文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1)業績の状況
当第3四半期連結累計期間(平成28年5月1日~平成29年1月31日)におけるわが国の経済は、個人消費に持ち直しの動きがみられ、景気は、一部に改善の遅れもみられますが、緩やかな回復基調が続いております。企業収益については、高い水準にあるものの改善に足踏みをしております。
このような経済情勢のもと、当社グループは、調剤薬局の新規出店及びM&Aによる事業拡大をはじめ、都市型ドラッグストア事業を推進し、グループの事業規模及び収益拡大に努めてまいりました。
当第3四半期連結累計期間における業績は、売上高が1,821億円(前年同期比7.5%増)、営業利益は95億9千1百万円(同4.1%減)、経常利益は100億1千9百万円(同2.9%減)となり、また、親会社株主に帰属する四半期純利益は54億3千8百万円(同1.7%減)となりました。
セグメントの業績は次のとおりであります。
(医薬事業)
平成28年4月の調剤報酬改定では、いわゆる門前薬局の評価が見直される一方、患者本位の医薬分業の実現に向けて、かかりつけ薬剤師・薬局となることが強く求められる内容となりました。
当社グループでは、引き続き、「かかりつけ薬剤師・薬局」としての機能を発揮すべく、在宅対応を中心とした地域医療との連携、お薬手帳等を活用した薬剤に関する情報の一元的・継続的管理の強化及びジェネリック医薬品の使用を促進しております。
営業開発においては、調剤薬局の新規出店及びM&Aを活用し、事業規模の拡大を推進しております。
平成28年12月には、全国にグループ全体で調剤薬局115店舗を展開する株式会社葵調剤(宮城県仙台市)の子会社化を実施したことにより、薬局店舗数は、全国47都道府県で1,000店舗を超える規模となりました。地域医療のインフラとして、さらなる店舗網の充実を進めてまいります。
当第3四半期連結累計期間の売上高は、1,625億9千9百万円(前年同期比7.1%増)、セグメント利益は130億2千9百万円(同2.3%減)と増収減益となりました。
同期間の出店状況は、M&Aを含め、グループ全体で合計202店舗を出店し、14店舗の閉店により、当社グループにおける薬局総数は1,069店舗となりました。
(物販事業)
ドラッグストア事業は、同業間による同質化競争、業種間を超えた統合・再編による競合により、なおも厳しい市場環境が続いております。
当社グループでは、このような環境において、都市型ドラッグストア「アインズ&トルペ」の出店を継続的に実施するとともに、既存店の改装及び関連商品を中心とするMDの強化による集客力向上に努めております。また、「リップス&ヒップス」及び「ココデシカ」を始めとするオリジナルブランドを積極的に展開することにより、粗利率は向上しております。
当第3四半期連結累計期間の売上高は、159億7百万円(前年同期比2.0%増)、セグメント損失は5億7千8百万円(前年同期は3億3千6百万円の損失)となりました。
同期間の出店状況は、「アインズ&トルペ」の形態により、コレットマーレ桜木町B1店(横浜市中区)、銀座並木通り店(東京都中央区)、北千住マルイ店(東京都足立区)、コレットマーレ桜木町店(横浜市中区)を出店したことに加え、オリジナルブランドを中心とした LIPS and HIPS Style Store 新さっぽろサンピアザ店(札幌市厚別区)を出店し、5店舗を閉店したことで、ドラッグストア店舗総数は52店舗となりました。
(その他の事業)
その他の事業における売上高は35億9千3百万円(前年同期比88.1%増)、セグメント損失は11億1千4百万円(前年同期は7億8千6百万円の損失)となりました。
(2)財政状態に関する分析
当第3四半期連結会計期間末における総資産の残高は、前連結会計年度末より143億3千6百万円増の1,542億2千4百万円となりました。
主な要因は、新規出店及びM&Aによる事業規模の拡大に伴いのれんやたな卸資産が増加した一方で、売掛金が減少したことによるものであります。
負債の残高は、100億2千8百万円増の965億9千1百万円となりました。
短期及び長期借入金の残高は、110億1千9百万円増となる315億6千3百万円となりました。
純資産の残高は、43億7百万円増の576億3千2百万円となり、自己資本比率は0.8ポイント減少となる37.3%となりました。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。