明することが求められている。監査人の結論は、期中レビュー報告書日までに入手した証拠に基づいているが、将来の事象や状況により、企業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。
・ 四半期連結財務諸表の表示及び注記事項が、株式会社東京証券取引所の四半期財務諸表等の作成基準第4条第1項及び我が国において一般に公正妥当と認められる四半期財務諸表に関する会計基準(ただし、四半期財務諸表等の作成基準第4条第2項に定める記載の省略が適用されている。)に準拠して作成されていないと信じさせる事項が認められないかどうかを評価する。
・ 四半期連結財務諸表に対する結論表明の基礎となる、会社及び連結子会社の財務情報に関する証拠を入手する。監査人は、四半期連結財務諸表の期中レビューに関する指揮、監督及び査閲に関して責任がある。監査人は、単独で監査人の結論に対して責任を負う。
監査人は、監査等委員会に対して、計画した期中レビューの範囲とその実施時期、期中レビュー上の重要な発見事項について報告を行う。
監査人は、監査等委員会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去するための対応策を講じている場合又は阻害要因を許容可能な水準にまで軽減するためのセーフガードを適用している場合はその内容について報告を行う。
利害関係
会社及び連結子会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
以 上