当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態の状況
当第2四半期連結会計期間末における総資産の残高は、前連結会計年度末より60億7千万円増の1,995億2千1百万円となりました。主な要因は、売掛金が減少した一方で、現預金が増加したことによるものであります。
負債の残高は、53億5千4百万円増の878億2百万円となりました。
短期及び長期借入金の残高は、77億8千4百万円増となる138億5千9百万円となりました。
純資産の残高は、7億1千5百万円増の1,117億1千9百万円となり、自己資本比率は1.3ポイント減少となる56.0%となりました。
(2)経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間(2020年5月1日~2020年10月31日)におけるわが国の経済は、新型コロナウイルス感染症の影響が長期化したことにより、依然として厳しい状況となっておりますが、政策の効果等により持ち直しの動きもみられます。
このような経済情勢のもと、当社グループは、調剤薬局及びコスメ&ドラッグストアの新規出店による事業拡大に加え、コストの見直しにより、グループの事業規模及び収益拡大に努めてまいりました。
また、患者様・お客様に安心してご利用いただくべく、店舗での感染予防策を徹底するとともに、従業員に対しても感染予防策の実施を徹底することにより、継続的な医療・小売サービスの提供に努めております。
当第2四半期連結累計期間における経営成績は、売上高が1,453億5千2百万円(前年同期比0.3%減)、営業利益は39億2千7百万円(同53.0%減)、経常利益は45億1千7百万円(同48.4%減)となり、また、親会社株主に帰属する四半期純利益は26億3千万円(同43.1%減)となりました。
セグメントの経営成績は次のとおりであります。
(ファーマシー事業)
段階的に施行されている「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律等の一部を改正する法律」(改正薬機法)において、本年9月より、薬剤師が調剤時に限らず必要に応じて服薬状況の把握・指導を行うことが義務化されたほか、一定のルールの下において、全国でオンライン服薬指導が可能となりました。
当社グループでは、引き続き、「かかりつけ薬剤師・薬局」としての機能を発揮するべく、地域医療連携、お薬手帳等を活用した薬剤に関する情報の一元的・継続的な把握とそれに基づく薬学的管理・指導の強化を行うとともに、患者様が住み慣れた地域で安心して医療提供を受けられるよう、調剤薬局全店においてオンライン服薬指導に対応可能な体制を整えております。
本年7月には、地方における通院が困難な方に対する将来的な医療サービスの継続提供を目指して、国内で初めて、オンライン診療・オンライン服薬指導と連動した、ドローンによる処方箋医薬品配送の実証実験を行いました。
営業開発においては、大型薬局の積極的な出店とM&A基準の引き上げに加え、小規模店舗の撤退を出店戦略とし、さらなる事業規模の拡大と店舗運営の効率化を推進しております。
新型コロナウイルス感染症の影響による長期処方の増加により処方箋単価が上昇する一方で、処方箋枚数は減少しております。また、店舗運営効率化を目的とした前期64店舗閉店・事業譲渡の影響もあり、減収減益となりましたが、現在、処方箋枚数については緩やかな回復傾向にあります。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は、1,280億2千9百万円(前年同期比1.9%減)、セグメント利益は83億7千万円(同17.8%減)となりました。
同期間の出店状況は、M&Aを含め、グループ全体で合計10店舗を出店し、6店舗を閉店、22店舗を事業譲渡したことにより、当社グループにおける薬局総数は1,070店舗となりました。
(リテール事業)
コスメ&ドラッグストア事業は、新型コロナウイルス感染症の影響等により、厳しい市場環境が続いております。
当社グループでは、このような環境において、コスメ&ドラッグストア「アインズ&トルペ」の出店を大都市圏の中でも好調なベッドタウンのターミナル駅周辺等をターゲットとする出店戦略に転換を行い、各店舗に応じた戦略的な売り場づくりを行っております。また、「AINZ&TULPE WEBSTORE 公式ECサイト」を開設し、顧客の利便性ならびにサービスの向上を図っております。
当第2四半期連結累計期間の売上高は、93億8千8百万円(前年同期比28.3%減)、セグメント損失は10億1千4百万円(前年同期は4億4千2百万円の利益)となりました。
同期間の出店状況は、5店舗を出店し、5店舗を閉店したことで、コスメ&ドラッグストア総数は63店舗となりました。
(その他の事業)
その他の事業においては、本年3月に売店事業を取得したことにより、売上高は79億8千7百万円(前年同期比245.9%増)、セグメント損失は4億3千5百万円(前年同期は1億3千3百万円の損失)となりました。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は、前連結会計年度末に比べ83億8千5百万円増の543億1千6百万円となりました。
各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
当第2四半期連結累計期間における営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前四半期純利益45億2千4百万円、減価償却費20億2千4百万円、のれん償却額22億2千5百万円を主な収入要因として、また、法人税等の支払額34億4千6百万円を主な支出要因として、64億4千1百万円の収入(前年同期は60億2千4百万円の収入)となりました。
投資活動によるキャッシュ・フローは、有形及び無形固定資産の取得による支出29億7千4百万円を主な支出要因として、37億5千9百万円の支出(前年同期は43億6千1百万円の支出)となりました。
財務活動によるキャッシュ・フローは、短期及び長期の借入れと返済の差額が77億8千万円の調達となり、配当金の支払額19億4千8百万円を主な支出要因として、57億2百万円の調達(前年同期は51億円の支出)となりました。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。
当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。