第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第2四半期連結累計期間において、新たに生じた事業等のリスク、または、前事業年度の有価証券報告書に記載された事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営上の重要な契約等】

 当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は契約等はありません。

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。

 なお、第1四半期連結累計期間より、「企業結合に関する会計基準」(企業会計基準第21号 平成25年9月13日)等を適用し、「四半期純利益」を「親会社株主に帰属する四半期純利益」としております。

 

(1)業績の状況

 当第2四半期連結累計期間(平成27年5月1日~平成27年10月31日)におけるわが国の経済は、個人消費の底堅い動きとともに、企業収益及び雇用情勢は改善傾向にあり、景気は緩やかな回復基調で推移しております。

 このような経済情勢のもと、当社グループは、調剤薬局の新規出店及びM&Aによる事業拡大をはじめ、医療モールの総合開発、都市型ドラッグストア事業を推進し、グループの事業規模及び収益拡大に努めてまいりました。

 また、平成27年11月1日付で持株会社体制へ移行し、グループ経営管理と業務執行を分離することにより、コーポレート・ガバナンスの向上を図るとともに、各セグメントにおける権限・責任の明確化及び経営の自主性を推進することで、さらなる事業規模の拡大に備えております。

 当第2四半期連結累計期間における業績は、売上高が1,069億2千4百万円(前年同期比21.2%増)、営業利益は59億1百万円(同39.5%増)、経常利益は60億8千4百万円(同36.7%増)となり、また、親会社株主に帰属する四半期純利益は32億9千5百万円(同30.5%増)となりました。

 セグメントの業績は次のとおりであります。

 

(医薬事業)

調剤薬局部門の既存店売上高は、新薬の処方増加に伴う処方箋単価の上昇により、引き続き増収傾向で推移しております。

 当社グループでは、調剤薬局に求められる「かかりつけ薬局」としての機能を発揮すべく、在宅対応を中心とした地域医療との連携、お薬手帳等を活用した薬剤に関する情報の一元的・継続的管理の強化、ジェネリック医薬品の使用を促進するとともに、それぞれの薬局が調剤薬局業務の全行程について、自ら検証・再構築する「考える薬局プロジェクト」にて業務効率の改善、患者サービスの拡充を進めております。

 営業開発においては、調剤薬局の新規出店及びM&Aを活用し、事業規模の拡大を推進しております。

 本年11月には、香川県を中心にグループ全体で調剤薬局41店舗を展開するNPホールディングス株式会社(香川県高松市)の子会社化を実施し、四国最大の調剤薬局チェーンである同社のグループ入りにより、同地区における店舗網の充実及び営業基盤の強化を進めております。

 当第2四半期連結累計期間の売上高は、959億4千万円(前年同期比21.0%増)、セグメント利益は81億9千3百万円(同43.5%増)と増収増益となりました。

 同期間の出店状況は、M&Aを含め、グループ全体で合計32店舗を出店し、5店舗の閉店により、当社グループにおける薬局総数は781店舗となりました。

 

(物販事業)

 ドラッグストア事業は、同業間による同質化競争、業種間を超えた統合・再編による競合により、なおも厳しい市場環境が続いております。

 当社グループでは、このような環境において、都市型ドラッグストア「アインズ&トルペ」の出店を継続的に実施するとともに、関連商品を中心とするMDの強化及びインバウンド需要獲得に取り組み、既存店における売上高は前年同期間を上回る結果となりました。

 また、当社オリジナルブランドとなる「リップス アンド ヒップス」及び「ココデシカ」の立ち上げに加え、株式会社資生堂より譲り受けた「アユーラ」ブランドの展開により、「アインズ&トルペ」のブランド力向上に努めてまいります。

 本年9月に開業した商業施設「Le trois(ル・トロワ)」(札幌市中央区)においては、札幌市大通地区の総合ビューティー複合ビルとしてプロモーションを推進し、客数・売上高ともに順調に推移しております。

 当第2四半期連結累計期間の売上高は、101億7百万円(前年同期比18.7%増)、セグメント損失は1億8千3百万円(前年同期は3千2百万円のセグメント利益を計上)となりました。

 同期間の出店状況は、「アインズ&トルペ」の形態により、マルイシティ横浜店(横浜市西区)、新宿東口店(東京都新宿区)及びル・トロワ店(札幌市中央区)を出店し、郊外型3店舗を閉店したことで、ドラッグストア店舗総数は56店舗となりました。

 

(その他の事業)

 その他の事業における売上高は8億7千5百万円(前年同期比96.9%増)、セグメント損失は4億4千4百万円(前年同期は2億3千5百万円の損失)となりました。

 

(2)財政状態に関する分析

 当第2四半期連結会計期間末における総資産の残高は、前連結会計年度末より195億7千1百万円増の1,337億2千1百万円となりました。

 主な要因は、現金及び預金のほか、新規出店及びM&Aによる事業規模の拡大に伴い、たな卸資産、土地・建物等の有形固定資産が増加したことに加え、商標権が増加したことによるものであります。

 負債の残高は、172億3千1百万円増の833億3千5百万円となりました。

 短期及び長期借入金の残高は、97億8千7百万円増となる237億5千8百万円となりました。

 純資産の残高は、23億3千9百万円増の503億8千5百万円となり、自己資本比率は4.4ポイント減少となる37.6%となりました。

 

(3)キャッシュ・フローの状況

 当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は、前連結会計年度末に比べ112億6千1百万円増の306億5千万円となりました。

 各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

 当第2四半期連結累計期間における営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前四半期純利益58億2千5百万円、減価償却費14億1千7百万円、のれん償却額13億3千9百万円を主な収入要因として、また、法人税の支払額23億1千6百万円を主な支出要因として、92億2千1百万円の収入(前年同期は48億2千2百万円の収入)となりました。

 投資活動によるキャッシュ・フローは、有形及び無形固定資産の取得による支出44億2千7百万円、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出11億3千1百万円を主な要因として、61億1千7百万円の支出(前年同期は19億7百万円の支出)となりました。

 財務活動によるキャッシュ・フローは、短期及び長期の借入れと返済の差額が94億6千万円の借入れとなり、また、配当金の支払額9億5千1百万円を主な要因として、81億5千7百万円の調達(前年同期は31億7千万円の支出)となりました。

 

(4)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第2四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題について重要な変更はありません。

(5)研究開発活動

  該当事項はありません。