第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

  当第1四半期連結累計期間において、新たに生じた事業等のリスク、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

(1)財政状態の状況

当第1四半期連結会計期間末における総資産の残高は、前連結会計年度末より52億2千5百万円減の1,882億2千5百万円となりました。主な要因は、現預金及び売掛金が減少したことによるものであります。

負債の残高は、41億2千9百万円減の783億1千8百万円となりました。主な要因は、預り金が増加した一方で、買掛金、未払法人税等及び借入金の残高が減少したことによるものであります。

短期及び長期借入金の残高は、9億4千2百万円減となる51億3千2百万円となりました。

純資産の残高は、10億9千6百万円減の1,099億7百万円となり、自己資本比率は1.1ポイント改善となる58.4%となりました。

(2)経営成績の状況

当第1四半期連結累計期間(2020年5月1日~2020年7月31日)におけるわが国の経済は、新型コロナウイルス感染症の影響により、依然として厳しい状況となっております。

このような経済情勢のもと、当社グループは、調剤薬局及びコスメ&ドラッグストアの新規出店による事業拡大に加え、コストの見直しにより、グループの事業規模及び収益拡大に努めてまいりました。

また、患者様・お客様に安心してご利用いただくべく、店舗での感染予防策を徹底するとともに、従業員に対しても感染予防策の実施を徹底することにより、継続的な医療・小売サービスの提供に努めてまいります。

当第1四半期連結累計期間における経営成績は、売上高が714億6千3百万円(前年同期比1.4%減)、営業利益は11億6千4百万円(同70.3%減)、経常利益は16億5千4百万円(同60.7%減)となり、また、親会社株主に帰属する四半期純利益は8億4千6百万円(同62.2%減)となりました。

セグメントの経営成績は次のとおりであります。

(ファーマシー事業)

 本年4月の調剤報酬改定では、地域におけるかかりつけ機能に応じた適切な評価と対物業務から対人業務への構造的な転換を推進することを目的として評価の重点化と適正化が行われました。

 また、段階的に施行されている「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律等の一部を改正する法律」(改正薬機法)において、本年9月より、薬剤師が調剤時に限らず必要に応じて服薬状況の把握・指導を行うことが義務化されたほか、一定のルールの下において、全国でオンライン服薬指導が可能となりました。

 当社グループでは、引き続き、「かかりつけ薬剤師・薬局」としての機能を発揮するべく、地域医療連携、お薬手帳等を活用した薬剤に関する情報の一元的・継続的な把握とそれに基づく薬学的管理・指導の強化を行うとともに、患者様が住み慣れた地域で安心して医療提供を受けられるよう、調剤薬局全店においてオンライン服薬指導に対応可能な体制を整えております。

 本年7月には、地方における通院が困難な方に対する将来的な医療サービスの継続提供を目指して、国内で初めて、オンライン診療・オンライン服薬指導と連動した、ドローンによる処方箋医薬品配送の実証実験を行いました。

 営業開発においては、大型薬局の積極的な出店とM&A基準の引き上げに加え、小規模店舗の撤退を出店戦略とし、さらなる事業規模の拡大と店舗運営の効率化を推進しております。

 なお、新型コロナウイルス感染症の影響による外来受診抑制を受け、処方箋枚数の減少が見られましたが、現在は緩やかな回復傾向にあります。

当第1四半期連結累計期間の売上高は、628億8千8百万円(前年同期比2.9%減)、セグメント利益は34億5千8百万円(同28.0%減)と減収減益となりました。

同期間の出店状況は、M&Aを含め、グループ全体で合計3店舗を出店し、10店舗の閉店により、当社グループにおける薬局総数は1,081店舗となりました。

(リテール事業)

コスメ&ドラッグストア事業は、新型コロナウイルス感染症の影響等により、厳しい市場環境が続いております。

社グループでは、このような環境において、コスメ&ドラッグストア「アインズ&トルペ」の大都市圏への継続的な出店に加え、各店舗に応じた戦略的な売り場づくりを行うとともに、「AINZ&TULPE WEBSTORE 公式ECサイト」を開設し、顧客の利便性ならびにサービスの向上を図っております。

当第1四半期連結累計期間の売上高は、42億9千6百万円(前年同期比34.5%減)、セグメント損失は2億9千2百万円(前年同期は2億3千万円の利益)となりました。

同期間の出店状況は、3店舗を出店し、2店舗を閉店したことで、コスメ&ドラッグストア総数は64店舗となりました。

(その他の事業)

その他の事業においては、本年3月に売店事業を取得したことにより、売上高は43億8百万円(前年同期比281.4%増)、セグメント損失は2億9千6百万円(前年同期は5千1百万円の損失)となりました。

(3)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第1四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題について重要な変更はありません。

(4)研究開発活動

 該当事項はありません。

3【経営上の重要な契約等】

 1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。