当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1) 業績の状況
当第1四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、政府の経済対策等により企業及び個人の所得拡大は底堅く推移し、海外の堅調な景気動向にも支えられ輸出も回復してきております。一方、実感無き景気拡大と言われるように先行きに対する不安から所得の拡大が消費の拡大へと結びつかないことなどによる停滞感や、米国の新大統領の就任後いまだ安定しない政権基盤による不透明感、欧州でのテロや北朝鮮の挑発行為といった地政学リスクについては引き続き憂慮される状況となっております。
このような経済環境のもと、当社グループにおいては、受注環境は順調に推移しております。売上に関しても、コンサルティング・システム開発事業、マネージメントサービス(BPO)事業とも前年同四半期を上回る実績を確保しております。売上総利益については、コンサルティング・システム開発事業において近年発生しておりました不採算プロジェクトに対する品質改善への取り組みにより生産性が改善したことや、マネージメントサービス(BPO)事業における稼働率改善、固定費を中心とした費用構造の改善効果が出てきたことにより、前年同四半期を上回る結果となりました。販売費及び一般管理費については売上増加・生産拡充に伴う採用コスト及び人件費の増加により前年同四半期比では増加しているものの、販管費比率では減少しております。
その結果として、当第1四半期連結累計期間における業績は、売上高5,378百万円(前年同四半期比7.2%増)、営業利益125百万円(前年同四半期は営業損失224百万円)、経常利益89百万円(前年同四半期は経常損失245百万円)、親会社株主に帰属する四半期純利益43百万円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純損失139百万円)となりました。
セグメントの業績は次のとおりであります。
①コンサルティング・システム開発事業
コンサルティング・システム開発事業の当第1四半期連結累計期間は売上高3,941百万円(前年同四半期比5.8%増)、セグメント利益87百万円(前年同四半期はセグメント損失131百万円)となりました。
会計システムのコンサルティングにつきましては、会計システム及びその周辺システムの再構築や同領域に係る業務改善に関して主要顧客を中心に受注を獲得しており、前年同四半期を上回る売上・利益を確保しております。
会計を中心としたシステム開発につきましては、受注・売上に関して主要顧客を中心に案件を獲得しており、前年同四半期を上回る結果となりました。また、利益につきましても近年発生しておりました不採算プロジェクトに対する品質改善への取り組みにより生産性が改善したことにより、前年同四半期を大きく上回る実績を確保しております。
銀行・証券・生損保等の金融業界のシステム開発につきましては、受注に関して主要顧客を中心に情報化投資案件を獲得しておりますが、金融業界全般的な情報化投資における低下傾向が継続しており、前年同四半期を下回る結果となりました。このため売上・利益につきましても前年同四半期を下回っております。
情報セキュリティに関する分野につきましては、受注は引き続き情報セキュリティに対するリスクへの関心は高く、多くの引き合いを受けているものの、前年同四半期を若干下回る結果となりました。売上につきましては前連結会計年度において好調であった受注を受けて、前年同四半期を上回る実績を確保しております。利益につきましては一部不採算プロジェクトが発生した前年同四半期に比べ改善していることに加え、利益が年度末に偏る傾向があることから期中における稼働率の改善などの取り組みを行った効果により、前年同四半期に比べ損失幅を縮小しております。
PLM(Product Lifecycle Management)支援ソリューションにつきましては、製造業を中心とした製品設計の効率化をもたらすソリューションを提供しており、従来のPLMパッケージでは実現出来なかった製品管理を可能にしたソリューションである「PLMconsole」を中心に案件を獲得しており、受注においては前年同四半期並の水準を確保しております。売上・利益につきましてはいずれも前年同四半期を上回る実績を確保しております。
②マネージメントサービス(BPO)事業
マネージメントサービス(BPO)事業の当第1四半期連結累計期間は売上高1,505百万円(前年同四半期比9.9%増)、セグメント利益43百万円(前年同四半期はセグメント損失100百万円)となりました。
静岡地区にて国内企業を中心とした給与・労務等に係わるアウトソーシングにつきましては、前年同四半期に引き続き堅調に推移しており、受注については前年同四半期をやや下回るものの、売上・利益については前年同四半期を上回る実績を確保しております。新潟地区に業務拠点を持つ人事・給与業務アウトソーシングサービス事業につきましては、受注については新規顧客の受注が大きかった反動で前年同四半期比では下回ったものの、受注環境は堅調に推移しております。また、売上についても順調に推移しております。利益につきましては固定費を中心とした費用構造の改善効果もあり利益を確保しております。
グローバル・シェアード・サービス事業につきましては、アジア進出企業向けBPOコンサルティングを中心に事業展開を行っております。受注については引き続き堅調に推移しております。売上については前年同四半期を若干下回るものの、利益についてはほぼ前年同四半期並の数値を確保しております。
外資系企業を中心とした経理・財務等のアウトソーシング及びITソリューションにつきましては、受注においては前年同四半期をやや下回るものの、売上・利益においては堅調に推移し、前年同四半期を大きく上回る結果となっております。
人材派遣につきましては、受注・売上ともおおむね前年同四半期並の数値を確保しております。一方、利益については前年同四半期同様一部フォローアップの対応が発生した影響により、損失を計上しております。
医療機関等に対する人材派遣・事務請負につきましては、受注・売上については計画していた受注水準まで至らず前年同四半期を若干下回る結果となっております。利益につきましては既存顧客での利益率の悪化もあり、当四半期においては損失を計上しております。
熊本でのBPOセンター事業につきましては、案件を順調に獲得し受注・売上は堅調に推移しております。一方、利益については売上拡大に伴う採用費の増加により損失を計上しております。
損害保険会社の保険代理店向けシステムサポートサービス事業につきましては、前年同四半期に比べ受注は減少しているものの、前連結会計年度後半より主要顧客における受注環境は堅調に推移しており、売上・利益については前年同四半期を上回る数値を確保しております。
(2) 経営方針・経営戦略等
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動に伴う研究開発費の金額は、6百万円であります。なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。