当第1四半期連結累計期間において、新たに生じた事業等のリスク、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態の状況
当第1四半期連結会計期間末における総資産の残高は、前連結会計年度末より159億3千2百万円増の2,283億9千4百万円となりました。主な要因は、のれん及びM&Aを含む新規出店により商品等が増加したことによるものであります。
負債の残高は、161億6千9百万円増の1,096億2千万円となりました。主な要因は、買掛金や借入金が増加したことによるものであります。
短期及び長期借入金の残高は、69億2千6百万円増となる153億8千5百万円となりました。主な要因は、当第1四半期連結会計期間において、新たに連結の範囲に含めた子会社によるものであります。
純資産の残高は、2億3千6百万円減の1,187億7千3百万円となり、自己資本比率は4.0ポイント減となる52.0%となりました。
(2)経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間(2022年5月1日~2022年7月31日)におけるわが国の経済は、新型コロナウイルス感染症の影響による厳しい状況が続く中、万全な感染対策により、個人消費、景気は緩やかな持ち直しの傾向が見られています。しかしながら、金融資本市場の変動や原材料価格の上昇、供給面での制約等のリスクを持ちあわせており、未だ先行きは不透明なものとなっております。
このような経済情勢の中、当社グループはマテリアリティでもある「地域医療への貢献」「美しさと健やかさの提供」を使命とし、新型コロナウイルス感染症への感染対策を徹底し、医療・小売サービスの提供に努めてまいりました。また、地域医療の一翼を担うべく、薬局における抗原検査・PCR検査の実施、抗原検査キットの取り扱い、発熱患者様への電話服薬指導及び医薬品の迅速なお届け等、薬局・薬剤師の責務を果たすべく、積極的に対応してまいりました。
当社は2022年5月23日、全国に調剤薬局約100店舗を展開する株式会社ファーマシィホールディングスの全株式を取得し、子会社化いたしました。同社を当社グループに迎えたことにより、1,200店舗を超えた薬局において、相互の事業ノウハウを融合することで、更なる患者サービスの充実を実現し、全国における地域医療のインフラとして企業価値を高めてまいります。
当社グループは、深刻化する気候変動問題について、持続可能な社会実現のために重要な課題のひとつとして認識し、マテリアリティ「環境保護・負荷低減」に取り組んでおります。2022年4月の「気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)※」の最終報告書(TCFD提言)への賛同、TCFDコンソーシアムへの参加に加え、2022年7月にはTCFD提言が推奨する4つの開示項目について整理・設定し、コーポレートサイトにおいて開示いたしました。今後も、持続可能な社会の実現に向けて、お客様はじめ多様なステークホルダーの皆様のことを考え、自ら変化し行動することで、企業の持続的な成長と、社会・環境・経済価値を創出し、サステナビリティ経営を実現してまいります。
当第1四半期連結累計期間における経営成績は、売上高が814億7千万円(前年同期比8.6%増)、営業利益は27億5千3百万円(同5.4%増)、経常利益は30億8千9百万円(同7.9%増)となり、また、親会社株主に帰属する四半期純利益は17億4百万円(同30.2%増)となりました。
※TCFD:「気候関連財務情報開示タスクフォース(Task Force on Climate-related Financial Disclosures)」の略。G20財務大臣及び中央銀行総裁の意向を受け、金融安定理事会(FSB)が設置。2017年6月に最終報告書「TCFD提言」を公表
セグメントの経営成績は次のとおりであります。
(ファーマシー事業)
当社グループの薬局では、地域医療の一翼を担うべく、強い使命感を持ち、新型コロナウイルス感染症に対して全力で取り組んでまいりました。全国約800の薬局において抗原・PCR検査無料実施へ対応しているほか、ほぼ全店において抗原検査キットを取り扱う等、薬局の果たすべき役割に真摯に取り組んでおります。
また、地域全体で求められる薬局の在り方として、専門医療機関連携薬局や地域連携薬局、地域の薬局等との相互連携が重要と考えております。大学病院等の地域の基幹病院から地域のかかりつけ医に戻る際、患者様にとって有益で質の高い薬局サービスの提供につなげられるよう、必要な情報連携の検討や研修会の共同開催等、薬局間の連携強化についての取り組みを推進しております。今後も、患者様が継続してよりよい薬局サービスをうけることが可能な地域包括ケアの実現と、薬物治療の質の向上に向けて、積極的に取り組んでまいります。
営業開発においては、2022年5月に株式会社ファーマシィホールディングスの約100店舗をグループに迎えました。引き続き、大型薬局の積極的な出店と投資回収を重視したM&Aを出店戦略とし、さらなる事業規模の拡大を行うとともに、店舗運営の効率化を推進してまいります。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間においては、売上高は724億8千2百万円(前年同期比8.5%増)、セグメント利益は47億3千1百万円(同3.0%減)となりました。
同期間の出店状況は、M&Aを含め、グループ全体で合計117店舗を出店し、5店舗の閉店、1店舗の事業譲渡により、当社グループにおける薬局総数は1,210店舗となりました。
(リテール事業)
コスメ&ドラッグストア事業は、新型コロナウイルス感染症の影響により、依然として厳しい市場環境が続いておりますが、当社グループでは、引き続き商品力の強化や魅力的な売り場づくり、確実に収益が見込める立地への出店及びコスト適正化を進めてまいりました。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は、60億8千6百万円(前年同期比20.2%増)、セグメント利益は1億6千4百万円(前年同期は5億3百万円の損失)となりました。
同期間の出店状況は、2店舗を出店し、1店舗を閉店したことで、コスメ&ドラッグストア総数は79店舗となりました。
(その他の事業)
その他の事業においては、売上高は29億2千万円(前年同期比7.1%減)、セグメント利益は4百万円(同63.3%減)となりました。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。
当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。